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食べ太郎さんのクチコミ(5ページ)全216件

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  • 金鉱山をテーマにした純然たる博物館

    投稿日 2015年05月23日

    黄金館 九分

    総合評価:3.0

    新北市黄金博物館の中の展示施設の一つです。「新北市立黄金博物館」は新北市の行政組織上の命名で、一つの建物として博物館が存在する訳ではありません。通称の「金瓜石黄金博物園区」の方がその実態を良く表しており、日本統治時代の金鉱町の建築や鉱山施設を整備保存しています。

    黄金館はその中の施設の一つですが、金鉱山のテーマで金採掘の歴史をパネルで紹介したり、金鉱山の道具類を展示する純然たる博物館です。「黄金博物館」の名称はこちらに使用した方が実態に合っていると思いました。

    参考までに、新北市黄金博物館の公式サイトを紹介します。
    http://www.gep.ntpc.gov.tw/
    トップページ右上の「日本語」をクリックすると日本語ページへジャンプします。
    そこで、左端のメニュー欄の「テーマ施設」をクリックして表示されるプルダウンメニューの中に「黄金館」があります。

    黄金館の入場は無料ですが、その展示内容は鉱山マニア以外の人にはあまり興味はわかないと思われます。展示の中で一般人にも受けるのは、時価(2015年5月時点)11億円相当の金塊(220kg)を触れるようにしている所でしょう。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    入場待ちで並ぶ事はなかった
    展示内容:
    3.0
    一般人にはあまり興味は湧かないと思われる

  • 九"イ分"基山街では珍しく夜9時まで開いている大衆食堂

    投稿日 2015年05月23日

    九分小師父 九分

    総合評価:3.0

    九"イ分"の基山街にある飲食店は、そのほとんどが魚丸、肉圓、芋圓などの小吃店で、日帰り観光客のおやつにはなっても、宿泊客が夕食を取れる店は少ないです。更に高級レストランを外して経済的に食事の出来る店となると、私の発見した範囲では、ここと38號麺餃館くらいでした。その上、基山街の他の店は軒並み午後7時で店じまいするのに当店は午後9時まで開いているので、九"イ分"観光で夕食の時刻が遅れた時に重宝しました。

    場所は基山街の奥の方。7-11のある基山街の入口から道なりにどんどん進み豎崎路と交差するあたりです。その交差点の手前だったか通り過ぎたかはうろ覚えですが、店舗は基山街入口から見て左側に面しています。

    台湾の検索サイトで検索すると、当店の公式サイトは存在しないようですが、フェイスブックのページが見つかりました。更にネットで検索すると人材募集記事が見つかり、その企業紹介欄によると深坑にある「小師父豆腐美食餐庁」という店が本店で、九イ分の当店は支店のようです。

    メニューは写真入りで日本語訳も記載されているので、台湾旅行初心者でも指さしで注文できます。店頭に並べられた大鍋で煮込んでいる料理は、注文するとすぐに出てきます。店舗正面に掲げている「不好吃免銭」は「もし不味いなら無料」という意味です。

    私は、滷桂竹筍(小130元)、香肉羹(70元)、鶏油飯(20元)を注文して満腹しました。味は可もなく不可もなくで、このクラスの食堂は台北ならどこにでもあると思いますが、冒頭に述べた理由で九"イ分"では貴重な存在だと思います。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    1,000円未満
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    3.5
    基山街の奥の方
    コストパフォーマンス:
    3.0
    台北の相場よりは高いかも
    サービス:
    4.0
    夜9時まで開いている事を評価したい
    雰囲気:
    3.0
    普通の大衆食堂
    料理・味:
    3.0
    可もなく不可もなく

  • 廃墟だった映画館跡が往時(1962年)の姿に修復されて無料開放されてます

    投稿日 2015年05月18日

    九分昇平戯院 (昇平新楽園) 九分

    総合評価:4.0

    2002年、2007年に続く3回目の九イ分観光で、2015年3月にここを訪れましたが、前回の旅行までは屋根が崩落した廃墟だった昇平戯院が、往時の映画館の姿に修復されて無料公開されていました。

    修復したのは新北市で、現在は新北市立黄金博物館が管理運営していますが、それは新北市の行政上の管轄の話であって、当映画館で金鉱に関する展示をしているという事ではありません。新北市立黄金博物館の公式サイトはこちらです。
    http://www.gep.ntpc.gov.tw/

    トップページ右上の「日本語」をクリックすると日本語ページが表示されます。そこで左側メニュー欄の「テーマ施設」をクリックし、プルダウンしたメニューから「昇平戯院」を選ぶと、昇平戯院の解説ページが表示されます。開館時間や休館日もそこに書いてあるので参照して下さい。

    ところで、九イ分の基山街から少し下ったところに民間経営の「九イ分金鉱博物館」がありますが、それと金瓜石の新北市立黄金博物館はまったく別の施設ですので、混同しないよう注意して下さい。

    新北市立黄金博物館公式サイトの昇平戯院の解説文によると、当映画館が現在の地に建てられたのは1934年。一階は石造り、二階は木造の構造で、「昇平座」と名付けられたそうです。1951年に名前が昇平戯院に改められ、1962年には二階の木造部分を煉瓦壁に改築されて現在の形になったそうです。映画館の昇平戯院は1986年に閉館し、建物は台風で屋根が吹き飛ばされて廃墟となっていました。

    他の方の口コミで「日本統治時代の建築を修復した」と書いている方がいますが、修復したのは改築後の1962年当時の姿です。日本で言えば昭和37年、東京オリンピックの2年前です。

    ところで、2015年5月時点の新北市立黄金博物館公式サイトの中文版では、当映画館跡の住所は「新北市瑞芳区九イ分軽便路137号」ですが、日本語版では最後の番地が141号となっています。どちらが本当なのかは分かりませんが、常識で考えるなら中文版が正式で、日本語版は翻訳時の転載ミスと解釈するのが妥当でしょう。公的機関の作成した公式サイトで住所の番地が食い違うというのは、日本では考えられない事ですが、台湾ではこんな事がよくあります。(^_^;)

    まぁ、九イ分観光の観光客の立場で言えば、基山街から豎崎路を下れば当映画館はすぐに見つかるので、番地を頼りに捜す事はないので実害はないですが。

    館内は往時の売店や切符売り場が復元されていますが、昔の姿の展示だけでなく現役の映画館として映画の上映をしています。上映プログラムは中文版公式サイトの昇平戯院のページに掲載されています。

    私は2007年の廃墟時代を知っているだけに、綺麗に修復された昇平戯院を見て一番感心したのは(これは金瓜石の黄金博物館でも言える事ですが)、古い物を残そうという新北市当局ひいては台湾の人々の熱意と努力です。その努力の程を知ってもらう為に、2007年に撮影した廃墟時代の屋根の抜け落ちた昇平戯院の写真も添付します。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.0
    当映画館跡は空いていたが、そこに辿り着くまでの九イ分の街が非常に混んでいる。

  • 正式名は「新北市立黄金博物館」ですが、5ヘクタールの敷地が整備された歴史保存区域です。

    投稿日 2015年05月13日

    黄金博物園区 (新北市立黄金博物館) 九分

    総合評価:5.0

    正式名称は「新北市立黄金博物館」ですが、これは新北市の行政組織上の名称であって、当博物館が一つの建物として存在する訳ではありません。通称の「黄金博物園区」の方が実態を良く表しており、5ヘクタールの敷地に複数の施設が整備された歴史保存区域です。ところで、九イ分の基山街の少し下にある「九イ分金鉱博物館」は民間経営の別施設ですので、混同しないよう注意して下さい。

    当博物館の公式サイトはこちらです。
    http://www.gep.ntpc.gov.tw/
    トップページ右上の「日本語」をクリックすれば日本語ページが表示されます。コンテンツの量は中文版ページより少ないですが、開園時刻やアクセス法を記載した日本語版パンフレット(日本語版案内地図も含む)のpdfファイルをダウンロードできます。
    http://www.gep.ntpc.gov.tw/Brochure/A4_Brochure_J.pdf

    ところで当博物館の公式サイトを見て知ったのですが、九イ分の昇平戯院も当博物館の管轄でした。なお、案内地図の上端に黄金神社が載ってはいますが、この神社跡は当博物館の施設ではありません。

    また園内の各施設の解説は公式サイトの「テーマ施設」欄から選択して表示できますが、台湾情報サイト「旅々台北」にも当博物館の詳しい記事があります。
    http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10501.html

    基隆や瑞芳から九イ分へ向かうバスの終点が金瓜石で、九イ分から金瓜石バス停までは10分くらいです。もし台北から日帰りで九イ分観光をするのなら、九イ分観光を終えた後に金瓜石にも寄れば、帰りのバスは始発から乗れます。金瓜石バス停からは九イ分経由台北行きのバスも出ています。

    金瓜石バス停でバスを降り、道なりに右へカーブしながら奥へ進んでいくと「新北市立黄金博物館」の表札がかかった建物に出会いますが、この建物が博物館ではなくて、当博物館エリアの正門横に建つ案内所です。パンフ類はここで貰えます。

    園内は煉瓦敷きの遊歩道で整備され、「四連棟」、「太子賓館」などの日本統治時代の日本建築、金鉱跡の「本山五坑」、金鉱山に関する博物館の「黄金館」等々が見学できます。一部の施設(本山五坑は50元)を除き無料ですから、もし九イ分まで行ったならここまで足を伸ばす事をお薦めします。

    フォートラベルでは一つの口コミ投稿の写真は10枚までに制限されていますが、たったの10枚では当博物園区の全容をとても紹介しきれません。少なくとも前述の「四連棟」、「太子賓館」、「本山五坑」、「黄金館」は、独立した口コミ項目を立てる価値があると思います。

    上記4施設はいずれ独立した口コミ項目が登録されるという前提で、本投稿では各施設の外の園区の情景を撮った写真を紹介します。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    3.0
    九イ分からバスで10分。金瓜石バス停下車すぐ
    コストパフォーマンス:
    5.0
    一部施設を除き無料
    人混みの少なさ:
    4.0
    展示内容:
    4.0
    坑道跡の「本山五坑」は50元払う価値あり。

  • 断崖絶壁の上に建つ天空の神社の跡。参道は急峻な石段なので注意!

    投稿日 2015年05月12日

    金瓜石黄金神社 九分

    総合評価:4.0

    ほとんど崖と言えるほどの急斜面の山間の一部を削り取って作った僅かばかりの敷地に灯籠や鳥居や社殿の柱や基礎が残っている神社跡です。場所は、金瓜石の黄金博物館区の坑道跡「本山五坑」付近から石段を登った所です。
    詳しくは、新北市立黄金博物館公式サイト(http://www.gep.ntpc.gov.tw/)のマップのページ(http://www.gep.ntpc.gov.tw/map/GOLDEN_MAP.jpg)を見て下さい。
    ところで、新北市立黄金博物館の案内地図に載っているからといって、この神社跡が新北市立黄金博物館の施設という意味ではないでしょう。少なくとも2015年時点の博物館公式サイトの施設一覧にこの神社跡は載っていないので、この神社跡は博物館の管轄ではなくて独立した一つの宗教遺跡です。

    石段の下の方は近年に整備された綺麗な加工石の階段ですが、途中から荒削りの石を積んだ古い石段に変わります。途中で石段が右へ分岐する箇所(石段の左右に立つ石柱が目印)があり、そこを右へ曲がって更に上った先に神社跡はあります。

    古い石段の中にはグラついている石もあって危険です。石段には手すりもありませんから、足を踏み外して石段を転げ落ちたら、大げさではなくて命に係わる危険があります。子供や老人が観光気分で行ける場所ではないので、行くつもりの方は自己責任で行ってください。当然、靴底がツルツルの紳士靴やハイヒールは無理です。登山靴とまでは言いませんが、靴底のデコボコな運動靴で行ってください。

    私は時々小雨のパラつく曇り空の日に行ってきましたが、石段の上り下りでは両手を自由にすべきで、傘をさして登るのは危険です。私の場合は帰りついた頃に雨が降ってきましたが、別に天候を見極める眼力があった訳ではなく、運が良かっただけです。山の天気は変わりやすいので、行くつもりの方は現地の天候にも注意して下さい。

    神社の敷地は断崖絶壁の上にあり、一番奥に本殿の基礎が残っています。その本殿の基礎の中心には、お賽銭が落ちていました。日本円の硬貨だったので、ここを訪れた日本人が投げ入れたと思います。また、本殿跡の前にはお供え物の香腸(中華ソーセージ)が置かれていました。仮に日本人がお供え物を持って来たとしたら、お供え物にソーセージは選ばないと思うので、お供えしてくれたのは恐らく地元の人ではないでしょうか。
    日本人が去った跡に残された神様の御霊にお祀りしてくれている台湾の人々の心根に感銘をうけました。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    1.0
    急峻な石段は危険。観光気分でのんきに行く所ではない。
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    4.0
    断崖の上に建つ天空の神社跡

  • 宮原眼科2Fのカフェ&レストラン

    投稿日 2015年04月30日

    醉月樓沙龍 (宮原眼科2F) 台中

    総合評価:3.0

    宮原眼科2Fのカフェ&レストランです。宮原眼科公式サイトの「醉月樓沙龍」のページでメニューを閲覧できます。ちなみに、「沙龍」は「サロン」の音訳です。

    私は2015年3月に訪問しましたが為替レートは1元≒約4円で、カフェラテが180元≒700円でした。珈琲紅茶類は200元前後で台湾の物価水準から言えば高級な店ですが、地元客でほぼ満席でした。台湾社会も豊かになったと感慨を覚えます。

    私が注文したのは冰"シ基"淋仏跳墻と掌鐵(カフェラテ)で、計500元でした。「仏跳墻」は福建料理の各種高級食材を壺に入れて煮込んだ料理ですが、それに冰"シ基"淋(アイスクリーム)を付けた「冰"シ基"淋仏跳墻」のネーミングに魅かれて注文してしまいましたが、その正体はアイスクリーム・パフェでした。(^_^;)

    宮原眼科1Fの店舗の営業時間は10:00~22:00ですが、2F当レストランの提供時間は飲料全般が10:00~21:00、食事のセット・メニューが、11:00~14:30,17:30~20:00。アフタヌーン・ティーは14:30~17:30です。

    カフェで食べ終えた後、三階に上がって建物内部を見学しました。通路の壁に飾ってある往時の写真を見ると、元の建物は二階建てレンガ建築の上に木造の三角屋根を載せた構造のようですが、三階からカフェの上を覆う元の建物の屋根の木造の骨組みが見渡せます。

    現在の宮原眼科の建物を外から見ると、二階建てレンガ建築の上に新素材で出来た帽子を被せたような形ですが、その帽子の目的は、元の建物の骨組みを壊さずに保存する為だと推測します。このような古い建物に価値を認め整備保存しようとする事も、台湾社会の成熟の表れだと思います。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    2,000円未満
    利用形態
    その他
    アクセス:
    4.0
    台湾鉄路台中駅から徒歩5分
    コストパフォーマンス:
    2.0
    珈琲紅茶類は200元前後≒約800円
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    4.0
    料理・味:
    3.5

  • その敷地内の北東端の一画に博物館「台湾民俗文物館」がある市民公園

    投稿日 2015年04月27日

    民俗公園 台中

    総合評価:3.0

    台中民俗公園は、台中駅から北へ約4kmの地点にある小学校のグランドほどの面積の街中の市民公園です。
    それだけなら当サイトの口コミ項目に登録して紹介するほどの事はないのですが、当公園の敷地の北東端に「台湾民俗文物館」があり、その西隣には隣接して古い時代の街を模した建物に土産物店やレストランが入居する商業施設の「民芸館」があります。

    有料博物館の台湾民俗文物館に関しては、「民俗公園」とは別の口コミ項目「台湾民俗文物館」に投稿しております。私は当公園内の施設を有料か無料かで分類し、この口コミ投稿では無料区域である公園部分と民芸館およびその裏手の中国庭園について紹介しますが、設立の経緯から言えば民芸館と中国庭園は台湾民俗文物館の付属施設です。

    当公園へのアクセス方法は「台湾民俗文物館」の公式サイト
    (http://www.taiwan-story.com.tw/index.php)
    の「参観訊息」ページを参照して下さい。台中駅前からは、台中客運の路線バス131番か132番に乗り、崇徳路二段の「崇徳国中」バス停で下車する経路が、バス停から当公園まで歩く距離が短いです。
    台中市内の路線バスは、乗車距離が8km以下で支払いに非接触式ICカードを使用した場合、引き落とし金額が0元となります。つまり無料です。台湾の公共交通機関カードは互換性があり、台北市MRTの悠遊カード(Easy Card)でも無料となります。

    ところで上記のサイトには「台湾民俗文物館」の紹介ムービーがアップされていますが、その中で民芸館や中国庭園の様子も撮影されています。さすがはプロのカメラマンの撮影で綺麗に撮れていますが、この映像を見て期待を膨らませていくとガッカリする事でしょう。実際はもっと地味でショボイです。(^_^;)

    私は二年前にも訪れましたが、その時は、台湾民俗文物館と民芸館と中国庭園を除いた、公園のその他全区画が掘り返されて改修工事中でした。「台湾民俗文物館は一度見れば十分」と思っていましたが改修工事がどのように完成したか興味があって再訪しました。完成したばかりのせいか芝生がまだ十分に根付いていない箇所もありますが、綺麗な市民公園に生まれ変わっていました。

    公園の隅にあった園内の案内図の写真を撮ってきましたが、帰国してからよく見ると、この案内図は改修工事前の古い配置図のままです。この地図によると蒸気機関車は左上隅にあるはずですが、改修工事後の2015年3月時点では左下隅の位置に移動しています。

    公園を全面的に掘り返す改修工事には台中市当局も相当の予算をつぎ込んでいるはずですが、案内板を作り変える予算を忘れるとは、台湾らしいです。(^_^;)

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.0
    台中駅から路線バスで4km(約10分)
    景観:
    3.0
    普通の市民公園
    人混みの少なさ:
    4.0
    人は少ない

  • 民俗公園北東端の一画で清朝末期の四合院建築を復元展示する民俗博物館

    投稿日 2015年05月05日

    台湾民俗文物館 台中

    総合評価:3.0

    民俗公園は台湾鉄路台中駅から北へ約4kmの所にある市民公園ですが、その北東隅の一画に四合院建築が復元されて博物館「台湾民俗文物館」として公開されています。民俗公園は入場無料の普通の市民公園ですが、当館は有料(成人80元)です。本サイトでは民俗公園は別の口コミ項目として登録されており、私は民俗公園敷地内の当博物館以外の無料施設に関しては、そちらの口コミ項目に投稿済みです。この口コミは民俗公園敷地内の有料施設である「台湾民俗文物館」に関して投稿します。

    アクセス方法は「台湾民俗文物館」公式サイトの「参観訊息」ページを参照して下さい。
    http://www.taiwan-story.com.tw/
    台中駅前からは、台中客運の路線バス131番か132番に乗り、崇徳路二段の「崇徳国中」バス停で下車する経路が、バス停から当公園まで歩く距離が短いです。
    台中市内の路線バスは、乗車距離が8km以下で支払いに非接触式ICカードを使用した場合、引き落とし金額が0元となります。つまり無料です。台湾の公共交通機関カードは互換性があり、台北市MRTの悠遊カード(Easy Card)でも無料となります。

    ところで、設立の経緯から言うと当館の西に隣接する民芸館(土産物店やレストランが入居する商業施設)は当博物館の付属施設ですが、私は民俗公園内の施設を有料か無料かで分類し、無料で入場できる民芸館の写真は民俗公園の口コミ項目への投稿でアップしております。民芸館に関してはそちらを閲覧して下さい。

    ここから本題です。まず「台湾民俗文物館」に関して詳しく知りたい方は、前述の公式ホームページを閲覧して、トップページに貼り付けてある当博物館の紹介ムービーを見て下さい。さすがはプロ・カメラマンの撮影で、綺麗な映像に仕上がっています。しかしながら、もし中国文化や四合院建築にまったく興味の無い人が、この映像で期待を膨らませて行くと、現物を前にしてガッカリ感が込み上げてくると思います。(^_^;)
    映像はカメラの位置を低くして施設を広く大きく見せていますが、現物は映像の印象よりは小規模です。

    四合院建築やその内部の調度品に興味のある人なら、もし台中に行く機会があったなら、ここまで足を伸ばす価値はあると思います。ここの四合院建築に関して、私は台中近郊に残っていた御屋敷を移築した本物の四合院だと思っていましたが、当博物館の公式サイトを見るとそのような記事は書いていません。本物なら公式サイトでその由緒や云われを解説するでしょうから、この四合院建築は本物の移築ではなく復元建築かも知れません。私が本物を移築したと思い込んだのは、台北の「林安泰古厝」と混同していました。しかし、復元建築だとしても限りなく本物に近い出来栄えです。少なくとも内部の調度品は本物だと思います。

    四合院の地下は展示室となっており、民俗学関係の収集品が展示されていますが、ガラスケースの棚に置いてあるだけで、名称や年代などの解説が付いていない展示物が多いです。古い物を集めるだけは集めたが、博物館として収集品の整理・研究が追い付いていないようです。

    ところで、当博物館の入場券は大人が80元ですが、この券には40元分の割引券が付いており、館内のレストラン兼雑貨店「館園又一弄 Another cafe」で使用できます。私は入場券を購入する時に入り口の係員に、この割引券はどこで使えるのか聞くと、係員は館園又一弄を指さすので、そこで食事をして使いました。

    しかし、私は係員に当博物館の西隣の民芸館でも使えるかどうかは質問しておらず、係員も「民芸館では使えず、館園又一弄だけで使える」と言った訳ではありませんから、民芸館に入居するレストランで使えるかどうかは未確認です。
    次に当博物館へ行く方は入場券を買う時に、「この割引館は民芸館でも使えるのかどうか」係員に聞いてみて下さい。

    旅行時期
    2015年03月
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    2.0
    台湾鉄路台中駅から北へ4km。路線バスで15分くらい。
    コストパフォーマンス:
    3.0
    40元の割引券を有効に使えるなら安いが…。
    人混みの少なさ:
    5.0
    平日は入館者は少ないです。
    展示内容:
    3.0
    四合院建築は見事だが地下展示室の展示は説明文が無い物が多い。

  • 黄金色と言うよりは鉄サビ色ですが…、水量が多ければ「滝」として見ごたえあり。

    投稿日 2015年04月30日

    黄金瀑布 九分

    総合評価:3.0

    金瓜石の鉱山から流れ出た廃水で滝の川床の岩石が黄金色に染まった奇観です。黄金色は言い過ぎで、実際は茶色と言うか鉄サビ色なんですが、私が行った日は雨模様だったので、黄金色でなくても、「滝」として見ごたえのある景観でした。しかし渇水期で水量が減ったらショボイと思われます。
    まぁ、場所は陰陽海に近いので、もし陰陽海へ行ったのならついでに黄金瀑布も見に行ってください。

    現地は見学ポイントが整備されており、駐車場や金瓜石からの路線バスのバス停もあります。現地の案内板の解説文によると、「銅鉱石の鉱砂が川床に沈殿し、雨水によって表層の隙間に滲入し、黄鉄鉱及び硫砒銅鉱が接触、酸化還元反応及び鉄細菌の催化作用を経て金黄色の瀑布奇観を形成」したそうです。

    また解説文の最後には「瀑布の水質は重金属砒素元素を含有している由え、個人の安全及び健康に注意する為に、本区域に戯れに進入したり或いは水を飲む事は避けるべし」と書いています。

    当地へのアクセス方法としては、まず九イ分から歩くという手段があります。その経路については当サイトの口コミ「山尖路観光歩道」に投稿済ですので、下記ページを参照して下さい。
    http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/kyuufun/kankospot/10502100/tips/11696400

    九イ分及び金瓜石からは基隆汽車客運の路線バスが出ています。路線バスに関しては、当サイトの口コミ「陰陽海」の投稿で説明しているので、下記ページを参照して下さい。
    http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/kyuufun/kankospot/10413655/tips/11708617/

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    2.0
    金瓜石から路線バスあり
    景観:
    4.0
    水量が多ければ見ごたえあり
    人混みの少なさ:
    3.0
    駐車場が整備されて最近は観光客が増えて来た

  • 陰陽海汚染源の精錬所跡

    投稿日 2015年04月30日

    十三層遺跡 九分

    総合評価:3.0

    陰陽海を黄金色に染める原因となった排水の出所、つまりは汚染源の精錬所跡です。斜面に鉄筋コンクリートの建造物が積み重なっており、最下層から最上層まで13階あるので十三層遺跡と呼ばれています。

    風化したコンクリートが遺蹟感を漂わせていますが、残念ながら中に入る事は出来ません。当遺跡と陰陽海に挟まれた海岸沿いの駐車場から遠目に見上げるだけです。この駐車場には観光客の為にトイレが設置されています。
    また、駐車場の端には崩落しかけた倉庫群があり、こちらは立ち入り禁止の札もなく間近に見学できます。本当に崩落しかけているので、日本なら絶対に柵で囲まれて立ち入り禁止になっていると思います。こういう点は大らかなお国柄ですので、倉庫の見学は自己責任です。

    十三層遺跡を見学するだけなら評価は☆2つですが、陰陽海の見学に行けばおのずとこの遺跡も見上げる事になり、また近くには黄金瀑布もあるので、三か所まとめて評価は☆3つとします。台湾の観光当局には、将来的には産業遺産として整備してもう少し近くから見れるようになる事を期待したいです。

    当地点へのアクセス方法は本サイトの「陰陽海」の口コミに投稿済ですので、下記口コミを参照して下さい。

    http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/kyuufun/kankospot/10413655/tips/11708617/

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    2.0
    金瓜石から路線バスあり
    人混みの少なさ:
    3.0
    最近は観光客が増えて来た。
    展示内容:
    2.0
    中には入れない。遠目に見上げるだけ。

  • 金鉱精錬所の環境汚染現場が観光名所に様変わり

    投稿日 2015年04月30日

    陰陽海 九分

    総合評価:4.0

    陰陽海は、鉱山の精錬所から流された排水に含まれた成分が沈着して、排水の流れた川の川床やその河口付近の海底が黄金色に染められた奇観です。厳密に言えば環境汚染の現場なのですが、陽射しが強くて波が穏やかな日であれば、沖合の青い海と黄金色の海岸の対比が美しい光景です。陰陽海の岸壁から陸側を振り返れば汚染元の精錬所跡である十三層遺跡がそびえ立ち、排水の流れた川を遡ると川床と同様に黄金色(現在は風化して鉄色)に染まった黄金瀑布があります。

    九"イ分"の街からは基隆山の陰になって陰陽海は見えません。金瓜石から見える海が陰陽海ですが、金瓜石からでは遠すぎて黄金色は(少なくとも私の視力では)判別できません。黄金色に染まった海を鑑賞するなら、遠目から眺めるより陰陽海前の岸壁(北部濱海公路沿い)に立つ事を勧めます。

    今回私が行った時は天気が曇りで海も波が高かったので、陰陽海の綺麗な写真は撮れませんでしたが、グーグル・マップのストリート・ヴューで陰陽海沿いの道路に立つと、陰陽海と十三層遺跡のパノラマ映像を見る事ができるので、それで興味をもった方は九イ分や金瓜石へ行ったついでに足を延ばしてみて下さい。

    九イ分からのアクセス方法としては、まず「歩く」のが確実な手段です。その経路については本サイトの口コミ項目「山尖路観光歩道」に投稿しているので参照して下さい。坂道を一時間くらい下ると陰陽海に出ます。
    http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/kyuufun/kankospot/10502100/
    歩いていくなら谷川沿いに陰陽海へ出て、それから黄金瀑布へ向かう事を勧めます。

    歩くのが面倒な人にはバスがあります。陰陽海の最寄りのバス停「水湳洞」に停まるおもな路線を以下にまとめます。運行は全て基隆汽車客運です。
    http://www.kl-bus.com.tw/
    路線図は「新北市轄公車路線」のページを参照して下さい。なお、同じ「水湳洞」のバス停でも、791等の海岸沿いに北部濱海公路を基隆方面へ向かうバス停と、856等の金瓜石方面へ向かうバス停は、北部濱海公路を挟んで海側と山側で位置が離れています。

    791番 福隆−水湳洞−基隆火車站−国家新城
    826番 水湳洞−金瓜石(黄金博物館)−九"イ分"−
        −猴"石同"
    856番(黄金福隆線) 福隆−水湳洞−黄金瀑布−
        −金瓜石(黄金博物館)−九"イ分"−瑞芳
    886番 龍洞湾公園−水湳洞−瑞芳
    891番 保民堂−水湳洞停車場−黄金瀑布−黄金博物館

    九"イ分"または金瓜石からバスで陰陽海へ行く場合は、まず黄金瀑布でバスを降り、黄金瀑布から陰陽海へ歩いて移動し、水湳洞バス停からバスに乗って基隆なり瑞芳へ戻ればよいでしょう。

    羅東方面から海岸沿いに台北へ向かう国光客運の中距離路線(1811番、1812番)も水湳洞に停まりますが、便数が一日数便なのでアテにしないのが無難です。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    2.0
    どこかに向かう路線バスが1時間に数本ある
    景観:
    4.0
    陽射しが強く波の穏やかな日なら絶景が見れます
    人混みの少なさ:
    3.0
    昔は知る人ぞ知る光景だったが最近は観光客が多くなってきた

  • "九イ分"から陰陽海へ1時間のハイキング・コース。帰りは「登山コース」となる事を覚悟して行って下さい。

    投稿日 2015年04月23日

    山尖路観光歩道 九分

    総合評価:4.0

    グーグル・マップで"九イ分"付近を拡大して見て下さい。瑞芳から"九イ分"へ通じるバス道(瑞金公路、別名汽車路)を基山街入口から更に金瓜石方向へ500mほど進むと車道は三方向へ分かれます。左へ直角に曲がって分岐する道が山尖路、右へ緩やかに曲がって分岐する道が瑞双公路、真ん中の道が瑞金公路で、瑞芳駅から"九イ分"経由金瓜石行きのバス(825番)は瑞金公路を進んでいきます。その金瓜石行きバスのバス停「隔頂」付近から、くねくねと曲がって斜面を下る山尖路をショートカットして、北東方向へ伸びる太い点線で表示された道が、ここで紹介する「山尖路観光歩道」です。

    車道の山尖路がくねくねと曲がって遠回りしているのは、傾斜をクルマが登れるようにする為ですが、そのような急斜面を「山尖路観光歩道」がほとんどまっすぐにショートカットしているという事は、この歩道が相当に急な坂道である事を示しています。実際、この歩道はその道程のほとんどが「石段」です。登山靴とまでは言いませんが、運動靴は必須です。靴底のツルツルな紳士靴やハイヒールは無謀です。"九イ分"は雨が多い土地ですが、石段が濡れると運動靴でも万全とは言えないので、この歩道を歩く方は自己責任で行って下さい。

    ところで、2015年4月時点のグーグル・マップでは、「山尖路観光歩道」と表示はあるのですが、その表示位置が間違っています。「山尖路観光歩道」と表示している◎印の位置は、車道の山尖路が瑞金公路と分岐するポイントです。「山尖路観光歩道」が瑞金公路と分岐するポイントすなわち「山尖路観光歩道」の山側の開始地点は、瑞金公路のバス停「隔頂」の隣です。

    山尖路観光歩道は、そのほとんどが比較的新しい石材で作られた階段や石畳ですので、途中で風化した古い石材の階段や石畳が交差しても、新しい石材の道を選んで歩いていけば迷う心配はないでしょう。ただし、途中で何か所ある集落の中を抜ける道や、山尖路観光歩道が山尖路の車道と交差するポイントでは新しい石材の道が途切れる箇所もあるので、そこは自分のカンを信じて進んで下さい。帰りは歩いて"九イ分"へ戻るつもりの人は、これらのポイントでは後ろを振り向いて帰り道の経路を脳裏によ~く留めて下さい。もし帰り道で夕暮れ時になってこんな辺鄙な所で道に迷ったら悲惨な状況になると予想されます。

    途中で一か所、新しい石材の道で左右に分かれる所がありますが、ここは右を選んで下さい。地図を見ると左へ行っても結局は大回りして合流するようですが、この観光歩道の見ドコロの一つである水道橋は右方向の道を進んだ途中にあります。

    水道橋は、谷川を越えて用水路を流す為に作られた鉄筋コンクリート製のアーチ橋です。建設から一世紀は経っていないと思われますが、コンクリートが部分的に崩落して遺蹟感を醸し出しています。歩道はこの後、谷川と少し離れた位置を谷川と並行に下って行き、車道(グーグル・マップでは名前が表示されていない)に出て終わります。この車道をさらに谷川と並行に下って行くと、谷川に掛かる石山橋という橋がありますので、この橋は渡らずに左手に見ながら谷川沿いに車道を下ります。

    しばらく進むと谷川が蛇行して車道と交差する所にも橋がありますが、なんとこの橋の名前も石山橋!こんな近くの橋に同じ名前を付けて地元の人も混乱しないのかね?せめて第一石山橋、第二石山橋と名付けて区別する配慮は思いつかないのか?と、呆れる次第ですが、行くつもりの人は「上流の石山橋は渡らない、下流の石山橋は渡る」としっかり覚えて下さい。ところで、道程説明の最初の方で「新しい石材の道で左右に分かれる所…右を選んで下さい」と述べましたが、そのポイントで左に曲がるとグーグル・マップを信じるならば上流の石山橋の向こう岸に出て来るはずです。この場合は二つの石山橋を渡る事になります。

    下流の石山橋を渡って谷川沿いに更に進むと歩いている車道は山尖路と合流し、そこから先の車道の名称は山尖路となって谷川と並行に下りながら、車道の名称は明星路から金水公路と変わりながら海岸に達して北部濱海公路と合流します。この合流地点の海岸が稀代の絶景「陰陽海」です。陰陽海から振り返ると、精錬所跡地が古代遺跡さながらの景観となっている十三層遺蹟が見えます。

    黄金瀑布から流れて来た精錬所の排水が、車道の名称が明星路となるあたりで谷川へ合流し、それより下流の谷川の川底が黄金色に染まっています。タクシーで黄金瀑布や陰陽海へ直接行くとこの光景を見る事は出来ないので、この川底が山尖路観光歩道(正確に言えば「歩道」はもう終わっているが)の最大の見どころでしょう。

    陰陽海まで辿り着いた後の帰り方は、九イ分に歩いて帰るなら1時間くらいです。その場合は黄金瀑布にも寄って行く事を勧めます。歩く体力の無い人にはバスがあります。北部濱海公路の陰陽海沿いのバス停「水湳洞」から一時間に一本くらいの頻度で基隆行き(791番)と瑞芳行き(886番)があります。また下って来た谷川沿いの車道には「台湾好行」黄金福隆線(856番)のバス停があります。このバスは、黄金瀑布~黄金博物館(金瓜石)~九イ分経由で瑞芳へ行きます。826番は同じ経路で九イ分を経由し、猴"石同"へ向かいます。水湳洞で待っていれば1時間に4本くらいはどこかへ向かうバスが通るようです。
    バスの運行は全て基隆汽車客運(http://www.kl-bus.com.tw/content/route.aspx)です。「新北市轄公車路線」のページを参照して下さい。

    ただ、791番及び886番と、856番及び826番の「水湳洞」バス停は、北部濱海公路の海側と山側で離れて位置します。片方のバス停で待っていてもう片方のバス停に先にバスが来た場合は不運と諦めて下さい。慌ててもう片方のバス停へ行こうとして北部濱海公路の車道に飛び出し、クルマに轢かれる事のないように。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    3.0
    瑞芳駅から金瓜石行き(825番)に乗り、バス停「隔頂」下車スグ
    景観:
    5.0
    黄金の谷川、黄金瀑布、陰陽海、十三層遺蹟、と、見どころ満載
    人混みの少なさ:
    5.0
    平日昼に往復2時間歩いて数人にしか出会いませんでした。

  • "九イ分"の基山街にある「普通」の大衆食堂

    投稿日 2015年04月19日

    38號麺餃館 新北

    総合評価:3.5

    "九イ分"のメイン・ストリート、基山街には多くの飲食店がありますが、そのほとんどは観光客を対象にした、魚丸、肉圓、芋圓などの小吃店で、おやつにはなっても晩飯にはなりません。

    台北から日帰りで来た観光客ならそれでも良いのですが、九イ分に宿泊して夕食を取ろうとした場合の選択肢は限られます。ガイドブックに載っているような高級なレストランなら基山街から少し歩いた所に何軒かありますが、夕食を経済的に済ませたい方はこの店の存在を覚えておいて損はないです。

    場所は、7-11のある基山街の入口から道なりにゆるやかに右へカーブしながら300mほど歩いた地点にある直角に右へ曲がる角を右に曲がってすぐの地点で、基山街から右手(下り)方向へ入る路地の階段を3mほど降りた所です。店の入口は基山街に直接面していませんが、「38號」の看板は基山街に出ているので通り過ぎないよう注意して下さい。2015年4月現在のグーグル・マップのストリート・ヴューでは、基山街からこの路地を見下ろす地点に立つ事はできませんが、基山街に出ている「38號」の看板を確認する事は出来ます。

    メニューの内容は台湾では至って普通の大衆食堂で、台北の街中ならどこにでもありそうな店なので、フォートラベルの口コミにわざわざ投稿する事もないのですが、前述の理由で"九イ分"に宿泊する観光客には貴重な存在です。壁のメニューは日本語訳も表示してあるので、台湾観光初心者も指さしで注文できます。

    私は、肉絲蛋炒飯(70元)と水餃子10個(1個5元)と貢丸湯(30元)を食べて満腹しました。一つ注意点を述べると、閉店が午後7時と台北の食堂より早い事です。

    旅行時期
    2015年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    1,000円未満
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    4.0
    基山街にある
    コストパフォーマンス:
    4.0
    台湾では普通だが、"九イ分"の観光地価格の中ではリーズナブル。
    サービス:
    3.5
    日本語メニューあり
    雰囲気:
    3.0
    台湾では普通の大衆食堂。
    料理・味:
    4.0
    台湾では普通の大衆食堂。

  • クーポンでオールタイム、クーポン無しでもサービスタイム(PM5~7時)は料理半額!沖縄料理も一通り味わえる超お得な居酒屋

    投稿日 2015年04月15日

    南の居酒屋 かいゆうてい 那覇

    総合評価:5.0

    那覇市の松山繁華街の外れにある居酒屋です。クーポン提示でオールタイム、クーポン無しでもサービスタイム(PM5〜7時)は料理半額で沖縄料理も一通り味わえるので、食事目的の観光客には超お得です。サービスタイムのお得さの一例として、メニューから沖縄料理欄の価格を紹介します。

    ゴーヤチャンプルー 290円
    ヒラヤーチー 180円
    アーサ汁 175円
    豆腐よう 240円
    ラフテー 325円
    炙りソーキ 340円
    トロトロてびち唐揚 340円

    沖縄料理だけでなく普通の居酒屋料理も半額です。ただし、お通し料300円は半額にはなりません。食事目的の観光客には超お薦めですが、酒の価格は半額にはならないので、酒飲みに対しては割安感が薄れます。飲兵衛には、3時間飲み放題+料理8品で3000円となるクーポンもあります。

    場所は松山交差点から58号線をトマリン方向へ100mほど進み、2つ目の角を左へ入って二つ目の十字路の角地です。以前は松山1丁目にありましたが、昨年夏に現在地(松山2丁目10-13-109)へ移転したそうです。ネットで検索すると食べログやレッドペッパー等、旧住所に「海遊亭」の店名で掲載されている場合がありますが、現在は現所在地に移転して店名も「かいゆうてい」に変更されています。松山に2店舗ある訳ではないので、ネット上の旧情報を見て旧所在地へ行かないよう注意して下さい。

    当店の公式ホームページは無いようですが、ちゅらグルメにはメニュー等が詳しく紹介されていますので、参考にして下さい。2015年4月時点では、料理半額のクーポンはちゅらグルメのページから印刷できます。
    http://www.churaguru.net/shop/index.aspx?shop_id=206515

    私が食べたのは、ゴーヤチャンプルー、ヒラヤーチー、ぐるくんの唐揚げ、ラフテー、ふわふわチーズ・オムレツ、沖縄焼きそば、アーサとイカの天ぷら、で満腹しました。

    旅行時期
    2015年01月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    3,000円未満 
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    3.5
    松山交差点から徒歩3分、見栄橋駅から徒歩8分
    コストパフォーマンス:
    5.0
    クーポン提示かサービスタイムは料理半額!
    サービス:
    5.0
    クーポン提示かサービスタイムは料理半額!
    雰囲気:
    3.5
    普通の居酒屋
    料理・味:
    4.0
    一般的な居酒屋メニューに加えて一通りの沖縄料理も味わえる
    観光客向け度:
    4.0
    一通りの沖縄料理も味わえる

  • 最上階シングル部屋は蟻が発生!

    投稿日 2015年03月22日

    リオ ホテル 台北

    総合評価:3.0

    昨年に続く2回目の宿泊で2015年3月にシングル部屋に3泊しました。当ホテルは台北に站前館と西門館の2店ありますが、当レポートは站前館に関するものです。場所は台北駅と西門駅の中間でどちらにも徒歩7分です。ビジネスマンが站前(駅前)を真に受けて泊まると騙されたと思うかもしれませんが、観光客には便利な立地です。最近開通したMRT松山新店線北門駅も徒歩圏ですが、広い道路を渡るので信号待ちの時間がかかりそうです。
    当ホテルの西門館は西門の西外れにあるので、西門駅までの距離は站前館と西門館で大した違いはありません。西門の繁華街が目当ての方も站前館を選んで良いでしょう。

    当ホテルの站前館の予約は複数の予約サイトで可能ですが、私の知る範囲では楽天トラベルが格段に安い(一泊1000元のシングル部屋はagoda等の海外予約サイトには掲載されていない)です。私はシングル部屋(朝食付)をリピーター割引・現地支払の条件で一泊1000元で予約しました。支払はクレジット・カード可ですので、チェックイン時に現金を用意して行く必要はありません。

    ホテルの建物は立方体の上部が斜めにカットされた形状なので、上層階は上に行くほどフロア面積が狭まり、最上階の10階はシングル部屋が4室配置されています。前回宿泊時は窓なし部屋の103に入りましたが、今回は窓有り部屋の102に入りました。窓有りと言っても天窓で開ける事は出来ませんが、朝の来たことがわかるだけでもありがたいです。シングル部屋の広さは日本の狭い格安ビジホ並みですが、バス・ルームは広くて浴槽付きです。しかし冷蔵庫はありません。スペース的には電子冷却式の小型の物なら置けると思うのですが、残念です。私的には夏場は当ホテルのシングル部屋は選択肢に入りません。当ホテルのホームページで各部屋の設備を見るとダブル部屋以上は冷蔵庫があるようですが、価格も上がって他のホテルと差がなくなります。

    ところで、当ホテル最上階のシングル部屋には問題点があります。屋上に増設されたバラック小屋に設置されたコンプレッサーが常時振動を発生しており、その振動が柱や壁を伝わって最上階の部屋は旧式の冷蔵庫のような騒音に包まれています。1000元の格安特価は騒音込みの訳有り価格ではないかと推測します。工場並みの騒音という程ではないので私はすぐに順応しましたが、神経の繊細な方は覚悟して行って下さい。

    それから最近新たな問題が発生しているようです。今回の予約にあたって予約サイトで他の方のレポートを読むと、最上階のシングル部屋には小さな蟻が発生するそうです。「部屋に甘い物を置いていたら蟻がたかっていた」というレポがあり、半信半疑で泊まってみましたが本当でした。私は旅行中の野菜不足を補う為に総合ビタミン剤をプラスティック製の錠剤ケースに入れて持って行ったのですが、そのケースをテーブルに置いていたら、糖衣錠のビタミン剤に引き寄せられたのかケースの中に小さな蟻が一匹入り込んでいました。仲間を呼ぶので即座に潰しましたが数時間後にまた一匹。糖衣錠はチャック付の密封ビニール袋に移して蟻を防ぎましたが、その後もiPadを見ていたら液晶画面の上を這う蟻を発見。結局、3日間で3匹の蟻に遭遇しました。3月でもこうなのですから、蟻の活動が盛んになる夏場なら部屋じゅうを這いまわっている事でしょう。前回の宿泊では蟻を見た記憶はありませんので、この一年の間に女王蟻が羽蟻の時に飛来して、ビル上層部のどこかのスキマに巣を作ったと推測します。

    朝食は地下の食堂で頂きますが、オカズが五品でその中の三品は日替わりで変わるので、数日の滞在でも飽きずに頂けます。飲み物は、ドリップ・マシンでレギュラー珈琲が飲めるのもありがたいです。ただし、オカズを入れている金属容器は下からアルコール・ランプで温めてはいないので、時間が過ぎると冷えていきます。温かいオカズが食べたい人は、早起きして朝食の開始時刻に食堂へ行って下さい。

    私的には冷蔵庫がないので夏場は選択肢に入りませんが、蟻が発生するならなおさら選択肢に入れられません。しかし冬場で一日に一匹程度の遭遇なら蟻には目を瞑って、また予約するかもしれません。

    旅行時期
    2015年03月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    5.0
    この立地で1000元は安い
    サービス:
    3.5
    無料朝食は日替わりオカズにレギュラー珈琲付
    バスルーム:
    4.0
    格安シングルにしては広く、浴槽付
    ロケーション:
    5.0
    台北駅と西門駅に徒歩7分
    客室:
    2.0
    最上階シングル部屋はコンプレッサーの騒音あり

  • サクサク系のパイナップル・ケーキ 賞味期限が比較的長くてお土産に便利。

    投稿日 2014年02月28日

    郭元益食品 (中山店) 台北

    総合評価:5.0

    お土産用のパイナップル・ケーキに関して、私は新東洋武昌店の口コミ(http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/taipei/shopping/10427578/)で次のように書きました。

    「パイナップル・ケーキは賞味期限で三種に分類できます。
    A:老舗専門店の商品。生菓子扱いであまり日持ちせず、賞味期限は2、3週間。…」

    しかし、例外を発見!この店のパイナップル・ケーキの賞味期限は、1月中旬購入の商品で4月上旬でした。つまり賞味期限は約3か月。パイナップル・ケーキの生地は、私的な分類では、水分量の多いしっとり系(ケーキのような食感で老舗専門店の高級品に多い)と固く焼いて水分を飛ばしたパサパサ系(カロリー・メイトのような食感で、食品メーカー製量産品に多い)に分類され、しっとり系の賞味期限は短くなる傾向にありますが、この店のパイナップル・ケーキの生地を分類するならサクサク系、まるでクッキーのような食感です。水分は飛ばしているので、老舗の高級品でありながら食味を長期間保てるのではないかと推測します。

    郭元益食品(http://www.kuos.com/)は台湾の老舗食品店で台湾全土に支店があり、台北には9店あります。私が買った店は、中山北路の西側沿いで晶華酒店の向い側にある中山店です。なお、この店の公式ホームページの支店紹介ページ(http://www.kuos.com/stores.html)では、支店と呼ばずに「門市部」と呼んでいます。「中山門市部」が「中山店」の事です。

    パイナップル・ケーキはばら売りもしており、私はまず味見のために1個買って店内で食べましたが、店員さんはサービスで烏龍茶を出してくれました。前述のサクサク系の味と賞味期限の長さが気に入って、10個入り300元の商品(http://www.kuos.com/cake.html)を購入しました。

    他の老舗の賞味期限2週間の商品だと、お土産として買えるのは、自分用と家族用と職場用くらいです。一か月後に会う予定のある親戚や友人には渡せません。この店のパイナップル・ケーキの賞味期限が老舗の有名ブランドでありながら3か月ある事を知り、今後の台湾旅行で帰国後にお土産を渡せる範囲が広がりました。


    追記:2015年3月にも再訪してパイナップル・ケーキを購入しましたが、この時の賞味期限は2か月後でした。その時の店頭在庫が一か月間も売れずに残っていた商品でないとしたら、どうやら賞味期限の設定を短くしたようです。ところで、この店ではJCBカードで買うと10%割り引きとなります。

    パイナップル・ケーキ10個の箱入り商品を大きな紙袋に入れて貰うと、水平に2箱×4段重ねで最大8箱まで入ります。8箱入れると紙袋の口を閉じる事はできなくて商品の化粧箱が露出状態ですが、パンフレットなどの厚手の紙を被せて蓋にして、ホテルに戻ってフロントで梱包用テープを借りて紙袋をテープでグルグル巻きにすれば、空港のチェック・イン・カウンターで紙袋を預けても無事に帰国できました。紙袋を乱暴に扱われて放り投げられたら袋が裂ける可能性があるので、紙袋の角などの力学的に弱い部分はテープに十分に補強しましたが、桃園空港職員も荷物を非常識な扱い方はしなかったからでしょう。大陸でこの手を使うのは私も心配です。

    旅行時期
    2014年01月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    中山北路沿いの昌華酒店の向い側
    お買い得度:
    3.0
    サービス:
    4.0
    味見にバラ売りのパイナップル・ケーキを1個買ったら烏龍茶を出してくれました。
    品揃え:
    4.0
    パイナップル・ケーキ以外の中華菓子も各種あり

  • 2015年3月時点、3階フロアが全面的に改装工事中。

    投稿日 2015年03月22日

    チウ チュン ディン イン 九分

    総合評価:1.0

    当ホテルは最上階VIPルームとそれ以外のダブル部屋ではクラスが(価格も)まったく異なる宿泊施設です。私は2015年3月に一泊あたり9330円で4階のダブル部屋に泊まりましたので、最上階VIPルームへの宿泊を検討している方は、他の方のレポートを参考にして下さい。

    まず緊急に報告すべき事として、2015年3月時点、3階フロアが全面的に改装工事中です。私は4階のダブル部屋に泊まりましたが、階下の電動工具の音が非常にうるさかったです。工事はフロア全体を作り変えているようなので数か月はかかるでしょう。2015年前半にダブル部屋に宿泊するつもりの方は注意して下さい。

    騒音という点では、仮に工事が終わったとしても、もう一つ騒音源があります。これは当ホテルの責任ではないのですが、基山街に軒を連ねる土産物屋の中で、当ホテル向かいのオカリナ屋の店員が一日中オカリナを吹いています。それが名手の演奏なら趣があるのですが、音楽にはど素人の土産物屋の店員が見様見真似で通俗曲を演奏して悦に入っている状況なので、聞く人によっては電動工具以上の音響的心理攻撃となるかもしれません。まぁ、その店員が四六時中吹いているという事は客が入っていないと推測される(もし買おうとする客がいたら応対の為に演奏は止めるでしょうから)ので、そのオカリナ屋がいずれ閉店する可能性はゼロではないと思いますが。

    当ホテルの場所は、バス道から基山街に入って100m弱の地点で、当ホテルの建物の一階には「米詩堤甜点王国」というスイーツ店が入居しています。人の背丈ほどの傾斜を上った所に建物の二階へ入る入口があり、二階にはレストランが入居していますが、このレストランのカウンターが当ホテルのフロントを兼ねています。パッと見ではホテルの入り口とは思えないので通り過ぎないよう注意して下さい。

    チェックイン時にフロントの女性係員からは英語で説明を受けましたが、当ホテルのスタッフに日本語の出来る人はいないようです。当ホテルの客室は部屋番号を付けておらず、ドアの番号を表示すべき位置に抽象的な「図柄」が掲示してあります。渡された部屋の鍵のキー・ホルダーの名刺サイズのプラスティック板にも同じ図柄があり、番号ではなく図柄で自分の部屋を認識する仕組みです。

    4階のダブル部屋に荷物を置き、九分の街で食事をしてホテルに戻ると、階段を上がって4階のフロアに入る所のドアが閉まって自分の部屋に戻れません。そのドアの横の壁にテン・キーの入力装置がありますが、暗証番号は聞いていません。フロントに戻って係員を呼ぶと、図柄を描いたキー・ホルダーと思っていた部屋の鍵のプラスティック板が、実は非接触式ICカードで、このカードをテン・キーの入力装置にかざすと暗証番号を入力しなくてもドアの鍵が開きました。その点の説明はチェックイン時にはありませんでした。

    ダブル部屋の広さは日本の格安ビジホくらいですが、設備と備品は新しいです。しかし冷蔵庫が無い点は、もし夏の台湾なら私的には致命的欠陥です。狭いとは言え小型の電子式冷蔵庫を置く程度のスペースは十分にあるのですが。日本円換算で一泊1万円近く取りながら冷蔵庫を置いて顧客満足度を高める意思のない当ホテルの経営者の判断は理解に苦しみます。それから、シャワー・ルームは、トイレ兼洗面所の洗面台の横にシャワーを取り付けているだけなので、シャワーを浴びると以後は洗面台の足元がビショビショになります。シャワーを浴びるタイミングを、寝る直前や外出寸前にして対処して下さい。

    朝食は二階のレストランで頂きます。オカズは四品でそのうち三品はハムと玉子焼きとキャベツ炒めですが、一品は日替わりです。オカズの金属容器を温めるアルコールランプはないので、遅く行くと冷えています。温かいオカズを食べたい人は早起きして朝食開始時刻に行ってください。お粥と共に白いご飯もあり、ご飯の横には魯肉飯の具材が毎朝用意されています。飲み物はレギュラー珈琲と紅茶が用意されています。

    当ホテルのダブル部屋に関して、台北のホテル相場で言うなら一泊6000円程度がせいぜいだと思いますので、一泊9330円では極めてコスパが悪いです。その点で評価は星二つですが、私の宿泊期間については工事の騒音で減点1で星一つとします。

    旅行時期
    2015年03月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    10,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    1.0
    ダブル部屋で一泊9330円は高い
    サービス:
    3.5
    スタッフはフレンドリー
    バスルーム:
    1.0
    シャワーを浴びると洗面台の足元がベチャベチャ
    ロケーション:
    4.5
    バス道から基山街に入って100m弱
    客室:
    3.0
    冷蔵庫が無い点は、夏の台湾では致命的

  • 外観と名称はラブホっぽいですが、客室と客層は普通のホテルでした。

    投稿日 2015年03月21日

    ムーン レイク ホテル 台中

    総合評価:4.0

    2015年3月に窓あり朝食付きのダブル部屋に一泊5000円強で三泊しました。同条件の部屋が2015年4月は4000円弱ですが、台中でランタン・フェスティバルが開催されていた時期なので、台中のホテル相場全体が上がっていたと推測します。

    場所は、台湾鉄路在来線台中駅から北へ徒歩7分。駅前ロータリーから台湾大道を北西に進み、継光商店街の交差点で右に曲がって商店街を北東に進み、大衆食堂が軒を連ねる継光美食街を通り過ぎた所の十字路(継光街×光復路)の角地にあります。初めての人でも迷わずにたどり着けるでしょう。ただし、2015年3月時点ではGoogle mapのストリート・ビューで同地点を確認しても当ホテルは存在せず、当ホテルと同じ形をした空き家のオンボロビルが存在します。ストリート・ビューの写真が2012年11月撮影なので、その時点では当ホテルは開業していなかったのでしょう。Google mapで駅からの経路を確認する方は注意して下さい。

    当ホテルの英名は「Moon Lake Hotel」、漢字表記は「慕恋商旅」、建物外壁は紫色ですので、台湾によくある「観光客も泊めるラブホ」かと思いましたが、客室も泊っている客層も普通のホテルでした。以前、新竹のラブホに泊まった時は、チェック・イン時にパスポートは必要ありませんでしたが、ここはパスポートの提示を求められたので、台湾の法律的にも普通のホテルに分類されると推測します。

    フロントの従業員は、ホテル従業員としての練度にバラツキがあり、私が外出から戻ってくるとデスクワーク中でも顔を上げて笑顔で迎えて鍵を渡してくれる人がほとんどですが、こちらから声を掛けないかぎり客は無視して自分のデスクワークを続ける若い男性従業員一人だけいます。この男は頭頂を残して両側を剃りあげた髪型で耳にはいくつものイアリングをぶら下げており、日本の一流ホテルならばまず採用はされない風貌だと思います。

    ストリート・ビューの2012年11月時点の写真に出てくるオンボロビルを近年に改装して開業したようで、紫色のペンキで外壁をを分厚く塗りたくっても壁面のザラツキ感で建物のオンボロさは隠しようがありませんが、内装は改修されて十分に綺麗でしたのでご安心下さい。

    客室フロアの部屋の配置で中心部に窓なし部屋が存在します。窓の有無で料金に差を付けているようなので予約時に注意して下さい。私が泊まったのは三階の窓ありダブル部屋でしたが、窓の外にちょうど街路樹のヤシの樹の葉っぱがおい茂っていて眺めは悪かったです。

    客室の内装と設備・備品は新しくて綺麗ですが、あえて不満を述べるなら、冷蔵庫が電子式で製氷能力がない点があります。冬の宿泊では不満はありませんが、もし真夏に宿泊するなら飲み物をキンキンに冷やしたくなると思います。

    またダブル部屋のトイレ兼シャワー・ルームに浴槽はありませんでした。シャワーと便座の間にシャワー・カーテンも無かったのですが、シャワー・ルームが広いので、シャワーの方向に注意すれば便座付近までビショビショにする事はない(多少の飛沫は飛びますが)です。

    朝食は2階の食堂で頂きます。野菜を使ったオカズが六品出るので、外食で野菜不足になりがちな身にはありがたい。格安ホテルとしては十分な量と内容だと思います。ただし、オカズを入れた金属容器を下からアルコール・ランプで温める事はしていないので、温かいオカズが食べたい人は早めに行く事を勧めます。

    また台中に行く機会があった時は、また利用しても良いと思います。

    旅行時期
    2015年03月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    平常期は一泊約4000円
    サービス:
    3.5
    朝食付き
    バスルーム:
    2.0
    浴槽なし。シャワー・カーテン無し。
    ロケーション:
    4.0
    台湾鉄路在来線台中駅から北へ徒歩7分
    客室:
    4.0
    建物は古いが内部は改装されて綺麗

  • 上海出身のご主人が経営する雲吞がメインの中華居酒屋

    投稿日 2014年11月30日

    上海雲呑 樓 那覇

    総合評価:3.5

    松山交差点に近いホテルに宿泊していてホテル付近を散策中に、当店の「上海雲吞」の看板が目に留まり、夕食を食べてみました。場所は、ホテル・サン・コーラルから西へ200mほどの地点。見栄橋駅から徒歩10分くらいです。松山の繁華街からは外れていて周囲は住宅街と言って良い地域です。

    店内はカウンター席とテーブル席で小規模な居酒屋と言った作り。営業時間もPM20:00~AM5:00なので、食事よりは酒を飲む客を対象としているのでしょう。昼はやっていないのかと聞くと、以前は営業していたが客が少ないので夜に絞ったとの事です。

    ご主人は上海出身の方だそうで、メイン料理の雲吞はご主人の郷土の味を再現しているそうです。そこで私は雲吞定食を注文しました。定食に付いて出てきた雲吞は焼き雲吞でした。料理は美味かったですが、私は餃子をスープに入れて食す料理が雲吞だと理解していたので、餃子と雲吞の定義が気になりました。中国語で単に餃子と言えば水餃子を意味し、焼き餃子は「鍋貼」と呼ばれますが、焼いた雲吞は何と呼べば良いのか?

    帰宅してから調べると、元々北方の料理である餃子が南方に伝わって、スープに入れて食べるようになった料理が、広東語で言うところの雲吞(ワンタン)だそうです。この定義に従うなら、スープに入れずに焼いた雲吞はもう雲吞とは言えず、鍋貼の一種ではないかと思います。店のメニューには「スープ雲吞」もあるので、これがご主人の地元の本来の雲吞で、「焼き雲吞」は日本人客の嗜好に合わせたこの店独自のアレンジだと推測します。

    雲吞定食の値段はうろ覚えですが900円くらいと記憶しています。酒を飲まずに食事だけなら、お通し代は付きませんでした。営業時間は翌朝5時までですので、松山交差点付近のホテルに泊まっていて、夕食が遅れて深夜になった場合は、この店で雲吞定食が食べられる事を思い出して下さい。


    追記:2015年2月に再訪しました。ご主人に中国でも焼き雲吞があるのか聞くと、やはり雲吞はスープに入れて食べるもので、料理店の出す雲吞で焼いて出す事はないそうです。しかし各家庭の中では、昨夜の作り残りの雲吞を翌朝に焼いて食べる事はあるだろう、との事です。焼き雲吞は、日本人の好みに合わせたこの店のアレンジだと分かりました。

    添付写真は2015年の再訪時に撮影したものに入れ替えました。この時の雲呑定食はスープの具にも雲呑が入っていて、雲呑定食を注文すれば焼き雲呑とスープ雲呑の両方が賞味できます。

    旅行時期
    2014年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    1,000円未満
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    3.0
    見栄橋駅から徒歩10分
    コストパフォーマンス:
    3.0
    那覇の定食の相場から言うと安いとは言えない。
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    3.5
    小規模な居酒屋でアットホームな雰囲気
    料理・味:
    4.0
    雲吞は、ご主人の地元・上海の味を再現しているそうです。
    観光客向け度:
    3.0

  • 自家製生スパゲッティがウリのイタリア料理店

    投稿日 2014年12月13日

    ロケット 博多

    総合評価:4.0

    博多滞在時に宿泊したホテルの近くで当店を発見しました。生スパゲッティが珍しくてランチ・セットを食べてみました。

    私は生スパゲッティを食べるのは初めてです。本場イタリアでの乾麺のスパゲッティを茹で具合は、麺の中心に髪の毛の太さくらいの芯を残すのが普通、と聞いていたので、生スパゲッティはどんなものかと興味を持って口にしました。博多ラーメンのバリカタくらいかと予想していましたが、乾麺のスパゲッティとはまったく異なる食感で、讃岐うどんも顔負けのモチモチ感でした。

    帰宅してから調べると、乾麺のスパゲッティがデュラム小麦のセモリナ粉で作られるのに対して、生スパゲッティは普通小麦(パンコムギ)で作るそうです。原料の小麦粉の種類が異なるので、スパゲッティの乾麺とナマ麺は別種の食材と考えた方が良いと思います。

    パスタ・ランチは麺とソースが選べ、麺は乾麺だと100円引きとなります。生麺は、プレーンと「本日の生パスタ」から選びます。私が食べた日の「本日の生パスタ」はホウレンソウでした。小麦粉にホウレンソウを練りこんで緑色をしたスパゲッティでした。
    ソースは、ボンゴレ、牛肉のボロネーゼ、ベーコンと野菜のクリーム、醤油バター等々の8種類から選びべます。これも日替わりで変わるかもしれません。

    私は初めての生スパゲッティでしたので、麺はプレーンを選び、ベーコンと野菜のクリームを注文しました。13時以降のランチはデザートがサービスで付きます。またランチには+200円でソフト・ドリンク類を追加できます。私は珈琲を追加して合計1200円でした。

    当店の生パスタ・ランチ・セットは、サラダ、スープ、パン付きで1000円と、昼食としてはちょっとお高いですが、生スパゲッティが未経験の人は、一度食べてみる価値があると思います。


    追記:2015年2月に再訪した時、店員さんに「讃岐うどんの中には、モチモチ感を出すために小麦粉にタピオカでんぷんを混ぜた製品もあるそうですが、こちらの生パスタはどうなんですか?」と聞いたところ、ちょっと困り顔で「企業秘密ですが正解に近いです」との事でした。やはり、この生パスタのモチモチ感は小麦粉由来のグルテンの粘りだけではないようです。

    旅行時期
    2014年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    1,500円未満
    利用形態
    ランチ
    アクセス:
    3.5
    博多駅から徒歩7分
    コストパフォーマンス:
    2.5
    ランチ・セットで1000円は、昼食としては高い
    サービス:
    3.5
    13時以降のランチはデザート付
    雰囲気:
    3.5
    夜はイタリアン・バーとして営業しているようです
    料理・味:
    4.0
    生スパゲッティは初めて食べました

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