RON3さんのクチコミ(19ページ)全4,322件

高知県の西のはずれの宿毛から国道321号線、通称サニーロードを、足摺岬を目指して南下していたら、「叶崎」の表示を見て止まりました。
切り立った断崖の上から、真っ青な太平洋と荒々しい海岸線を見晴らせました。
左が景勝地の叶崎で、叶崎灯台も見えました。
「叶崎海岸を見ずして土佐風景を見たとはいえない」と俳人の河東碧梧桐が言った景勝地でした。

国道321号線、通称サニーロードで、宿毛から足摺岬を目指して南下していたら、「叶崎」の表示を見て駐車スペースに止まりました。
切り立った断崖の上から、真っ青な太平洋と荒々しい海岸線を見晴らせました。
左が景勝地の叶崎で、叶崎灯台も見えます。
「叶崎海岸を見ずして土佐風景を見たとはいえない」と俳人の河東碧梧桐が言った景勝地でした。

大月半島の先端にある柏島は「船が浮かんで見える」ほど透明な海です。豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているために、約1000種類もの魚が生息する海で、ダイビングや釣りその他の楽しみが多いです。
その柏島に渡る手前にある海岸に面したキャンプ場は、プライベートビーチ雰囲気です。すぐ隣には、サンゴや貝殻のかけらでもっと白く見える白浜海岸があります。
まるで沖縄を連想してしまうほどの素敵な環境を自分たちだけで味わえます。

「船が浮いて見える」ほど水が綺麗で澄んでいます。また、豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているために、約1000種類もの魚が生息していて、ダイビングや釣りも楽しめる島です。
しかし、柏島は、激しい風波で漁業も困難だったので、江戸時代に野中兼山が14年かけて築いた石堤が海岸と集落の間に残っています。
その光景は、ハイビスカスやハマユウが咲いていて、まさに南国でした。

「船が浮いて見える」という柏島に1年前に行った時は雨だったので、リベンジに行きました。
今回は晴れていたので、素敵な青い空ときれいな海の色が見えました。
お勧めの場所は、大月半島と柏島の間の柏島漁港周辺で、波が静かで水がより透き通ってみえます。
しかも今回は地元の人の情報で湾内に「イルカの親子が棲みついている」ということでした。すると、本当に親子がいて、入江の中をゆっくりと、ぐるぐる回っていました。
そして念願の「浮いている舟」を去年よりも良く見えました。

昨年、2023年（令和5年）にリニューアルオープンしたばかりで、広大な園内全体がキャンプ場やBBQ場などの多目的広場としてよく整備されています。
宿毛湾に面したフォトスポットがあって、青い空と白い「SUKUMO」のロゴが映えます。
そこは冬に見られる「だるま夕日」の名所になっているらしいです。

キャンプエリア、フィールドアスレチックもあります。
また、「浜田の泊屋」（レプリカ）があって、２階からの眺望が良いです。

リアス式海岸沿いのドライブで宇和島市街地からかなり時間がかかりました。
段畑は、急斜面に石垣を積み上げて作られた階段状の畑で、ジャガイモ（男爵）が名産だそうです。
石垣は昼間の太陽熱を吸収して土を温めて、夜間はその保温効果があるらしい。
狭い階段を上っていくと坂道に出てそれをさらに上ると展望が開けます。
宇和島湾に浮かぶ、真珠や鯛などの養殖用いけすなどが見えます。

この道の駅には「農産物直売所」の範囲を超えた広い売店に、愛媛県内各地の様々なお土産もあるし、特筆すべきは北海道のチョコレートで有名なロイズの商品がたくさん揃っていることです。
フードコートでは宇和島で有名店が入っていて、名物「宇和島鯛めし」も食べることができます。
建物の外にもロイズのソフトクリームの売店があって、チョコレートソフトクリームをいただけました。

辰野川に架かる鉄筋コンクリート製の小さな橋です。見た目よりも、「宇和島出身の偉人」の名を残したい気持ちが大切なんですね。
宇和島出身で日本初の法学博士、「法学の祖」「民法の父」と称された穂積陳重(のぶしげ)（1856-1926年）の名をつけたそうです。
「銅像となって、同郷の万人に仰ぎ見られるよりは、橋となって、公衆に履んでもらえたら無上の光栄である」という陳重の意思を尊重して実現したようです。
ちなみに奥様は、日本資本主義の父と言われる渋沢栄一の長女歌子。その時代と背景の中で活躍した人物だったんですね。

JR四国予讃線の宇和島駅の駅前広場にあります。
この蒸気機関車は、1914年（大正3年）に宇和島で一番初めに走った機関車の原寸大模型で、ドイツのコッペル社製「形式ケ220」の軽便鉄道用で、レールの幅が狭く車両も小さいです。
解説板のスイッチを押すと、「実録の機関車走行音」や「鉄道唱歌メロディー」が流れます。
ちなみに『鉄道唱歌』の作詞をした大和田建樹（1857-1910年）は、宇和島出身の歌人、詩人です。

JR四国の予讃線の駅で、予土線も乗り入れています。
駅前には背の高いヤシの木並木があって、南国感があります。
また、駅前には宇和島闘牛の横綱牛の大きな銅像があります。宇和島には今でも闘牛文化が残っているんですね。
その近くに、旧宇和島鉄道SL1号機関車があって、1914年（大正3年）に宇和島で一番初めに走った機関車の原寸大レプリカだそうです。

「闘牛」って日本でまだやってたんですか？　というくらい無知な私です。
宇和島に向かっていると、市営の闘牛場があるとわかり、寄り道をしました。
立派な建物で、全国でも珍しいドーム型の闘牛場になっていました。
写真展示コーナーや場内を無料で見学ができました。

現在、全国にある６つの闘牛場の1つで、年に4回の定期大会を開催しているそうです。
雑知識として、宇和島闘牛では、闘牛の勝牛のファイトマネー「給金」が4割、負牛に6割と聞いて驚きました。負けた方の牛主へのいたわり、慰めのきもちからで、それも宇和島の伝統らしい。

ホテルの斜め前に道後温泉本館があって、温泉街の散策は非常に楽でした。
綺麗なお部屋はゆとりある間取りでくつろげました。８階の部屋からは見晴らしも良く、道後温泉本館や空の散布道、松山城まで見えました。
温泉も露天風呂も気持ちよく、さらに姉妹間のホテル葛城 Spa Resort道後の温泉施設も利用できて、温泉好きの私にとっては嬉しい限りでした。
夕食のハーフバイキングも、好きなものを好きなだけ美味しくいただけて、満足でした。

愛媛県の最南端の愛南町にある日帰り温泉施設併設の宿に宿泊しました。
町営施設なので、利用料、宿泊料金、レストランの食事料金、全てが格安料金でした。
国道３２１号線沿いにあって、お遍路さんや釣り人にも利用されるとあって、ロケーションも便利です。
日帰り温泉の開始・終了時間に合わせての利用なので、大浴場は夜９時までで、朝風呂はありません。そこで部屋にお風呂のある部屋を予約しました。しかも温泉が出ます。部屋は全部で10室しかないので、予約はお早めに。

旧宇和町小学校 第一校舎が移築展示されています。その1教室が「宇和米博物館」なのかもしれません。様々な品種のお米や農機具の展示があります。

見どころのメインは、昭和3年築の平屋校舎そのもので、12教室が一直線に並んでいます。
教室内は、「宇和米博物館」の展示室や休憩室、事務室の他、オフィスやネイルサロンにもなっています。
全長109mもの長～い廊下には柱がなく、全て見通せます。
この廊下で、毎年「雑巾がけレースZ-1グランプリinせいよ」が開催されているそうです。

1882年（明治15）年に卯之町の町民の寄付で建てられた四国最古の小学校校舎で、国の重要文化財に指定されています。
明治の建物としては、白壁とアーチ型の窓がハイカラな洋風建築で、文明開花を意識した教育への情熱の表れだと想像できます。
事前に予約すれば、袴姿の先生に明治の授業を受ける体験もできるそうですよ。

「先哲」は個人名ではなくて、昔の優れた思想家や偉人、賢人のことらしい。
西予市宇和町の基盤を創った人々の業績を展示している記念館で、入館無料です。
二宮敬作、楠本イネなどの宇和町にゆかりのある人物の業績や資料を展示しています。
江戸時代末期の二宮敬作はシーボルトの弟子で蘭学者、医学者で、楠本イネはシーボルトの娘で、日本初の女医だそうです。
ここでも、スタッフさんに町のことを尋ねると、親切に詳しく教えてくれました。

重伝建地区の「卯之町の町並み」の中にある古民家を復元した観光案内所兼無料休憩所です。
観光のパンフレットもあるし、ひとこと聞くと親切に、とても丁寧に観光の案内をしてくれました。
そんなささやかな会話や、奥ゆかしい地元の人とのふれあいの中でも卯之町の静かな昔ながらの町並み観光をより楽しめました。

まだマイナーな町なので、空いていて、静かな環境で重伝建地区の街歩きを楽しめます。

ただ最初は、国道56号線沿いの市役所付近を行ったり来たりして、どこに商工課観光案内所があるのかわからず、「卯之町の町並み」といった案内板も見当たらず途方に暮れて、JR卯之町駅前に行って、駅前の「ゆるりあん」に飛び込みました。それが正解でした。そこは観光案内所の機能も兼ねていて、観光資料やマップ、駐車場の場所、手軽な観光コースなどを聞けました。
次に、町並みの中心にある「文化の里休憩所」を訪ねましょう。そこでも資料がそろっているし、聞けば親切にいろいろ教えてくれます。

何度も通って写真を撮りましたが、毎定時に作動する「坊ちゃんカラクリ時計」を見ていなかったのが心残りでした。それで今回は、ちょっと前に到着して、その時を待ちました。自分だけでなく、外国人観光客もたくさん来ていて、待っていました。
夕方6時に時を打って、メロディーが流れて、カラクリ時計の屋根や胴体がせり上がって、胴体が開いて、からくり人形が出てきます。そしてメロディーに合わせてゆったり揺れています♪
毎定時のちょっと前に到着して、是非一度見てみてください！