2023/10/21 - 2023/10/21
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+mo2さん
国立西洋美術館で開催されている「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命」へ行ってきました。作品の大部分が写真撮影OKとなっていましたので、旅行記を分割しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線
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8章 デュシャン兄弟とピュトー・グループ
レイモン・デュシャン = ヴィヨン「マギー」1912年(1948年鋳造)ポンピドゥーセンター国立西洋美術館 美術館・博物館
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レイモン・デュシャン = ヴィヨン「恋人たち II」1913年 ポンピドゥーセンター
彫刻家レイモン・デュシャン=ヴィヨンの兄弟がパリ郊外のピュトーに構えたアトリエには、末弟のマルセル・デュシャンやフランティシェク・クプカ、フランシス・ピカビアといったサロン・キュビスムの芸術家たちが集い、「ピュトー・グループ」を形成しました。 -
レイモン・デュシャン = ヴィヨン「恋人たち Ⅲ」1913年 ポンピドゥーセンター
彼らを中心に組織されたのが、 1912年に開催されたキュビスムの大規模な展覧会「セクション・ドール(黄金分割)」であり、「ピュトー・グループ」は、黄金比や非ユークリッド幾何学といった数学、 四次元の概念、そして運動の生理学的分析といった科学を、キュビ スムと理論的に結び付けようとしました。 -
レイモン・デュシャン = ヴィヨン「坐る女性」1914年 ポンピドゥーセンター
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マルセル・デュシャン「チェスをする人たち」1911年12月 ポンピドゥーセンター
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ジャック・ヴィヨン「行進する兵士たち」1913年 ポンピドゥーセンター
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フランティシェク・クプカ「色面の構成」1910-11年 ポンピドゥーセンター
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フランティシェク・クプカ「挨拶」1912年 ポンピドゥーセンター
「挨拶」では、2人の人物のお辞儀をするような動きの軌跡が、鮮やかな色彩によって連続的に捉えられるとともに、クプカの具象から抽象への移行が示されています。 -
9章 メゾン・キュビスト
レイモン・デュシャン = ヴィヨン「メゾン・キュビスト」建築正面(模型)1912年 ポンピドゥーセンター -
「メゾン・キュビスト」のサロン
1903年には、装飾芸術の振興にも力を注ぐ秋季展「サロン・ドートンヌ」が創設。1905年にフォーヴィスムが誕生した展覧会として知られており、1911年には大々的に紹介されたキュビスムが大きく展開していく起点となりました。 -
10章 芸術家アトリエ「ラ・リュッシュ」
マルク・シャガール「ロシアとロバとその他のものに」 1911年 ポンピドゥーセンター -
マルク・シャガール「婚礼」 1911-12年 ポンピドゥーセンター
パリの南側にあるモンパルナスの集合アトリエ「ラ・リュッシュ(彫刻家アルフレッド・ブーシェによって1902年に創設)」は、1910年頃に集った多くの前衛芸術家たちにとって、キュビスムの発見と成熟の場の1つとなります。 -
マルク・シャガール「白い襟のベラ」1917年 ポンピドゥーセンター
当時ロシア帝国領であったベラルーシから来たマルク・シャガールの作品 -
マルク・シャガール「墓場」1917年 ポンピドゥーセンター
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アメデオ・モディリアーニ「女性の頭部」1912年 ポンピドゥーセンター
モディリアーニは、ピカソら「洗濯船」の芸術家たちと交流しますが、一時的にラ・リュッシュに身を寄せ、ブランクーシと交流する中で彫刻制作に没頭。
同時代のプリミティヴィスムやキュビスム、古典古代の様式を吸収し、シンメトリーの洗練された線と簡潔なフォルムを特徴とする細長い人物像を生み出しました。 -
アメデオ・モディリアーニ「カリアティード」制作年不詳 ポンピドゥーセンター
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アメデオ・モディリアーニ「赤い頭部」1915年 ポンピドゥーセンター
1915年頃には、経済的問題や健康上の理由などから絵画に専念しますが、アーモンド形の目を持つ単純化された頭部の表現は絵画にも受け継がれています。 -
ジャック・リプシッツ「水浴する女性」1917年 ポンピドゥーセンター
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アレクサンダー・アーキペンコ「女性の頭部とテーブル」1916年 ポンピドゥーセンター
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11章 東欧からきたパリの芸術家たち
エレーヌ・エッティンゲン「無題」1920年頃 ポンピドゥーセンター
エッティンゲンの「無題」は、彼女自身やシュルヴァージュ、フェラなど自身を取り巻く芸術家たちの顔が集積した集団肖像画である可能性も指摘されています。 -
レオポルド・シュルヴァージュ「カップのある静物」1913年 ポンピドゥーセンター
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レオポルド・シュルヴァージュ「エッティンゲン男爵夫人」1917年 ポンピドゥーセンター
1920年に開催された2回目のセクション・ドール展で中心となった人物の一人、レオポルド・シュルヴァージュは「エッティンゲン男爵夫人」で、ウクライナとポーランドに出自を持つ男爵夫人エレーヌ・エッティンゲンの肖像画を描いており、彼女が鎮座する室内とエッフェル塔などの都市風景を融合させています。 -
セルジュ・フェラ「静物」1914年 ポンピドゥーセンター
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セルジュ・フェラ「静物:グラス、パイプ、ボトル」1914ー15年 ポンピドゥーセンター
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12章 立体未来主義
ミハイル・ラリオーノフ「春」1912年 ポンピドゥーセンター
ロシアでは、フランスのキュビスムとイタリアの未来派がほぼ同時期に紹介され、この二派から影響を受けた「立体未来主義」が展開しました。 -
ミハイル・ラリオーノフ「散歩:大通りのヴィーナス」1912?1913年 ポンピドゥーセンター
ラリオーノフの「散歩:大通りのヴィーナス」は、あえてヨーロッパの正統的な主題である「ヴィーナス」をタイトルに掲げながら、パリの大通りを遊歩する娼婦を描くことで、西欧美術の伝統を挑発しています。
娼婦のモチーフや荒々しいタッチはネオ・プリミティヴィスムを特徴づける一方、文字の導入や幾何学的な表現はキュビスムの影響をうかがわせるのです。 -
ナターリヤ・ゴンチャローワ「帽子の婦人」1913年初頭 ポンピドゥーセンター
ナターリヤ・ゴンチャローワは、パートナーのミハイル・ラリオーノフとともに革命前のロシア・アヴァンギャルドを牽引した画家で、絵画のみならず、舞台美術やテキスタイル、グラフィック・デザインなど多岐に渡る分野で活躍。 -
ナターリヤ・ゴンチャローワ「電気ランプ」1913年 ポンピドゥーセンター
本作は「電気ランプ」は、「帽子の婦人」とともに、ゴンチャローワの立体未来主義時代を代表する作品で、当時、一般家庭にも普及して人々の生活を一変させた、電気照明という近代的テクノロジーを主題としています。
優美なチューリップ型の紫色のランプシェードと、そこから発せられる同心円と光線で表された強烈な白熱光の効果が、対照的に表現されています。 -
ジャン・プー二―「理髪師」1915年 ポンピドゥーセンター
ジャン・プーニーの「理髪師」にも、理髪店の看板に由来する理髪師の制服の図像が、キュビスム的な造形の中で描かれています。 -
ジャン・プー二―「椅子、パレット、ヴァイオリン」1917年-1918年頃 ポンピドゥーセンター
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13章 キュビスムと第一次世界大戦
レイモン・デュシャン = ヴィヨン「大きな馬」1914年(1966年鋳造) ポンピドゥーセンター -
フアン・グリス「椅子の上の静物」1917年4月 ポンピドゥーセンター
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マリア・ブランシャール「輪を持つ子供」1917年 ポンピドゥーセンター
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ジャンヌ・リジ = ルソー「1キロの砂糖のある静物」1915年頃 ポンピドゥーセンター
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14章 キュビスム以後
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ジョルジュ・ブラック「ギターと果物皿」1919年 ポンピドゥーセンター
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パブロ・ピカソ「輪を持つ少女」1919年春 ポンピドゥーセンター
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アンリ・ローランス「頭部」1918-19年 ポンピドゥーセンター
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アンリ・ローランス「果物皿を持つ女性」1921年 ポンピドゥーセンター
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フェルナン・レジェ「タグボートの甲板」1920年 ポンピドゥーセンター
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ル・コルビュジエ「静物」1922年 ポンピドゥーセンター
1918年末、アメデ・オザンファンとシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ (ル・コルビュジエの本名)は、キュビスムを乗り越え、機械文明の進歩に対応した新たな芸術運動として「ピュリスム(純粋主義)」を宣言します。 -
ル・コルビュジエ「水差しとコップ― 空間の新しい世界」1926年 ポンピドゥーセンター
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アメデ・オザンファン「食器棚」1925年 ポンピドゥーセンター
会場は14章構成で、キュビスムの源泉からキュビスム以降まで網羅的に紹介。作家は約40人、約140作品という豪華版です。会場は多くの作品が撮影可能でした。 -
鑑賞後、ランチ
カフェ すいれん グルメ・レストラン
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パスタコースにしました
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