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北欧旅行の往路で利用しました。
フィンエアーの利用は初めてだったのですが、ビジネスシートはなかなか快適。
復路はJALのビジネスでしたが、明らかにフィンエアーのビジネスシートの方が新しく上質。スペースも広めでゆっくり休むことができました。
深夜便だったせいか食事はやや質素だった気もしますが、日本人CAさんも搭乗していてサービスも日本の航空会社に劣らない印象。
またヘルシンキ国際空港もコンパクトかつ機能的で、シェンゲン協定国への乗り継ぎもスムーズ。
ヨーロッパ系キャリアでは一番気に入ったかも。

旧市街を一望できる展望台。
市街地の反対側から向かうと結構急な階段を昇ることになりました。
展望台からは旧市街だけではなく、旧市街の古い町並み越しに近代的なビルが並ぶ新市街やフェリーターミナルが望めます。

最初に建築されたのが1219年というエストニアで最古の教会。
内部の見学が２ユーロ、塔の見学込みで５ユーロでしたが、案内の方の誘導のまま塔の薄暗い急な螺旋階段を昇り塔の頂上の見学をしました。
高いところからの景色はよかったですが、正直かなり疲れたのでお勧めはしません。
教会自体は墓所を兼ねているらしく埋葬者の紋章と墓標が飾られていました。

市役所近くにある中世をテーマにしたレストラン。
ランチで訪問。
店内の内装や女性スタッフの衣装などなかなか本格的に中世の雰囲気。
テラスもありますが、せっかくなのでろうそくの明かりがある店内の少し奥の席に座ります。
「neptune`s divin fish platter（ネプチューンの神聖な魚の盛り合わせ）」とハニービールを注文。
料理については正直普通といった感想ですが、中世の雰囲気を十分楽しむことができました。

タリン旧市街の中心にある広場。
15世紀初めに立てられた旧市庁舎の前に広がっていて、広場にはカフェやレストランのテラス席が並んでいます。
訪問時はあいにくの雨空だったのですが、観光客でにぎわっていました。

フィンランドのローカル料理いただくため滞在中に2度訪問。
時間帯によってはかなり混むとのことで、2度とも夕方5時ごろ訪問すると比較的すいていました。
1度目はトナカイのソテー、2度目は「セイラーズメニュー」という名物のニシンのフライが入ったミニコースを注文。
トナカイのソテーは素朴な味わい。トナカイ肉の臭みを消すためかやや濃いめの味付でした。
ニシンのフライはバター風味。ふわふわマッシュポテトと一緒に頂くとシンプルにおいしい。
スタッフの親切で居心地よく過ごせました。

ヘルシンキ市街の中心地にあるので、ヘルシンキ中央駅やヘルシンキ大聖堂などが徒歩圏内。近くにレストランやスーパーなども多く、トラムの駅もあり観光の拠点として便利でした。
客室も清潔で不便を感じることはありませんでした。利用はしませんでしたがフィンランドらしくサウナもある様子。
スタッフの方も親切で快適に宿泊できました。

100年以上の歴史がある市場。エテラ港すぐ近くにあります。
中に入るとカフェレストランや肉屋さん魚屋さんが所狭しと並んでいます。
見てまわるだけでも楽しい。
キャビアや缶詰、トナカイのビーフジャーキーや毛皮なども売っているのでお土産を買うのもいいかも。

旅行最終日に少し時間があったので、少し前にネットで話題になったアレを見に行ってみました。
博物館は熱帯から北極圏まで生きる動物のはく製や恐竜の化石の展示などがメイン。
面白くはありますが、正直フィンランドまで来て入場料20ユーロ払って訪問する価値があるかといえば微妙。
例のアレ「サカバンバスピス」は古代生物コーナーの片隅に展示してありました。
真面目な展示の中、愛嬌のある模型は確かに少し面白い。
時間があれば寄ってみてもいいかも。

ヘルシンキ大聖堂から道を挟んで西隣り。
大聖堂のついでのつもりであまり前調べもせず入ってみると、その美しさに驚きました。
入り口の重厚なドアを開けるとまず美しい装飾が施されたドーム状の天井の部屋があり、図書館のメインルームは、吹き抜けになっていてガラス張りの天井は日光を柔らく取り込んでいて、螺旋階段が美しい。
書架に置かれた本の様々な色合いの背表紙もまるで芸術作品の一部のようでした。

19世紀のロシア支配時代に建設されたロシア正教会の寺院で、建築もロシア人建築家が担当したとのこと。
ヘルシンキ大聖堂に比べると外観も尖塔が多く配置され、内部の装飾も豪華で重厚な雰囲気。宗教建築に関する考え方というか価値観が違う感じ。
とはいえ見ごたえのある美しい建物であることは変わりなく、小高い丘の上にあるので周りの景色も見渡せるのでお勧めです。

フィンランド人の7割が所属するフィンランド福音ルター派教会の総本山とのこと。
現在工事中のようで、元老院広場から見ると大きな覆いがかかっていました。
内部は北欧らしく白を基調として過剰な装飾を排した造りで、金のシャンデリアと美しい祭壇、巨大なパイプオルガンがセンス良く配置されていて、非常に美しく、印象に残る教会でした。

ヘルシンキを守るために作られた海上要塞。
ヘルシンキ大聖堂近くの港からフェリーで15分ほど。HSLチケットで乗船できます。
フェリーを降りるとすぐ観光案内所があるので、まずは日本語観光マップを入手し、のんびり島めぐり。
橋でつながった島々のいたるところに砲台や城塞、トーチカなど様々な軍事施設が築かれていて、大砲なども置かれています。
のんびり島を一周しておよそ2時間ほど。
観光客だけではなく地元の小学生の社会科見学？らしい集団もいて中々にぎわっていました。

ストックホルム大聖堂前にあるカフェレストラン。
店の前に日本語をはじめ各国語のメニューが貼ってあります。見知らぬ街で日本語メニューはありがたいと思い、少し早めのランチで訪問。
愛想のいい店員さんに案内され、スウェーデン名物のミートボールを注文してみました。
ミートボールはスウェーデン家庭料理の定番だそうで、素朴な味わいに酸味のあるリンゴベリーのジャムがよく合います。
お店の雰囲気も居心地が良い感じなのでおすすめです。

3世紀から続くストックホルムの旧市街。
ストールトルゲット広場を中心に細い路地が網の目のように広がっていて、レストランやカフェ、お土産物屋さんが軒を連ねています。
古い町並みが良く残っていて見どころも多く、のんびり散歩するだけでも楽しい町でした。

ヴァーサとは1628年の初航海時に沈没し、1961年に引き上げ復元されたスウェーデン海軍の軍艦。バルト海は水温が低くフナクイムシが生息していないため沈没当時の姿をよく残しているとのこと。
大航海時代の軍艦は初めて見ましたが、400年前に作られたとは信じられない迫力。構造の精密さは勿論、甲板に使用されている木材の厚さ、舷側砲の多さからも堅牢さや圧倒的な攻撃力が伝わってきます。
1628年といえば日本でいうと江戸時代初期。いわゆる千石船などの復元模型などは見たことはありますが、使用目的が違うとはいえさすがに工業力の差を感じます。
そりゃこんな船がウロウロしていたら鎖国もしたくなると思いました。

現在でもスウェーデン国王が執務を取ったり、ノーベル賞受賞者の晩餐会が開かれるなど現役の宮殿として使われているそうで、訪問時にはちょうど衛兵の交代式を見学することができました。
内部の装飾は豪華絢爛というよりは北欧らしく少し地味目で趣味よくまとめられている印象。部屋数も多く中々見ごたえがありました。

ストックホルム宮殿からほど近い場所にある教会で、王族の戴冠式や冠婚葬祭が行なわれるなど王室との関係も深いとのこと。
大聖堂という言葉から想像するほど大きくはない教会ですが、聖ジョージとドラゴンをはじめとする様々な彫刻やステンドグラスで彩られた内部は非常に美しく落ち着いた雰囲気。
観光客も少なく、ゆっくり見学することができました。

米原駅から徒歩3,4分ほど。
京都に住む友人たちとちょっと早めの忘年会でお昼に伺いました。
お店の外観は殺風景ですが、中に入ると落ち着いた良い雰囲気で、料理も凝っていて味も良い。
安いコースとお酒で１人6,000円ちょっとと値段も良心的。
地元の方に愛されている隠れた名店といった感じのお店でした。

大分駅から徒歩15分ほどですが、公共交通機関であれば市街地循環バス「大分きゃんバス」が便利。
２０１５年開館のわりと新しい建物のようで、美術館には珍しく開放的な雰囲気。
１階は広いアトリウムがあって、常設展示は３階。
一部を除き撮影禁止でしたが、田能村竹田や福田平八郎の日本画をはじめ大分出身の作家の洋画・彫刻が並んでいます。
また湯治客の土産として盛んだった別府竹細工から派生した美術工芸のコレクションも充実していて、なかなか見ごたえがあります。