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国立新美術館で開催されているテート美術館へ行ってきました。<br />本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目する企画です。<br />展覧会は、一部作品を除き写真撮影OKでした。たくさん、写真を撮ったので2部に分けました。

帝都で見る英国・テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ(2)色と光

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2023/07/23 - 2023/07/23

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国立新美術館で開催されているテート美術館へ行ってきました。
本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目する企画です。
展覧会は、一部作品を除き写真撮影OKでした。たくさん、写真を撮ったので2部に分けました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
一人旅
交通手段
新幹線 JRローカル
  • アメリカのペー・ホワイトによる「ぶら下がったかけら」2004年

    アメリカのペー・ホワイトによる「ぶら下がったかけら」2004年

  • アメリカのペー・ホワイトによる「ぶら下がったかけら」、482本の糸と印刷した紙片で構成したモビール・インスタレーション。ふたつの作品が織りなす、色彩と動きのハーモニーに目を凝らしたい。

    アメリカのペー・ホワイトによる「ぶら下がったかけら」、482本の糸と印刷した紙片で構成したモビール・インスタレーション。ふたつの作品が織りなす、色彩と動きのハーモニーに目を凝らしたい。

  • その一人であるドイツ出身のヨーゼフ・アルバース(1888?1976年)は、色は周辺の色との関係によって見え方が変わることを追究し、幾何学的な造形の中に色を配置することで、ある色の面が手前に見えたり、一方で奥に見えたりするといった現象が起きることを示しました。ロシア出身で、のちにドイツで活躍するワシリー・カンディンスキー(1866?1944年)も色同士の関係性が生み出す視覚的効果を探求しました。

    その一人であるドイツ出身のヨーゼフ・アルバース(1888?1976年)は、色は周辺の色との関係によって見え方が変わることを追究し、幾何学的な造形の中に色を配置することで、ある色の面が手前に見えたり、一方で奥に見えたりするといった現象が起きることを示しました。ロシア出身で、のちにドイツで活躍するワシリー・カンディンスキー(1866?1944年)も色同士の関係性が生み出す視覚的効果を探求しました。

  • 東京国立近代美術館で昨年開催された個展が話題を呼んだゲルハルト・リヒターの「アブストラクト・ペインティング(726)」1990年は、日本限定展示作品のひとつ。最初に描いた画面から絵具を削り取り、ひっかき落とした画面は、ぼんやりとしたイメージが流れる光に包まれているように見える。

    東京国立近代美術館で昨年開催された個展が話題を呼んだゲルハルト・リヒターの「アブストラクト・ペインティング(726)」1990年は、日本限定展示作品のひとつ。最初に描いた画面から絵具を削り取り、ひっかき落とした画面は、ぼんやりとしたイメージが流れる光に包まれているように見える。

  • バーネット・ニューマン「アダム」1951-52年

    バーネット・ニューマン「アダム」1951-52年

  • (左)「正方形賛歌のための習作 黄色の展開」(中)「正方形賛歌のための習作」(右)「正方形賛歌のための習作 光り輝く」1964年

    (左)「正方形賛歌のための習作 黄色の展開」(中)「正方形賛歌のための習作」(右)「正方形賛歌のための習作 光り輝く」1964年

  • 反復する幾何学的パターンを使い、知覚の本質を追及するイギリスのブリジット・ライリー。1993年制作の「ナタラージャ」は、鮮やかな小さい色面がリズミカルに並び、画面が揺らいでいるような感覚をもたらします。

    反復する幾何学的パターンを使い、知覚の本質を追及するイギリスのブリジット・ライリー。1993年制作の「ナタラージャ」は、鮮やかな小さい色面がリズミカルに並び、画面が揺らいでいるような感覚をもたらします。

  • マーク・ロスコ「黒の上の薄い赤」1957年

    マーク・ロスコ「黒の上の薄い赤」1957年

  • 19世紀半ばに発明された電球は20世紀以降、生活に浸透し、産業の発達に伴いネオンサインなど広告にも利用されるようになりました。本展後半では、コンセプチュアル・アートの先駆者スティーヴン・ウィラッツによる4色の光をコンピューター制御した「ヴィジュアル・フィールド・オートマティック No.1」です。

    19世紀半ばに発明された電球は20世紀以降、生活に浸透し、産業の発達に伴いネオンサインなど広告にも利用されるようになりました。本展後半では、コンセプチュアル・アートの先駆者スティーヴン・ウィラッツによる4色の光をコンピューター制御した「ヴィジュアル・フィールド・オートマティック No.1」です。

  • スティーヴン・ウィラッツによる4色の光をコンピューター制御した「ヴィジュアル・フィールド・オートマティック No.1」1964年

    スティーヴン・ウィラッツによる4色の光をコンピューター制御した「ヴィジュアル・フィールド・オートマティック No.1」1964年

  • ブルース・ナウマン「鏡と白色光の廊下」1971年<br />そうした社会状況を背景に、第二次世界大戦後に出現したのが人工の光そのものを素材とするアーティストたち。

    ブルース・ナウマン「鏡と白色光の廊下」1971年
    そうした社会状況を背景に、第二次世界大戦後に出現したのが人工の光そのものを素材とするアーティストたち。

  • 美術と工芸、デザインの総合的な教育を目指したバウハウスでは、幾何学的な形態を用いて光と色の関係を考察するアーティストたちが大きな足跡を残しました。

    美術と工芸、デザインの総合的な教育を目指したバウハウスでは、幾何学的な形態を用いて光と色の関係を考察するアーティストたちが大きな足跡を残しました。

  • ディヴィッド・バチェラー「ブリック・レーンのスペクトル2」2007年

    ディヴィッド・バチェラー「ブリック・レーンのスペクトル2」2007年

  • 「私が愛するキングス・クロス駅、私を愛するキングス・クロス駅クロス駅8」2002-07年

    「私が愛するキングス・クロス駅、私を愛するキングス・クロス駅クロス駅8」2002-07年

  • ピーター・セッジリー「カラーサイクルⅠ」1970年

    ピーター・セッジリー「カラーサイクルⅠ」1970年

  • ピーター・セッジリー「カラーサイクルⅡ」1970年

    ピーター・セッジリー「カラーサイクルⅡ」1970年

  • ピーター・セッジリー「カラーサイクルⅢ」1970年<br />

    ピーター・セッジリー「カラーサイクルⅢ」1970年

  • ジュリアン・オピー「トラック、鳥、風」、同「雨、足跡、サイレン」2000年

    ジュリアン・オピー「トラック、鳥、風」、同「雨、足跡、サイレン」2000年

  • 「廊下」1994年

    「廊下」1994年

  • ダン・フレイヴィン「ウラジミール・タトリンのために『モニュメント』」1966-69年

    ダン・フレイヴィン「ウラジミール・タトリンのために『モニュメント』」1966-69年

  • オラファー・エリアソン「星くずの素粒子」2014年<br />ラストを締めくくるのは、オラファー・エリアソンの体験型インスタレーション「星くずの素粒子」。展示室では、鉄骨とガラスで作られた球状多面体が、天井に設置されたモーターから吊り下げられ、ミラーボールのように回転しながら反射光を周囲に投げかけます。鑑賞者は、繊細な結晶を思わせる多面体を見上げながら、光に満たされた空間にたたずんだり、歩き回ったりできます。

    オラファー・エリアソン「星くずの素粒子」2014年
    ラストを締めくくるのは、オラファー・エリアソンの体験型インスタレーション「星くずの素粒子」。展示室では、鉄骨とガラスで作られた球状多面体が、天井に設置されたモーターから吊り下げられ、ミラーボールのように回転しながら反射光を周囲に投げかけます。鑑賞者は、繊細な結晶を思わせる多面体を見上げながら、光に満たされた空間にたたずんだり、歩き回ったりできます。

    国立新美術館 美術館・博物館

  • オラファー・エリアソン「星くずの素粒子」2014年<br />気候変動に強い関心を抱くエリアソンは、人々と周りの環境との関わりを重要な制作テーマにしてきました。一瞬ごとに光の見え方が変わる本作は、鑑賞者に地球のもろさと美しさを改めて意識させ、自省を促しているように感じられます

    オラファー・エリアソン「星くずの素粒子」2014年
    気候変動に強い関心を抱くエリアソンは、人々と周りの環境との関わりを重要な制作テーマにしてきました。一瞬ごとに光の見え方が変わる本作は、鑑賞者に地球のもろさと美しさを改めて意識させ、自省を促しているように感じられます

  • オラファー・エリアソン「星くずの素粒子」2014年<br />目に見えるのに形を持たない「光」。それゆえに多くの美術家が、実態をとらえようとあがき、思索を深め、実験的な創造を重ねてきたのではないだろうか。その流れが俯瞰できる本展は、近現代の美術史の重要な一面を伝えているといえそうです。

    オラファー・エリアソン「星くずの素粒子」2014年
    目に見えるのに形を持たない「光」。それゆえに多くの美術家が、実態をとらえようとあがき、思索を深め、実験的な創造を重ねてきたのではないだろうか。その流れが俯瞰できる本展は、近現代の美術史の重要な一面を伝えているといえそうです。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • イメ・トラさん 2023/10/01 09:30:17
    フォローあありがとうございます
    美術館がお好きなんですね。私も時々は出かけますが、写真が撮れないので4トラベルにはアップできません。残念です
    タナーは中学時代から好きで安物の写真集を眺めて癒されていました。
    なんだか羨ましい。
    忘れていた子供時代を思い出しました
    これからも宜しくお願いします

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