オカンカンさんのクチコミ(6ページ)全3,234件

ブタペストからECに乗って、ウィーン中央駅に着きました。
エキナカに複数のフードコートやスーパーも４店舗あり、近代的な建物で日本の大きな駅に似ていて安心感がありました。
空港行きの電車も電光掲示板に飛行機のマークが付いていて分かりやすかったです。
有人のインフォメーションも大きく、職員が相談にのってくれます。

ブダペストで最も大きな常設市場、二階建ての吹き抜けになっています。
地下はスーパー、1階は常設市場、お肉やフォアグラ、トカイワイン、野菜やお菓子など市場らしい風景が広がります。
種類が多くてワインなどお土産にはいいかもしれませんが、円安なのでそうお得感はありません。
2階は雑貨などのお土産屋さんや飲食コーナー、一度に見られるのでお土産物を探している方にはいいかもしれません、日本には過去の事になった常設市場の懐かしい風景に癒されます。

ブダの丘に建つ、ブダ地区のランドマーク。
周辺が改修工事中で中に入ることは出来ませんでしたが、外から見ているのが一番きれいだそうです(笑)
中は博物館や美術館になっているそうです。
周辺の庭園が美しく、イベントなどにも使われているそう、王宮から眺めるブダペストの景色も美しいです。

王宮前に建つプリンツオイゲン像。
ウィーンでも彼の名はよく聞きました、調べてみるとオスマン帝国からオーストリアを守った英雄で、天才的軍人だったそうです。
本来はフランス人だったのですが、美形が好きだったルイ14世には軽んじられオーストリアで士官したそうで、人は顔じゃないって事ですね。
青空に映えてインスタ映えしそうな、堂々とした像でした。

大統領官邸というにはとても質素で、守っている衛兵さんの人数も少ないように思いました。
でも本来はこんなものでいいのかもしれません。
交替式も人数か少ないので、シンプルでした。
今までは複数人でやっていて、とても派手でしたか、これはこれでいいのだと思います。

漁夫の砦前の教会、外見はゴシック様式ですがファサードはバロック式。
中に入ると床や柱はオリエンタルな雰囲気です。
オスマン帝国に占領された時代はアラーの神を信仰していたらしく、様々な歴史的背景を感じます。
歴代の王族の戴冠式にも使われ、かのエリザベートとフランツ・ヨーゼフ公の戴冠式も行われました。
２Fに上がると宝物殿、エリザベートの胸像や国会議事堂で撮影禁止だった王冠のレプリカなどがあります。

ブダの丘の東側に位置する観光用砦。
漁夫の砦、日本人なら漁夫の利を思い出してしまうネーミング。
砦と名が付いていますが、戦いに使われたのではなく、昔はこのあたりに魚の市が立っていたり、漁夫たちが城壁を守っていたことに由来するようです。

朝の9時までなら、一部テラス部分に無料で入れます。
対岸のペスト地区の観光名所が一望でき、お勧めです。

長い間改修工事中でしたが、建国記念日、世界陸上に合わせて8月中旬から歩いて渡れるようになりました。
風光明媚なブダペストの街を、歩きながら渡れます。

正式にはセーチェニくさり橋、セーチェニ伯爵が架けた事に由来します。
ブダペストの冬は厳しく、ドナウ川は凍り付き船が出せず、ペスト側にいた伯爵はブダ側で執り行われる父親の葬儀に行くことが出来なかった経験から、橋を架ける必要性を痛感したそうです。

よくぞ架けてくれたと思います。夏は日差しがきついですが、新しくなった橋を是非歩いて渡るのをお勧めします。

ナイトクルーズの際は下をくぐりました。
尖ったゴシック様式のような面白い形です。
自由橋、かつてはフランツ・ヨーゼフ橋だったらしいけれど、王制廃止後に改名。
フランツ・ヨーゼフ嫌われてますね。
中央市場に行った際に、昼間の姿を見ましたが、それはそれで風光明媚なブダペストによく調和したいます。

ブダペストで唯一観光するなら…と問われたら、ナイトクルーズは外せないと答えます。
あくまで私的ですので、夜に滞在できない方は不可能ですね。
時間が無くてもドナウ川からライトアップされた観光地が見渡せます。
出来れば、1人じっくり鑑賞したい景色です。
何故、ブダペストはドナウの真珠と呼ばれるか分かります。

西駅に隣接した世界一美しいマクドナルドとして有名な店舗。
SNSで世界一美しい…とアピールしたもの勝ちでしょうか、確かに美しいですが、マクドナルドの店舗にするのは勿体ないような…

でも階段の段差が大きく多いので、普通のレストランにするのは不向きです。
配膳するよりもセルフサービスで客に動いてもらうにはいいアイデアだと思います。

隣接するマクドナルドに行くため訪れました。
周辺が改修工事中で慌ただしいけれど、ショッピングセンターが近いのか、東駅よりも活気に満ちていました。
エッフェル塔を作ったエッフェル氏設計とあって、鉄筋が天井一帯を覆ったモダンな駅舎でした。国際列車の通る駅独特の旅情を感じます。

ブダペストを代表するカフェ、東京の青山にも支店はありましたが、コロナ禍で閉店してしまいました。
本店に来れて良かったです。
ヴェルシュマルティ広場に面する一等地にあり、テラスで楽しむ客も多かったです。
丁度タイミングよく待たずに入れました。

豪華な内装でショーウインドーに入ったお菓子も、シャンデリア、トイレに続く階段やそれぞれの座席もとても綺麗でした。
お味はスイーツ好きの女性に好まれる美味しさで、オーストリア皇妃エリザベートもお忍びで訪れていたようです。
ハンガリーでメジャーなドボッシュトルテも美味しかったです。
円安でかなり高かったですが、ここで食べることに意味があるので行けて良かったです。

英雄広場は、建国1000年を記念して1896年にブダペスト最大の広場。
アンドラーシ通りの北端に位置します。
2023年8月の世界陸上ではマラソンのスタート、ゴール地点になりました。
ブダペストを象徴する広場で昼は観光客で一杯、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気です。

地下鉄は４路線、シンプルで使いやすいです。
24時間券を利用しました、面倒ですが首からケースに入れて下げていました。
観光客丸出しですが、イチイチ出し入れしなくていいから便利です。

M1号線は世界遺産に登録されるほど古いです、階段数段下りるだけの浅い地下鉄ですが、クラシックで日本のように混んでいなくて、利用しやすいいです。

アンドラーシ通りに面して建っています。
パリやウィーンのオペラ座を小さくした感じですが、皇妃エリザベートは気に入ってよく利用していたそうです。
普段は平日限定で見学ツアーがあるようですが、残念ながら9月3日まではお休みでした。
見学ツアーを予約できなくても、ロビーまでは入って見学できます。

2020年版ガイドブックでは無料でしたが、2023年9月は2000Ftでした。
塔に登ったりは又、別料金です。
まさに値上がりの波は世界的です。

ブダペストに教会はそうないですが、イシュトバーン大聖堂は巨大で目立ちます。
中のドームも直径は22メートル、高さ96メートル、収容人数は8500名。
建設には約50年を費やしました。
今じゃそんなに年数掛かっていたら、計画は頓挫しますが、その巨大さにそれも納得してしまいます。

決して安くはありませんが、入る価値はあります。
イシュトバーンのミイラは立派なガラスケースに入っていますが、この保存状態で大丈夫なんでしょうか？

ガイドブックにも載っている有名店、開店前に並んだら何とか第一陣で入れました。
開店が近づくとドンドン人が集まってきて、あっという間に長蛇の列でした。
スタッフは皆、愛想よく美人ぞろいで、ヨーロッパらしからぬ気さくな雰囲気のお店です。

注文はタブレットでもできますが、観光客にはハードル高いので、口頭でもできます。
お味は伝統的なハンガリー料理で、美味しいけれどちょっと塩辛い。
量も多く、これを食べ続けると腎臓悪くしそうです(笑)
手ごろなんでしょうけれど、コロナ後の値上がりと円安で、決して安くはないです。

ドナウ川沿いに並ぶ靴の残骸。
最初見たときに靴の像というより、本当の靴に見えてぎょっとしました。
これらは第二次世界大戦中、ホロコーストによって多くのユダヤ人が射殺され、目の前のドナウ川に落ちていったという悲劇を、後世に伝えるため作られたものです。

これを見て何も思わない人はいないはず、二度と同じことを起こさないと殆どの人が思うはずだが、残念ながらこれに似たことは今も世界各地で起きています。

世界中の人に見てもらいたい、そしてすべての人が今こそ反戦を叫んで欲しい。

ネットで予約しなければならないので、ハードルは高いですが、それだけの価値はあります。
今まさに使われている施設で、現在技術の粋を施されているので、中央階段や待合室、議会も美しいだけではなく華美で清潔です。

以前は数か国語だけの見学ツアーでしたが、2023年9月～数十か国語のオーディオガイド装着ツアーが可能になりました。
勿論、日本語もあります。
自分の母国語の国旗の絵柄にオーディオガイドをタッチすると、その言語に変わります。
まさに世界的にデジタル化は進んでいます。