クリント東木さんのクチコミ(57ページ)全1,696件

角館の観光と言えば、ここがメインスポット。武家屋敷が立ち並ぶ通りは、「内町（うちまち）」と呼ばれ、現在も江戸時代末期の屋敷割が残っています。黒板塀で統一された街並みを今見ると、むしろモダンな感じさえします。当日は土曜日でしたが、雨だったので観光客も少なくゆっくり観光できました。雨で濡れ、しっとりした武家屋敷通りもまた趣がありよかったです。

田鉄家の先祖が使っていた生活用品が展示されている資料館です。雨の日はこちらの門は閉鎖されており、隣の桜皮細工第一センターの店内を通って行くように張り紙がしてありました。蔵の中には壺や皿、着物などが展示されています。一番興味深く見たのは、羽子板でしか見た事がない押絵で歌舞伎の1シーンを再現したもの。「仮名手本忠臣蔵」「加賀見山旧錦絵」は手の動きや顔の表情まで上手くできており見てよかったです。少ないですが駐車場もあり、無料で見学できるので近くに来れば是非。

角館の伝統工芸品の販売店です。桜の皮を使った樺細工や曲げわっぱなど、職人の技が光る品々が並んでいます。以前テレビで樺細工の茶筒を作る過程を拝見した事があり、本物の質感には目を見張るものがありました。もちろんお高めで購入することはできませんが、見るだけでも立ち寄る価値はあると思います。

　角館でのランチはきりたんぽ鍋を食べようとこちらへ。実は2007年にも訪れており、再訪です。きりたんぽ鍋二人前と相方が食べたいというので、じゅんさいを追加。じゅんさいはグラスにはポン酢が掛けられておりそのまま頂きます。さすが秋田というべきか、大きく枝も付いており2連、3連のものまで。ツルっとした食感を楽しめました。きりたんぽ鍋は比内地鶏にきりたんぽがどっさり。野菜はシンプルに舞茸と水菜。まず比内地鶏の肉質がしっかりしており、歯ごたえ、旨みを十分に味わえます。皮もコリコリしており旨い。そして普通の鶏肉とは一味違うおいしさが出汁にしっかり出ており、それを吸ったきりたんぽが絶品でした。やはり本場のきりたんぽ鍋はおいしく大満足です。

「新潮社の装幀展」という企画展を開催していたので鑑賞。芥川龍之介、三島由紀夫、竹久夢二など大正から昭和の初めの頃の本を中心にした装幀展で、興味深く見れました。特に三島由紀夫の「春の雪」「暁の寺」の装幀は色合い、デザイン共に素敵。その時代の本は函に入ったものも多く、本の持つ意味合いが現在とは違うなぁと実感しました。最近のものでは黒柳徹子さんの「トットひとり」、村上春樹さんの「騎士団長殺し」などもあり、時代の違いが鮮明です。また常設展では週刊新潮の谷内六郎さんの表紙や仙北市ゆかりの高井有一さんの書斎も再現されており、楽しめます。

元町長を務めていた西宮家の住居で、母屋と5棟の蔵からなります。内部を見学できる蔵は限られますが、庭や外観は一声かけてから自由に見学できます。大正8年に建てられた前蔵は重厚感もあり立派。明治43年に建てられた米蔵は一番大きな蔵で、現在は土産物などを販売しています。太い梁は当時の繁栄ぶりを伺えます。内部が見学できる文庫蔵には調度品などが展示されており、見ごたえがありました。雰囲気の良いカフェやレストランもあるので、ここでゆっくり過ごすのもいいですね。

角館の外町にある醤油、味噌の醸造元です。レンガ造りの蔵が印象的で、内部は無料で見学できます。西宮礼和筆のふすま絵が見事で、この座敷を守るために後から外装をレンガ造りにしたそうです。奥にある文庫蔵では味噌やがっこの試食もできます。おいしかったので、早速購入。角館では武家屋敷通りばかりに目がいきがちですが、こちらもお勧めです。

角館駅前にある観光案内所です。こちらで角館の散策マップを頂き、質問にも丁寧に答えていただけました。館内には周辺の観光案内も多数あるので、観光の前に立ち寄る事をお勧めします。尚、駅前には無料で駐車できるスペースもあるので、短時間であればＯＫです。

秋田行きは12番搭乗口から。その目の前にあるのがこちらです。朝食に選んだのはしらすおろしぶっかけうどん。大根おろしでさっぱりとおいしく頂けました。早朝から営業しており、朝一番の便でも朝食が食べられ非常に便利なお店です。

秋田の玄関口でもあり、羽田からはJAL、ANAともに就航している数少ない地方空港です。そのためか利便性が良く、手荷物受取所から出て目の前がレンタカーの窓口。地方だと探す事もあるので助かります。出発時も搭乗口横にイートインスペースのある無限堂があり、ここで休憩できました。サラリーマンは夕食をここで食べる方も多くおられたので、工夫されている空港だと感じました。

本沢温泉に宿泊し、夏沢峠経由で登りました。コースタイムは2時間ですが、5月中旬で夏沢峠まで残雪があり、2時間半掛かりました。山頂からは爆裂火口の迫力ある姿が見れます。さらに八ヶ岳の各峰はもちろん、南アルプス、中央アルプス、北アルプスまで360°の絶景。これが素晴らしいです。そして忘れてはならないのが、爆裂火口の行き止りまで行くと、横岳の背後に富士山もはっきりと見る事ができ、言う事なしです。

御岳山のロックガーデン入口、天狗岩の横に表示がありここが国立公園である事を知りました。調べてみると奥秩父の山を中心に埼玉、長野、山梨、東京に跨る公園として指定されています。森と渓谷が美しいというのが特徴のようですが、ロックガーデンはまさにそれを体現しており、気持ちのいいハイキングコースでした。手軽に行ける場所としてはこの御岳山や昇仙峡などですが、他にも魅力的な山々が名を連ねているので、少しずつ楽しみたいですね。（ちなみに標柱には「秩父多摩国立公園」とありますが、2000年に甲斐も加わりました。）

本沢温泉から下山後、こちらで日帰り入浴しました。＠650円。男女別の内湯のみで単純二酸化炭素・硫黄冷鉱泉で加温、循環の湯。最初は少し熱めでしたが、左のコックを開き、源泉を投入し、少し温めにしてゆっくり入りました。ツルすべ感もありいいお湯です。食事の評判もいいようなので、いつかゆっくり宿泊したいですね。

　歩いてしか行けない秘湯で、日本最高所にある野天風呂が有名な山小屋です。今回はゆっくり温泉を楽しもうと連泊しました。部屋は本館の個室。8畳もある広い部屋に泊れたのは閑散期ならではです。有名な野天風呂は宿から歩く事10分。硫黄岳を望む渓流沿いにポツンとあります。白濁した硫酸塩泉。貸切でゆっくり入れました。男女別の内湯は炭酸水素塩泉で源泉かけ流し。温泉の成分が油膜のように浮いている濃い温泉。どちらもいいお湯でした。

　夕食は17時30分から、朝食は6時から1階の食堂でいただきます。所謂山小屋の食事ですが、土鍋で温められた鍋やおでんもあり十分です。2日目の夕食時にはにごり酒も注文。甘みとこくがあり、どぶろくにも似たおいしさで大満足。山小屋でこんなものが飲めるとは思いませんでした。食事やサービスは普通の温泉旅館のようなわけにはいきませんが、温泉は良くまた行ってみたい山小屋です。

みどり池入口から歩き本沢温泉に向かう途中に立ち寄り、昼食をいただきました。中のテーブルに座り、窓外を見るとリスが食事中。愛くるしいその姿を見ながらいただきます。かなり前になりますが、テレビ番組で昼食に名物の厚切りトーストを食べていたのを見たので、事前に電話で確認すると宿泊者のみでしかも予約制だそうです。という事で注文したのはカレーと中華丼。明らかにレトルトですが、温かいご飯が頂けるだけで十分です。通年営業で、ご苦労は絶えないとは思いますが、いつか機会があれば宿泊し厚切りトーストをいただきたいですね。

本沢温泉旅行の際に佐久平駅から小海駅まで利用しました。久しぶりのディーゼルカーの響きが懐かしい。平日の朝だったので予想外に学生が多く驚きました。（ほとんどは岩村田で下車）車窓からの眺めが非常に良く、次第に八ヶ岳が近づいてくるのでいつまで見ていても飽きませんでした。

本沢温泉旅行の際に利用しました。初めての北陸新幹線で佐久平駅まで「あさま」に乗車。車内のデザインも見慣れた「のぞみ」よりスタイリッシュで、何よりヘッドレストの位置が自由に調整できるのがいいですね。1時間半弱の短い時間でしたがゆっくり寛げました。

新幹線で食べる朝食用に健康バランス弁当と相方はおむすび弁当を購入。健康バランス弁当は炊合せ、卵焼き、コンニャクなど。煮物中心ですが、味はしっかり。おみすび弁当には唐揚げ、卵焼きも付きます。特にこの膳まいで買おうと思っていたわけではありませんが、朝食にはちょうどいい弁当でした。

立川から奥多摩まで37.2㎞の路線です。御岳山登山の際に利用しました。立川駅6時04分発は青梅駅まで。ホームの向かい側に列車は停まっており、乗り換えが必要でした。この時間はほぼ登山客のみ。こんな早い時間でも、奥多摩の山々に登る方が多いことに驚きです。帰りは上手くホリデー快速に乗れたので、思いの他早く帰る事ができました。

御嶽駅周辺の多摩川沿いの渓谷です。御岳山下山後で、散策する時間はなかったので御岳橋からしばらく眺めました。新緑が鮮やかで、陽が当たり眩しいくらい。この緑を見ているだけでも心が和みます。遊歩道も整備されており散策もできるようなので、次はゆっくり見たいですね。