2023/09/09 - 2023/09/09
110位(同エリア1207件中)
+mo2さん
この旅行記スケジュールを元に
ぶどうが食べたいと子供(甥っ子)たち、ワインとぶどうのパフェが食べたいママ(妹)、9月9日から開幕するテルマエ展が見たいおじちゃん(私)ということで山梨へ行ってきました。
まずは山梨県立美術館へ、車の中で映画の「テルマエ・ロマエ」で予習です。上戸彩、超絶かわいいです。テルマエ展には、当然、上戸彩はいませんがローマを満喫。秋の勝沼でぶどうと新酒ワイン(デラウェア)を満喫してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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今年はすでに4回目の山梨県立美術館。「ミレーの美術館だね」と子供たちも慣れたものです。
山梨県立美術館HPより~
人類史上に輝く繁栄を誇った古代ローマ。なかでも日本人が深い関心をよせるものの一つがテルマエ(公共浴場)であり、ヤマザキマリ氏による漫画『テルマエ・ロマエ』はテルマエへの親近感を一層高めました。本展では、絵画・彫刻・考古資料といった100件以上の作品や映像、模型などの展示品により、テルマエを愛した古代ローマの人々の生活を身近に感じていただくことができるでしょう。また、『テルマエ・ロマエ』の主人公ルシウスが案内人となり、古代ローマのテルマエとともに、日本の入浴文化も紹介します。ルシウスが浴場をとおして日本とローマを往復したように、それぞれの入浴文化を体感することのできる機会となるでしょう。山梨県立美術館 美術館・博物館
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序章
テルマエ/古代都市ローマと公共浴場
ローマ市で最初のテルマエは、初代皇帝アウグストゥスの右腕・アグリッパによって紀元前25年に建設されました。今も地上に遺構がよく残っているのは、カラカラ浴場(217年)と、ローマ市で最大のディオクレティアヌス浴場(302年頃)です。大規模なテルマエの運営には、水道の管理・維持に加え、大量の燃料と奴隷を必要としました。そのため古代ローマの風呂文化は、中世には消え去ってしまいました。「カラカラ帝胸像」212~217年 ナポリ国立考古学博物館 -
「アグリツパ胸像 (デ ツサン用石善像)」現代 個人蔵
ローマ市最初のテルマエを建設したアグリッパの胸像 -
第1章 古代ローマ都市のくらし
古代ローマ人は、古くは質実剛健を旨とし、農業こそが富の正しい源であると考えていました。しかし、地中海に勢力を拡大して圧倒的な富を手に入れると、その生活も変容していきます。帝政初期には、ごく一部の特権階級と「大衆」の格差はかつてないほどに広がりました。皇帝たちは大衆の不満を解消すべく、食糧の施与や、剣闘士試合、演劇を含む見世物など娯楽の提供という施策をおこないました。テルマエも大衆からの人気獲得に大いに役立ちました。庶民たちのくらしは特別な日の見世物と、毎日の仕事の後のテルマエによって彩られていました。
「秤」1世紀 多摩美術大学美術館 -
「炭化したパン(レプリカ)」79年 ナポリ国立考古学博物館
東京国立博物館で開催されたポンペイ展にも出品されていたパン -
「2づの仮面を表した浮彫」1世紀 ナポリ国立考古学博物館
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「劇場の舞台建築ファサー ド (スカエナエ・フロンス)の 模型」前3~2世紀 ナポリ国立考古学博物館
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帝政初期には、ごく一部の特権階級と、増加する「大衆」の格差はかつてないほどに広がりました。下層民が住むのはインスラと呼ばれる高層の集合住宅で、住空間は極めて狭く、水道もなければ台所や風呂の設備もありませんでした。
皇帝たちは大衆の不満を解消すべく、食糧の施与や見せ物など娯楽の提供という施策をおこないました。1世紀末~2世紀初頭の風刺詩人ユウェナリスは、これを「パンとサーカス」と呼んで皮肉っています。テルマエも、大衆からの人気を得るのに大いに役立ちました。何人もの皇帝が、ローマ市に巨大なテルマエを建設しました。庶民たちのくらしは特別な日の見せ物と、毎日の仕事の後のテルマエによって彩られていたのです。 -
「ヘタイラ(遊女)のいる饗宴」1世紀 ナポリ国立考古学博物館
ベッドの上に横たわる1組の男女の様子が描かれています。女性はおそらく遊女。
2022年に東京国立博物館で開催された、特別展「ポンペイ」にも出展されていました -
「魚のある静物」1世紀 ナポリ国立考古学博物館
ヴェスヴィオ山周辺地域 (エ ルコラーノあるいはスタビア)から出土 -
「葡萄を収穫するキュニビッドたち」1世紀 ナポリ国立考古学博物館
ポンペイ、「マルクス・ルクレティウスの家」出土
白地に葡萄の収穫をする二人のキューピッドが描かれています -
「魚と人物」1~2世紀 個人蔵
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「千華文の鉢」前1~ 後1世紀 平山郁夫 シルクロード美術館
色ガラスを組み合わせて文様を描くモザイクガラスの技法を使った鉢 -
「千華文の皿」前1~ 後1世紀 平山郁夫 シルクロード美術館
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「ワイン輸送用アンフォラ」 前1世 紀後半~後2世 平山郁夫シルクロー ド美術館
ワインの輸送用に使われた大型土器 -
「モルタリウム」個人蔵
ローマ時代の台所で食物をするためや混ぜ合わせるために使われました -
「ヒョウに乗る幼児」1~2世紀 平山郁夫シルクロー ド美術館
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第2章 古代ローマの浴場
公共浴場のルーツには、自然の温泉のほかに、古代ギリシャの運動施設の水風呂や、医神の神域の入浴施設がありました。ですがそれを大衆の娯楽のために、驚くほどの規模へと発展させたのは古代ローマ人でした。ギリシャでは若者たちは肌に油を塗り、全裸で運動したため、運動後にはストリギリス(肌かき器)で汚れを落とし、水で身体を洗う必要がありました。
「入浴道具 」1世紀 ナポリ国立考古学博物館 -
「アッテイカ赤像式キュリクス (酒 杯)」前5世紀 個人蔵
ローマ人にとって、テルマエは単に体を洗う場所というだけではなく、身体を動かし、汗を流し、多くの人と交流して、心身の健康を保つための場所でした。入浴に直接関係した種々の浴室のほかに、運動場やいくつもの部屋が付随していたのは、テルマエの複合娯楽施設としての性格を示しています。食事や音楽を楽しむ者もいれば、朗読会が催されるなど、文化サロンのような側面もありました。トラヤヌス浴場やカラカラ浴場には、図書館までもが併設されていたことが知られています。 -
「アポロ・ピュティゥス坐像 」1~ 2世紀 ナポリ国立考古学博物館
バイア、 ス トリンゴリ地区の浴場出土
半裸のアポロがデルフォイの神託のための鼎の上に腰かけています -
「アポロとニンフヘの本納浮彫」2世紀 ナポリ国立考古学博物館
イスキア島、ニトローディの温泉 出土 -
「着衣女性像」前1~後2世紀 個人蔵
キトンと呼ばれる薄い衣の上に、厚いマントをまとう女性像 -
第3章 テルマエと美術
「ヴィーナス」 50~79年 ナポリ国立考古学博物館
エルコラーノ「モザイクのアトリウムの家」出土 -
「恥じらいのヴィーナス(ウェヌス・プディカ)」1世紀 ナポリ国立考古学博物館
ローマの大規模なテルマエには、数多くの大理石彫刻も飾られていました。皇帝や浴場の建設者の肖像のほかに、神々の像や古代ギリシアの有名作品のコピーが、壁面に設けられたニッチや円柱の間の台座の上に並んでいました。主題は適当に選ばれたわけではなく、浴場にふさわしいものが選択されました。 -
「恥じらいのヴィーナス(ウェヌス・プディカ)」後ろから
立派なお尻ですね -
「ヘラクレスのトルソ」1~2世紀 ナポリ国立考古学博物館
頭部などかなりの部分が欠損していますが、筋骨隆々とした肉体や背中にはおったリオンの毛皮から英雄ヘラクレスの像とわかります -
「牧神頭部」1世紀 石橋財団アーティプン美術館
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熱浴室「カルタリウム」の創造復元
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第4章 日本の入浴文化
本章では、日本の入浴文化について取り上げます。日本の入浴は、おおまかに、天然の温泉と、人工的な施設で行うものとに分けられるでしょう。火山列島のため豊富に温泉の湧く日本では、古くから各地の温泉が重要な資源として地域の住民によって守られ利用されてきました。
人工的な入浴施設は、仏教の寺院内につくられ、汚れと穢れを清める場として広まっていきました。江戸時代には町の中に湯屋が整備され、お湯につかるという現代にいたる入浴のスタイルが定着しました。本章では、こうした日本の入浴に関する美術品や資料を紹介します。古代ローマに勝るとも劣らない関心をもって、この習慣を保ってきた日本の歴史の一端をみることができます。 -
「七湯の技折」文化8年(1811年)箱根町立郷土資料館
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「明神湯」ジオラマ制作 :山本高樹 ・町田忍
行きの車の中で予習していたので子供たちも楽しめた展覧会でした -
ランチは美術館内にあるレストランにて。私はいつものアートドリア。ミレーの種まく人がかかれています
アート・アーカイブス グルメ・レストラン
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続いて、いつものフルーツパーク富士屋ホテルへ行きます
フルーツパーク富士屋ホテル 宿・ホテル
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子どもたちは、プリンアラモード
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妹さんは、シャインマスカットのパフェ
カフェ ベラヴィスタ グルメ・レストラン
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私は、巨峰のパフェ
とちらも美味しい。さすがです -
ワイナリーも回ります
蒼龍葡萄酒、マルキ葡萄酒、盛田甲州ワイナリーに行き、新酒のデラウェアなどを購入蒼龍葡萄酒 専門店
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いつものトロワ園へ
トロワ園 フルーツ狩り・農業体験
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シャインマスカットやベリーAなどたくさん買いました
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夕食は、沼津に戻り、近所の山正でお寿司。
山正 沼津南店 グルメ・レストラン
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おまかせ握り。お寿司は美味しいですね
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