すぶたさんのクチコミ(20ページ)全3,773件

よくある寺町のお寺の一つで、観光寺ではありません。
曹洞宗のお寺で、地味な印象でした。
この辺りは、似たようなお寺ばかりで、
夕方になって暗くなるとさらに区別がつきにくくなります。
最近、お寺の檀家が減って経営が苦しくなっているのも、
なんとなく分かりました。

大阪の寺町にあるお寺の一つで、別に観光寺ではありません。
しかし、こちらには大阪の有名な財閥の鴻池一族のお墓があります。
初代鴻池善右衛門とその一族のお墓です。
鴻池新六直文（幸元）の八男で、
1619年に大坂へ移り、1633年に分家を立てました。
屋敷のある今橋から「今橋鴻池」とも呼ばれていました。

今でも、東大阪市には鴻池新田と地名も残っていたり、
国会議員で鴻池さんという人もいましたね。

禅林寺とインターネットで調べると、
京都の紅葉の名所である永観堂が出てきます。
永観堂は通称で、本来の寺名は禅林寺なんだそうです。

大阪の寺町にあるこちらの禅林寺は、曹洞宗のお寺です。
この辺りは、日蓮宗や臨済宗のお寺が多いので、
ちょっと珍しいです。

でも、実際の私の周辺は、
浄土真宗が多いんですがね。

初代中村富士郎は、歌舞伎役者の女形です。
江戸時代の庶民の楽しみであった歌舞伎が、
天下の台所であった大坂で流行するのも理解できます。

薬王寺にはほかにも赤穂浪士の大高源吾、
赤穂浪士を助けた天野屋利兵衛の墓などもあります。

大阪は歴史があるので、石碑も多くて楽しいです。

大阪の代表的な寺町である中央区中寺にある日蓮宗のお寺です。
周囲のお寺と変わりなく、似たような山門になっていて区別がつきません。
山門の左側に、「初代中村富士郎の墓」の石碑があります。
これは、歌舞伎役者の女形の中村富士郎です。
境内には、赤穂浪士の大高源吾、
赤穂義士討ち入りに協力した
天野屋利兵衛のモデルと云われる天川屋利兵衛の墓もあります。

谷町筋沿いの方が赤穂浪士関連のお寺が多いですね。

本日、仁徳天皇にゆかりのある高津宮（高津神社）を散策してきました。
その後に、北側にある寺町巡りをしたわけです。
円妙寺には、仁徳天皇ゆかりの古井戸がありました。
神道の神社と、仏教のお寺、信仰は違いますが、
いずれも世の平安を願う気持ちは一緒です。

日本の奥深さを感じました。

臨済宗妙心寺派のお寺です。
これだけではふーんという感じですが、
山門の欄間に「龍吟山江國禅寺」とありました。
欄間には龍の彫刻が素晴らしく、
他のお寺より特徴がありました。

臨済宗は私の周辺には宗派の人はいません。
しかし、今回の訪問で結構お寺が多いんだなと思いました。

この辺りは大阪を代表する寺町です。
正法寺も本覚山日蓮宗のお寺で、似たような造りのお寺の中にあります。

開山のいわれは、徳川二代将軍の秀忠の側室（法順の娘）の安産を機に、
大阪高津村といった現在地に、
秀忠から一千余坪を拝領してここに一寺を建立したことからです。

徳川秀忠というと、徳川家康と徳川家光に挟まれて印象が薄いです。
エピソードもほとんど聞いたことがないので、
意外と側室も多かったんですね。

この辺りは大阪を代表する寺町です。
お寺ばかりで区別がつきにくいです。
法雲寺もその一つで、臨済宗妙心寺派です。
山門をくぐると大きな木があり、３月でしたが緑が濃く静かな雰囲気でした。
また、通常は木の札に寺社名が書かれていることがいいのですが、
コンクリートに塗装された山門の柱に直接、
「法雲寺」と書かれてたのも特徴がありました。

お寺巡りをしていると、なんとなく傾向が見えてきます。
大きな道路沿いのお寺はビルに建て替えているパターンが多いですね。
また、幼稚園や保育園、駐車場も併設されています。
その裏手のお寺は、昔ながらの山門の造りがおおいです、

谷町筋沿いの願生寺は谷町筋沿いにあるので、
コンクリートの寺社になっており、
谷町筋には役所や学校が多いので、ぱっと見はお寺らしくありません。
しかし、浄土宗のお寺です。
お参りする人も高齢化が進んでおり、逆にこの方が便利かもしれません。

専修院は、山号は一向山の浄土宗のお寺です。
寺町の谷町九丁目にあります。
周辺は似たようなお寺ばかりですが、
専修院の前は「地蔵坂」という坂道になっています。
これは、専修院に「頬焼け地蔵尊」というお地蔵様があることからきています。
相模の国に千代という下女が助太夫にせっかんされて、
お地蔵様の前で焼けた火箸を頬に当てられた言い伝えからきています。

今も昔もひどいことをする人もいるもんだなと思いました。

天王寺や四天王寺周辺は、寺町でたくさんのお寺があります。
宗派によってお寺は分かれており、専修院は浄土宗です。
そんな専修院には、坂沿いに「頬焼け地蔵尊」というお地蔵様があります。
これは、昔々に相模の国に伝わる話からです。
千代という下女が住んでいて、田は谷昼ご飯を運ぶとき、
毎日欠かさず地蔵尊に初穂を御供えしていたんだそうです。
ある日、その事が助太夫にばれてしまい、お地蔵様の前で折檻されます。
むごいことに焼けた火箸を頬に押し付けられました。
しかし、千代の頬は焼けることなく、
代わりにお地蔵様の頬に焼跡が付いていたそうです。
それにしてもむごいですね。

そんな言い伝えから、この坂には地蔵坂という名前がついています。

日蓮宗のお寺です。

私が日本人らしいと思うのは、
業界関係者が家畜のお墓を作り、
お経をあげて法要するところです。
こちらの蓮光寺には大阪府食鳥販売業生活衛生同業組合が建立した
「鳥魂碑」があります。

家畜だからと粗末にせず、人間と同じように供養するのは、
素晴らしいと思いました。

日蓮宗が多い大阪市中央区中寺周辺ですが、
こちらの大運寺は浄土宗です。
ちなみに浄土宗のお寺が多いのは、大阪市中央区下寺です。
山門の前には象の植木鉢、
山門をくぐると蘇鉄が植えられており、
なんとなくトロピカルな印象でした。
山門の中にも象の植木鉢があります。
安産、厄除けの御利益がある聖観世音菩薩が祀られています。

この辺りを散策していると、大阪市中央区中寺の辺りは、
日蓮宗のお寺が多く、中央区下寺の辺りは浄土宗のお寺が多いようです。

境内には慰霊観世音菩薩の像があり、
「ニューギニア戦没諸英霊」とと書かれています。
ニューギニア戦といえば第二次世界大戦で、
ラバウル戦など上陸した２０万名の日本軍将兵のうち、
生還者は２万名しか居なかった過酷な戦さです。
「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるさんも兵隊としてこの地で戦いました。

大阪を南北に走る大きな道路の谷町筋沿いのお寺です。
日蓮宗のお寺で、コンクリート製の立派なものです。
どちらかというと、谷町筋沿いのお寺は、
コンクリート製に建て替えられているお寺が多く、
細い筋には昔からの山門のお寺が多いように感じます。
周囲も立派なお寺が多かったです。

この辺りは寺町で、似たようなお寺が続きます。
しかし、それぞれのお寺の前には、
様々な石碑が建立されており、歴史を感じます。
妙壽寺もそんなお寺の一つです。

境内には田中金峰のお墓があります。
自身も15歳の若さで医学寮を開き、医者として診療にあたり、
医学と儒学を教え、
貧しい人たちのために漢方の施薬院も設立して無料（！）で治療を行いました。
しかし、18歳で夭折してしまいます。
生きていれば、もっとたくさんの人を助け、
素晴らしい教養人としても活躍したと思います。
当時は現代と違って医学も栄養も発達していませんから、
仕方ないかもしれませんが残念でなりません。

儒学者・医師・詩人と様々な面で活躍しながら、
わずか18歳で夭折しました。
15歳の若さで医学寮を開き、医者として診療にあたったという驚きの才人です。
医学と儒学を教え、貧しい人たちのために官報の施薬院まで設立しました。
無料で治療を行うなど精神的にも素晴らしい人です。
父である華城とともに『大阪繁昌詩』などを執筆して、
幕末維新期の大阪の名所や風俗の様子を表現しました。
しかし、「天才は早死にする」のパターンにより、
才能を惜しまれつつも、18歳の若さで夭折しました。
現在は、妙壽寺に眠っています。

NHK朝の連続テレビ小説「あさがきた」の主人公あさとは別の加島屋・
加島屋作兵衛の援助により開祖しました。
元は戦国時代の豊臣秀吉の頃に、現在の地に移転しました。
この辺りは寺町で、同じような山門のお寺が多いです。
しかし、こちらのお寺は、洋風な感じで教会のように見えて面白いです。
敷地もゆったりしていました。

この辺りは寺町で、似たようなお寺がずらっと並んでいます。
久成寺もその一つですが、このお寺には有名な人のお墓があります。
近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」は、
歴史で誰もが習うことと思います。
大阪キタにはお初天神と呼ばれる神社もあり、
観光スポットとして有名です。

しかし、お初と徳兵衛のお墓はどこにあるのでしょうか？
なんと、ここ久成寺にあるんですよ。
お初の置屋であった天満屋が、久成寺の檀家だったことが縁でした。
なお、お初徳兵衛の合同の墓は、
八尾市の大通寺にあります。