すぶたさんのクチコミ(3ページ)全3,773件

日本最初の電気鉄道は、京都電気鉄道株式会社の伏見線です。
明治２８年（１９８５年）に開業しました。
この地を起点として伏見町下油掛までの約6kmを走りました。
この石標は電気鉄道事業発祥地として伏見線起点を示すものです。
また、終点にあたる伏見区下油掛にも石碑があります。

現在の京都駅の北東側にあり、石碑の足元のストライプが綺麗でした。
また、古い電車の銅板が埋め込まれており、見ごたえがありました。

高瀬川沿いを歩いていると、立誠小学校の前まできました。
日本映画発祥の地でもあります。
そこに掘削用の道具を持った立派な上半身の石碑がありました。
読んでみると、「角倉了以翁顕彰碑」でした。
角倉家は安土桃山・江戸初期の豪商で、角倉船で安南国と海外貿易もしたそうです。
河川開発では京都の大井川、鴨川、高瀬川を開削し、
富士川、天竜川の疏通事業も手掛けたそうです。

今のようにブルドーザーやシャベルカーなどもなく、
大変な事業だったのでしょうね。
そのせいか、立派な顔立ちに思えました。

京都は日本映画の発祥の地です。
大阪商工会議所会頭も務めた稲畑勝太郎が、
日本で初めて映画（シネマトグラフ）の試写実験に成功しました。
なお、稲畑勝太郎の像は、
五大友厚などと揃って大阪商工会議所の近くに建立されています。
映画はフランスのリュミエール兄弟が発明し、
シネマトグラフと呼ばれていました。
その頃は、この辺りは賑やかだったのでしょう。

京都は松竹の撮影所があったことからも、
映画産業が発展したのでしょう。

今は細々と東映映画村がありますが、
NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」で、
思い出して懐かしくなりました。

彦根藩は、京都とは琵琶湖から高瀬川の舟入を通してつながっていました。
江戸幕府とは、徳川家康が征夷大将軍になる前から、
藩祖の井伊直正が活躍し、江戸時代になって彦根城を築きました。
藩祖の井伊直正は、ＮＨＫ大河ドラマ「女城主直虎」で、
菅田将暉さんが演じたのを覚えている方も多いでしょう。

幕末に十三代藩主井伊直弼が幕府大老に就任し、
安政条約を結んで局面の打開に当りました。
しかし、安政の大獄の後に桜田門外の変で直弼が暗殺され、
藩はその後は勤王に論が変わりました。

京都での彦根藩邸の役割は、京都における連絡事務所でした。
高瀬川沿いには、藩邸跡が多く、幕末の志士たちが活躍したと思うと感慨深いです。

加賀藩は現在の石川県金沢市を中心とした藩です。
加賀藩は江戸時代は外様では最大の藩で、１０２万７千石でした。
「加賀百万石」という言葉を聞いたこともあるでしょう。
前田利家を初代とし、代々の藩主は学問芸術を振興しました。
そのせいか、激動の幕末は石高の割に、活躍する志士の名は聞きません。
東寺の古文書を整理するなどして、
文化で京都と加賀をつないだといってよいと思います。

実際、石碑がある高瀬川の御池小橋のあたりは中心地より北にあって、
静かな雰囲気でした。

幕末の土佐藩といえば、坂本龍馬、中岡慎太郎、
後藤象二郎、武市瑞山など多くの志士が活躍しました。
当時の京都では、御所に天皇がいたこともあり、
薩摩藩や長州藩をはじめ、各藩の様々な動きがありました。

土佐藩邸は高瀬川沿いにあり、現在は飲み屋街になっています。
現在は石碑と説明板が残るのみですが、当時をしのんで歩くと、
この通りも坂本龍馬も歩いたのかな？と思ってしまいました。

『東海道中膝栗毛』は、江戸時代後期の戯作者・十返舎一九の代表作です。
弥次郎兵衛と喜多八の二人が伊勢詣でを思い立って、
江戸を旅立ち東海道から京都、大坂を旅します。

京都では、弥次さん喜多さんが清水寺に詣でた後に、
三条大橋付近に宿泊する話があります。
この三条大橋の西詰にある像は、
三条小橋商店街振興組合が、平成六年に道中安全祈願で建立しました。
顔を見るとユーモラスな印象で、
当時の旅を思うとはるばる来たんだなぁという印象を持ちます。
実際、今のように新刊背や飛行機、高速バスなどでピューと来たわけでないですよね。
一歩一歩、歩いたのでしょう。

五条大橋は京都の主要な通である五条通に架かる橋です。
牛若丸（源義経）と弁慶は、この五条大橋で出会ったといわれています。
２人の像は五条大橋から少し西側の、
五条通の中央にあるポケットパークにあります。
丸くて子供のような像で、見たら思わず微笑んでしまいます。

橋自体は特段特徴はありません。
四条通は人も車も交通量が多く混雑しています。
しかし、五条通はあまり歩いている人が多くなく、
自動車の交通量が多いです。

この橋を渡ると大谷本廟があり、お盆やお彼岸は混雑すると思います。

牛若丸（源義経）と弁慶は、五条大橋で出会ったと語られています。
まるで、女性のような美少年で笛を吹いているイメージです。
現在は、五条大橋から西側の五条通の中央にポケットパークがあり、
丸くて可愛らしい牛若丸と弁慶が立ち回りする像があります。
石造りのベンチもあり、座って休憩できました。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」で、菅田将暉さんが演じた源義経。
また、主役として源義経が演じられるときは来るのでしょうか？
その時には、このモニュメントも紹介されるでしょう。

御池通を歩いていると在原業平の邸址の石碑を発見しました。
テレビ番組「新婚さん、いらっしゃい！」の元スポンサーである
吉忠のビルの向かって右側でした。
ただ、石碑があるだけで、説明板もありません。

在原業平は、平安時代を代表する６人の歌人で、
「六歌仙」の一人です。
「ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」
の短歌を小学生か、中学生の時に習いました。
また、「伊勢物語」のモデルの説もあります。

それでも、教科書に載っているような人物の石碑が見れて、
さすが京都だなと思いました。

先斗町と書いて「ぽんとちょう」と読みます。
昔から風情がある飲食店街です。
しかし、以前より若い人向けのお店が増えて、
ハードルは下がったように思います。
いずれにしろ、人気がある通りなので、
予約をして食事をしてゆっくり風情を楽しみましょう。
写真を撮るだけなら、夕方から夜がおすすめです。

今回は御池通にあじさいを観に行って、
西へ西へと歩いていると御池大橋にたどり着きました。
御池大橋事態は現代的な橋で、特に観光スポットではありません。
しかし、鴨川の景色は良かったです。
自動車、タクシー、観光バス、路線バスの交通量は多いですが、
観光客など人の行き来はあまりないので、
御池大橋の上でゆっくりできます。

京都は鴨川があるため、
東側（河原町）と西側（祇園）をつなぐ橋は混雑しがちです。
三条大橋は、四条大橋ほどではないですが、やはり混雑しています。
木製の橋なので風情があります。
西側の橋のたもとには、弥次さん喜多さん像があります。
鴨川を東に渡ると三条京阪駅があり、出町柳駅の方への路線があります。
三条大橋のあたりから河川敷に降りられます。

ちょっと観光に疲れたら河川敷に降りるのも良いと思います。

京都へ新幹線で訪問された方は、
京都駅の南側の八条口という乗り場を聞いたことがあるかもしれません。
よく、バスツアーの集合場所になっています。
これは八条通から来ています。
京都駅より北側に七条通があり、鴨川に架かっているのが七条大橋です。
この橋を渡ると京都国立博物館や三十三間堂、智積院へ行けます。
また、七条大橋の東側には京阪電車の七条駅があります。

四条大橋や三条大橋と比べると、交通量は少ないです。
しかし、卵管の模様がおしゃれで見ごたえがありました。

旧都の中心地である四条河原町。
最近では祇園祭の辻廻しがニュースになりました。
そこから東の鴨川に行く途中に小さな川があります。
それが高瀬川で、森鴎外の「高瀬舟」にも出てきます。
最近では、ＮＨＫの「ブラタモリ」で放送されました。

今回は、あじさいを観に御池通に行って、
そこから高瀬川沿いに南下して智積院へ移動しました。
柳にあじさいが美しく、風情を感じられました。

木屋町通は河原町通から一本東側にある南北の通で、
高瀬川沿いになります。
この辺りは飲食店が多く、夜は特ににぎやかです。
通の幅は狭くバスは通りません。
しかし、タクシーや自家用車がよく通り、
歩道も狭いので注意が必要です。

今回はあじさいを観るために木屋町通を散策しました。
柳とあじさいのコラボを観れて風情を感じました。
しかし、四条通と交差する箇所になると、
喫煙スペースがありちょっとそこはマナーが悪かったです。

６月下旬に京都でランチを食べた後に、あじさいを観たくなりました。
しかし、１５時を過ぎていたので、
今から宇治や大原のアジサイの有名な寺社に行っても閉まっています。
たまたま、検索していたら智積院が拝観時間を過ぎても見学できる、
あじさい園は無料で見られるとのことなので行ってみました。

智積院は京都国立博物館、三十三間堂にも近く、
セットで見学するのも良いです。
また、境内には飲食店や宿泊施設もあるので、
こちらで泊まったり食事をするのも良いと思います。

あじさい園へ向かう途中、桔梗も咲いており穏やかな気持ちになれました。
（あまり桔梗を目にすることはないので）
あじさい園も夕方に訪問したせいか、誰もおらずゆっくり鑑賞できました。
今回は境内は見物できませんでしたが、秋にでも行って紅葉も見たいと思いました。

飲食店や物販店が揃う新風館、以前は空き店舗が目立って少し寂しい印象でした。
しかし、リニューアルされてミニシアターや、
関西初、京都初、新業態のお店が増えて観光客だけでなく、
地元の人も使えそうです。
今回は、ちょっと内部を見学してトイレをお借りしました。
リニューアルして年月が短いので、
綺麗で気持ちよく利用できました。

近くには京都市立博物館など
良い展覧会をやっている観光スポットもあるので、
食事やお茶などにも使えるお店が多かったです。

京都を代表する大きな橋です。
ＮＨＫの天気予報では、鴨川にかかる四条大橋の風景がよく映ります。
京都市内は、鴨川に架かる橋が少ないので、
どうしても橋では人やバス、タクシー、
自家用車や業務車の交通量が多くて渋滞しがちです。

特に、観光シーズンは混雑するので、
バスで四条大橋を渡るのは避けた方が良いです。

今回は、平日で観光も落ち着いていたので、スムーズに渡れました。

京都はまだまだ高層ビルが少ないので、
方向を確認したいなら京都タワーが目印になります。
新幹線で東京方面から戻ってきたときに、
京都タワーと東寺を見ると「ああ、京都に戻ってきたんだな。」と思います。
京都タワーの周囲には、京都駅、ヨドバシカメラ、ホテルなどがあります。
夜景もそれなりに綺麗えすし、飲食店が多いので夜に行くのがお勧めです。