琉球熱さんのクチコミ(113ページ)全3,995件

立山黒部アルペンルートの最後（長野県側から）は、この「立山トンネルトロリーバス」です。
名前の通り、全線トンネルなので、眺望は一切なしです。
それでも、10分の短い乗車時間に色々な解説があり、立山直下を通過する等、なかなか興味深いです。

黒部湖から黒部平までの標高差373mを一気に登ります。
ケーブルカーでは高尾山が日本一の斜度と聞きましたが、体感的にはこちらの方が急です。
全線トンネルなので、眺望も何もありません。乗って面白いものではないと思いますが、そもそもこのエリアの移動手段として、山岳地帯であることや自然環境保護の観点からも、このような形式をとらざるを得なかったのですから、仕方ないでしょう。
それに、乗車時間はわずか5分です。

立山黒部アルペンルートの黒部平にあるレストランです。
店内は観光地によくある「大食堂」の雰囲気ですが、窓が大きく眺め良好です。

面白かったのは「雪の大谷カレー」
黒部ダムの「ダムカレー」は一目瞭然ですが、こちらは説明なしでは何が何だか(笑)
ちなみに、ライスで「雪の壁」、卵は「太陽」、福神漬けは「地獄谷」、白海老のフリッターが「バス」だそうです・・・
味はごく普通でした(笑)

それよりも「源流セット」と称する氷見うどんとミニ白海老丼は、何が「源流」なのかわかりませんが、うどんも丼も美味しかったです。

黒部平駅舎の外に造られた園地です。
記念碑などもあり、眼下に黒部湖、バックには針ノ木岳などの後立山連峰がそびえ、格好の記念撮影ポイント、「究極の借景」と言えるでしょう。
ここでも湧き水を飲むことができます。徒歩2分の所には、高山植物観察園があります。

黒部湖から急傾斜をケーブルカーで一気に登り終えると、黒部平。
文字通り、少し平らな場所になっています。
針ノ木岳など後立山連峰を臨めるビューポイントでもあります。
11月初め、既に雪化粧で、黒部平庭園も真っ白でした。

立山黒部アルペンルートで黒部ダムを過ぎ、ロープウェイを利用して降りたつと、その駅は断崖絶壁にせり出すようにして建っています。
そのため、屋上以外、外へ出ることはできません。しかし、駅の屋上が展望所になっており、黒部湖や後立山を一望できます。その大パノラマは、アルペンルート屈指の美しさと言われています。

立山黒部アルペンルートの「黒部ダム」駅に隣接する施設です。
食事処、土産物売り場などがあり、ここの名物はやはり「ダムカレー」。
屋上テラスからの眺めも本当は抜群なのでしょうが、あいにくの天気で眺望はナシ、残念。

スケールの大きな山々に囲まれた、日本有数のダムの展望台です。おそらく晴れていれば息を呑むような絶景が広がっているはず･･･
訪れた時は本格的に雪が降り始め、一面モノトーンの世界。当然、展望台に来る人もなく、周辺の景色は全く見えないホワイトアウトのような状態でした。
ここを訪れる時は天気の良い日を選びましょう。

11月に入れば黒部はもう冬です。観光シーズンも閑散期、敢えてその時期を狙って行きましたが、混雑していない快適さはあるものの、あいにくの雪で辺りの景色は全く見えず。
観光放水も終了したとあっては、見るべきものもありませんでした。
雄大な山岳風景やダイナミックな放水を見るなら、やはりオンシーズンに（混雑覚悟で）来るべきですね。
それでも、このダムのスケール感は体感できました。

宣伝文句通り、電鉄富山の宇奈月温泉駅・黒部峡谷鉄道の宇奈月駅が目の前です。
かといって、ごみごみした感じや騒音もありません。
豪華なホテルではありませんが、最上階の大浴場からトロッコ電車が見え、部屋も和室８畳で広々。2人で使うには充分でした。
大浴場があるので、部屋には洗面台とトイレ(別)のみ。
翌日早い時間のトロッコ電車に乗るつもりだったので、この立地はとても助かりました。

豪勢な食事でゆったりと、という人には不向きだと思いますが、私たちには充分な宿でした。

立山としてはシーズンオフの11月頭。それでも団体客はいるし、一般客もチラホラ。
今年は11/1が初雪でしたが、11/3にはもう積雪30cm以上。すっかり雪山になっていました。
室堂平からの景観は、360度ぐるりと見事な山々。まさに山岳美です。
四季を通じてこれだけの景観を味わえる立山は、なるほど人気があるわけです。
主峰である雄山だけでなく、浄土山から大汝山に至る稜線、さらにその先には剣岳が控える贅沢な場所です。

立山黒部アルペンルートの中心地である室堂で、駅に直結、ターミナルにもなっているホテルです。
その立地のため、１階は常時混雑していて落ち着きません。レストランも団体でごった返しています。
私たちは下山後のコーヒーが飲みたくて寄りましたが、レストランではなく喫茶室を案内してくれました。
この喫茶室はテーブルがゆったりと配置され空いているので寛げます。何より、水出しのコーヒーが期待を裏切る美味しさでした。

その名の通り、みくりが池湖畔に建つ温泉宿です。
場所柄、登山客が多いのですが、一般の観光客ももちろん利用できます。ただ、室堂ターミナル直結のホテル立山とは次元が違うので、「ホテル・旅館」を期待する人には不向きです。
個室もありますが、今回利用したのは相部屋。とはいえ、シーズンオフのため8人部屋に私たち夫婦含め4人でした。
１人１畳が確保され、コンセントもあります。
ここの売りは何と言っても温泉でしょう。普通の浴槽も熱め、隣には肌がピリピリするくらいの「かなり熱め」の浴槽があります。
源泉は裏手の「地獄谷」だそうで、常時大量の湯煙を吐き出しています。

また、トイレはウォシュレット。食事もとても豪華。夕食は食べきれないほど、朝食は自家製と思われるブルーベリーソース(ヨーグルト用)がべらぼうに美味しかったです。

宿泊しなくても利用できる日帰り温泉と喫茶もあるので、室堂に行ったら是非寄ってみるべき場所です。

立山黒部アルペンルートの長野県側のスタートは扇沢から。
その扇沢から最初に乗り込むのが「関電トンネルトロリーバス」です。
今ではここでしか見ることも乗ることもできないトロリーバスですが、乗ってしまえば普通のバス。やはり外から見る方が良さそうです。
このルートは名前の通り長いトンネルを走るわけですが、道中は車内アナウンスでトロリーバスの仕組み等が説明されます。内容はなかなか興味深いものです。
トンネルの中で、長野と富山の県境を越えるのも面白いです。

長野県の扇沢から室堂まで、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで行く。これが長野側のルートです。
途中、かの有名な黒部ダムがあり、確かにいくつかのポイントでは絶景が拝めるでしょう（私が行った日はあいにくの曇り＆雪だったので、景色は全くダメでした）。
しかし、意外にトンネルが多く、外を眺められるのは黒部ダムでの乗り換えの時と、ロープウェだけです。それ以外はほとんどトンネル、絶景どころではありません。
それでも、乗り換え地点は展望台、売店、食事処と至れり尽くせり。
黒部ダム、黒部平、大観峰などは見所も沢山あり、一気に駆け抜けてしまうのはもったいない、できればゆっくり時間をかけて周りたいところです。

なお、扇沢～室堂で\5,860、室堂～立山が\2,430。意外にお金がかかります。扇沢や室堂、立山の各駅ではクレジットカードが使えるので、大金を持ち歩かなくても良いのは嬉しいですね。

立山黒部アルペンルートの長野県側入り口となる扇沢駅構内にあります。
軽食（そばなど）が食べられるほか、お土産なども売っています。
場所柄、登山やハイキングの用具・ウェア類も販売しています。
売店はターミナルビルの２階待合室のほか、１階のバス発着場の脇にもあります。
忘れたものを調達したり、移動中の軽食を購入するには便利です。

立山黒部アルペンルートの入口となる扇沢へは、ここ信濃大町からバスが出ています。
新宿からの高速バスも立寄る駅で、北アルプス（白馬方面）への経由地でもあります。
長野駅からの高速バスで、車窓から眺めただけですが、なかなか風情のある駅舎です。

言わずと知れた立山黒部アルペンルートの、長野県側の入口です。
黒部ダムを経由して室堂まで、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイなど様々な乗り物を乗り継いで行きます。
当然、立山連峰への入口にもなりますが、アルペンルートを使わない針ノ木岳なども、ここがスタート地点です。
深い山々に囲まれた場所で、いよいよスタート！と言う気分が盛り上がります。

道の駅ですが、一般的な道の駅と異なり、土産類や青果等の地産品は一切ありません。
読谷村の歴史や観光スポットの情報を収集するための施設と考えた方が良いでしょう。
こじんまりした展示室には、ボランティアと思しき係の人が常駐しているので、どんどん質問するとよいと思います。
こういう道の駅があっても良いと思います。

かつて4棟ほどあった読谷村の掩体壕ですが、今はどうやらこの1棟を残すのみのようです。
以前(2010年・2011年)は牛や豚の飼育小屋だったり、農機具の倉庫になっていました。
1棟を残す代わり、完全に戦争遺跡として「見せる」ように整備されています。

この粗末で貧相な建造物に戦闘機（特攻機）を格納する予定だったというのだから、悲しすぎて笑えて来ます。
昔、戦闘機。今は牛と豚。
この落差があまりに滑稽で悲しい遺構です。