コトルさんのクチコミ(218ページ)全4,752件

ラヴェンナの中心広場であるポポロ広場。
モザイクで有名なサン・ヴィターレ教会などから徒歩5～10分ほどです。
ポポロ広場は市庁舎などの建物が囲まれ、どこかメルヘンチックな雰囲気。
また、建物は低く、全て3階建てです。
このために、広場は小さくでも空が広く、開放的です。
周囲にはカフェなどがあり、休憩にもいいですよ♪

ネオニアーノ洗礼堂は、ガッラ・プラチーディア霊廟やサン・ヴィターレ教会から離れており、そこへ行くのは難しかったでした。
なにしろ表示や順路は全くなく、マップを頼りに行くしかないです。

さて、ネオニアーノ洗礼堂はこれも地味な外観であるが、
内部もやはり、素晴らしいモザイクです。
ブルーのほかに黄金色を多めに使っているのが特徴。
まばゆいモザイクで感動ものです♪

撮影はOKです。
ただし、フラッシュなしが条件ですが、
窓が多く、非常に明るいですので、
難なく撮影できると思います。

サン・ヴィターレ教会とガッラ・プラチーディア霊廟は隣接しています。
このために入場口は1か所で、
順路に従って歩くとガッラ・プラチーディア霊廟が先に鑑賞して、
それからサン・ヴィターレ教会へ向かうという風になっています。
サン・ヴィターレ教会の祭壇周囲を埋め尽くすモザイクは素晴らしく、
美しいグリーン色が多いのが特徴です。
窓からの明るい光のため、
明るく見ることができます。
モザイクの他に、
クーポラを彩るフレスコ画は素晴らしく、
また、床のモザイクはギリシャを彷彿させるデザインで素晴らしいです。
なので、モザイクだけでなく、フレスコ画や床のモザイクも見逃さないように♪

撮影はOKです。
ただしフラッシュなしが条件ですが、
モザイク周辺は明るく、撮影しやすいです。

ガッラ・プラチーディア霊廟は小さなもので外観は地味です。
入ると煌びやかなモザイクに超びっくりです。
特に、鮮やかな深みのあるブルーが素晴らしく、目を奪われます。
きらきらと反射してまるで宝石のようです。
じっくりとモザイクを観賞してください♪

撮影はOKです。
ただし、フラッシュなしが条件です。
このために、内部は暗く、撮影は難しいですが、
入口の光を遮るカーテンがぱっと開けた瞬間が狙い目です。
そのときに明るい光が天井を照らし、きらきらです♪

ラヴェンナはビザンチン文化の最高峰であるモザイク芸術で有名です。
ラヴェンナ市内は
ガッラ・プラチーディア霊廟、サン・ヴィターレ教会、ネオニアーノ洗礼堂などがありますが、
市外にあるサンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂は外せないスポットです。
サンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂は郊外にあり、不便ですが、
私は専用車チャーターをいかして行きました。
公共バスや電車があり、行けますので、ぜひ、サンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂へ。

さて、モザイクは素晴らしい色です。
美しい水色がサンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂。
深いコバルトブルー～サファイアのようなブルーがガッラ・プラチーディア霊廟。
明るいグリーン色がサン・ヴィターレ教会。
黄金色が多いネオニアーノ洗礼堂。
と、それぞれ特徴的な色彩です。
じっくりと鑑賞してください♪

いずれも撮影はOKです。

グランド・ホテル・マジェスティック・ジア・バリオーニから徒歩3分にあります。
Mercato delle Erbeはボローニャを代表する市場です。
別名「Mercato di Ugo Bassi」とも呼ばれています。
市場は駅舎のような建物。
中はびっしりとブースが並べられています。
超新鮮な野菜たちがいっぱい。
色が素晴らしく、どれもこれも、このまま生で食べたいくらいものです。
旬のアーティーチョークは花のようで美しく、素晴らしい。
驚いたのはカブや大根やシソなど日本野菜があること。
こういったものはどのように使われるのか想像できない。
野菜のほかに、フルーツ、お惣菜、オリーブ、生ハム、お肉、チーズも。
見学にはとても楽しいところです。

なお、お土産になるものは香辛料やハーブくらいです。
営業時間は7時～13時です。
日曜日はお休みです。

ハイブランドショッピングモールである「ガレリア・カブール」に隣接してエルメスがあります。
エルメス・ボローニャ店は貴族の館を改修した優雅な雰囲気。
一番驚いたのは天井。
天井には絵のような古い木の飾りでびっくりです。
店舗の規模はフィレンツェより小さいですが、
品揃えは驚きものです。
バッグは種類豊富ですが、
それよりも小物・靴・洋服のほうが日本未入荷ものばかりで、
掘り出し物に出会えます。
私は日本未入荷であるテニスボール柄の長袖シャツやTシャツを買いました。
これ、本当にレアなもので自分でも驚きました。
ボローニャに来たら、エルメスをお見逃しなく♪

ボローニャに3泊しましたが、トラブルはありませんでした。
夜間でも全く問題なく、マッジョーレ広場など、夜景を楽しめました。
何よりも警察官が巡回しているのは心強いです。
なお、土曜日と日曜日は大通りとマッジョーレ広場周辺の通りは歩行者天国となります。
治安は良好でした。
ただし、横道や裏道は最低限の注意を持って行動するべしで、ヨーロッパ共通です。

マッジョーレ広場から南へ歩き、ガレリアカヴールがあります。
ハイブランドが並び、ショッピングに便利。
ルイヴィトン・ブルガリ・プラダ・フェンディ・ミュウミュウ・グッチ・カルティエなどがずらり。
それぞれの店舗はフィレンツェやミラノよりは小さいですが、
品揃えは驚きものです。
大都会より、思わずの掘り出し物に出会え、穴場です。
なお、グランドホテルマジェスティックギアバリオーニに宿泊している場合は買った商品をホテルへ届けてもらえます。
ほかのホテルは不可です。

サンペドロニオ聖堂はマッジョーレ広場にあります。
2013年3月時点で、ファサードの下半分は修復工事のため、工事用の幕が覆われていました。
でも、夜景のライトアップではそれほど違和感なく、楽しめました。
内部は豪華で優雅な雰囲気で素晴らしいです。
なお、内部は撮影不可ですのでご注意ください。
また、帽子も不可ですのでご注意ください。
入場はフリーです。

マッジョーレ広場から斜塔を通り越したところにあり、徒歩5分です。

サン・ステファーノ教会群はその名の通りにいくつかの教会が寄せ集めたもの。
11～13世紀に建てられたものでかなり古いです。
入口は、一か所であるが内部は迷路のようです。
回廊がいくつかあり、ゆったりと歩けます。
昔から変わらぬであろうその光景、
不思議な感覚に襲われます。
日本の寺院にも共通する独特な静粛。
なぜか安らぎになりました♪

入場はフリーです。
入口におばあさんがいますが、物乞いですので無視してください。
撮影ですが、建物内部は不可です。
屋外の回廊は撮影OKです。
内部は言わば墓場に近いもので不気味です。
なので、内部より回廊のほうがオススメ。
回廊で注目するべきは、建物の外観。
素晴らしい小さなタイルを使ったモザイクがあり、ポルトガルのアズレージョに近いです。
これは必見ですよ♪

「Grand Hotel Majestic gia Baglioni」から徒歩5分のボローニャで一番高い塔へ。
ボローニャの斜塔の隣がアシネッリ塔で最上階へ登りました。

狭い階段をぐるぐると回りながら登る。
かなり疲れてしまう。
約20分ほどで最上階に到達。
最上階からの眺めは素晴らしい。
ボローニャの赤茶色の屋根がびっしり。
カテドラルや教会の鐘楼や塔がいくつもある。
宿泊しているホテルも見える。
全体を眺めるとボローニャは都会とはいえ、
かなり小さいことに気付く。
周囲は新市街が広がり、遠く郊外にまで広がっている。
西北方面を見るとモデナの街が見える。
西方面～南方面を見ると美しい山々。
東方面は広大な農耕地帯。
心ゆくまでにパノラマを楽しめました♪

入口から入って登った途中に切符売り場があり、そこでチケットを買って入場です。
かなり狭い階段ですが、踊り場があり、問題がありませんでした。
晴れ渡っていても、屋上は強風が多いようなので注意してください。
屋上は一応、一周できますが、 非常に狭い部分がありますので注意してください。
上りよりも下りのほうが大変でした。

マッジョーレ広場はボローニャ中心部であり、観光名所です。
美しいネプチューン噴水。
それを囲む壮麗なコムナーレ宮・エンツォ宮・ボデスタ宮・サンペドロニオ聖堂が並びます。
雨のしっとりした風景、晴れ渡り真っ青な空の風景、どんよりとした曇り空の風景とそれぞれの天気の風景を見ましたが、
やっぱり、夜景は素晴らしいです。
マッジョーレ広場はライトアップされ、幻想的な雰囲気。
それだけでなく、周囲の壮麗な建物もライトアップされ、素晴らしい。
この夜景は天候に左右されずに楽しめますので、
オススメだと思います。
なお、治安ですが、警察の人が巡回していますので、全く問題がありませんでした。

ボローニャ出身のドライバーがオススメだというレストランへ案内されました。
ラヴェンナの郊外にあり、一軒家のレストラン。
「al boschetto」（アル・ボシェット）。
スローフードあるいはマクロビオでは超有名だという。
素材はこだわり、美味しいラヴェンナ料理を味わえるという。
店内はイタリアの田舎らしい雰囲気で素敵。
スタッフはにこやかでいい感じ。
お勧めのものをお願いする。
まずは自家製パンやグリッシーニやフォカッチャ。
とても美味しく、つけて頂くオリーブオイルがなんと美味しいこと。
自ら取り寄せたというトスカーナ州産とリグーリア州産のオリーブオイル。
香り豊かでまろやかで日本では味わえない。
続いて
＠アミューズ：白アスパラのスープ
＠前菜：スカンピ（手長海老のこと）と魚の練り物風のフィッシュソース
＠メイン：オマール海老とトマトの自家製タリアテッレ
＠ジェラート
＠デザートワイン
どれも濃厚な美味しさで、十分な素材の味を引き出している。
これらは、日本のイタリアンでは味わえない美味しさ。
最後のデザートワインはシェフからのサービス。
ブオーノ！オッティモ！と連発したら、シェフが大変喜び、デザートワインをくれたわけ♪
誰にも教えたくないラヴェンナの隠れた名店。
本当に記念の思い出になりました♪

カードは使えます。
接客態度は問題なし。
料理のスピードは問題なし。
英語メニューなし。
撮影はOKです。

グランド・ホテル・ギア・バリオーニのコンシェルジュにどこかお勧めのレストランは？と聞いたら、
サント・ステファーノ教会群の向かいにあるレストラン「Cesarina」（セサリーナ）。
ホテルから徒歩5分にあります。
店内はいくつかの部屋に分かれ、奥の広い部屋は地元の人でいっぱい。
かなり、有名らしいです。
お勧めものをお願いしました。
＠前菜：旬のアーティーチョークのフランとチップ
＠メイン：ボローニャ風ミートボールコロッケと春野菜のフライ
＠デザート：ボローニャ名物の冷たいデザート　チョコレートクリーム・カスタードクリーム・ピスタチオクリーム・シフォンケーキの重ね
どれも美味しく、特にアーティーチョークの美味しさは驚く。
ボローニャ風コロッケはボロネーゼに使うミートソースをコロッケにしたもので濃厚な美味しさ。
難点は地元の人で賑わうために料理の量が多すぎること。
このため、半分しか食べられず。
雰囲気とボローニャ料理を楽しめました♪

カードは使えます。
接客態度は問題なし。
英語メニューなし。
料理のスピードはやや遅め。
撮影はOKです。

「Grand Hotel Majestic gia Baglioni」のコンシェルジュにオススメのシーフードレストランは？と訊いたら、
徒歩2分の「Franco Rossi」がオススメ。
予約してもらってそのレストランへ出かけました。
大通りから横道に入ったところにあります。
とても小さいレストランで、白い日除けと青い看板が目印。
入ると、店内は小さく、テーブルが8テーブルしかない。
それでも、素敵なインテリアやセンスで雰囲気がいいです。
スタッフもにこやかで感じが良い。
冷たくきりっとした白ワインを飲みながらメニューを眺める。
シーフードがズラリでどれも美味しそう。
まずはオススメものを。

＠前菜：タコのカルパッチョ
＠メイン：スカンピのパスタ
＠デザート：ティラミス

＠前菜：タコのカルパッチョは、タコのだしをゼリーで固め、味付けした半生タコとゼリー寄せしたもの。見た目も美しく、味はとっても美味しい。冷たい白ワインとよく合う。
＠メイン・スカンピのパスタは、グリルしたスカンピとボイルしたエビをオリーブオイル・ガーリックであえて、自家製蝶ネクタイ風のパスタと絡めたもの。シンプルでとっても美味しい♪
＠デザート：ティラミスは、日本では考えられないほどの巨大なものでびっくり。でも味は濃厚で本当に美味しい。
食後にエスプレッソを注文すると、小菓子の盛り合わせがびっくり。
全て手作りで、とっても美味しい。

カードは使えます。
接客態度は問題なし。
料理のスピードは問題なし。
英語メニューなし。
撮影はOk。

世界遺産ストロンボリへはリパリからのツアーが一番のオススメ。
もちろん個人で行けることは行けますが、定期船が非常に少なく不便です。
そこでツアーならば、楽に行けますし、自由時間たっぷりです。
参加したのはGruppo di navigazioneの「Regina」（レジーナ）。
一人３０ユーロ。
11時発のバナレア島とストロンボリ火山島を巡るもので、
帰港は夜の11時でほぼ半日。
まずはリパリの旧港（コルタ港）から出発。
バナレア島に寄り、美しい海で遊泳できます。
バナレア島に上陸して2時間ほどの自由時間があり、そこで自由にランチできます。
その後、ストロンボリッキオ島を観光し、ストロンボリ島へ上陸します。
ストロンボリ島で4時間の自由時間があり、ビーチでの遊泳やレストランでディナーをすることができます。
それから、夜8時、船に乗り、船上からストロンボリ火山の噴火を約2時間ほど鑑賞します。
そのまま、リパリ島へ帰港します。
という、かなり充実した内容で、とっても面白かったでした。
昼間は暑いですが、夜になると船上ではかなり寒くなりますので、必ず、カーディガンやパーカーを持参してください。
また、水着は着たままで参加できますが、夕方のストロンボリ島でのビーチが最後となり、あとは遊泳できませんので、その後は着替えすることをオススメします。

ホテルはボローニャきっての最高級ホテル「Grand Hotel Majestic gia Beglioni」。
エントランスは小さく目立たないが、
入ると優雅な雰囲気が広がり、豪華なシャンデリアが素晴らしい。
ヨーロッパ王室は必ず宿泊されるという由緒正しきの老舗ホテル。
もちろん、エリザベス女王や故ダイアナ妃も宿泊された様子の写真も。
宿泊した部屋は最上階の4階（日本でいえば5階に相当）でジュニアスイートルーム。
広い部屋にはリビングやベッドで優雅な雰囲気。
小さな書斎室や広いクローゼットルームもある。
バスルームは広く、バスタブの他に独立したシャワールームも。
リビングテーブルの上にはフルーツの他に、デザートワインが置かれ、もちろん無料サービス。
バルコニーは広く、テーブル・チェアが置かれている。
最も驚いたのはバルコニーからの眺め。
真ん前はどっしりとしたカテドラル。
向かって右手のほうを見ると、ボローニャ中心部であるマッジョーレ広場・コムナーレ宮などを眺めることができる。
また、あちこちと塔や鐘楼が見える。
夜景は素晴らしい。

朝食は地下1階にある。
でも吹き抜けのパテオに面しており、明るい。
朝食のブッフェは豪華過ぎで驚く。
冷たい料理は多種類のハムやチーズ、トマトなど。
温かい料理はキッシュや卵料理、焼きハムや焼き野菜など。
極めつけはパン。
多種類のパンや甘い菓子パンに圧倒される。
その他、ヨーグルトも多種類。
シャンパンもあり、ゆったりと頂ける。

0階にはメインダイニングレストランがあり、
ボローニャでも最高級レストランとも言われている。
クラシカルで優雅な雰囲気。
しかも天井が非常に高く、素敵なフレスコ画。
そんな雰囲気の中で本場のボロネーゼを頂ける。
実際に利用したディナーは
＠アミューズ：チーズのスフレ
＠前菜：パルマ産生ハム
＠メイン：ボロネーゼ
パルマ産生ハムは濃厚な美味しさでびっくり。噛めば噛むほどまろやかなジュージー。
ボロネーゼは旨味たっぷりの肉ソースが美味しく、タリアテッレと絡み合う。
日本以上の濃厚な味に驚く。

宿泊してこれといった問題点はなく、気持ちの良いホテルだった。
何よりもボローニャ中心部という立地のために、
観光・ショッピング・グルメには至極便利であった。

注意することはホテル前の大通りは土曜日と日曜日の午後が歩行者天国となります。
土日にチェックインする場合はタクシーまたは専用車がホテル前に横付けができないため、
離れた横道で停止することになります。
でも、ドアマンが待機していますので、
エントランスまでにスーツケースを運んでくれます。
ちょっと多めにチップをあげてください。

（2013年5月改正版）

イスキア島はナポリの沖合に浮かぶ温泉パラダイスの島です。
温泉だけでなく、グルメ、夏ならばビーチ、ショッピングと多彩に楽しめます。
ところがイスキア島の情報は乏しく、みなさんも情報集めに苦労しているかと思います。
ここで温泉・グルメ・ビーチ・ホテル・ショッピング・観光をまとめた情報でみなさんに参考になって頂けたらと幸いです。

＠イスキア島への交通
ナポリのベヴェレッロ港からイスキア島への高速船が一般的です。
出港はベヴェレッロ港ですが、
行き先は2か所あり、イスキア島のイスキア・ポルトとフォリオです。
イスキア・ポルトまでは40分、フォリオまでは60分です。
どちらかに行くかは目的の温泉またはホテルの場所によって決まります。
また、直行と経由があり、経由地はプローチダ島で時間は倍にかかります。
ハイシーズンの場合は予約することをオススメします。
当日券ですと希望の時間をとれない可能性が大きく、
早朝または深夜になってしまいます。
予約方法はネット予約が一般的ですが、
かなり難しく、代理を通して予約したほうが無難です。

＠イスキア島内の交通手段
バスが最も便利で、島内をくまなく張り巡らされています。
1回の乗車は1.9ユーロ（2013年5月時点）です。
これは運転手から購入できます。
また1日券〜7日券があり、これとってもお得ですが、
イスキア・ポルトのバスターミナルで購入しなければなりません。
場所はポルトの出発・到着起点となっているバスターミナルの窓口にあります。
7日券の場合は、2013年5月時点で26ユーロでした。
その他、タクシーも便利で使えます。
タクシーの場合はポルトから最も遠い反対側のサンタンジェロまでは40分で50ユーロ（2013年5月時点）です。
よって一番高くでも50ユーロまでと考えるといいでしょう。
その安さを利用してタクシーチャーターするのもオススメです。
半日の場合は約200ユーロ（二万円）です。
タクシーの台数が多く、不足の心配はありません。
流しはありませんので、ホテルや広場の乗り場から利用してください。

＠温泉
ネゴンボやポセイドンなど巨大な温泉公園がたくさんあります。
1日いても足りないくらいの巨大ですのでイスキア島で宿泊することをオススメします。
ポセイドンはフォリオ地区、ネゴンボはラッコ・アメーノ地区にあり、
いずれも一番近い港はフォリオ港です。
ポルトからの場合はバスでネゴンボまで30分、ポセイドンは40分かかります。
よってナポリから日帰りを考えるならばフォリオ港がいいでしょう。
その他、露天風呂として有名なソルジェートはサンタンジェロ近くにあり、
フォリオよりもさらに遠くにあります。
ソルジェートは深い崖に囲まれた美しい湾の最奥にあります。
素晴らしい景色を眺めながら露天風呂に浸れます。
露天風呂自体は無料です。
その隣はサンデッキチェアを持ったレストランがあり、
時間の余裕があるならば、サンデッキチェアを借りることをオススメします。
貸出料金は8ユーロです。
ソルジェートへの交通はバスのサンタンジェロ行きを利用して、パンザで下車するのが一般的ですが、急斜面を20分以上歩くため、あまりオススメできません。
タクシーを利用することをオススメします。
以上が代表的な温泉ですが、
一番のオススメは温泉公園を持ったホテル。
ホテルにいながら、ゆったりと温泉公園に通える気楽さがいいです。

＠ホテル
イスキア島はたくさんのホテルがあります。
ハイシーズンでなければ空き室を簡単に見つけらると思いますが、
ハイシーズンになると満室になります。
3星〜4星が最も多く、5星も10軒以上もあります。
温泉を持ったホテルもあり、また、プライベートビーチを持ったホテルなど
個性的なホテルが多いです。
今回宿泊したサンタンジェロの「パーク･ホテル･ミラマーレ」は
温泉公園とプライベートビーチを持った恵まれたホテルで、
しかも素晴らしいオーシャンビューです。
青い海とカプリ島を見渡せるとう素晴らしい絶景で、
眺めとしては島内ではランク最上位じゃないでしょうか。
その他、温泉を持つホテルは「Aibergo San Montano」と「TERME MANZI HOTEL&SPA」と「Punta Chiarito」がオススメ。
「Albergo San Montano」は名前通りに山頂に立つ5星のホテルでラッコ･アメーノ地区にあります。イスキア島最高峰エポメオ山と美しい町ラッコ･アメーノと青い海とネゴンボを見渡せる素晴らしい眺めを楽しめ、もちろん温泉からも楽しめます。
「TERME MANZI HOTEL&SPA」はカサミッチョラ地区の山腹にある5星のホテルです。眺めは期待できませんが、素晴らしテルメとミシュラン星付きの最高級イタリアンを持っています。
「Punta Chiarito」はサンタンジェロ近くにあり、名前通りの岬の上に立つ4星のホテルです。その断崖の下が有名な露天風呂ソルジェートがあります。ホテルから素晴らしい眺めを楽しめ、サンタンジェロの街や青い海が広がります。面白いのは多くは岩をくりぬいた洞窟のような部屋だということですが、窓やバルコニーから眺めを楽しめます。また、洞窟のような温泉を持っています。
ほかに「Punta Molino」は温泉を持っていませんが、素晴らしい眺めを楽しめます。イスキアポンテ地区にあり、海の前です。モンサンミッシェルのような素晴らしいアラゴン城を眺めることができる唯一のホテルです。

＠グルメ
イスキア島のレストランはどこを食べても美味しく、外れがありません。
新鮮な魚介料理は本当に美味しく、ミシュランオススメのレストランが多いです。
また、ホテルのレストランも自慢料理を競い合っており、本当に美味しいです。
なので場所不便なホテルでも美味しいレストランが必ずあり、ムリに外出しなくても大丈夫です。何より、たくさん食べてたくさんワイン飲んでそのままお部屋に帰れる気楽さが一番いいと思います。
実際に行ったレストランは次の通り。
?サンタンジェロ地区
☆パーク・ホテル・ミラマーレ：メインダイニングでディナーのみ。前菜ブッフェが名物。魚介料理だけでなく、パスタや肉料理が美味しい。
☆温泉公園アフロディテ・アポロンのレストラン「アポロン」：素晴らしい景色を眺めながら絶品のパスタやピザを頂ける。ランチがオススメ。
☆HOTEL CONTEのレストラン：サンタンジェロの美しい街並みを眺めながら頂ける。パスタやムール貝が美味しい。
?イスキアポルト地区
☆「Ristorante Alberto」：超有名なモダンイタリアンレストランで波打ち際の上に立つ。眺めと波音を楽しめる。青と白を基調とした店内は地中海らしさがあふれている。新鮮なカルパッチョや濃厚なパスタがオススメ。ランチがオススメ。予約必要です。
☆ホテル「Punta Molino」のレストラン：前菜ブッフェが素晴らしい。数え切れないことの前菜が並び壮観。どれも美味しく、ミシュランオススメの一つ。アラゴン城観光の帰りにオススメ。
?カサミッチョラ地区
☆「IL MOSAICO」：ホテル「TERME MANZI HOTEL&SPA」のレストランでミシュラン星付きの最高級イタリアン。店内はゴージャズで素晴らしい。モダンなイタリアンコースがおすすめで見た目が素晴らしい。随所に和を感じさせる味付けや飾りが特徴。予約必要です。ドレスコートはジャケット着用。
☆「RISTORANTE MONFALCONE」：カサミッチョラ旧市街にあるレストランで地元の人が多い。かなり安い。パスタやピザがオススメ。海に面していないため、眺めは期待できない。
?フォリオ地区
☆「IL MELOGRANO」：ミシュラン星付きの一軒家のレストラン。非常に広く豪華な邸宅に招かれたような雰囲気。女性シェフならではの繊細な味付けや飾り付けが素晴らしく、また、イスキア料理を頂ける数少ないレストラン。魚介スープが自慢料理。また、食後酒の種類豊富さは圧倒される。予約必要です。
?パンザ地区（フォリオとサンタンジェロの中間）
☆「Ristorante Monte Corvo」：名前通りにコルヴォ山の斜面に立つ一軒家のミシュランオススメのレストラン。深い森の中にあり、小川や滝の庭が素晴らしい。店内はどっしりとした木材を使い、中世時代な雰囲気。壁には有名人の来店した様子の写真がある。肉料理や魚料理があり、魚料理をチョイス。どれも美味しく、店の雰囲気とともに楽しめる。
以上、いずれもカードは使えます（世界中に広く浸透しているカード：例VISAなど）。

＠ビーチ
イスキア島にはたくさんのビーチがあり、ほぼ全て遊泳できます。
また、多くはリド（海の家のこと）があり、サンデッキチェアやパラソルを貸し出すことができます。
ホテルのプライベートビーチを持つものが多く、
宿泊したパーク・ホテル・ミラマーレもその一つ。
ホテルにプライベートビーチを持っていない場合は、必ずリドチケットをもらってください。
このチケットでリドを割引で利用できます。
オススメのビーチは温泉公園「ネゴンボ」とサンタンジェロ。
温泉公園「ネゴンボ」は温泉とビーチを同時に楽しめます。
サンタンジェロは美しい街並みと景勝地を楽しめるビーチです。
ほかに、サンタンジェロの東側にある「Maronti」もオススメで遠くにカプリ島を眺めながら優雅に過ごすことができます。

＠ショッピング
イスキア島のオススメはイスキア島特産のワイン、レモンチェロなどのリキュール。いずれも日本未入荷で希少です。その他、オリーブオイルや民芸品もオススメ。
ショッピングを楽しめるのはもちろんイスキア島の中心であるポルトが一番賑わっています。ポルトのメインストリート「Corso Vittoria」はハイブランドの直営店はないもののブランドを取り扱ったブティックがずらりと並び、また、ナポリやカプリ島に本店を持つカジュアルブランドもあり、ナポリとほぼ同様のショッピングを楽しめます。
フォリオおよびラッコアメーノもブティックがあり、ショッピングを楽しめます。
意外なのはサンタンジェロもショッピングを楽しめること。
当初、ポルトまで行ってショッピングをしなければならないかと思っていましたが、
サンタンジェロもブランドを扱ったブティックがたくさんあり、ショッピングの不自由さはありません。エトロ・モンクレール・ミッソーニ・ディオールのほかに、日本ではお目にかかれない珍しいブランドがあり、思わずの掘り出し物に出会えます。
なので、サンタンジェロに宿泊しても十分にショッピングを楽しめます。
いずれもカードは使えます。
営業時間は10時〜13時、17時〜22時と、昼休みが4時間もあり、ご注意ください。
ハイシーズン（5月〜9月）の場合は定休日はありません。

＠観光
イスキア島の観光はアラゴン城と景勝地サンタンジェロとフォンタナの「Santa Maria Soccorso」の教会が代表。
☆ポルト：アラゴン城がオススメ。その他、旧市街やメインストリート散策。
☆カサミッチョラ：旧市街散策と海沿いのプロムナード。
☆ラッコ･アメーノ：沖合に立つキノコ岩と旧市街散策。
☆フォリオ：「Santa Maria Soccorso」の教会と周囲の絶景、旧市街散策と要塞。
☆サンタンジェロ：美しい漁村散策と景勝地。
☆セラーラ：サンタンジェロを見下ろす素晴らしい絶景ポイントの可愛い村。
☆フォンタナ：最高峰エポメオ山への登山入り口の可愛い村。

以上です。
どうぞ参考になってください。
イスキア島で素晴らしいバカンスになることと思います♪

（2013年5月に2度目のイスキア島へ行きました。
イタリア経済危機の影響か、物価がかなり上がりました。
特にバスの運賃の上昇が大きく、驚きました。
2012年では1回切符1.7ユーロが1.9ユーロに、
さらに7日券の場合は26ユーロと大幅に値上がり。
タクシーもサンタンジェローポルト間が40ユーロから50ユーロに値上がり。
また、ショップの営業時間も変わり、
10時〜12時と15時〜20時が、10時〜13時と17時〜22時と大幅に変更していました。
逆に、ショップ好きな人にはディナーの後にショッピングができるようになり、
ハワイのように深夜までにショッピングができるのも嬉しいじゃないでしょうか。）

リベイロ・フリオはマデイラ島山脈の北側に位置する山岳地帯。
マデイラ島は山脈の南側が乾燥地帯、北側が雨林地帯。
このために、リベイロ・フリオは曇りか雨。
緑豊かな森の中にあり、霧雨でいっそう緑色の輝きを増して美しいです。
リベイロ・フリオはマスの養殖場としても有名。
その養殖場を見学することができます。
小さな稚魚から大きな成魚に成長を見ることができ、
階段状のプールがあり、下から稚魚から成魚となっています。
その周囲には日本でお目にかかれない珍しい植物を見ることができ、
ちょっとした植物公園となっています。
雨に濡れた美しい花々がきれいで、おとぎのようです。
緑豊かな森に囲まれたリベイロ・フリオは癒しの効果があります。
霧雨に濡れた風景をゆったりと歩けます♪

なお、これらマス養殖場や植物公園は入場無料で自由に見学できます。
フンシャルから車で50分。
マデイラ島東半分を巡る1日観光ツアーでは必ず組み込まれています。
お土産屋さんやカフェ、レストランがありますので、
休憩やランチにも使えます。