まつこさんのクチコミ(9ページ)全221件

吉永小百合さんの夢千代日記を観て以来渡るのが念願だった余部鉄橋。ようやく願いかなって訪れました。
老朽化した鉄橋からコンクリートに建て替えられた現在も、その高さは変わらず、日本海の風を受けています。
現在、事故の跡地は公園になっており、余部
駅に昇るエレベーターと、歩いて登る道もあり、上り易くなっています。
普通の駅ホーム以外に歩いて線路を体験する50メートルほどの観光客用の線路もあり、アクリル版を通して下を覗けます。
この日、日本海は穏やかな表情で空の青を写して美しかったです。

施設の周囲がコウノトリのための田んぼになっており、田んぼの中に営巣用の塔が立っていて、実際にコウノトリが入っているのを望遠鏡で観察できます。
またコウノトリの生態について職員さんから学んだり、飼育中のコウノトリの様子も見られました。子供達には触れる剥製があるのが印象に残ったようです。
地域の野菜や土産物、コウノトリグッズも別棟で販売されています。

孫を連れての旅行でしたが、子供用の浴衣のサイズを何度も確認して部屋まで持ってきて下さったり、廊下でも気遣って下さってありがたかったです。
また、慣れない環境で孫が粗相をしてしまったのに不問にして下さり感激しました。
港を見下ろす15畳の部屋は５人でも十分の広さで、食事も驚くほど大量に出てきました。内湯もありますが、厳選かけ流しの露天風呂が良かったです。

　京都の料亭「和久傳」が元の創業の地、丹後で2017年、画家安野光雅氏の美術館を開館されました。
　美術館の他にも工房レストラン「ＭＯＲＩ」と植樹による「和久傳の森」が併設されています。
　緑の芝生の中に横長な黒い美術館の建築がモダンで美しく、内部は安野光雅氏の優しい水彩画の展示とミュージアムショップがあって、洗練された空間になっています。木の香漂う落ち着いた美術館で、ほっこりできました。
　尚「ＭＯＲＩ」の方では和久傳のお菓子とオリジナルなメニューのごちそうをいただけます。安くはありませんが、うどんに蓮根が練りこんであったり米粉のピザがあったりで洗練された納得の内容でした。

　道路沿いの「喫茶たんぽぽ」と、その横から奥に入った「手打ち蕎麦たんぽぽ」の二軒あるのでお間違えないように。
　手打ち蕎麦たんぽぽは玄関の扉を開けると普通の民家の玄関です。下駄箱は大きいので靴を脱いで廊下から広間に通されます。座卓がいくつか並んでいて、二間続きの広間のようで田舎のおばあちゃんの家に来たような懐かしさを覚えます。
　メニューは冷たい蕎麦と温かい掛け蕎麦、おにぎり、天麩羅など。
　運ばれて来た蕎麦は真っ黒でつやつや、冷たい方はなかなか歯ごたえあり、温かい方は出汁の色は関西にしては濃いですが、味はなかなかのもの。冷たい方は後で蕎麦湯も出てきました。
　駅前の出石蕎麦の店が駐車場満車で入れずこちらに来たのですが、味も好みでしかもくつろげてよかったです。

坂越の大道という石畳に面した洋菓子屋さん。といってもパン屋さんに近い。
｢坂利太｣(サリータと読むそうです)というブルーの暖簾がかかっただけの素っ気ない引き戸を恐る恐る開けると、クロワッサンを尖らせたような形のパンの中に、何種類かのクリームが詰められてショーケースに並んでいます。コロネに近いです。
しかしその生地はパリパリで、クリームの湿り気にびくともせず硬さを保っています。
この生地の中に赤穂の塩を隠し味にしたアイスクリームを詰めたソフトも販売していて、テイクアウトでお店の外の路地のベンチで食べられます。ソフトクリームが詰まっているのに、最後まで喉に刺さるほどの食感に驚きました。
坂越散策のおしゃれな休憩になりました。

中央卸売市場近くの鮮魚の美味しいお店です。
なんとランチ営業は10:30から始まりますが、それでも営業開始前から店頭に行列が。
お目当ては市場から仕入れた鮮魚を使った日替わり御膳やお造り御膳、海鮮ちらし御膳など。メイン以外に小鉢５種類とお味噌汁、ご飯が付いてリーズナブルに食べられます。
この日の日替わり御膳はメインが鮭のムニエル。カンパチ‐ホタテ‐鯛‐サーモンのお造りも少量、コンニャクの煮物、秋刀魚の煮付、マカロニサラダ、もずく、一口サイズの明太子までついて880円のお値打ちでした。何より魚が美味しいのが嬉しいです。

坂越トンネルを抜けて海岸線に出てすぐの場所に牡蠣小屋のような雰囲気で建っています。
牡蠣だけでなく、シャコの天ぷらとか車エビの串焼きとか、アコウなどの高級魚もあれば、カキオコもテイクアウト可能。
牡蠣料理も、アヒージョなどのしゃれたメニューもあります。
私達はお昼を別のお店で食べた後だったので、お土産用にカキオコと、特別に牡蠣フライもテイクアウトにしてもらいました。
次は牡蠣以外の鮮魚を食べたいです。

落ち着いた大道の坂道の途中に、昔ながらのガラス張りの引き戸を開けると、板張りにリノベーションされた洒落たカフェがあります。
ドリンクやケーキなどのカフェメニュー以外にカレーなどのランチメニューも美味しそう。時間的にお茶の時間だったので、いちごチーズケーキとアッサムティーを頼みましたが、甘味を控えながらも濃厚で、とても美味しかったです。
坂越は牡蠣の産地ですが、次はここでランチして、お土産に牡蠣を買って帰るのもありかな?
採れたての野菜や、古道具も販売しています。

　嵐山にスコーンと紅茶の専門店ができて、さっそくお邪魔しました。ＪＲ嵯峨嵐山駅から天龍寺に向かう途中、元の郵便局の建物をリノベーションして、レトロな可愛いカフェになっています。
　サンドウィッチやカレーのランチセットもありますが、スコーンにジャムとクロテッドクリームをつけて、ティーフリーで飲めるのが魅力。特にアフタヌーンティーはリーズナブルに楽しめます。
　サクサクのスコーンと、何度でも勧められる種類豊富な紅茶で、すっかり満腹になりました。

　思い切り牡蠣が食べたくなると相生～日生の牡蠣ロード？を訪ねます。今日は赤穂市の坂越へ。「海の駅しおさい」内の「くいどうらく」さんで牡蠣を堪能しました。
　「しおさい」に入ると入口にメニューの写真が。蒸し牡蠣、酢牡蠣、牡蠣フライ、鍋、牡蠣飯をはじめとしたいろんな調理法を一度に楽しめる御膳もあれば、焼き牡蠣食べ放題もあり、焼き牡蠣を楽しむ客は炭火のあるエリアに、御膳のみの客は座敷やテーブル席に通されます。御膳に焼き牡蠣つけるのも可能です。
　今日はまず焼き牡蠣を、そしていろいろ単品をオーダーして連れとシェアしました。店員さんが焼き方をレクチャーしてくれます。全くクセがなく、プリプリの牡蠣。いくらでもつるんと喉をこして際限なく食べられる自分の食欲が怖い。あっという間に牡蠣を平らげ、牡蠣飯の炊けるのを待ちかねて、お米でやっと止まりました。牡蠣三昧で満足でした。





　

　ふたご座流星群がピークを迎えたこの日。空気の澄んだ山の上での観察を思い立ち、突然当日予約して出かけました。休暇村茶臼山高原は標高1200ｍを超えて南東に開けた立地、幸運にも晴天の空、これ以上の好条件は望めそうもありません。
　早めに入浴と夕食を済ませて待機、の予定でしたが、嬉しいことに夜の鹿観察ツアーも企画されており、20時から、建物周辺の草地に夜の散歩に出かけました。多いときは百頭の鹿が見られるそうですが、あいにく当日は姿は見えず。ただ、ピーﾂという鋭い鳴き声だけは聞こえました。しかしこの日は流星群の観察できる日。鹿がだめでも星があるとばかり、全員視線は草地から夜空に移ります。
　澄んだ空に、約5分間に1回のペースで流星が視界に入ります。気温は氷点下なので、身体が冷えてそこそこに建物に引き上げましたが、月が傾くころには部屋の窓からでも1分に1回の割合で流星が見られました。
　想定外だったのは食事のボリュームでした、前菜、イワナのお造り、小田巻蒸、ニジマスの塩焼き、など一通りの会席以外に鍋ビュッフェで柚子だし・白湯だし・キムチだしの三種類の鍋に魚介や鶏肉・豚肉、野菜を好きなだけ入れて一人鍋ができ、〆のご飯や中華麵も用意されています。その上普通にご飯と味噌汁、さらにデザート盛り合わせが大量について、大食いの私もさすがに完食不能でした。そしてこのボリュームは朝食も同じで、和食も洋食も驚くべきボリュームにデザートが用意されていました。
　早起きすれば窓から日の出を見たり野鳥を観察したりも可能。豊かな自然と食事に満足の宿でした。



　

鞆の浦バスセンター手前の県道沿いにある、落ち着いた店構えの大人？なお店です。
鯛めしはもちろん、郷土料理のうずみ飯、地の魚を使った煮魚も刺身も、リーズナブルに食べられ、しかも上品な味わいで、お得感があります。
お手軽にランチを味わうもよし、予約で豪華に会席料理も頼んで安心なお店です。

　かつての福井藩主松平家の別邸で、江戸初期から中期に作られ福井空襲で焼失したものですが平成5年に改修が完成し一般公開されています。
　数寄屋造りの屋敷から池を眺めた景色が特に美しく、池の周りの園路からも角度を変えて様々に楽しめます。また屋敷の中も御湯殿という蒸し風呂や豪華な螺鈿細工の脇棚など鑑賞できるようになっています。
　この日、時折雨の降る中にも紅葉が鮮やかに池に映りこんでしっとりと美しい眺めを堪能しました。

　テレビの二時間ドラマのラストでお馴染みの東尋坊、迫力のある冬こそ真骨頂ではないかと思いつつも、雪道の運転は経験浅く自信がないため、秋の内にと訪れました。おりしもこの日は冬型気圧配置。出発時は快晴だったのに日本海に近づくにつれ空模様も怪しくなり、東尋坊に到着する頃には横殴りの雨が降り出しました。強風のため傘は役立たず、一瞬で漏斗状態に。心中では、これこそ「冬の日本海」とほくそ笑みました。
　意外だったのは、ドラマ中で犯人は断崖の上に追い詰められていくのですが、その断崖までにかなりの距離があったこと。土産物屋さん、飲食店街の方が高い位置にあり、そこから坂道を下った場所が東尋坊の入口です。石の柵が設けられ、断崖にはそこからさらに下ります。最も高い場所で高さ25メートルの崖ですが、正直、上から下ってきたのでそれほど高さを感じませんでした。前述の通り吹き飛ばされそうな雨風のため岩場に降りるのも諦めたので、遠く柵の内側からのみの観光となりました。実際に岩場に立っていれば迫力あったと思います。ただ波の激しさは十分感じました
　尚、転落防止のためか監視員らしき方が2名ほど立っておられました。ご苦労様です。

部屋は広くはないが清潔で機能的にできている。大浴場も露天風呂やサウナもついてビジネスホテルを超えた快適さ。
特に朝食は海鮮丼をはじめとして胡麻豆腐や厚揚げ、越前蕎麦など地元の食材がたっぷり食べられ味も薄味で栄養面でも味覚も満たされた。

　しまなみ海道を尾道から南下して今治に渡る直前の大島のほぼ山頂にあるのが亀老山展望公園です。大島を展望台めざして登っていくと、山頂に近づくほどにどんどん視界が開けてきます。特に隈研吾氏の設計によるスタイリッシュなパノラマ展望台に上ると足がすくむほどの景観が待っていました。
　標高307.8ｍの展望台は瀬戸内海で最も高い位置にあります。周囲360度を見渡せて、特に南西側は来島海峡大橋と周辺の島々、晴れた日は石鎚山まで見渡せるそうです。
　私が到着したのは日没前。ちょうど島陰に夕陽が沈む瞬間でした。海が赤く染まり島々が薄紫色にかすみゆく光景は心に刻み込まれました。もっと天気が良ければ、さらに美しかったと思いますが、それでも充分な感動を味わいました。

　金・土・日の唐戸市場は「活きいき馬関街」という一般客向けの市場として開放されますが、平日はそうもいかないので、市場二階で海鮮の朝食を食べました。
　握り寿司やフグ定食もありますが、他でも食べれるので、今回は煮魚定食にしました。選ぶ魚の種類で値段が変わります。本日はノドグロとカワハギとのこと。あっさりしたカワハギを選びました。甘くない醤油味。魚の新鮮さがわかります。窓の外の関門海峡の激しい潮流が眺めながらの食事で旅情に浸りました。

　ＮＨＫの大河ドラマでも有名になった鶴ヶ城。戊辰戦争で破壊され、その後土台を残して建物は撤去され、天守閣が復元されたのは2011年との事なので、つい最近です。外観は以前のお城のリニューアルですが、内部はもちろん現代建築の博物館になっています。
　それでも城主の変遷や幕末の会津藩の苦闘の歴史などがわかりやすく展示されており、当時の状況を想像すると胸が苦しくなるような感慨がこみ上げてきます。
　石垣で整備されていないお濠は昔のままなのでしょうか。冷たい雨の中、背に顔を隠して浮いている鴨を見ながらお城を後にしました。

　旧門司税関のカフェでフルーツパフェを食べている最中に、後ろで橋が上がっているのに驚きました。事前に知識が無かったので、はね橋の下を船がくぐる場面が見られてラッキーでした。
　その後関門連絡船の桟橋に行くため、最短ルートとして歩いて渡りました。表面は板張りで、注意してみると閉じた橋の真ん中より少し門司港よりに金属製の繋ぎ目があります。