ぐるめぽちさんのクチコミ全87件

　妻が職場の外国人に非常に良いと薦められたホテルです。隠岐諸島を旅行し、海士（あま）町のある中ノ島に２泊した際に宿泊しました。そのお薦めどおり、大きな窓からは菱浦港と対岸の西之島まで望めます。島前内航船（フェリーどうぜん、いそかぜ）のほか、レインボージェットや隠岐汽船フェリーなども間近を通ります。また菱浦港から徒歩２分くらいで、アクセスもいいです。２日間は曇りの天気で肌寒かったですが、最終日の朝は快晴となり、非常に気持ちよかったです。また、館内には温泉もあるので、疲れた身体を休めることができました。
　ただ、部屋の快適さは非常に評価するところ、１泊２名朝食付で約72,000円という値段であるため、コストパフォーマンスの面では非常に不満が残りました。大きな不満点としては、①このエリアは北又は北西からの強い風が吹くところ、北東方向に向いている別館の一部が外廊下で、渡り廊下に風が通る空間を設けているために風の冷たさを感じること、②風呂に行くために渡り廊下を含め２度、外に出なければならないこと、③朝食※が非常に少なく、しょぼいことが挙げられます。この値段を支払って、この朝食には唖然としましたし、並んだ順を無視して配膳するなど、スタッフの対応もいまいちでした。
　２日間とも、晩御飯を海士町のお店を予約していたので、ホテルで夕食を食べませんでしたが、朝食でこのレベルでは、頼まなくて良かったと強く思いました。
※１泊目の朝食内容：ごはん、けんちん汁、崎みかんのラッシー、箱入りのおかず御膳（２段ですが、どれも少量のおかずのみ）
　２泊目の朝食内容：丼に入ったご飯、海苔２枚、豆アジと寒シマメ（スルメイカ）、青菜、梅干しをお茶漬けにするもの。他の副菜は小さな豆腐のみ。
　

　下北半島の旅行で妻と１泊しました。
　下北半島の北の海岸沿いを走る国道２７９号線沿いにあり、マグロで有名な大間まで車で約20分の距離と便利な立地にあります。
　夕食は部屋出しでした。「鮑の踊り焼き　海の幸満喫プラン」ということで、「鮑の踊り焼き」や「殻付き生うに（１個）」のほか、「もずく酢」、「刺身３種（マグロ、ヒラメ、サーモン）」、「鮭と海老が入った味噌鍋」など、新鮮な魚介類の料理を満喫しました。また、お酒かドリンクか生ビール小のいずれかを１人１本選べるため、生ビールをいただきました。
　朝食は広間での提供で、イカの塩辛、イカ刺し、イカの貝焼きなど、イカづくしで、美味しかったです。ただ、鮭の塩焼が塩味が強すぎて、少ししょっぱかったのが残念でした。
　お風呂は縦に長い構造で少し狭い感じを受けますが、源泉掛け流しの硫黄泉で、掃除も行き届いており、雰囲気も良いです。洗い場は４つあります。ただ、露天風呂はありません。
　部屋は10畳の和室だったので、快適でした。また、部屋は漁港を眺めることができる部屋でした。ただ、硫黄の影響で機器が故障しやすいためある意味、仕方がないものの、Wifiがないこととトイレに行くのに一度、たたきに下りなければいけないのが、マイナス点でした。
　従業員の方のサービスも適度な距離感で良かったです。
　料理・温泉ともに満足だったので、下北半島に再訪する際はこちらの宿を利用したいと思います。

徳島旅行で夫婦２人で１泊しました。未使用のＪＴＢの旅行券があったので、それを徳島旅行の際に使おうということで選んだホテルです。
レンタカーで行きましたが、徳島駅のすぐ上にあるホテルと直結しているクレメント駐車場が宿泊者については24時間無料であったため、非常に便利でした。
ただ、お昼を豪勢にし、ホテルに来る途中で徳島ラーメンを食べたので、駅近だったことでのメリットはありませんでした。
スーペリアツインのお部屋は広く、徳島駅のバスターミナル側の部屋でしたが、うるさくもなく、快適に過ごせました。ＨＰを見ると、シモンズのベッドを使用しているようで、寝心地は良かったです。（ただ、枕が１つしかなく、しかも、ちょっと低かったのが残念）また、少し良さげな使い捨てのスリッパも置いてありました。
こちらのお部屋は、ルームキー（鍵タイプ）をドアを開けてすぐのカギ受け皿におくことで電源が入る仕組みになっていました。
トイレブース及びシャワー室はビジネスホテルよりは少しいい程度でした。
朝食は付いていなかったため、分かりません。
スタッフの応対は、とても良かったです。
何といっても、立地はベストです。朝食なしでも結構、値段が高かったため、コストパフォーマンスを考えると、次回も泊まるかどうかは微妙です。

　チェックインは14:00～、チェックアウトは10:00～。
【部屋】
　昔ながらの木枠の窓であるが、全く問題がありませんでした。部屋は清潔で、踏み込みもあって、広々としています。布団が快適で、枕も気持ち良かったです。
　部屋に鏡台があります。普通のタオル掛けのほかに、吊り下げ式のタオル掛けもあったが、いまいち使い方が分かりませんでした。

【館内】
　全部で16室の宿。2000年に大火事があった影響であるが、館内が禁煙なのはとても良い。館内は板張り又は簾のようなものが敷いてあり、裸足で歩き回るようになっているのは、とても良かった。また、共同利用ながら冷蔵庫があるのはとても良かったです。

【夕食】18:00～
　山形の地酒、前菜(アボカドとチーズのムース トマト・枝豆添えオニオンドレッシング、焼き茄子 オクラ鰹旨つゆ、蓮根の辛子マヨネーズ和え、若桃密漬け)、米沢郷土料理 冷汁(干し椎茸と帆立貝柱のだし)、小鉢①(じゅんさい もずく酢山葵風味)、小鉢②(湯葉の流し物 山形だしかけ)
　和食膳コース、すき焼き膳コース、しゃぶしゃぶ膳コースの３つの中からすき焼き膳コース(米沢牛すき焼き鍋 味噌仕立て)を選択。
　食事(山形つや姫、じゃがいもの冷製スープ)、香の物(青菜しぐれ、赤かぶ漬)、デザート(葛トマトとずんだ水饅頭)
　これに加えて、米沢市ふるさと納税によるステーキ券を使い、米沢牛のステーキまで付けたので、お腹は満腹でした。でも、これがなかったら、若干物足りなかったかもしれません。味は絶品で凝った料理です。若桃がとても美味しかったです。

【朝食】
　前日のうちに7:30～、8:00～、8:30～の３種類の時間帯から選択。ご飯、お味噌汁がとても美味しかったです。夕食に比べると、それ以外の料理は普通の印象でした。

【風呂】
　外は豪雨であったこともあり、滝湯の流量の激しさにびっくりしました。湯屋の外のほか、洗い場までお湯が流れていたのは、初めての体験でした。洗い場にはシャワーがなく、また洗い場となる場所は狭い状態。湯量が多く、傾斜しているので、湯船にはシャンプーやボディソープが入らないとのことであるが、少し心配に感じました。１人で入るなら快適１ですが、複数の人数だとちょっと圧迫感を感じます。また、黒い石で見づらく、しかも表面が若干ゴツゴツしていため、足などをぶつけやすいという欠点もあります。それから、通路側に面した窓の上の部分が透明のガラスであり、中が見えてしまうので改善した方がいいと思います。　　
　貸切風呂は１つしかなく、なかなか空かず、不便に感じました。また、風呂自体、趣きがありませんでした。

【サービス】
　受付時＆料理提供時のサービスは申し分ありませんでした。朝食時の布団上げは事前に聞いて欲しかったと思いました。帰りは宿の看板猫のうちの黒い方の猫が受付前にいました。（自分は関心なし。）

　チェックインは16:00～でしたが、14:00頃到着し、チェックインをお願いしたら大丈夫でした。その時の受付の男性の対応がとても良く、好印象でした。ちなみに、チェックアウトは10:00です。
【部屋】
　宿泊した部屋は、山側の部屋（313室）で８畳間です。トイレ(ウォシュレットではなく、狭いです。)と洗面所がありがます。また、窓は今時珍しく、木枠で年季が入っているものですが、機能的な問題はありませんでした。またエレベーターがあります。
部屋に置いてある黄色のタオルは持ち帰り不可となっていました。
【温泉】
　こちらは何といっても温泉が素晴らしいです。露天風呂は巨大な溶岩が間近に迫るダイナミックな景観で、湯舟もとても広く、しかも、源泉掛け流しです。泉質は酸性・含硫黄・鉄・ナトリウム・硫酸塩・塩化物泉です。何度も入りました。また、内湯の方も趣があり、とても温まります。
【夕食】
　天ぷら(キス、ゴーヤ、オクラなど)、茶碗蒸しは美味しかったです。陶板焼きのポークも美味しかったです。ただ、山上の宿なので、刺身は不要に感じました。また、全体的に量が少ないです。
　瓶ビールが650円、生ビールが600円。ワインはハーフボトルが1,250円か1,350円、フルボトルが1,850円、地酒も四合瓶で2,100円（特別純米酒）、2,900円（大吟醸）、3,300円（超特選大吟醸原酒）とお手頃です。
【朝食】
　バイキング形式で味はそこそこでしたが、種類が少なかったです。
【アクセス】
　私たちはレンタカーで行きました。秋田県側の道路はよく整備されていて、山道にありがちな細い道や凸凹道がなく、運転しやすかったです。
　また、一ノ関駅からはバス便も出ています。一ノ関駅西口９番乗り場から9:00発と14:40発の２便（岩手県交通バス：所要時間約90分、料金1,450円）あります。また、復路は9:00発と15:00発とがあります。ただし、毎週水曜日の一ノ関駅発14：40、毎週木曜日の須川温泉発9：00のバスは運休となるので、注意が必要です。
【その他】
　今度は連泊して、温泉とトレッキングを満喫したいと思っています。　

日本秘湯を守る会の会員宿です。
お盆休みの真っ盛りであり、立ち寄り入浴客もとても多く、車がひっきりなしで来ていました。
温泉はとても良いです。ただ、いちいち上に上がらないのと、川沿いの隣合っているエリアの温泉(大湯・疝気(せんき)の湯、真湯・目の湯)に行けないのが面倒です。
目の湯は男女とも脱衣場が同じです。真湯は風呂場から女性更衣室が見えるため、目の湯は仕方ないとしても、改善が必要と思います。
大湯は熱くて入れなかったため、掛け湯だけしました。
露天風呂の脱衣場は全体的に清潔感がありませんが、風呂自体はきれい。
水着、バスタオルは厳禁、カメラも厳禁です。
宿泊した建物（嶽館）内にあった内湯(小天狗の湯)はそこそこの広さです。カランは３つで、風呂は7～8人くらいの大きさでした。こちらの脱衣所は清潔でした。
大湯・疝気の湯は日の出～21:30まで。10:00～11:00と17:00～18:00が女性専用で、それ以外は混浴となります。
真湯は日の出～21:30で11:00～12:00と16:00～17:00と20:30～21:30が女性専用で、それ以外は混浴となります。
目の湯は日の出～20:00で11:00～12:00と16:00～17:00が女性専用で、それ以外は混浴です。滝の湯は終日、女性専用です。
内湯(白猿の湯、小天狗の湯)はそれぞれ男女別で終日、入れますが、白猿の湯の清掃時間が12:00～15:00、小天狗の湯の清掃時間が9:00～12:00となっています。
夕食はすべて配膳されていて、冷めた料理ながら、意外に美味しかった。ただしご飯は普通。
部屋は嶽館３階の606。エレベーターはなく、階段で昇り降りしなければなりません。ちなみに２階の部屋は5番台。8畳ながら、最初から布団が敷いてあるのと、ベランダ等がない腰の辺りにある中窓なので、非常に狭く感じます。
布団は薄く腰が痛くなってしまいました。トイレは共同で各階１。このうち男用は大１しかなく、ウォシュレットもありません。
部屋及び館内は全体的に清掃が行き届いていない感じです。
朝食は種類が少なく、味も普通であり、値段相応という感じです。

　2015年4月から、地下鉄Ａ線の北側の路線がこれまでの終点であるDejvická駅から4駅先のNemocnice Motoまで延長されています。これに伴い、ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港から市内に向かう119番のバスの発着地がDejvická駅からNádraží Veleslavín駅（Dejvická駅から2駅先）に変更になっていますので、注意して下さい。
　私達は空港から乗るバスを利用しましたが、空港に向かうバスにはスリが多いそうなので、ご注意下さい。
　併せて、2016年4月現在の国際空港（ターミナル２）発のバスの時刻表の写真を撮ったので、添付します。左から平日、土曜、休日の順で、いずれの日も4:25頃～23:45まで概ね10分おき、6時台～9時台と13時台～19時台はそれ以上の本数（1時間に7本以上）が出ています。
　また、このバス停には自動券売機があります。バスに乗る前にこの機械で乗車券を購入する必要がありますが、プラハ市内で乗車券等を購入する場所を探すのに手間取るので、ここで１日券を滞在日分を買っておくことをオススメします。ちなみに１日券はバス内の読み取り機で打刻してから24時間有効なので、私達は１日券を購入して、バスで打刻し、翌日の観光の際に使いました。

　スタンプを集めている日本秘湯を守る会の会員宿であることと目病に効く温泉ということで選び、妻と１泊しました。大学時代に山登りやスキーの帰りに何度か立ち寄り湯で何度か温泉に入ったことがありましたが、泊まるのは初めてであり、20年ぶりの訪問でした。
　越後湯沢駅から西武クリスタル行きバスに乗って23分で貝掛温泉のバス停に着きます。事前に予約していたので、バス停まで迎えに来てくれました。（帰りもバスの時間に合わせて送迎してもらえました。）
　部屋は、トイレ洗面なしの和室で、２Ｆの「苗場」という部屋でした。窓の外は別棟の部屋と向かい合っているため、窓を全開にするという訳にはいきませんでした。トイレは共同です。
　料理は、空豆やアスパラなどが乗った前菜、先付、胡麻を自分で擂(す)り、その擂り胡麻の器の中によそって食べる薬膳玄米粥、目に良い魚らしい紅鱒の刺身など、そして、イワナの塩焼きと揚げ物（下麺を素揚げにしたものにあんかけを絡めた揚げ物）が後で出てきました。最後は南魚沼産コシヒカリ。やはりお米はとても美味しく、珍しくお代わりを２杯もしてしまいました。他の料理は、値段の割に品数と味が今一つという感じでした。ありきたりな山宿の料理が多く、もう少し南越後特有の特徴ある料理にしてもいいのではと思います。
　ドリンクメニューは豊富です。生ビール中ジョッキ680円、グラスビール450円、瓶ビール800円、ハイボール660円、越後ワイン（赤・白）フルボトル3,800円、ハーフボトル2,200円、山葡萄ワイン（赤）フルボトル3,600円、ハーフボトル2,200円のほか、地酒や３種類のお酒が呑める利き酒セット（南魚沼三昧セット1,000円～久保田三昧セット1,900円）などがあります。
　14:00前に宿に着きましたが、15:00まで立ち寄り入浴の方がいるので、それから入りました。温泉は無色透明で、確か19:00～19:30で男湯と女湯が入れ替わります。内湯はともに元々のぬる湯と加温されたお湯の２種類、露天風呂は19:00までの男湯は２つで、広い方がぬる湯、狭い方が加温されたお湯。19:30以降の男湯は１つで加温されたお湯です。お邪魔したのは６月でしたが、ぬる湯の方は長く浸かってもあまり温まらないので、冬の時期はもっと厳しいかなと思いました。眼病に効くということで、目洗いは入浴の度にしました。
　ぬる湯よりも適温の温泉が好みなのと、コストパフォーマンスの面から再訪は個人的には微妙です。

　名古屋で会議があったので、こちらのホテルを利用しました。(１泊朝食付きでちょうど8,000円でした。）
　栄駅からも近く、周りには飲み屋もたくさんあるエリアで、非常に便利な立地です。ホテルの建物は古いようですが、中はきれいに清掃されていました。また、１Ｆにコンビニのディリーヤマザキがあるのも便利でした。
　６Ｆのエレベータから近い部屋でしたが、廊下の物音が気になるということもありませんでした。部屋は６Ｆのスタンダードシングルルームで17?ありましたし、ベッドもセミＷ幅だったので、快適でした。また、ユニットタイプのトイレとバスでしたが、バス部分も広かったですし、ビジネスホテルだとありがちな部屋からトイレに行く際の段差もないのが良かったです。隣のビルと接しているため、残念ながら眺望は望めませんが、ビジネス利用でしたし、夜遅くまで飲んでいたので、全く関係ありませんでした。
　朝食は和洋のビュッフェ・スタイルでした。おかずの種類が少ないのととても美味しいと思えるものがなかったのがこちらのホテルで唯一、残念なところでしたが、名古屋の中心部でこの値段であればコスト・パフォーマンスが高いので、また出張等で名古屋に行く際は利用したいと思います。

　こちらのホテルは前年の同じ時期（クリスマス前後）に泊まり、２回目の宿泊で、４泊しました。前回はカートで送り迎えをしてもらう必要があるLakeサイドでしたが、不便だったので、今回は値段もそんなに変わらなかったこともあり、フロントのある本館に直結しているWing棟を選びました。
　やはりWing棟の方がプールに行くにもビーチに行くにも便利（なお、Lakeサイドには近くに別のプールがありますし、ビーチ自体は近いですが、タオルを借りる場所は本館のプールサイドにあるので、不便です。）です。
　朝食は、可もなく不可もなくというレベルで、前回とほとんど同じで変わっていなかったため、前回同様、途中で飽きてしまいました。
　やはりここのホテルの売りはビーチがきれいなところ。そして、ビーチのベットが昨年よりも大幅に増えており、日よけの施設（傘）も増えていました。新しく小屋タイプのものもありました。毎日、7:00頃にビーチで場所取りをして、一日、読書をしたり、海に少し入ったりして過ごしました。ゆっくりできるビーチとしてとてもいいところです。
　ただプノンペンから行く場合、バスで5時間くらいかかるので、それが不便なところです。飛行機の便が往復出るようになればいいのですが、そうなると観光客が今以上に増えてしまうので、痛しかゆしといったところでしょうか。
　また、シアヌークビルに行くことがあれば、こちらのホテルを選びます。

　冬季限定の雪見風呂送迎プランを利用しました。このプランですと、下今市駅まで迎えに来てくれます。往路は下今市駅13:20発（マイカーで来た方用の長久温泉駐車場発が13:10）で、大型バスとワゴン車の２台が待っていました。途中１度トイレ休憩して、加仁湯に15:30頃に到着。帰りは加仁湯10:00発で下今市駅に12:10頃に着きました。山道以外は雪がほとんどなかったので、東武線に沿った121号線に雪がたくさん残っているようだと、もう少し時間がかかると思います。
加仁湯は２回目です。前回は３年以上前の７月に行きましたが、生憎の土砂降りの天気でした。このため、屋根がない第２露天風呂には行けなかったので、今回は行こうと思っていました。
　よく写真などで見る第３露天風呂は温度もちょうど良く、人が少ない時間に行けば雪景色を堪能しながら、ゆっくりすることができます。ただ、脱衣所が吹きっさらしで寒く、また、通路に洩れ出た水が凍って滑りやすくなっていたため、その辺は直してもらいたいところです。
　20:00〜の貸切露天風呂を予約して入った後、その途中にある、前回行けなかった第２露天風呂に行こうとしたのですが、行ってみてびっくり。脱衣所と露天風呂までは離れていて、貸切風呂を利用する人が歩く道を裸で行かないといけません。寒いし、そこまでして入るのもということで、入るのをやめてしまいました。混浴はいいとしても、脱衣所をもう少し近くに置いて欲しいところです。
　料理は前回来たとき、山菜中心の見た目も実際もそれほど美味しいと思う料理ではなかったため、今回も期待していなかったのですが、出てきた料理を食べてびっくり。その他の料理は各段に美味しくなっていましたし、量もありました。足りないだろうと思って、鴨の陶板焼き840円(税込)も頼んだのですが、なくても十分な量があったねと妻と話したくらいです。（鴨の陶板焼きも美味しかったです。）ただ、川魚の塩焼きが小さかったこと、天ぷらが冷めていてありきたりの食材であったところ、最後の温かいグラタンのようなものは口に合わなかったところが残念な点です。
　また、加仁湯ブランドのワイン（中身は、山形・高畠ワイナリーのワイン）のハーフボトルが1,000円(税込)だったので、赤・白１本ずつ頼みました。ちなみに栃木パスポートを持っている方は見せると、ソフトドリンクがサービスとなります。
　下今市駅までの雪見風呂送迎プランはとても便利で、次回加仁湯に来るときもこのプランで来ようと思っています。

　Orbital Suiteに３泊しました。セビーリャからスペイン国鉄RENFEの特急列車AVEに乗って約5時間かけて着くため、到着したSants駅から近いホテルが便利と考え、こちらのホテルにした次第です。
　当初、通常のダブルルームで予約していたのですが、直前に1泊当たり約3,000円の奮発でSuiteの部屋が予約できたので、変更しました。（ダブルルームの部屋の写真が少し狭く感じたことも、変更した理由の１つです。）このSuiteの部屋は、スタイリッシュでとても広く、４日間を快適に過ごせました。トイレも２つありました。
　アクセスもSants駅の真上にあるので、RENFEで他の都市から到着したときはもちろん、地下鉄の３号線と５号線を使えるので、非常に便利でした。なお、３号線は、カサ・ミラに近いDiagonal駅やサグラダ・ファミリア聖堂の最寄駅であるSagrada Familia駅を通りますし、５号線は、サン・ジュセップ市場に近いLiceu駅を通ります。
　部屋と交通アクセスはとても良かったのですが、エレベータ設備とサービス面に不満が残りました。駅からホテルのフロント階へ上がるエレベーターとフロント階から客室へのエレベーターが違うのは仕方ないとしても、駅からフロント階に上がるエレベーターがたった２つしかなく、しかも、かご内が非常に狭かったです。このため、大きなトランクを持っている観光客たちは一遍に乗り切れません。ちょうど自分たちはチェックインに向かう観光客の団体とぶつかってしまい、エレベーターで上がるのに時間がかかったばかりか、ようやくフロント階にたどり着いたところ、チェックイン・ブースが２つしか設けていないにもかかわらず、スタッフが続々たどり着いた客の整理をしないため、チェックイン待ちの客が団子状態となってしまい、また割り込む客がいたりして、非常に不愉快な思いをしました。結局、チェックインをするのに、20分近く待ちました。サービス面がいまいちだったのが非常に残念でした。ちなみに、チェックアウトもチェックインほどではないですが、時間がかかりました。
　この２つの欠点が改善されればとても良いホテルだと思います。

　「日本秘湯を守る会」の宿泊スタンプを集めていて、今回は、黒川温泉にある２軒の「日本秘湯を守る会」の会員宿の１軒という理由で選んだ宿でした。これまで３軒、黒川温泉の宿に泊まったことがありましたが、結果として、温泉、食事、サービス、雰囲気のどれをとってもこちらの宿が一番良かったです。
　黒川温泉の中心部からは少し離れていて、あまり広くない山道を車で約５分程行ったところにあります。そして、案内板のところで下の筑後川の方に下っていったところに旅館山河があります。敷地は3千坪もあるそうです。
　連休ではない３月の日曜日に「限定地ビール＆入湯手形付き　黒川温泉満喫プラン」で本館２Ｆに宿泊しました。その日は中華系の大家族も宿泊していました。（騒ぐこともなく、品が良かったので、台湾か香港の方かもしれません。）
温泉は、混浴露天風呂（もやいの湯）、女性専用露天風呂（四季の湯）、男女別の内風呂、２つの室内家族風呂（檜風呂と切石風呂）、１つの半露天家族風呂（六尺桶風呂）の５種類あり、宿泊者は空いていれば３つの家族風呂に無料で入れます。
　ちなみに混浴と女性専用の露天風呂は7:00～22：30、内風呂は6：00～24：00、檜風呂と切石風呂（室内）は6:00～10:00＆15:00～24：00、六尺桶風呂（半露天）は7：30～10:00＆15:00～22：00で入れます。少なくとも内風呂だけでも24:00～6:00の間も入れたら良かったのにと思います。
　到着してすぐに空いていたので、最初に半露天の六尺桶風呂に入りました。大きな桶が据えられた半露天風呂で、とても心地良かったです。そして、夕方は入湯手形で別の旅館の温泉に入りにいったので、メインの露天風呂は夕食後に１回と朝に２回入りましたが、日曜日泊だったせいかほとんどが誰もおらず貸切状態でした。広々として、また温度もちょうど良くて、心地良く長湯してしまいました。
　夕食の献立は以下の通りで、地元の食材を生かしたとても美味しく、程良い量の食事でした。
・食前酒：甘酒
・先附：新じゃがいも、ベーコン、スナップエンドウ
・前菜：うるい、蕨、生ハム、プッチーナ桜添え、菜の花、長芋、山女魚のいくら三杯酢和え、鱒握り、こごみ、辛子蓮根、酒粕チーズ
・吸物：天草みやび鯛、椎茸、空豆、蕪、三つ葉
・刺身：馬刺し
・焼物：山女魚塩焼き（つわ蕗、天草レモン添え）
・鍋：春野菜の豆乳鍋（豚ロース、春キャベツ、春菊、蕗、春雨、しめじ、えのき、白葱、桜麩
・洋皿：阿蘇あか牛ステーキ、フラワーサラダ
・食事・留椀・香の物：ご飯、赤だしみそ汁、まっちゃん漬けと季節の盛り合わせ
・デザート：デコポンゼリー
　朝食の方はシンプルで普通でした。
　宿の方の対応も良かったですし、温泉の質も良かったので、そして、日本秘湯を守る会の会員宿なので、妻との間では、また今度、黒川温泉に泊まる時はこちらの宿に決めました。

　出張で２泊しました。出張先の関係上、本当は小倉周辺のビジネスホテルを探していたのですが、どうも下関で学会があり、その影響で小倉や黒崎のホテルがどこも満室であったため、JRの特急で行くことを考え、博多駅近のホテルで空いているホテルということで選びました。
　ホテルは博多駅筑紫口から徒歩１分という好立地にあります。傘を忘れても、駅からそれほど濡れずにたどり着ける距離です。また、隣にコンビニ（ファミリマート）があるので、ソフトドリンクやお酒の購入も楽です。
　こちらのホテルはチェックイン13:00、チェックアウトは何と12:00までです。今回、私はビジネス利用だったので関係ありませんが、観光客には非常に便利だと思います。
　フロントの対応は、若干マニュアル的なところがありますが、良いと思います。エレベーターは宿泊者以外が立ち入れないよう、エレベーターのカードリーダーに部屋のカードキーをかざさないと客室階の階数ボタンを押せない仕組みとなっており、特に女性客が安心して泊まれるのではないかと思います。
　部屋は15.3?ということなので、ビジネスホテルとしては、若干広めというレベルの広さです。部屋は木目を生かした落ち着いた色調で、居心地が良かったです。清掃もきちんとされていました。また、ベッドも寝心地がとても良かったです。（ベッドの写真を撮影したのですが、ぶれてしまったため、掲載していません。）
冷蔵庫にはComplimentary（無料）の水が１本入っていて、２泊したので、翌日、もう１本入っていて、有難かったです。
　トイレは、ウォシュレット付きで普通でした。バスタブはビジネスホテルとしては少し広めだったので、良かったです。
　元々、あまり朝食を摂らないため、素泊まりプランにしました。このため、食事・ドリンク欄については「評価なし」にしています。
　朝食なしのシングルルームで8,700円なので、ビジネスホテル利用としては若干高めの感じがします。ですが、居心地がいいですし、JR利用の場合、非常に便利な好立地にあるので、次回、プライベート又は出張で来る時には、値段を検討した上で、是非、また泊まりたいと思います。

　出張で２泊しました。
　公式ＨＰ等では、ホテルは小倉駅南口から徒歩３分となっていますが、キャリーバックを持って歩いていたこともあり、徒歩４〜５分という印象です。繁華街とは外れた方向にありますが、探すと近くに食事や飲むことができるお店がちらほらあります。なお、小倉駅の歩道橋からホテル近くの歩道へ下るエスカレーター（上下あり）があるので、キャリーバッグを持っていてもスムーズに行くことができます。
　フロントの方の対応はとても良かったです。
　部屋は12?のシングルルームでベッドは140cmのダブルベッドです。ベッドが大きい分、部屋はさらに狭く感じます。ベッドの寝心地は普通という感じで、あまり印象に残っていません。ベッド本体とヘッドボード（頭を置く方向にある板）とは接合されておらず、ヘッドボードは単なる１枚の板なので、もしベッドを動かす場合にはヘッドボードが動いてしまうので気を付ける必要があります。
　宿泊した両日とも少し暑かったので、クーラーを28℃の冷房で設定して入れた状態で寝ました。また、乾燥するので、加湿器も入れました。１泊目はずっと雨が降っていたせいか気付かず、２泊目も眠った当初は気が付かなかったのですが、２泊目の夜中、小さな物音で目を覚ましました。クーラーの機器の中から時々小さな軽い音が鳴っていました。起きているとあまり気になりませんが、寝ているとやはり小さな音でも気になるので、クーラーを消して寝ようとしましたが、変な時間に目覚めてしまったため、結局あまり熟睡できず、翌朝少し寝不足となってしまいました。それから、個人的には、ベッドサイドに時計がないのが不便でした。
　トイレは東横イン共通で普通、バスタブはビジネスホテルでは少し広めでした。
　無料の朝食は、おにぎりとおかず２〜３品（先着でパンもあるそうです。）があるようです。ただ、私は家では元々朝食を食べませんし、無料の朝食だとあまり期待できないので摂っていません。このため、食事の欄は「評価ナシ」としています。
　小倉駅から徒歩圏内で便利ですし、値段もリーズナブルなので、小倉への出張の際はまた利用したいと思います。

　2014年11月頃に放送されたテレビの秘湯の宿の特集で、外国人にも人気の大分の秘湯の宿ということで壁湯温泉が紹介されたことをきっかけに関心を持ち、調べたところ日本秘湯を守る会の会員宿だったので、早速、予約して妻と１泊しました。
　宿泊したのは３月の少し雨混じりの土曜日でしたが、部屋は満室でした。駐車場から小道を川に向かって下って先に宿があり、情緒満点です。
　お風呂は、テレビでも紹介された天然混浴露天風呂のほか、宿のフロント近くにある「隠り国の湯（こもりくのゆ）」と駐車場からの小道から宿へ曲がる地点にある「切り出しの湯」の宿泊者専用の２つの貸切湯があります。
　評判の源泉掛け流しの天然混浴露天風呂の方は温度が39℃と低く、長い時間浸かっていないといけないです。しかし、立ち寄り湯の時間帯が9:00～21:00と長く、週末で結構、立ち寄り入浴客が多く、混雑していたこともあり、夜遅くになってから入ることに決めました。このため、15時頃にチェックインして、まず空いていた「切り出しの湯」へ。ここはお湯の温度がちょうど良く、ゆっくりできて、とても良かったです。
　次に、家の蔵に使われていた石を使って作られた「隠り国の湯」が空いたので、こちらへ。こちらのお風呂は雰囲気はとてもいいのですが、お湯が熱過ぎるためゆっくり浸かっていることができず、残念でした。
　夕食後、いよいよメインの天然混浴露天風呂へ。立ち寄り湯の終了時間帯である20時台に行ったところ、ちょうど１人の男性客が出るところで、ほぼ妻と２人、貸切状態になりました。ただ、お湯がぬるいので長く浸かっていないといけないところ、まさに天然の洞窟風呂であるため、岩の座り具合や上からポタポタ落ちてくる水滴の関係で長居できる地点が限られているので、日帰り客が多い時間帯はさぞかし窮屈な感じではないかと思いました。また、最終的に１時間近く浸かっていたのですが、お風呂から上がった時には全然温まっておらず、その後も身体の中からホカホカという感じもありませんでした。冬の寒い時期にはさらに温まらず、満足度が低いのではないかと思ってしまいました。
　結局、天然混浴露天風呂にはその１回しか入らず、貸切風呂にそれぞれ３回ずつ入りましたが、源泉掛け流しの雰囲気のある温泉が目当ての私達にとってはちょっといまいちな感じでした。
　夕食は、メニュー表にあるとおり、煮付け（地元産野菜と山菜）、小鉢、刺身こんにゃく、馬刺し、川魚（イワナ）塩焼き、そばがきのあんかけ、山菜の茶わん蒸し、豊後牛の溶岩焼き、山菜の天ぷらなどでした。翌日、ほぼ同じ価格帯の黒川温泉のとある宿に宿泊したのですが、比較すると、馬刺しは翌日と比べて少な目（大分県内の宿で馬刺しを期待していないので、その分他の料理の質向上に当てた方がいいように思います。）、イワナや焼肉は、残念ながら、翌日の方がボリュームも味も良かったと感じます。ただ、刺身こんにゃくや野菜・山菜関係の料理は地元らしさがあり、かつ、とても美味しかったです。
　同じ大分の長湯温泉など、ぬるめのお湯に長い時間浸かるのが好きな方にはおすすめのお宿だと思います。個人的には、宿泊客にメリットがないので、立ち寄り入浴時間を16時頃までにするなど、宿泊客を重視した対応をしてもらいたいと感じました。

　セビーリャ３泊のうち、最初の１泊をこちらのホテルに泊まり、残り２泊は旧市街に宿泊しました。本当は３泊ともセビーリャの旧市街に宿泊したかったのですが、GranadaからバスとRENFEのMDを乗り継いで、Sevilla San Justa（セビーリャ・サン・ユスタ）駅に20:40頃に到着する予定であり、翌日も朝早くから出かけてコルドバへの日帰り旅行を予定していたので、Sevilla San Justa駅に程近く、値段も手頃なこちらのホテルを選びました。実際には電車の到着が10分程遅れ、ホテル到着は21時ちょっと前になりましたが、まだ空も明るく、ホテルはすぐ分かりました。
　（ちなみに、2015年4月7日以降、Antequera Santa Ana⇔Granada間へのAVE延伸工事が行われているらしく、Antequera Santa Ana⇔Granada間のすべての電車が運休し、バスによる代替運行をしていましたが、到着時間は時刻表通りです。）
　当初、ダブルルームを予約していたのですが、渡された鍵で開けたところ、部屋は２Ｆの喫煙ルームで鼻にツーンとする臭いが…。妻も私も煙草を吸わないので、この喫煙ルームの臭いに耐えられず、フロントで部屋の変更を依頼しました。ダブルルームは喫煙ルームにしかないとのことなので、ツインルームでいいからと禁煙ルームに変更して欲しいとお願いし、６Ｆの部屋に変更してもらった次第です。
　当初の喫煙のダブルルームは、家具の色が派手で、いまいち趣味が良くありませんでしたが、禁煙ルームの方は打って変わって落ち着いた色調の部屋でした。もしかしたら、あまり趣味の良くない喫煙ルームということで、お値段が安かった部屋なのかもしれません。
　結果としては、値段（約8,600円（為替レート：約130円/EUR）の割に、きれいで居心地の良い部屋でした。ちょうど到着客が込み合っていたこともあって、フロントの男性の対応は普通でしたが、チャックアウトの時の女性の対応は割と良かったです。それと、エレベータがかなり古いものらしく、ガタンガタンと音がしていたのは気になりましたが、チェックイン後にわざわざ旧市街のお店にタクシーで食事に行ったため、さらに滞在時間が短くなってしまい、元々、寝るだけのホテルとあまり期待していなかったこともあり、割と快適に過ごせました。
　という訳で、セビーリャへの到着が遅く、翌日、コルドバやヘレス・デ・ラ・フロンテーラなどRENFEを使っての日帰り旅行を考えている方には便利なホテルだと思います。　なお、素泊まりプランでしたので、朝食の内容は分かりません。
　翌日は、旧市街のホテルに泊まりましたが、こちらのホテル前のバス停からＣ２のバス（駅から離れる方向のバス）に乗り、5分くらいして大きな交差点を右折した後、１つ目か２つ目で多くの人達が乗り降りするSan Bernard駅前のバス停にたどり着きます。ここで下車すると、すぐ目の前にトラム（路面電車）の始発駅があり、このトラムに乗れば、カテドラルの西側を通って市庁舎前のヌエバ広場（Pl. Nueva）まで行くことができます。

　ふるさと納税で取得した中之条町の感謝券を有効利用しようと、前々からクチコミを見て気になっていたこちらの宿に源泉掛け流しの温泉を一番の目当てに1泊しました。
長野原草津口駅からのバスは1日3本しかありません。小さなバスが45分の山道を登ってたどり着いた終点の花敷温泉バス停（夏季はバスは野反湖まで延伸）からすぐのところにこちらのお宿があります。周りには郵便局くらいしかない、鄙びたというよりは何もないところです。
　ちょうどキャンセルがあった花の壱番という一番お値段が手頃な部屋を予約し、泊まりました。他の部屋はおそらく２Ｆにあるのでしょうが、こちらの花の壱番の部屋は１室だけ３Ｆにあります。他の部屋と同様、和室とベットが一緒になった部屋で、広さは十分です。窓から見える景色はバス停周辺です。
　部屋としては概ね問題はなく良かったのですが、３点だけ問題点がありました。
　１つは、簡易水洗のトイレの使い方が分かりにくいことです。最初は水がずっと流れ続けるので、意味が分かりませんでしたが、よく見ると、トイレタンクのところに使い方が書いてありました。（トイレの蓋を開けてしまうとその使い方がかかれた部分が隠れてしまい、見せませんでした。使う前によく確認しておいた方がいいと思います。）
　もう１つは変な形のクッションソファーがあり、使い方が分からないこと。
　そして、最後の１つはツインベッドの左側に寝たのですが、そのすぐ後ろトイレがあります。そんなに大きくないのですが、急にトイレの天井の方から断続的にチョロチョロと水が流れる音が発生したことです。その音で3:00頃に目が覚めてしまいました。ただ、5～10分くらいしたら音がしなくなったので、その後は眠ることができました。原因は不明です。
　夕食は、18:00～か18:30～で、車で２分ほど送ってもらったところの広い大広間に複数の囲炉裏がある別邸で頂きます。夫婦２人で１つの囲炉裏を囲み、他の宿泊客の方は衝立で見えないようになっています。料理は、夕食のメニューは、地の物を生かした野菜料理、イワナの塩焼き、上州豚・上州牛と下仁田ネギの陶板蒸し焼きなどです。もしかしたら、若い人には全体的な量が若干足りないかもしれませんが、40代の私たちには、とても美味しい地の野菜がふんだんに使われた料理がとても美味しく感じて、楽しめましたし、炭火で焼いたイワナはとてもふっくらとして美味しかったです。ワインのハーフボトルが付いているプランで、国産の赤・白２種類のワインの中から１本（白の辛口）を選び、それでは足りないので、追加でもう１本、国産のハーフボトルワインを頼んで、妻と２人で飲みましたが、まぁまぁの味でした。
　朝食は、宿の１Ｆのフロントと内湯の間のスペースで、8:00～9:00の間に摂ります。湯豆腐がメインで、川のり、放し飼いの地鶏の卵を使用した温泉たまご、手作り納豆などが並ぶ割とシンプルな料理です。豆腐は、大正時代から続く地元の豆腐屋さんの豆腐で、弾力があり美味しかったです。
　一番の目当ての温泉ですが、これは期待が高過ぎたせいか、少しがっかりでした。男女別の内湯のほか「岩の湯」と「石の湯」という貸切露天風呂があり、貸切露天風呂は空いていれば50分間、自由に貸切にできるのですが、「石の湯」は普通の露天風呂なので、やはり人気はホームページにも掲載される「岩の湯」。
　５部屋しかないので、かち合うことも少ないだろうと思っていたのですが、ちょうど到着して入ろうとした時に、フロントのところで「岩の湯」のカギを持って行く女性がいて、妻が最初は絶対に「岩の湯」に入りたいということで、結局50分近くフロント横の応接で待っていました。念願の「岩の湯」ですが、写真で見るよりも小さく、景色もいまいち。お湯は透明です。お湯の温度が低いので、長く湯に浸かっていることができるのはいいところでした。（だから先客もあんなに長く入っていたのかと妙に納得してしまいました。）しかし、長く浸かってもなかなか身体が温まらず、脱衣所で着替える時は少し寒かったです。その日は冬でも割と温かい日だったので、北風が強い日はちょっと厳しいかなと思いました。
　併せて、「岩の湯」に２回、「石の湯」に１回、内湯に１回入りましたが、効能が高い温泉だと、浴衣を着た後にぽかぽか温かくなるのですが、残念ながらこちらの温泉はそういうことはありませんでした。それから、何とか改善して欲しいと思うのが、貸切風呂が夜の11:00までで、朝は内風呂のみで、貸切風呂は使えないこと。何のために、電車とバスを乗り継いで源泉掛け流しの温泉に来たのか分かりませんでした。源泉掛け流しの温泉が好きな夫婦にとっては大きなマイナスポイントでした。
　料理はとても美味しいので、その点はオススメできますが、源泉掛け流しの温泉に自由に入ることが好きな私たち夫婦にとっては、リピートは厳しいかなと思います。

　NyoNyum（ニョニョム）というカンボジアの生活情報誌（日本語のフリーペーパー）があります。プノンペンのホテルやレストランなどに置いてあるもので、無料です。NyoNyumには、様々な記事のほか、日本の料理店やクラブ、ハイヤーなどの広告やお得な情報などが出ているのですが、そこに「めん処翁さん」が出ていました。12月から定休日をなくし、毎日営業となったとの広告が載っていました。
　元々、ラーメンを含め、海外での日本料理に全く期待していませんでしたし、普段はそもそもわざわざ外国に来て、日本の料理を食べようという気が起らなかったのですが、カンボジアに10日間程いて、そろそろクメール料理にも飽きてきていましたし、NyoNyumの広告に「★テレ東「最強ラーメン伝説」ほか、ＴＶ紹介実績多数、★九州ラーメン総選挙第3位獲得、★全国ラーメンデータベース１位獲得の実績と経験を持つラーメン職人が美味しいらーめん、作ります！」という広告文句が書いてあって、そんなに美味しかったら、わざわざカンボジアまで来て店を営業していないだろうと思い、その大層な自信のラーメンでも食べてみようかということで、12月30日のお昼に伺いました。
　お店は、ボンケンコンエリアの294路のモニボン通り側に近いところにあります。クラタペッパー店の近くからトゥクトゥクの運転手に店名（O-San）と住所を書いたメモを見せましたが、知らないようで、結局、私がNyoNyomの地図の裏に付いていたクメール語の単語集を見て、曲がるところを指示してようやく到着しました。
　ちなみに、「右：スダム」、「真っ直ぐ：トロン」、「左：チュベーン」、「停まって下さい：ソーム チョップ」の４つの用語を覚えていたので、分からないと勝手に停まろうとするトゥクトゥクの運転手への指示はバッチリでした。
　店の入り口はそんなに広くないですが、奥に長くなっています。確かテーブルは６卓くらいあり、奥に厨房や作業場、トイレなどがあります。貼り紙には「店はボロいが、味はグー！」と書いてありましたが、カンボジアの一般的な店に比べたら、平均レベルで、そんなに卑下するほどボロいというほどではありません。
メニューはすべて日本語ですし、その時の男性店員はすべて日本人でしたし、カンボジア人の女性店員も含めて、日本語での挨拶で、日本語で注文することができます。また、応対もとても素晴らしいものでした。
　店の中には観光客もいましたし、常連客のような現地駐在員らしき人もいましたが、いずれも日本人です。また自分たちが食べている最中にも運転手付きの車で乗りつけてきた現地駐在員らしき日本人が２組も来たので、もしかしたらプノンペンの駐在員の間では人気の店なのかもしれません。
　12/28～12/30の3日間に限り、喜多方ラーメン(並)：7.50USD→5.00USD、家系ラーメン(並)：7.50USD→5.00USD、新しいつけめん（ハマグリつけ麺）(並)：8.50USD→5.00USD、餃子(3P)：2.00USD→1.50USDとなっていました。
普段は分かりませんが、サイズが中、大となるにしたがって、1.00USDずつ価格が上がっていきます。　　　
私たちが頼んだのはスタンダードな喜多方ラーメン並盛りを２つ。ちゃんと縮れ麺になっていますし、スープも澄んでいて、かつ、旨みがあり、異国で食べているとは思えない程、完成度の高い美味しいラーメンでした。日本で営業しても十分通用する美味しさです。ただ、帰国してからホームページなどを見たところ、いつも喜多方ラーメンがある訳ではないようです。
　翌日の夜の便で帰国予定だったのですが、あまりに美味しかったので、そして、翌日の大晦日は年越しラーメンがあるということで、翌日のお昼にもまた行ってしまいました。なお、大晦日は14:30までの営業で、14:10過ぎに飛び込み、自分たちが2014年の最後の客でした。年越しラーメン（中）は昨日ほどの感動はないものの、これもシンプルな味で美味しかったです。ただ、その日はTOPAZであまりボリュームが少ない昼食を食べたのと、夜は食べる暇がないからということで、思わず中サイズを頼んでしまってため、かなりの満腹状態となっていたことがいけなかったのかもしれません。
　また、プノンペンに行くことがあると思いますが、その時にラーメンが食べたくなったら、必ず再訪したいと思うお店です。

ゴールデンライオン(Golden Lion)から泊まっていたソカ・ビーチ・リゾート（Sokha Beach Resort）に向かって徒歩1～2分の左手にあります。手前には美味しいカンボジア料理店のサンダン（Sandan）があります。
　予約をしていなかったですし、前日、近くのサンダン(Sandan)に行って、ホテルまで歩いて帰る時に見たら結構賑わっていたこともあり、昨日と同じく17:30過ぎに行きました。その段階で屋外の３つのテーブルのうちの１つが埋まっている状態で、自分たちは屋外のテーブルに座りました。その後、18:00過ぎには残りの屋外テーブルも埋まり、中にも何組かお客が来ている状態でした。店内は外から見えるところのさらに奥の方にもテーブルがあり、意外に席数があります。トイレはその奥のテーブルの近くです。
　ここで頼んだ料理はワイン1本、ミネラルウォーター１本、料理４品で以下のとおりで、合計45.50USDでした。
【注文したもの】
赤ワイン（ボトル）：22.00USD
　ミネラルウォーター：1.50USD
　59.Mixed Salad（ミックスサラダ）：2.75USD
　34.Mozzarella Capreze（モッツァレラ・カプレーゼ）：6.50USD
　06.Sea Food Piza（シーフード・ピザ）：6.75USD
　51.Spaghetti Seafood（シーフードスパゲッティ）：6.00USD
　この中ではシーフード・ピザがとても美味しかったです。やはりピザがオススメのようです。