琉球熱さんのクチコミ(132ページ)全3,995件

黒島の玄関口です。
石垣から30～35分、来島者も決して多くありません。
この待合所もこじんまりしています。畳スペースが有るのが笑えます。
待合所に隣接して売店がありますが、飲み物等は有人販売、船の発着に合わせて開店します。
無人売店のコーナーは、手作りのアクセサリーや小物が置かれています。
ここの乗船券売り場のおばあには要注意。臨時便等を把握しておらず、かなりいい加減な返答をします。わたしはそれで一つ乗り逃がしました(笑)

黒島港から仲本海岸に向かい、集落に入るところにあります。
黒島では貴重な、日中営業している食堂です。
予備知識もなく入ったのですが、そばが美味い！
これは意外な発見、観光客向けに適当に作っているかも、という不安は一掃されました。
店内はまさに『島の食堂』で飾り気もなく、テーブル席と座敷があります。
民宿も併設しています。

宮里海岸に向かう途中、ビジターセンターの敷地の隅にある史跡です。
黒島を統治するために置かれた村番所跡、つまり役所跡です。
当時は首里王府派遣の役人が常駐して、人頭税の徴収や島に出入りする船舶などの管理をしていたとのことですが、あくまで「跡地」で看板があるだけです。
もうちょっと何か「見せる工夫」があっても良いかな？と思います。

仲本海岸の手前、「番所跡」が敷地内にあります。
島の歴史、昔使用されていた民具や、農具、生活用品などが置かれているほか、壁に大きく描かれた黒島の海の生き物などの絵、天井からは黒島に昔から伝わる民謡の一部が記された芭蕉布が飾られ、黒島のことを深く知ることができます。
黒島のことをじっくりと理解することができます。

港の反対側にある、黒島随一のビーチです。
黒島に来る人は必ず訪れる場所ではないでしょうか？
6年ぶりに来てみましたが、時間帯が悪く干潮。思い切り引いた状態だったので、景観も悪くがっかり。
それでもシュノーケルをやろうとしている人は何人かいて、黒島定番のスポットであることは間違いありません。

仲本海岸の隣に位置します。
ちょうどビジターセンターの裏手に当たります。
仲本海岸が今ひとつだったので、ここでシュノーケルをしましたが、海岸からかなり離れないと魚影は望めません。
砂地に藻場が続くため、水中の景観は地味、透明度も今ひとつです。
ただ、満潮時や時期によってはもう少しよくなるかもしれません。
いくつかの根にはそれでも小魚はいて、サザナミヤッコの幼魚も見られました。
仲本海岸と違って東屋もなく、売店もありませんので、それなりの準備が必要です。

初めて訪れた黒島で、波照間のニシハマよりも美しいと感動したビーチ。
どうやらそれは過去の話、砂浜はえぐられ、大量の藻とゴミが打ち上げられ･･･

以前はコバンアジなども見られましたが、今や藻ばかりでとてもシュノーケルできる状態ではありませんでした。
非常に残念です。

島の中央、黒島の小中学校のすぐ近くにある展望台です。
登ればそれなりの景観で、視界いっぱいに牧草地が広がり、牧歌的な風景を見ることができます。
多くを期待しないからでしょうか、意外にオススメスポットではないかと思います。

その名の通り、港から東筋集落へ向かう道です。
「日本の道100選」に認定されており、東筋集落の突き当りにプレートが埋め込まれた記念碑があります。
ただし、認定された頃は未舗装、認定後に舗装されたという妙な道でもあります。
それでも、この道路は東筋集落から港まで行く重要な生活道路でもあるので、島民にとってはこの方が良いのでしょう。

この名前を聞けば、黒島の伝統的な芸能・技能を見学できるものと思うのが普通ではないでしょうか？
しかしさにあらず、この施設は島民のためのもので、いわば公民館・集会場のような性格のものです。
東筋集落にあるので場所はすぐわかりますが、よそ者は入れません、と言いますか入っても意味がありません。

伊古桟橋と言えば、以前は「途中で崩落している古い桟橋」だったのですが、現在はすっかり修復されてしまいました。
安全面を考えれば修復した方が良いのでしょう、しかしあの崩落具合が良い味を醸し出していただけに少々残念ではあります。
桟橋はかなりの長さ、先端まで行くのはなかなか大変です。
訪れた時は干潮で、景観としては全くダメでした。
今は袂に東屋があり、そのベンチはなんと牛です。黒島らしいですね。

西表島の玄関とも言える上原港、その船客ターミナルです。
広い待合室には乗船券売場と売店（ゆりみな）があります。
逆に言えばそれだけの施設ですが、船が着くたび送迎のクルマ・人で賑わいます。
この雰囲気がまさに「島」、いい感じです。

西表島上原港のデンサーターミナル内にある売店。
なぜこれが「グルメ・レストラン」になってしまうのか、相変わらずの“４トラ基準”。

それはさておき、島内に散在する西表土産が（全てではないにしろ）ここで賄えるメリットがあります。Ｔシャツやポストカードなどをはじめ、ジャムや季節によって果物なども。
港近くに宿を取っているなら、船の発着時を避けて覗いてみるのも良いと思います。（発着時は多少混雑するので）
また、フレッシュジュースやコーヒーなどの飲み物も販売しているので、待ち時間に利用するには最適でしょう。

無謀にも真夏の炎天下、徒歩で島内を散策。500mlのペットボトルなどはすぐになくなり、猛烈に渇いていたところで発見。否も応もなく冷たい飲み物をオーダー。
潮風が吹き抜ける食堂で海を眺めながら、生き返りました。
後で聞いた話では、私たちが休憩したのは、食事用の別棟。宿泊は集落内にあるそうです。（そう言えば集落内に看板があった）
食堂ではありますが、それはあくまで宿泊者向けとのことで、外来者向けには「食事はない」と言われました。飲み物だけなら受付けてくれるようです。

鳩間港ターミナルの裏手にひっそりと建っている慰霊碑。
戦時中の西表への強制疎開によってマラリアに罹患し命を落とした人々への慰霊碑です。
碑文には書かれていませんが、西表の疎開地はおそらく南風見でしょう。
戦時中、この地域はマラリアが流行しており、波照間から強制疎開させられた人々も多くが命を落としています。
強制疎開さえなければ落とさずに済んだかもしれない命、戦争の悲惨さ・理不尽さは必ず弱者へのしわ寄せとなって現れることを肝に命じておきたいものです。
強制疎開を命じたのは軍部、それも住民から敵国への情報漏洩を恐れたからであって、住民を守るためではなかったことも、同時に記憶しておくべきでしょう。

島の西側に面する数少ないビーチで、北側に比べて波が穏やかで西表島を望むことができます。BEGINの「恋の島・鳩間島」にも登場する浜としても有名です。

西向きなので夕日ウォッチングのポイントとのことですが、ビーチは遠浅、砂地のため、魚影はほとんどなし、シュノーケルには不適です。

また、時期にもよるのでしょうが、私たちが行った時は漂着ゴミが多く、お世辞にもきれいなビーチとは言えない状態でした。

ここには木々があるので木陰でのんびり海を眺めるにはオススメです。
（ただし、早く行かないと木陰はすぐに占領されます）

島の公民館の庭の一部にある石碑です。どうやら当初は公民館があった場所に学校があったようで、後に現在の場所に移転したようです。
小説「子乞い」やＴＶドラマ「瑠璃の島」を見ると、小さな離島だけに、学校がとても重要な存在だったことが伺えます。
離島留学制度や里子引き取りなどで小学校を守ったということですが、その鳩間小学校発祥の地だそうです。

港の反対側にある小さなビーチです。
港から、集落を抜ける道を直進して行きますが、夏は自転車を借りた方が良いですね。私たちは少々なめていて徒歩で行きましたが、えらい目に遭いました(笑)
小さな島とは言え、真夏の炎天下ではきついです。

ビーチは狭く日陰もほとんどありません。私たちが行った時は誰もおらず貸切り状態。
魚影は決して濃くありませんが、それなりに楽しめます。何より景観が素晴らしいので、満足でした。飲み物持参、必須です。

鳩間島中央部にある森で、標高33.8ｍながら鳩間島最高地点です。
そのためここからの眺望は素晴らしく、琉球民謡「鳩間節」はここからの素晴らしい眺めを唄ったものと伝えられています。
この先の道を進み階段を上がった先に灯台、その横に復元された物見台があります。
「中森」の由来は、島にある3つの森の真ん中の森から来ていると言われています。

鳩間港から島の中心部に向かって歩くこと10～15分。
この島で一番高い場所、中森にある灯台です。
晴れていればここからの景観は息を呑むほどです。
小さな島なので、文字通り360度の眺望、溜息が出るようなターコイズブルーの海が広がります。