K.Tomyさんのクチコミ(23ページ)全1,014件

銀の湯向かいにあるアパートのような宿で、宿泊以外セルフサービス。ドイツ語で朝焼けという名称。外観は山小屋風。六甲山登山ベースにもってこいなだけでなく、有馬温泉中心部なので色々活用するのが楽しそう。
モンベルルームと洋食レストラン六甲グリルが併設されているのもポイント。
何よりホテルから正面に見える位置で親しみを感じた。
関西のモンベル会員には広く知られているかもしれないが、意外な遭遇。関心ある方は要チェック！

金の湯と銀の湯をじっくり外湯めぐりするのはかなりハードだが、カラスの行水程度で入浴を短時間に控えれば、歩いても近い距離にあるので十分可能であり楽しめる。
銀の湯のすぐそばにモンベルの支店があり、小さめではあるがニーズの高そうな品は揃えてあるほか、洋食レストラングリル六甲を併設し、六甲山登山をサポートしている。
なお、銀の湯の少し上に炭酸源泉がある。金線と異なり湧出温度が低く沸かし湯となる。

戦国時代に付いた名称でしょうか、長く続く温泉だけに変わった逸話が多いようである。
建てられた櫓が残されいて、涸れたらまた掘るための工夫だろうか？
有馬温泉には源泉が数多くあるものの、溢れるように湧出している状態は見られなく、90℃以上の高温で蒸気で火傷するのを防ぐためか井戸は有蓋で、周囲は鉄柵で覆ってあったりしている。
比べるのは何だが、東の大関 草津の湯の湯畑の立ちのぼる湯煙や硫化水素臭のイメージとはかなり異なった源泉だ。

以前の出張の際に土産物として購入した想い入れのある有馬人形筆であるが、店舗が減って一店舗のみで扱っている厳しい状況だ。500年近く続く伝統工芸を守るプレッシャーは強く大変だ。
お店は通りで外観意匠を揃えながらリニューアルしていて好印象。

有馬温泉街で目を引く、室町時代創業、かまど炊きの佃煮、「松茸昆布」や「山椒昆布」で有名な老舗の川上商店が新しく始めた山椒専門店であり、オリジナル商品が多数並んでいて、店内は山椒の良い香りが漂っている人気である。土産に購入した山椒を自宅で楽しめる。オンラインショップも充実。

有馬温泉の太閤橋からねね橋の間と近辺の有馬川の岸辺は、綺麗に舗装された遊歩道になっていて、イベントが開催できる広場を兼ねて整備されてるようだ。かなり以前は足湯があったように記憶するが、すっかり無くなったようだ。

有馬川に架かる太閤橋は、神戸電鉄有馬温泉駅前の通りと交差し、交通量の多い通りである。欄干に家紋が彫られた石材が用いられていて趣きがある。
橋の下の有馬川岸の親水公園が改良され、和風建物のＷＣが新設されるなど、有馬温泉の表玄関として注力して整備されている。
太閤橋にはＪＲの高速バスの停留所もあり、市内の三宮、大阪や四国などへの路線がある。屋内の待合室や乗車券販売は無い。

京と姫路を結ぶ有馬街道の宿場として栄えた温泉に、太閤殿下の別邸御殿があり、正室ねねさんも滞在されたそうである。
滝川と六甲川が合流し有馬川となる地点の赤いねね橋の左岸へ1997年に「ねね立像」が設置されている。「ねねの湯」は無いようである。
注目はねね像の隣にある「有馬六景」の案内板。我が地元の横浜市金沢区の「金沢八景」と同様に知名度を高め、観光客を増やすなど効果があったようだ。

有馬温泉街の入口、太閤橋を渡ったJRバス停近くに鎮座する3m四方の巨石がある。神話で神様が懐から取り出した石が巨石に成長したとされる神秘的なスポットである。
袂石から有馬川親水公園に沿って進みねね橋を渡ったところに小ぶりながら有馬温泉街唯一と思われるコンビニがあるので覚えて置きたい。

パリッ、サクッの炭酸煎餅だが、焼き上がりの熱い状態ではまだしなやかであることを知ってますか？
「生炭酸煎餅」と称して焼き立てを販売している。しかも１枚50円または３枚100円。ただし、鮮度は僅か5秒で、5秒以内で食べないと独特の食感を味わえず、直ぐに通常の炭酸煎餅の食感になってしまう。
しっかり食べる準備をしてから注文しよう。

阪急バスターミナルの先を左手に金の湯方面に登る坂が有馬温泉の古くからの中心街道で、沿道や周辺に源泉や宿に加えて商店がずらりならんで賑やかだ。観光スポットも多く、ゆっくり観てまわるには何日間も必要な圧巻的な数だ。

有馬温泉街の中心から少し離れた有馬川の対岸に阪急阪神グループが運営する大型の日帰り温泉施設があり、比較的近隣な方が「月に一度は有馬温泉」を実践するならお勧めであろう。26種類ものお風呂があり気分を変えて色々楽しめるうえ、手ぶらでOK、食事もできて何より便利だ。阪急バスとタイアップしたサービスもある。

金の湯と言えば有馬温泉を代表する日帰り温泉施設であり、坂の温泉街の中心部の源泉近くにある。
20年ほど前に訪れた際にも利用し、有馬温泉を再訪し連泊してゆっくり入浴したいと思うきっかけとなっていることが懐かしい。

有馬温泉には高温の源泉がいくつかあるが、群馬県の草津温泉の湯畑のような圧倒的な湯量ではなく、高温の湯を樋に流して加水せずに冷まして各施設へ配湯するための湯畑も無いが、街中心に温泉が湧く源泉が大切にされていて、観光スポットになっている。金湯が鉄分によることは広く知られるところだが、塩分濃度が日本一高いと紹介されている。有馬温泉には炭酸泉など他の温泉種も湧出し、温泉の効能が多い点もすぐれている。

温泉神社の鳥居に隣接して有馬山温泉寺の本堂があり、本堂前に一対の五輪塔が鎮座し、独特な雰囲気が漂っている。御本尊は薬師如来であり、有馬温泉の効能が増すよう祈願。火災や明治初めの廃仏毀釈などで繁栄時の姿は残ってないが、温泉街には有り難い存在であろう。

有馬温泉は数日の滞在を数回繰り返した位では巡り切れないほど見どころがあるが、草津温泉に比べると温泉街が凝縮して集まっていて徒歩で巡り易い範囲が多そうだ。急な斜面の街であり、中心に近いながら温泉神社の参道階段の登りはハードだ。最古と言われるだけあり温泉の発見は神話の神々である。火山活動による温泉ではなく、地殻変動に由来する断層の温泉ということだ。大震災が再来しても皆が安全に乗り切れるよう祈念する。

谷筋の複雑な地形に豪華な外観が異彩を放っている。最近建設したかのように美しく維持されていて竣工から25年以上経つとは思えない。谷に沿って建ち対岸の森林の眺めが良い立地も有馬温泉では貴重な特徴だ。
東の横綱の草津温泉には無い豪華さで強いこだわりのある印象、名湯でありながら大阪を含む市街地から車で１時間程度でアクセスできる立地と、近隣に大規模な名湯が少なく集中投資、集客できる人気の賜物か。
名湯であっても目的や予算に叶った宿選びはなかなか難しいが、六甲有馬ロープウェイ駅から下りながら散策で寄り今後の参考になった。

鼓ヶ滝のすぐ下流、滝川の清流を引き入れた大きな池で小ますを釣って唐揚げにして食せるナイスな施設だ。六甲有馬ロープウェイからも目に付く存在である。地元の横浜金沢八景島シーパラダイスでも釣った魚をフリッターにして食せるアトラクションが人気だが、由縁ある温泉街に大先輩があるとは脱帽。閑散期は定休日があるので要注意。

滝音が谷に反響して鼓のように聞こえていたという名称由縁だが、何度かの洪水で地形が変わってしまったので現在は鼓のような滝音は聞けない。
暑い夏に散策するとさぞかし涼しげな風景だが、冬には寒々しい。冬にも氷瀑観瀑ツアーはあるが、早く温かい温泉にゆったり浸かりたくなる。

六甲有馬ロープウェイで乗り場から歩いて５分なので是非と案内されて寄ってみた。ロープウェイ駅からのアクセスは民家の横を通る細い歩道であまりお勧めとは言えない感じ。新緑や暑い夏に清涼感のある滝を巡るのは良さそうだ。
滝のそばに茶屋があるが誰も居ないと入りにくく、早く温泉に入りたく長居したくなかったこともあり、滝壺まで近寄らなかった。