bostonredさんのクチコミ(65ページ)全1,377件

土砂崩れによる脱線事故で運休になってから２年以上経った２０１２年１０月に訪れました。
国道に押角駅の標識があるので場所はすぐわかります。
道の脇に車が駐車できるスペースがあります。（砂利敷きの駅前広場？）
小川を橋で渡るとすぐに線路が見えます。
左に少し歩くとホームが見えます。
秘境駅で有名でしたがその割にはアクセクしやすい駅です。
なお橋はかなり傷んでいるのでもうすぐ通行できなくなると思います。

震災から１年半後に鉄道ファンとして三陸の状況を見ておこうと思い仙台からレンタカーで海沿いを走りました。
仙石線の手樽駅は海から１キロ内陸にあるので津波の被害はないようです。
駅周辺も震災の被害をのこすものはなく田舎の風景が広がっています。

仙石線の東名駅に震災の１年半後に行きました。
海に近い場所に位置しているので津波の被害もかなりのものだったようで駅の施設はホームしか残っていませんでした。
駅前も民家はなくなっていて空き地が広がっているだけでした。
２０１５年に東名駅は山側に移転して運転再開されるそうです。

三陸鉄道南リアス線の三陸駅に震災から１年半後に訪れました。
ホームから海が見えます。
海まで数百メートルしかないのですが駅に施設に被害の跡は見当たりません。
訪問した２０１２年１０月には南リアス線は全線運休していました。

近鉄で伊勢から名古屋に行く途中に近鉄四日市駅で降りました。
全国でも数少ない線路の間隔が７６２ｍｍの特殊狭軌（ナロゲージ）の内部線への乗換えは改札を出て陸橋で道路を渡り３分程歩きます。
線路が狭いので車両も小さいです。
かわいい感じのする列車です。

盛駅は大船渡線の終着駅で三陸鉄道と接続しています。
震災の１年半後に訪れました。
駅は大船渡湾から２キロ半ほど内陸に位置しているので駅やその周辺の被害は少ないようでした。
駅には列車が停車していますが運休は続いています。

気仙沼線の松岩駅に震災から１年半後に行きました。
気仙沼湾から３００メートルくらいの場所にあります。
駅を示すものはホームの残骸だけですので「駅があった」というべきでしょうか。
震災前の航空写真をみると駅の周りには民家が多く建っているのですが空き地が広がるだけでした。

震災の１年半後に訪れました。
山田線の宮古から釜石と三陸鉄道は運転を休止していましたが山田線の盛岡までは営業していたので駅はいつもどおりの感じです。
盛岡や釜石へのバスも頻繁に発着するので三陸の中で一番活気のある駅前でした。
商店も通常営業していました。

第一駐車場に遊覧船の出発時刻の１０分前に着きました。
近くに係員がいて乗り場までの行き方を教えてくれます。
また係員は乗り場に連絡して私が乗り場に到着するまで出航を待つように言ってくれました。
出航間際のこの業務連絡はありがたかったです。
乗り場までは遊歩道を５分くらい下ります。
船上からの浄土が浜の景色は心が落ち着く感じがしました。

茂市は山田線の駅です。
かつてはこの駅から赤字で有名だった岩泉線が分岐していましたが２０１４年４月に廃止になりました。
茂市を通る列車は上下合わせても２０本にも満たないので２０１２年１０月に訪れた時は駅前に人影はありませんでした。

日永駅は全国でも珍しい線路の間隔が７６２ｍｍの特殊狭軌（ナロゲージ）の近鉄八王子線・内部線の駅です。
この駅で八王子線と内部線が分岐します。
全線単線なので列車交換もおこなわれます。
写真は内部発四日市行きの列車と四日市発西日野行の両列車が停車している風景です。
いい風情です。

岩泉線の岩手大川駅は国道３４０号線を大川小学校方面に曲がり１キロほど走った民家が１０件くらいある集落にあります。
２０１２年１０月に訪れた時は土砂崩れにより運休して２年経過していて線路は草に覆われつつありました。

２０１２年１０月に訪れたときはまだ休止扱いでした。
構内は広く後記機関車時代に使った給水塔がいい感じで残っています。
岩泉線はかなりの赤字路線だったので土砂崩れの復旧工事は行わず２０１４年４月に廃止になってしまいました。

２０１４年４月に廃止された岩泉線の終着駅です。
列車が走っていたころは龍泉洞への玄関口でした。
２０１２年１０月の訪問時は運休扱いで駅舎やホームは綺麗に整備されていました。
運転休止から２年も過ぎているとは思えない風景です。

気仙沼線の蔵内駅は港から３００メートルほど離れた海抜２０メートルくらいのところに位置しています。
小高い所の駅なので津波は到達したようですが被害はなかったみたいです。
気仙沼線は被害の流失して被害の大きい駅が多いので無事な姿を見てほっとしました。

気仙沼線の陸前港駅は海岸から４００ｍ離れた海抜１０ｍぐらいのところに位置しています。
震災の１年半後に訪れました。
駅の周りまで津波は襲ったようですが何とかホームは残っています。
駅の南側の橋梁は流されて跡形もありません。

震災から１年半後に仙台から車で海沿いを北上して陸前高田に到着。
市街地には何もあありません。
土ぼこりの中をダンプカーが走っているだけの風景に言葉を失いました。
ホームの残骸だけがかつてここに陸前高田駅があったことを示すものでした。

震災から１年半後に三陸の鉄道の被害状況を見ようと思い仙台から車で海沿いを北上しました。
橋梁や築堤が流失しているところが多く「鉄道の復活は難しいかもしれない」などと思いながら気仙沼駅に着きました。
被害はほとんどなかったのか大船渡線の一関から気仙沼間は運転を再開していました。
ホームの列車を見てほっとした気分になりました。

震災の１年半後に訪れました。
南気仙沼駅は気仙沼市街の南東に位置していました。
震災前の航空写真を見ると駅周辺は商店や住宅が密集しています。
訪問時はホームの残骸だけが残る駅前から見渡しても津波の被害甚大で建物はひとつも見えませんでした。

震災の１年半後に訪れました。
気仙沼湾のすぐ近くに位置しているので津波の被害もおおきかったようです。
気仙沼線はＢＲＴに転化して営業を再開していますが最知は一番早く工事が進んだ区間です。
陸前最上から最知の間は線路跡がＢＲＴ専用軌道として活用されています。