2023/04/01 - 2023/04/01
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+mo2さん
2022年は、青森の三内丸山遺跡(世界遺産・北海道・北東北の縄文遺跡群)へ行ってきたり、山梨県立美術館で開催された「縄文―JOMON―展 “縄文王国”山梨の土器・土偶と写真家 小川忠博の縄文像」を見にいったり、私的には縄文ブームでした。山梨県は、全国有数の縄文文化が発展した地域として知られ、遺跡からは、数多くの土器や土偶が発掘されています。今回は、甲府にある山梨県立考古博物館へ行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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山梨県立考古博物館は、甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園の中にあります
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山梨古代文化の発祥の地。東日本最大級の銚子塚古墳をはじめとする古墳群。
曽根丘陵公園では、石器時代、縄文時代の文化にふれあうことができます。 -
東日本最大級の前方後円墳の銚子塚古墳
銚子塚古墳 名所・史跡
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古墳の上の桜
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古墳時代前期(4世紀中期頃)につくられた前方後円墳で、同時期の古墳としては東日本最大級の、全長169mです。後円部の竪穴式石室からは青銅鏡をはじめ、勾玉、管玉、鉄剣、鉄刀等が出土し墳丘には埴輪も並べられていたことが発掘調査で判明しました。
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丸山塚古墳は、古墳時代中期(5世紀初め頃)につくられた県内最大の円墳です。
丸山塚古墳 名所・史跡
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古墳の位置、大きさ、つくられた時代などから、銚子塚古墳に葬られた人物の跡を継ぐ立場の人物の墓だろうと考えられています。
竪穴式石室からは豊富な副葬品が発見されました。 -
博物館入り口にあるナウマン象
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楽しそうな子どもたち
山梨県立考古博物館 美術館・博物館
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月の輪熊
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ナウマンゾウの臼歯
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ナイフ形石器
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深鉢形土器(人体文土器) 安造寺遺跡 中期中葉
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縄文時代の住居の復元
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釈迦堂遺跡博物館のアイドル的な土偶の「しゃかちゃん」「しゃっこちゃん」(レプリカ)
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有孔鍔付土器 一の沢遺跡 中期中葉
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深鉢形土器
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深鉢形土器 殿林遺跡 中期後葉 山梨県立考古博物館
中部高地を代表する、均整のとれた美しさを持つ大型土器。日本固有の原始美術品として海外でも評価が高く、国の重要文化財にも指定されています。丁寧な器面調整と曲線文様の割り付けは見事で、これまでに4度、海外での展覧会に出品されています -
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深鉢形土器(顔面把手付土器) 海道前C遺跡 中期中葉 山梨県立考古博物館
高さは人面部を入れた残存部位で38cmです。胴部中央以下が打ち欠かれています。土器口縁部には内向きの人面装飾が付けられ、土器の胴部には、3本指の手など文様化した身体部分が描かれています。胴部の円形文様部分からは、今まさに子どもが産まれようとするところを表わしていると考えられます。同様の土器は、県指定文化財となっている北杜市須玉町の御所前遺跡や北杜市長坂町の酒呑場遺跡、長野県伊那市の月見松遺跡など八ヶ岳周辺からの出土例が知られていますが、これらは出産の様子を表わした土器として、「出産文土器」とか「誕生土器」などと呼ばれています。また、これらの土器と共に男性器を象った石棒が共に発見されたことは、縄文人の生殖及び豊穣に対する強い思いが込められているものと考えられ、当時の信仰のあり方を示す貴重な資料です -
こちらにも人面
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深鉢形土器(水煙文土器) 上野原遺跡 中期後葉
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深鉢形土器 天神遺跡 初期
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深鉢形土器 海道前遺跡 中期
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ユニークな造形の土偶たち(1)
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ユニークな造形の土偶たち(2)
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土偶(円錐形土偶) 中期 (愛称 ラヴィ) 南アルプス市教育委員会
鋳物師屋遺跡は山梨県南アルプス市の下市之瀬地区にあり、甲府盆地の西縁、櫛形山麓の扇状地に立地する遺跡です。平成4年から5年にかけて、工業団地の造成計画に伴って発掘調査が行われました。
平安期との複合集落ではありますが、縄文時代に関しては縄文時代中期、特に新道式期と藤内式期を中心とした、限定された期間のみ存続した集落遺跡といえます。
遺跡からは沢山の土器や石器の他に、土偶や土偶装飾付土器などマジカルな資料も出土しています。土偶多産県である山梨県内の遺跡としては突出して多いというわけではありませんが、眼球を表現した土偶や顔をつぶされた土偶、サル型の土製品に縄文のヴィーナス(茅野市棚畑遺跡)のコピー土偶、さらには土偶文様が前面に貼り付いた「人体文様付有孔鍔付土器」など、キャラクターの濃い優品が揃っています。中でもこの土偶「子宝の女神 ラヴィ」は遺存状態も良く作りも丁寧で、その頂点にいる土偶です -
土偶 中丸遺跡
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土偶(中空土偶) 金生遺跡 晩期 北杜市教育委員会
この土偶は「ちゅうた君」と呼ばれ親しまれています
この中空土偶は、しっかりと踏ん張った両足に直接顔面の乗った、あるいは、胸部と腹部とが同時に表現されたような形状をしています。さらに、透かしで表された大きな目、突出した口などいくつかの特徴がみられます。土器と同じように輪積みで作られたもので、祭祀で使われた道具(祭祀土偶)であると考えられています -
弥生時代の土偶
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古墳時代の鏡
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兜
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馬の埴輪
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馬具
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木簡
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