正式名は「新北市立黄金博物館」ですが、5ヘクタールの敷地が整備された歴史保存区域です。
- 5.0
- 旅行時期:2015/03(約11年前)
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by 食べ太郎さん(非公開)
九分 クチコミ:12件
正式名称は「新北市立黄金博物館」ですが、これは新北市の行政組織上の名称であって、当博物館が一つの建物として存在する訳ではありません。通称の「黄金博物園区」の方が実態を良く表しており、5ヘクタールの敷地に複数の施設が整備された歴史保存区域です。ところで、九イ分の基山街の少し下にある「九イ分金鉱博物館」は民間経営の別施設ですので、混同しないよう注意して下さい。
当博物館の公式サイトはこちらです。
http://www.gep.ntpc.gov.tw/
トップページ右上の「日本語」をクリックすれば日本語ページが表示されます。コンテンツの量は中文版ページより少ないですが、開園時刻やアクセス法を記載した日本語版パンフレット(日本語版案内地図も含む)のpdfファイルをダウンロードできます。
http://www.gep.ntpc.gov.tw/Brochure/A4_Brochure_J.pdf
ところで当博物館の公式サイトを見て知ったのですが、九イ分の昇平戯院も当博物館の管轄でした。なお、案内地図の上端に黄金神社が載ってはいますが、この神社跡は当博物館の施設ではありません。
また園内の各施設の解説は公式サイトの「テーマ施設」欄から選択して表示できますが、台湾情報サイト「旅々台北」にも当博物館の詳しい記事があります。
http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10501.html
基隆や瑞芳から九イ分へ向かうバスの終点が金瓜石で、九イ分から金瓜石バス停までは10分くらいです。もし台北から日帰りで九イ分観光をするのなら、九イ分観光を終えた後に金瓜石にも寄れば、帰りのバスは始発から乗れます。金瓜石バス停からは九イ分経由台北行きのバスも出ています。
金瓜石バス停でバスを降り、道なりに右へカーブしながら奥へ進んでいくと「新北市立黄金博物館」の表札がかかった建物に出会いますが、この建物が博物館ではなくて、当博物館エリアの正門横に建つ案内所です。パンフ類はここで貰えます。
園内は煉瓦敷きの遊歩道で整備され、「四連棟」、「太子賓館」などの日本統治時代の日本建築、金鉱跡の「本山五坑」、金鉱山に関する博物館の「黄金館」等々が見学できます。一部の施設(本山五坑は50元)を除き無料ですから、もし九イ分まで行ったならここまで足を伸ばす事をお薦めします。
フォートラベルでは一つの口コミ投稿の写真は10枚までに制限されていますが、たったの10枚では当博物園区の全容をとても紹介しきれません。少なくとも前述の「四連棟」、「太子賓館」、「本山五坑」、「黄金館」は、独立した口コミ項目を立てる価値があると思います。
上記4施設はいずれ独立した口コミ項目が登録されるという前提で、本投稿では各施設の外の園区の情景を撮った写真を紹介します。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 九イ分からバスで10分。金瓜石バス停下車すぐ
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 一部施設を除き無料
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
- 坑道跡の「本山五坑」は50元払う価値あり。
クチコミ投稿日:2015/05/13
いいね!:1票
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