dee44さんのクチコミ(27ページ)全587件

ドウロ川沿いの旧市街を見渡せる、丘の上に建つ大聖堂です。
クレリゴス教会の塔からとは、また違った眺望が楽しめます。

地図上では「サンベント駅からも近い」様に見えますが、坂道を登るので意外に距離がありました。
ポルトでは等高線のある地図が必要ですね…。

教会にしてはなんだか厳つい印象を受けたのですが、元々要塞だったそうです。
回廊のある建物自体も立派ですが、館内の調度品や展示品も豪奢で見応えがありました。
細かい刺繍の司祭用ローブや、金ぴかのクロスなど、展示物からポルトの繁栄が一端が偲ばれました。

正門脇の細い路地を下れば、川沿いのカイス・ダ・リベイラ地区に抜けられますが、少しガラが悪い雰囲気もあったので、夜間の一人歩きは避けた方が良いかもしれません。

「世界一美しい本屋」として、ポルトの世界遺産地区に指定されている有名な書店です。
この「世界一」は、英国ガーディアン誌が選定したランキングで、本当は３位らしいですが…。

平日という事もあり、店内は地元のお客さんが大半であまり混雑していませんでした。
シーズンによっては混雑するようです。
訪問時はまだ大丈夫だったように記憶しているのですが、現在は店内撮影禁止になっているようです。

専門書の品揃えが自慢のようで、装丁の奇麗なハードカバーも多く販売されていました。
お気に入りの一冊を探してみるは如何でしょうか。

台鐵、高鐵（新幹線）、地下鉄が集結した台北一の中心駅です。
近隣には空港や地方各地方面の高速バスターミナルなどもあり、まさに交通の要所になっています。
巨大な駅舎には、レストランやショップ入っており、巨大地下街モールもあり多くの人で賑わっています。

案内サイン類が充実しているので、観光客でも迷いにくいとは思います。
ですが、構内が大きいので予想以上に移動時間がかかり、ちょっと焦る場面もありました。
乗り継ぎがある人は、プラットホームなど事前にしっかりリサーチする事が肝要かと。

台北一古い歴史を持つお寺だそうです。

20時過ぎに参詣しましたが、境内は熱心にお参りされている地元参拝者で賑わっていました。
お堂に入るとおばちゃんから無料でお線香をいただけます。
日本語で参詣方法を教えてくださる、地元ボランティアの方もいらっしゃるそうです。
残念ながらそれらしき方には会えず、見よう見まねでお参りさせてもらってきました。
夜の境内はロウソクや提灯の灯りが幻想的で美しかったです。

また、立ち寄った際には駅前広場のステージで、京劇が舞われていました。
門前町には夜市も立ち、賑やかで活気溢れる一角です。

松江の街中から車で15分ほどでしょうか、９号線から玉湯川を登っていくと川沿いに旅館が並ぶ風情のある温泉街に着きます。
松江から車で15分程度、公共のバス・電車でも30分ほど。
また足立美術館行への無料シャトルバスも発着しており、観光の拠点にも便利です。

明日香・奈良の時代に開湯していた、日本最古級の温泉と伝わっています。
古来より「ひとたび濯げば形容端正しく。再び俗すれば病悉に除こる験を得ずといふことなし。」と言われ抜群の効能があるそうです。
アルカリ性？のヌメリがありつつも、さらさらとした湯触りの良い温泉でした。

女性向けのプロモーション活動が盛んなようで、宿や案内所におしゃれなガイドブックやフリーペーパーが揃っていました。
また、女性が好みそうなかわいい勾玉屋さんや雑貨ショップ、カフェなどもあり、温泉街の通りは若い女性客で賑わっていました。
欄干や河原の所々にウサギがライトアップされていたり、夜の散策も楽しめました。
温泉街の下卑た雰囲気もなく、子供連れでも安心して楽しめました。

いろいろと工夫されているのが伝わってきて、応援したくなる温泉街でした。

小倉駅から商店街を抜け徒歩15分程度、路線バス駅もあります。

昭和に入ってからのコンクリ復元天守になります。
有力大名細川忠興が築城し、その後も譜代大名西国筆頭の小笠原家の居城として九州探題の重要な責を担った立派なお城です。

幕府に憚り、重数を少なく見せるようにした南蛮造りの天守最上層、また破風も最小限に押さえるなど、様々な気遣いが泣かせる造りになっているそうです。

復元天守だけに、様々な城内展示も楽しめます。
最上層からは小倉の街を一望できます。

ガイドブックなどで有名な茶館です。
良く「千と千尋のモデル云々」などと言われていますが、確かに雰囲気は似ています。
ツアーなどでも利用される定番店だそうで、人によっては看板の日本語表記などに興ざめするかも…。
その分、スタッフは日本人慣れしているので、言葉に自信が無い方でも安心です。
値段も少し高めですが、席代と思えば納得です。

お天気だったのでテラス席を選びましたが、これが正解。
通り抜ける風が本当に心地良く、眺望を楽しみながらのんびり過ごす事が出来ました。
お茶請けのお菓子（落雁と梅干し）も美味しかったです。

他の方の旅行記で拝見しましたが、夜は港町に灯りがともり、一層奇麗な眺めが楽しめるようです。
次回はぜひ夜に訪ねたいと思いました。

2012年の8月末にオープンしたての土産物屋さんの集まったプチモールです。
大社の鳥居のすぐ目の前。
ずいぶんときれいに整備され、以前の風情が失われたのは少し寂しいですが、参詣の前後のちょっと一服やショッピングに、これから人気が出そうなエリアです。
地元の和菓子屋さんやお寿司屋さんの他、勾玉ショップなど９軒ほどのお店が集まっています。女性や若い人向けのショップもあります。

規模はずっと小さいですが、伊勢のおかげ横丁のような感じです。
時間があまり無かったのですが、一通りウインドショッピングが楽しめ、出雲名物のぜんざいも堪能できました。。
個人的にお気に入りの「そば荘たまき」でお土産用の新そばを購入できたし、のどぐろの一夜干しも、お値打ちで買えて大満足です。

五百羅漢などがある大森の街並み保存地区からは、レンタサイクル（電動）で15分ほどの距離でした。
徒歩なら40分位でしょうか。
電動700円の他、普通タイプ500円もありましたが、差額200円以上の差を感じました。
順番待ちをしてでも、電動にする事をおすすめします。
帰りの下り坂は壮快でしたが、事故のないよう安全には充分に注意を。
街並地区から間歩までは、アスファルト敷きの道が通っています。
山歩きが好きな方には、少々物足りなさが残るかもしれません。

玉造温泉では手頃な旅館です。
部屋食付でこのお値段、かなりのお得感がありました。

温泉街の南端、玉作湯神社のそば。
玉湯川沿いの道から玄関ロビーへのアプローチが印象的な外観です。

客室・大浴場などには、年期を感じる部分もありましたが、値段を考えると充分に満足できる範囲でした。
縁側も備えたお部屋はバス・トイレ付きで、幼児連れでもゆったり快適に使えます。

食事内容は予約サイトの写真通り。
味は、まぁほどほどかと。
これまた値段を考えれば、充分に納得の範囲でした。
朝食はバイキングでしたが、おざなりの定食よりもよほど良かったです。

接客に関しても、終止暖かい対応で何の不満もありませんでした。

夕食後、玄関先で貸してもらえる提灯を片手に散歩に出かけましたが、ライトアップされた温泉街は情緒があり、とても良かったです。
近くにある姉妹館「保性館」の内湯に入る事が出来、湯巡り気分も楽しめました。

安かろう悪かろうを覚悟していましたが、コストパフォーマンスが高い良いお宿だと思います。

博多天神新宿西口店。
小滝橋通りの飲み屋街の片隅で、今夜も酔客を待ち構えています。

昔ながらのシンプルな豚骨スープにこれまたシンプルな細麺の組み合わせ。
チャーシューに煮卵、ネギ、キクラゲに海苔までついてたったの500円。
しかも替え玉１ヶ無料。
小滝橋通り周辺も、らーめん屋・つけ麺屋がずいぶん増えましたが、その中でも抜群の安定感があります。

60~70台とおぼしき紳士が「これが本当の豚骨らーめんだ」と感激していたのが印象的です。

松江城下でも、江戸情緒を残す随一の一角です。
お城の裏手、お堀沿いの通り一帯を指すそうです。

秋口には丁寧にこもが巻かれる松の並木が印象的です。
お堀めぐりの船頭さん曰く「下級武士の屋敷が並ぶエリア」との事でしたが、お城のすぐ脇でなかなかの一等地に思えます。
他の方も仰るように「中級武士」の屋敷街でしょうね

不味公ゆかりの茶室明々庵や武家屋敷、小泉八雲旧邸などが建ち並ぶ、城下町散策の中心スポットになっています。
八雲庵や神代そばといった有名そば店や、和菓子や和風小物のお土産屋もあり、食事やショッピングも楽しめるエリア。

秋風に吹かれながらのそぞろ歩きが心地よい情緒のある通りです。

食堂や売店（地域の朝取り野菜や魚介も豊富）も併設された日帰り温泉。
丹後地域の地元大手スーパー「にしがき」が経営するリゾート施設だそうです。

大浴場は高台の上にあり、受付のある建屋からエレベーターで登って移動するのですが、途中が空中通路のようになっていて、子供が喜んでいました。

経営母体が地元スーパーなだけに、売店の野菜や魚介が意外に新鮮なのに驚きました。
食堂はうどん・そば中心の良くあるタイプのモノで特筆する事はありませんが、小腹を満たすのには充分でした。

中国歴代の至宝が堪能できる、素晴らしい博物館です。
殷代の玉器から清代の名工達工芸品まで、とにかく膨大な作品が展示されています。
常設展の他に、別棟にて特別展も開催されています。
歴代王朝の中でも文化面を手厚く保護したと伝えられる、清の乾隆帝時代の作品群が特に印象的でした。

日本語の解説パネル類も豊富で、別料金になりますが音声ガイドも用意されています。
ガイドを付けている個人客も多く、ずるいのですが、その解説を横で聞いてみるのも結構おもしろかったです。
ガイドによって、当たり外れが大きいなぁと実感しました。

ツアー客が集中する時間帯（お昼前後？）は、翠玉白菜や肉形石などの有名展示室には大行列が出来ていました。
個人の方なら、ツアー客が少ない夕方を狙うのが良いそうです。

MRT士林駅から頻繁にバスが出ていますし、タクシーでも100元ちょっと。
レストランやカフェ、ミュージアムショップも充実しており、美術館・博物館好きなら、一日中いても飽きる事ないスポットです。

台中の玄関口、台鐵台中駅です。
東京駅にも似た、赤煉瓦造の歴史を感じる駅舎です。
設計は東京駅設計した辰野金吾、ではなく、同時代に活躍し他にも多数の台鐵駅を手がけた松崎萬長。

高鐵（新幹線）台中駅から在来線で10分ほど。
台北から高速バスに乗った場合、この台鐵台中駅の方に着きます。
高鐵駅が出来て以来、寂れはじめていると聞きますが、駅前にはまだまだ活気を感じます。
玄関駅の威厳を備えた情緒ある駅舎は、建築好きには一見の価値ありです。

発見のモニュメント手前に広がる広場です。

世界地図を象った大理石のモザイク画で有名です。
地図の脇の数字は、ポルトガルがそこを発見した年号です。
日本もありました1541年！
ベタですが、記念撮影したくなりますね。

つい見逃しがち？になりますが、結構面白いので是非探してみてください。
もちろん入場無料です。

中華圏に良く見られる「孔子」を祭った孔子廟です。
学問の神様として、受験生に人気があるそうです。
ここ台中に孔子廟は規模も大きく、建物も立派で見応えがあります。
台中駅からタクシーで１メーター程度、「鼻くそ大仏」宝覚寺から徒歩10分強の距離です。

本殿の奥に、孔子の先祖を祭る廟があるのですが、なんと五代祖父からの牌が祭られていました。
ひいひいひいじいちゃんって・・・さすが儒教の開祖。
先祖・血脈を大切にする中華圏ならではの光景が見られて興味深かったです。

「鼻くそ大仏」
このネーミングのインパクトに惹かれて行ってきました。
蒸し暑い中、台中駅からブラブラ歩くと30分ほど。
路地を抜け、視界に突然お姿が現れた際には、思わず笑みがこぼれてしまいました。

台中観光の目玉！にするには正直言って物足りなさが残ると思いますが、愛嬌のある表情が魅力的です。


正門を入った左に日本人慰霊碑があります。
台湾の地で亡くなれた日本人居留者1万4千人の遺骨が、台湾出身の日本軍人3万3千人と共に祭られています。

参拝の際、ちょうど現地の方が慰霊碑やお堂を掃き清められていてるところでした。
清掃の後に、お線香を手渡してくださりお参りを促してくださいました。

恐らく日常の作業なのでしょうが、我々日本人に変わり、今日も慰霊碑を守ってくださっている姿に、深い感謝の念を抱きました。

慰霊碑自体も現地台湾の方の音頭で建立されたと聞きました。
願わくば日台友好が末永く続き、日本人が安心して旅行できる国であって欲しいです。

1902年に作られた歴史を持つエレベーター、リスボンの観光名所のひとつ。
バイシャ地区から、丘の上のバイロアルト地区へ移動する際などに使うと便利です。
レトロモダンなシルエットが印象的ですが、ベンチまで設えられた木製の内装もとても風情があります。
テラスから眺望もおすすめです。昼間はもちろん、夜景もなかなかに素敵でした。
距離は短く、地上から終点まではあっと言う間。
１回券では割高感があるので、地下鉄の１日券を購入して利用するのがおすすめです。

ポルトガル王家、夏の離宮として建てられた宮殿です。
シントラ地区の世界遺産群の中でも駅に近く、ショップやカフェが立ち並ぶ一番賑やかなエリアにあります。

これぞヨーロッパ！といった白亜の城をイメージすると、ちょっと肩すかしな外観ではありますが、けして侮るなかれ。
館内の至る処に素晴らしい装飾が施され、数々の展示物からポルトガル海洋王国の繁栄が偲ばれる見応えのある宮殿です。

「絢爛豪華さ」では、他の有名城に一歩譲るかもしれませんが、この宮殿最大の見所はポルトガル独特のマニエル様式の装飾にあります。
海洋国らしい海をモチーフにした様式なのですが、なんと言おうか「豪華なんだけど脇が甘い」「なんだか垢抜けないけど愛嬌のある」ユニークな作品や装飾の数々。
美術史がどうこうなどと難しい事はわかりませんが、なんだか妙に目が惹きつけられました。

今回はロカ岬やカスカイスへも足を運んだので、王宮では１時間程度しか滞在できませんでした。
次の機会があれば、シントラに１泊してゆっくりと時間かけてまた見て周りたいです。