琉球熱さんのクチコミ(129ページ)全3,995件

高崎から在来線で水上まで。ここから上越線で土合まで行きました。
谷川岳の登山口へのアプローチは、新幹線の上毛高原駅からバス、もしくはこの水上からバスに乗る方が断然早いし楽です。
それでも、敢えて本数の極端に少ないこの路線に乗るのは、ひとえに土合駅に行きたいから、という人が多いのではないでしょうか？
私たちも谷川に登る前に土合駅を見たくて利用しました。
走っている電車はどことなくレトロ、短い3両編成で、意外に地元の人たちに利用されていました。

あの土合駅の隣駅ですが、土合の賑わいに比べるととても淋しい無人駅です。
待合室には自販機もありますが、狭い。それに加え、隣のトイレの臭いが強烈です。
元々は単に列車が停止する信号所で、昭和初期にスキーシーズンのみ仮の乗降場として営業していたそう。
この時代の様子が、川端康成の「雪国」に描写されています。

周辺は何もなく、本数の少ない上越線に乗る場合は、事前に時刻表をチェックしておく必要があります。

線路の脇からホームに上がれてしまうというのも、なんとも長閑ではあります。

群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町にまたがる百名山。標高は1977m。
双耳峰でトマの耳(1963m)とオキの耳(1977m)と呼ばれる二つのピークを持っています。
ロープウェイで比較的短時間で山頂に立つことができるので人気のある山ですが、山頂直下の急登は少々ハードです。
ロープウェイを使わず登るルートは上級者向け、事故も絶えない危険な山でもあります。
私が訪れた日は、谷川にしては珍しく快晴・無風でしたが、救助ヘリが飛び、パトカーと救急車が走る姿を見かけました。
決して安易な気持ちと装備で登ってはいけない山です。

登山前泊で利用しました。土合駅から徒歩圏内です。(車道歩きになりますが)
谷川岳ロープウェイの土合口駅にも徒歩10分強。
客と宿の人間が入り乱れて(特に子供)、誰がスタッフなのかわからない感じです(笑)
客室にはテレビもなく、アメニティは一切なし。あるのは小さな冷蔵庫のみ。
世間から隔絶されたい向きには良いかもしれませんが、登山前日で気象情報もチェックできません。（今やスマホで済ますのでしょうが）
お湯が欲しくても湯沸かしポットもありません。部屋のバスは水しか出ないので、この寒冷地で冬はどうしろと言うのでしょうか？
また、アメニティが一切ないのは我慢できますが、コップすらないので歯みがきにも一苦労です。
つまり、部屋にいると何もできないのです。これが「親戚の家に来た感じ」です。

食事もワンプレート、これで満腹にならないと悲惨でしょう。
朝食をおにぎり弁当に変更してくれる等、接客は親切でしたが、部屋には何もなくて2食付きで8000円ならば、この程度の対応は当然でしょうね。

谷川岳の天神平まで15分ほどで到着できます。
天神平の景観も見事ですが、そこからさらにリフトを乗り継いで天神平展望台へ行くこともできます。
ロープウェイの麓駅は、ＪＲ土合駅からも歩けますし、水上駅や上毛高原駅からバスの便もあるので、アクセスは問題ありません。
登山のピーク時は朝からチケット売り場に行列ができますが、回転は悪くないと思います。

ただ、車窓からの風景は特筆すべき点がなく、標高差573mを一気に上げてくれるありがたみはあるものの、これで片道1230円は高いと思います。

ＪＲ上毛高原または水上駅からのバスチケットとロープウェイ乗車券のセット（ともに往復）が群馬県観光協会で販売しています。これはお得です。

谷川岳ロープウェイの山麓駅となる「谷川岳ベースプラザ」からスグ。
その名の通り、谷川岳の登山の歴史がよくわかる資料・展示が沢山あります。
展示は写真だけでなく、当時の装備品が展示されており、現在との大きな違いが実感としてわかります。同時に、先人の偉大さに感嘆します。
見るからに「山男」と言った風貌の職員が親切に説明もしてくれるので、気軽に声をかけてみましょう。

ベースプラザにはない山バッジも売っています。
登山道の最新情報も仕入れられます。

谷川岳山岳資料館のすぐ先にあります。
入口には清水がひかれ、水場になっています。
名前から、最新の登山道情報やアドバイスを得られる場所かと思っていましたが、登山カードポストと椅子が数脚あるだけ。休憩もできますが、あと数分歩けばベースプラザもあるので、休憩所としての機能は実質的にはないと言えるでしょう。
早朝から職員（群馬県警・レンジャー）が詰めているので、緊急対応の窓口であることは確かですが、詰所はしっかり仕切られているので、緊急時でもないと声はかけづらいです。
登山情報も、山岳資料館に掲示されているものと同じです。

谷川岳に行くついでに、どうせならば見ておこうと、在来線を選択して当駅で下車。
有名なもぐら駅は下り線ホーム、上り線ホームは普通に地上にあります。
9月のシルバーウィーク、地下ホームはかなりひんやり。
地上までの長い階段は、言われるほど大変なものではありませんでした。
無人駅ですが、観光スポットでもあるので、駅舎、待合室、トイレはきれいに手入れされています。
変わり種の駅として、一度は見ておいて損はないと思います。

土合口からロープウェイに乗って到着するのが「天神平」。
駅舎脇からの景観は、真正面に白毛門が雄々しい姿を見せてくれます。
登山をしなくても、手軽に絶景が楽しめます。
さらに壮観な風景を楽しみたい人は、リフトに乗って展望台へどうぞ。

JR日暮里駅の際から上野寛永寺のそばまで広がる大きな霊園です。
有名人の墓所もとても多く、一般の墓地と言うよりやはり観光スポットです。
その割には内部は人が多いわけではないので、霊園ながらのんびり散策できる雰囲気です。
五重塔の跡もあり、スカイツリーも見えるというのが、今風です。

店の名前の通り、紙と布の小物類が並べられています。
あまりにそのまんまなので笑えますが、商品は手ぬぐい、ハンカチ、ポチ袋などなど充実しています。
女性向けの店です。私の相方は店に入ったきり出てきません(笑)
場所は三崎坂の上、アクセスも上々です。

谷中は寺院が多いことでも有名ですが、その寺の密集地に洒落た門構えのお香の店があります。
それが詩仙香房。
品揃えはかなりのもの。線香と言うより、やはりお香です。
お試し用の容量の少ないパッケージもあるので、まずは好みの香りを見つけるのに便利。
店の人も、知識豊富です。

三崎坂の下にあります。
洒落た食器類や和風の小物が並びます。
小さな店舗ながら、明るく、棚の配置も見やすく、なかなか気が利いています。

谷中銀座と夜店通りの交差する角にも支店があり、こちらにはローカルな飲料や菓子類も置かれています。
架空の神社「谷中神社」謹製『谷中ジンジャー』とは、洒落の利いた生姜のグミでした。

猫だらけの街、谷中。
そんな谷中の“猫の店”「谷中堂」が、この9月にオープンさせたカフェ「猫衛門」。
と言っても、所謂「猫カフェ」でがありません。

猫をモチーフとしたクッキーやケーキなどがメニューに並びます。
その他諸々、目に入る物全てが猫（というのは大袈裟ですが）。

また、招き猫の絵付けもできるようです。

完全に観光客向けです。
しかも私は犬派なので、再訪はないでしょう(笑)

2011年春にオープンしたばかりの美術館です。
谷中のメインストリートを折れ、少し奥まった場所にあります。

一般家屋のような入口は正しく「玄関」で、ちょっと気後れしますが、内部はこじんまりながらもきれいです。浮世絵版画展を見ましたが、これは常設のようです。

閉館時間が「日没」というのが面白いです。

谷中銀座に入る「夕やけだんだん」の手前の路地を左に入るとスグ。
きれいな店です。店頭で焼いている様子を見ることができます。
表の皮はパリッとした食感、餡は多めで贅沢な作りです。
しかし、それでも180円は高過ぎませんか？
券売機で、というのも風情が無さ過ぎですね。
完全に観光客向けでしょう。

夜店通りと交差する路地に佇む喫茶店。
門構えは決して悪くありません。むしろ洒落た感じがします。
しかしママが強烈です、一度見たら忘れられないという･･･(笑)
食事のメニューには味噌汁(！）とデザートも付いていますが、少々割高感があります。
店の雰囲気とママとのアンマッチ度が凄くて、割高感も吹っ飛びます。

混雑する谷中銀座に辟易としたら、ここで一休み。
地元ならではの裏話も聞けます。

「大森ふるさとの浜辺公園」の敷地内にある資料館です。
大森は古くから海苔の産地として栄えてきて、現在も多くの海苔問屋が軒を並べる街です。
当館はそんな大森の伝統産業である海苔作りの今昔や工程を、わかりやすく解説・展示しています。
意外に見応えがあり、ちょっとした穴場と言えるでしょう。
屋上からの眺めも、公園が一望できてお勧めです。

地元の人でないと、ちょっとわかりにくい場所。産業道路から住宅街を縫って行く形になります。
入江になった場所をビーチに作り変えて造られた公園で、広い芝生の斜面が広がり、その先に砂浜。海と言っても入江でかつ倉庫街ですから、一般的な海水浴場の風景とは全く違います。
それでも、広い芝生で思い思いに日光浴をする人や、波打ち際で遊ぶ人たちも多く、子供用の遊具もあり、平和な光景が広がります。
小さな売店もあるので、飲み物程度ならば現地調達も可能です。
隣接した平和の森公園を含めてジョギングコースにしている人も多く、敷地内には「大森　海苔のふるさと館」もあります。
※地元では「ふるはま」の略称で親しまれています。

大田区立の比較的大きな公園です。
敷地は道路を挟んで大きく2分されており、中には児童公園、芝生広場、フィールドアスレチック(有料)、テニスコート、弓道場まであります。
花見もできますし、ウォーキングやジョギングにも適した公園で、フィールドアスレチックはかなり本格的。
時々ここのテニスコートを利用しますが、何となく長閑な雰囲気が漂っています。
隣接して「大森ふるさとの浜辺公園」もあり、クミンに広く親しまれている公園です。