2023/06/25 - 2023/06/25
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+mo2さん
2022年東京都美術館で「展覧会 岡本太郎」が開催されました。私の世代ですと岡本太郎は、大阪万国博覧会の「太陽の塔」や1981年CM マクセル ビデオテープ 「芸術は爆発だ」をはじめとするTV出演。生活用品のデザインなど馴染みのある芸術家です。ただ、今までその作品をまとめて、じっくり見たことはなかったのですが、大変面白かったというのが感想です。川崎(生田)に川崎市岡本太郎美術館があるということなので、妹と太陽の塔大好きな甥っ子のともちゃん(小2)と一緒に行ってきました。
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川崎市岡本太郎美術館、生田緑地内にあり、バス停から5分ほど歩きます
生田緑地 公園・植物園
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川崎市岡本太郎美術館は、1999年、緑豊かな生田緑地内に開館。川崎市ゆかりの芸術家・岡本太郎から寄贈された美術作品及び資料をコレクションの中心として、両親のかの子、一平の芸術並びに近現代美術についての収集と展示を行っています。
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地下が展示室となっており入場します
古墳のようです -
通常展示物は撮影NGなのですが、館内には写真OKの場所があります。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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いきなり太陽の塔があってともちゃん大興奮!!
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「太陽の塔1/50」1970年
太陽の塔は、芸術家の岡本太郎がデザインし、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館としてつくられました。
塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」という3つの顔を持っています。
構造は、鉄骨、鉄筋コンクリート造りで一部軽量化のため吹き付けのコンクリートが使われています。また、内部は空洞になっており、博覧会当時は地下展示と空中展示をつなぐ動線の役割を果たし、また、生命の進化の過程を示す展示空間でした -
「遭遇」1981年
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「瑞鳥」1987年
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「夢の鳥」1977年
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「夢の島」1951年
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「クリマ」1951年
魚か鳥か、エネルギーの渦に巻き込まれ、まるで食物連鎖の螺旋の渦のようです -
「青空」1954年
1952年5月、GHQからの占領解除3日後に、デモ隊と警視庁予備隊が激しく衝突し、多数の犠牲者を出した「血のメーデー」に取材したとされます。 -
「天空に我あり」1967年
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岡本太郎の両親
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ともちゃん、うれしそう
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岡本太郎年表です
作品の製作年がわかります -
版画のコーナー
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「愛」1981年
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「至上命令」1988年
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「アドレッサン」1961年
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「赤」1961年
真っ赤なテントを切り裂くと、その上には虚空の闇が広がっていたかのような作品。具体的なモチーフが描かれておらず、岡本の作品の中でもかなり抽象度が高い -
「リョウラン」1989年
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「エクセホモ」1963年
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「黒い生きもの」1961年
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「ひそやかな跳躍」1963年
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「子供の時間」1975年
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「午後の日」1967年
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「犬の植木鉢」1955年
可愛らしい縄文土器のような作品 -
「坐ることを拒否する椅子」1963-67年
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絵画、彫刻だけでなく、さまざまな作品があります
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「夜」1947年
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「疾走する眼」1992年
顔は宇宙だ。
眼は存在が宇宙と合体する穴だ。
岡本太郎は静物や富士山を描きませんでした。
描いたのは〝いのち〟です。
だから多くの作品には顔があります。
ことに晩年は顔しか描きませんでした。
顔といってもほとんど眼だけ。
生命力をたぎらせたギョロっとした眼です。
人生の最後に、太郎はひたすら眼だけを描きつづけたのです。
それらはいずれもたいそう荒っぽく、未完成で、お世辞にも代表作とは言えません。おそらくうまく描こうとか、完成度の高い作品をつくろうなどとは考えていなかったでしょう。それどころか、他人に見せることさえ想定していなかったかもしれません。 -
「河童像」1981年
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「傷ましき腕」1936/49年
国際シュルレアリスム・パリ展に出品され、高く評価された作品 -
「海辺の肖像」1973年
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「ひもの椅子」1967年
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「手ー赤」「手ー青」1981年
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「若い時計台」1966年
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「こどもの樹」1985年
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「愛」1961年
白く滑らかな2体は、向き合って眠る恋人のようです。お互いに決定的に異なる形の凸凹を持ち、ぴったりひとつになることはできなさそう -
「樹人」1971年
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「風鐸」1966年
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「駄々っ子」1969年
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「マスク」1970年
古代から変わりなく続く人類の生命力と想像力を重要なテーマとして掲げた「太陽の塔」。その地下展示「いのり」に制作されたマスクたちです -
「若い太陽」1969年
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太郎の部屋?
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見ごたえのある展示で楽しめました
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「女」1976年
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ミュージアムショップも充実してました
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手の形の椅子に座って撮影したり、等身大太郎や顔はめパネルも。
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大好きな太陽の塔と一体になれて、大喜び!!
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こちらも
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屋外の公園スペースには、岡本太郎美術館のシンボルタワー「母の塔」があります。高さ30メートルもある塔は、美術館の周りの自然と調和して美しく存在感があります。
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