しそまきりんごさんのクチコミ(376ページ)全7,916件

６月の終わりに行きました。よく晴れていて暑かったのですが、まだ海に入るには水が冷たいようです。波打ち際で遊んでいる人はいましたが海に入っている人はいませんでした。また、夕日にも早い時間でした。ヤシの木を模した電灯が幾本か立っていたので、夕暮れから夜にかけてはいい雰囲気なのだと思います。ビーチは羽幌港の隣で、はぼろ温泉サンセットプラザや羽幌の旅館のある通りからは数百ｍ～1km離れています。これでビーチの前にホテル（もしくはレストランなど）があったらなと思います。

主に天売島の自然を海鳥を中心に紹介している入場無料の施設です。本や写真パネルなどの資料や、海鳥の営巣する崖を再現したジオラマが展示されています。また、天売島の自然を紹介するビデオ(20分)を定時に上映しています。天売島に渡る前にここでお勉強してから行くと、島での観光が倍楽しめると思います。

７～８月初めにかけてバラが見ごろを迎えます。2000株、約300種とのことです。芝生の広場の隣に、だいたい25ｍプール2つ分くらいの広さだったでしょうか。人の肩より少し低いくらいの株が密生し、株の隙間を縫うように幾筋も伸びる園内通路より、バラを間近で観察することができます。通路には数基のベンチや屋外簡易チャペルなどがあり、散策にアクセントを加えています。この時期、天気の良い日は少し暑いですが、木陰などもあるので、近くの海鳥センターや道の駅を利用しながらゆっくり散策してみるのがおススメ。

太宰治の斜陽館の向かいにあります。駐車場や観光物産館が隣接しているので立ち寄りやすいです。毎日定時に津軽三味線の演奏がありますが、斜陽館までついでに聴いていく価値があると思います。入館料が少し割引になる斜陽館との共通券などもあります。なお斜陽館に行く前に予め演奏時間を確認しておくとよいと思います。また、演奏まで時間が余っても観光物産館ではお土産を販売しているほかに食事などもできるため、時間を効率よく使うことができます。会館には演奏の他に津軽三味線の歴史なども展示しており、津軽三味線に詳しくなります（演奏はできるようにはなりませんが）。

風見鶏の館のちょうど裏手にあります。小さな神社ですが石段を上がると本殿からは神戸港の眺めがとてもよいです。平清盛が福原遷都にあたって京都の北野天満宮を祀ったということで、ここも学業の神様、菅原道真を祀っています。いろいろな変わったお守りを売っていて、ランドセル型の学業守りや叶い恋お守りがあるそうです。

襟裳岬のダイナミックな景色を室内で椅子に座ってゆっくり眺めることができます（強風や天気の悪い日にはとてもありがたい）。更に望遠鏡が備えてあるので、真上の展望台からは見えなかったゼニガタアザラシをはっきり見ることができました。館は北海道各地の観光地にあるネイチャーセンターみたいな感じで、岬の名物、強風の体験のほかに、岬に生息するゼニガタアザラシの生態が解説されたパネルや風について解説されたパネルなどがありました。ちなみに行った日はまさに強風の悪天候（強風体験が目当てなら良い天候？）で、わざわざ館で強風を体験する必要もありませんでした。

盛岡駅の東口を出てメインストリートを200～300ｍ進んだところにある北上川にかかる橋です。ここから東が盛岡の中心市街地で、橋を通ると盛岡観光のスタートという感じです。また、帰りもやっと盛岡駅に着いたという感じでここを通ります。だいたいこの辺にくると渋滞しているので東口のバス停に着くのがまどろっこしいところです。そんな気になる橋ですから降りてゆっくり歩いて渡ってみると美しい鉄骨アーチ橋からは岩手山が見えます。また、橋の下の川べりには遊歩道が整備されていてゆっくり水面を眺めながら散歩することができます。

ＪＲ盛岡駅から市街地を抜けて東へ１ｋｍほど行ったところにあります。石垣のみで建物はほどんど残っていませんが、公園として整備されています。10月初旬に行きましたが、まだ紅葉は早かったようです。桜と紅葉の名所でもあります。本丸からは盛岡の町並みや建物の合間に岩手山を眺めることができました。石川啄木が授業をサボってここで過ごしていたのも分かるような気がします。

北海道の中央を南北に400ｋｍあまり連なる山系。大雪山などを擁し、高さも2000ｍ級の山々が連なる。それが南の方では日高山脈となって、更に海へと続いていく。そのまさに海に落ち込む姿を見渡せるのが、ここ、えりも岬展望台です。高さ60ｍの展望台からの眺めは圧巻で、山脈の切れ端の奇岩が点々と沖まで続いています。他の岬では時々あるのですが、地形の都合上、なんとなく一番出っ張っているここが岬などというのとは訳が違います。そのため岬らしい岬の１つだと思います。北海道では一番パノラマに迫力のある岬ではないでしょうか（２番目は積丹の神威岬だと思います）。そんな岬ですが、展望台へは駐車場から４～５０ｍ。少し傾斜を登ったところです。駐車場には食堂やお土産物屋があり、休憩もできます（オフシーズンなどは日曜などの休日なのに閉まっていることもあり、注意が必要）。展望台の下には風の館（入館300円（大人））があり、望遠鏡からはゼニガタアザラシが見えます（夏場）。

襟裳岬の先端の高台の上にある灯台です。すぐ前は展望台になっていて日高山脈が海中へと落ち込んでいく雄大なパノラマが楽しめます。そんな景色とは裏腹に付近は海流が早く、海中まで岩礁がそびえる海の難所。ましてや風の名所でもあり、レーダーやＧＰＳなど位置確認の手段の発達した現代でも灯台の役割は大きいと思います。海流の速さは展望台を下りて波打ち際までいってみると実感できます。岬の先端では、ほんの浜辺から１～２ｍのところなのにまるで川の流れのように海水が流れていきます。いままでこんな浜に近いところで海流のあるところなど見たこともありませんでした。

厚岸の国泰寺、様似の等澍院とともに蝦夷三官寺に数えられています。境内に石割桜があり、５月初旬の開花のころは見事だと思います。その他、あじさいが植えられていたのでこれは７月半ばくらいが見ごろでしょうか。訪れたのは９月の初めでしたが、まだ少し花が残っていました。寺はかやぶき屋根の古民家風の建物で、中に上がることもできました。アクセスはＪＲ有珠駅の近くで国道３７号線から分岐して有珠湾のほとりを進むこと、500ｍほど。勿論ＪＲからも1ｋｍほど徒歩で着きますが、有珠駅自体、普通列車しか止まらない本数の少ない不便な駅です。

石狩岳に端を発し、石狩湾にそそぐ全長268ｋｍにおよぶ石狩川の河口です。河口付近にかかる国道231号線の石狩河口橋の長さも1412ｍあまりに及びます。近く（左岸）には、はまなすの丘公園や石狩温泉 番屋の湯などがあるほか、石狩河口橋の上流側（左岸）にはマクンベツ湿原があり、毎年４月下旬のミズバショウの開花のころは人気のない河口が賑わいをみせます。また６月の下旬になると今度は、はまなすの丘公園のハマナスの花が見ごろを迎えます。辺りは河口、河原特有の人気の少ない寂寥感が漂っていますが、そのまま川水とともに海に入っていかないように。

雄冬岬のすぐ近くにあります。雄冬トンネルの留萌側のトンネルに入る直前の道路脇に崖つたいに流れ落ちています。1981年の国道231号線の開通を記念して名づけられたそうです。それまでこのあたりは特に冬の間は船でしか行けない陸の孤島だったそうです。今では気軽に車や公共交通機関のバスで札幌から来れるので信じられません。ただ札幌～留萌を雄冬岬を経由するバスは１日１本しかありませんので注意です。

ニセコアンヌプリから目国内岳、雷電山と続く山地が海に落ち込む難所にある海岸です。岩内から寿都方面に向けての10ｋｍあまりにおよび、雷電岬の弁慶の刀掛岩をはじめ、奇岩や海からせせり立つ絶壁などが連続する名勝でもあるのですが、国道229号線をそのまま行くとトンネルが連続し、見逃してしまいがちです。トンネルの手前などに波打ち際を行く旧道や雷電温泉へ入る側道など、わずかな駐車スペースを見つけてぜひ堪能したいところです。

積丹半島の西側、神恵内村の村役場から国道229号線を半島の先の方へ向かってしばらく行ったところにあります。波の浸食によって穴のあいた奇岩です。付近を含め、積丹半島の海岸沿いには、神威岬のローソク岩といい、島武意海岸といい奇岩が多く、かつ半島の西側は人も少ないので、異様さがますます漂います。窓岩の付近もときどき集落はありますが、休憩できる店はおろか人家もないエリアが続きます。半島西側は交通量も比較的少ないためツーリングにはもってこいです。ひと足、歩を止めてこんな岩を眺めてみるのもよいのではないでしょうか。

神威岬から積丹半島の西側に回りこんで10ｋｍほど行ったところにあります。奇岩が連なる海岸です。バスで行くと便数が少なく不便なところです。積丹半島のバスは、東側は余市から美国、島武意海岸、神威岬まで比較的本数がありますが、神威岬から系統が異なり、岩内まではかなり少ないです。そのため10ｋｍ進むのにかなり時間がかかり、また、西の河原バス停で降りるのも勇気が要ります（便数が少ないので）。西の河原へは当然、車でも行けるのですが、神威岬とはうってかわって誰もいません。人気がなくまさに賽の河原の雰囲気でした。

知内町役場などがある町の中心部から国道228号線を松前方面へと南へ下り500ｍほど。国道が右へ曲がるところを直進し、細い道に入り、つきあたりまで更に200ｍほど進むと知内公園があります。公園の奥には荒神社があり、その参道に植えられているのが荒神社の黒松です。1632年に植えられたと言いますから江戸時代の初めあたりからずっと生えているわけです。幹はとても太く、樹皮は長年の風雪に耐え、深いしわを刻んでいます。周囲のさわやかな緑に比してちょっといびつな感じです。知内町には、本州との大動脈、津軽海峡線が通っていますが、周囲は辺鄙な片田舎といった感じです。あまり観光地化もされていませんが、本州に近いだけあり、知内町にはこんな古くからの遺物も残っています。

焼尻島の真ん中あたりの森の中にあります。池があり、春（４月下旬ごろ）にはミズバショウが咲き競います。夏に行きましたが、公園の周辺に山ツツジの花が森の中でひっそりと咲いていました。森の中には幾筋かの細い道があるのですが、多くが舗装されていて意外と歩きやすいかもしれません。森の中にはうぐいす谷や姥松などの古木、オンコの荘などがあり、それらを探しながら進むと、迷路の中をオリエンテーリングでもしているようで結構楽しめます。

焼尻島の西端にあり、天売島を間近に望むことができます。羽幌や天売島への港がある交通の中心は焼尻島の東側。そこから３ｋｍほど、島の北側または南側の道を通っていくことになります。北側は集落や漁港など生活の場を通り抜けるだけですが、南側を経由すると、焼尻郷土館やめん羊牧場、白浜キャンプ場など見ながら進むことができます。鷹の巣園地とは、昔この辺りに鷹の巣があったことから名づけられたそうです。園地から海岸に降りることができました。岩礁の海岸で、ロシア語やハングルの書かれたペットボトルが漂着しており、そんなところに来たんだなあという感じがしました。

北海道大学の施設ですが、一般の人も入れるようです。大学の施設に似合わずイタリアンレストランがあるので、大学の散策のついでに落ち着いて食事ができます。北海道大学の正門の近くにあるのですが、少し分かりにくいところにあります。正門入って右側に、建物を１つ越えると、奥の方へ入っていく車１台ほどの道があり、２～３０ｍほど進んだところです。レストランから前庭に出ることができ、食後にせせらぎのある林の中を散策しても気持ちよいと思います。