琉球熱さんのクチコミ(112ページ)全3,995件

富山地鉄電車の終点、黒部峡谷の名の通り、深い山あいにあります。
決して大きくはない温泉街ですが、静かで長閑な雰囲気です。
紅葉の時期、トロッコ電車目当ての人で、道路も駅も混雑していました。しかし、このようなピークを除けば比較的静かな温泉街だと思われます。
街中には足湯もいくつか、ブロンズ像が27体、レンタサイクルもあります。

富山地鉄電車、宇奈月温泉駅の駅前広場にあります。
噴水が温泉と聞いて、手を入れてみると、当たり前ですがかなり温かい湯でした。これが勢いよく出ています。
行ってみればこれだけですが(笑)、ちょっと面白いですね。

富山地鉄電車新黒部駅に隣接した北陸新幹線の駅です。両駅間は外を歩かなければならない不便さはあるものの、実際は雨でなければ気になりません。
駅前は新駅そのもので何もありません(笑)
が、「地域観光ギャラリー」という観光案内所と土産物売場が合体したような施設があり、たいていのお土産はここで済ませることができます。
駅の裏手は待合室、待ち時間はここで休むのが良いでしょう。

立山黒部アルペンルートの中心となるスポットです。
室堂駅を降りて外に出ると、圧倒される山岳風景が目の前に広がります。
立山三山をはじめ、室堂山などの山々に囲まれ、四季を通じて絶景が楽しめます。
少し歩けばみくりが池、みどりが池があり、これらが良いアクセントになっているほか、谷間からは湯煙が勢いよく噴き出しており、変化に富んだ景観を楽しむことができます。

アルペンルートを慌ただしく駆け抜けていくツアーが多いようですが、ここは時間をかけて景色を楽しむべきです。

富山地鉄電車の立山駅から室堂までを結ぶルートです。
立山～美女平はケーブルカー、美女平～室堂は高原バスです。
所要時間は60分（待ち時間含まず）、料金は\2,430です。
長野側からだと、計算上は53分ですが、4つの乗り物を乗り継ぐのでその都度待ち時間が発生します。料金は\5,860。
途中で観光をはさみながらと言うなら長野側からは楽しいでしょう。早く室堂に到着したい場合は、富山側からのアプローチの方が良いと思います。

美女平と立山駅を結ぶ、標高差500m、全長1.3kmのケーブルカーです。
美女平からは一直線に落ちていく感じ。駅員が、都心の満員電車並みにぎゅう詰めにするので、景色もくそもありません。（シーズンオフにもかかわらず）
立山黒部アルペンルートの中で、一番印象の薄い乗り物でした。

カテゴリーが「グルメ」になっているので、評価に迷いますが･･･
立山駅構内には、大きめの「売店」と、フードコートのような「食事処」があります。売店はあくまでも売店であり、「グルメ・レストラン」ではありません。もちろん、お土産もあるので、「食べるもの」は販売していますが。
日用品や登山・ハイキング用品も販売しており、ここでしか買えないであろう傘（柄がユニークで、街中で使うのはちょっと勇気がいります(笑)）などもあります。
そういう意味で、意外に便利な売店です。

なお、お隣の食事処は先払いのセルフサービス形式。それでも蕎麦は美味しいです。

富山地鉄電車と立川ケーブルカーの接続駅です。
大きな売店とフードコートのような食事処があります。
売店はかなり品数が多く、土産物から日用品・ハイキング用品まで置いてあるので、便利です。
食事処は定番のそばやソフトクリーム、小腹を満たすのには充分です。奥には登山用品のレンタルカウンターもあります。

美女平駅のすぐ脇にありますので、すぐわかります。
立派なタテヤマスギで、根元部分には石仏が一体、この木にまつわる伝説についての説明板があります。
なんでも、恋愛成就のご利益があるとか・・・
せっかくのタテヤマスギの古木も、こんな安っぽい宣伝文句では・・・。

立山黒部アルペンルートの富山側で、室堂からバスで到着するのがここ美女平です。
一帯は広葉樹林や樹齢数百年の立山杉の巨木が点在する場所で、「森林浴100選」にも選ばれているほか、バードウォッチングのポイントとしても有名です。
美女平駅から周辺を散策するルートがありますので、乗り換えの待ち時間に周辺を歩いても良いでしょう。
駅舎の屋上からは立山の街並みを俯瞰することができます。

室堂から美女平を、弥陀ヶ原などを経由して結ぶ路線です。
標高2,450mから977mを一気に下ります。
前半は立山連峰を眺め、後半は沿道の観光スポットなどの説明を聞きながら、およそ50分の乗車です。
沿道には驚くような杉の巨木がいくつかあり、減速してくれるので車窓からでもその姿をはっきり見ることができます。

立山室堂の、みくりが池を挟んでターミナルの反対側にあります。
本館・別館と分かれていて、山小屋としては比較的大きな方です。
11/4、小屋締めの準備が始まっていました。
小屋裏手からの眺望が抜群で、立山三山が目の前。遮るものは一切ありません。この眺めを見るだけでも価値があると思います。

立山黒部アルペンルートのゴールであり、最高地点でもあります。標高は2,450m。
長野県側と富山県側、２つのルートでアプローチします。
駅舎と直結する形でホテル立山があります。

多くの観光客で混雑しているので、屋内は落ち着きません。外に出れば室堂平。立山連峰が視界いっぱいに広がるスケールの大きな景観が楽しめますので、さっさと外に出てしまった方が得策です。

立山連峰で、「立山三山」と言えば別山、雄山に浄土山。
雄山と別山が巨大な山塊になっているのに対して、浄土山は「一ノ越」と呼ばれる鞍部をはさんで少し離れてそびえています。標高は2,831m。
立山縦走と言うと一ノ越から雄山へ向かい、大汝山～別山というルートになりやすいのですが、まず浄土山に登り、そこから一ノ越へ下って雄山へ向かえば、立山三山を踏破するルートになります。

雄山、別山がどっしりとした山容なのに対し、浄土山は尖った山容で独立峰のような趣。
三山の中で最も美しい山（あくまで個人的見解）です。

室堂ターミナルに隣接する施設です。「自然保護」とうたっていますが、ライチョウにかなり傾倒した展示内容となっているので、単に立山の自然を研究したい人には不向きですし、ライチョウに興味がないとちょっと辛いかもしれません。
逆に言うと、ライチョウに関する情報は非常に豊富なので、好きな人にはとても良い施設です。
館内は人が少なく、ゆっくり見学できます。バス待ちの時間つぶしには最適です。

みくりが池の東側に位置する小ぶりな池です。
水深は約1.6ｍ。透明度が高く、澄んだ湖面には周囲の山々の緑が美しく映えます。
訪問時は既に冬で確認できませんでしたが、透明度が非常に高いそうです。
みくりが池と違い、雪の季節だからかもしれませんが、畔まで行くことができました。
正面に雄山、これで絵にならないはずはありません。

名前の由来については諸説あり、修行者が池の水で身を清めたことから「水取りが池」、深い緑色をした湖水から「緑池」などが由来とされています。

室堂のシンボルと言われる火口湖です。室堂駅からは徒歩5分ほど。
最大水深15m、周囲約630mで、北アルプスの中で最も深い高山湖です。
周囲は遊歩道が設置されており、立山三山が湖面に映り込み、とても美しいです。

湖畔にはみくりが池温泉、その向こうには温泉の源泉となる地獄谷、景観には事欠きません。

名前の由来は、この池にのまれた法師が三回（三巡り）まわって沈んでいったとの伝説によるもの、と言う説があります。

室堂駅前にある湧水です。
立山黒部アルペンルートの中でも、最難関工事といわれた立山トンネルの作業中に吹き出した地下水を引き込んだもの。

水量は一日2万トン（ほんとかな？）と非常に豊富。水温は真夏でも2～5℃という軟水。
立山連峰の万年雪が地中に染み込んだ後、250年もの間（諸説あり）地中に埋まっているため、花崗岩や変成岩によって不純物がろ過されミネラルを適度に含んでいるのだそう。

環境庁選定の「全国名水百選」にも選ばれています。

雪が降る中、とにかく寒く、この水が美味しいか否か味わう余裕がありませんでした(笑)
でも、2500mクラスの湧水は珍しいと思います。

みくりが池温泉の付帯施設で、宿泊者以外でも利用できる喫茶室です。
木を基調とした店内は落ち着きのある雰囲気。豪華さはないものの、温もりのある感じです。
ここはモンベルカードがあると、コーヒーかソフトクリームが無料になりますが、喫茶室のスタッフがそれを知らなかったり、気が利かない人間だったりすることもあるので、フロントに先に申し出るのがベストです。

珈琲はごく普通です。お金を払うなら、ホテル立山の喫茶室の珈琲の方が良いでしょう。

立山黒部アルペンルートに於いて、黒部平から大観峰を結ぶロープウェイです。
およそ20分に1本の割合で運行されています。
途中に支柱が一本もないという、非常に珍しいロープウェイですが、これは環境保護のためだそうです。
黒部湖や立山連峰の峰々を臨む大パノラマ・・・のはずです。
私が利用したのは11月初め。翌日は快晴だったので、一日遅ければ絶景が拝めたのではないかと思います。