2023/04/09 - 2023/04/09
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kirinbxxさん
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新発田の次は、村上です。前回二人で登喜和さんを訪れたとき、ご主人から是非にと薦められたのが、村上市にある料亭、新多久さんです。その後、私は一度伺う機会があったのですが、kirinはまだ。ということで、今回は二人揃っての訪問です。
村上市は、かつては村上藩の城下町として栄え、現在でも市中に武家町、商人町の面影が残り、見所も沢山あります。また、三面川(みおもてがわ)の鮭はつとに有名、「イヨボヤ」と呼ばれています。
今回は泊まることはできませんでしたが、時間の許す限り観光も楽しみました。まずは、定番のイヨボヤ会館です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿がJR駅の近くなのはやはり楽です。余裕をもって駅につき、列車を待ちます。
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やってきました。
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特急いなほ。なかなかユニークなお顔をされています。
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これはE653系という車両ですね。
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何気なく外を眺めていると、遠くに見事な桜並木が・・・
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線路脇にも沢山の、花びらを散らす桜がありました。
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ホームもこのとおりです。
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Uetsu KAIRI Line・・・・なんだろう・・・
後で調べたら、羽越本線には観光列車「海里」というのがあるようです。
ともあれ、村上駅に到着。 -
小さな駅舎を出ると、バス停表示がずらり。しかし、この日は日曜日で循環バスは運休だそうです。村上は観光地だと思っていましたが、レンタサイクルも無く、移動はタクシー一択。御多分に漏れず人手不足なんでしょうか。
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駅はこんな感じです。駅名表示が右書きで、「驛」なのが趣があります。
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おお、「汽車」という歌を作曲した大和田 愛羅(おおわだ あいら)氏は、村上の人だったのですね。
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観光案内所も古めかしい、村上の町屋風です。
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村上といえばこれ。イヨボヤちゃんたち。
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実にわかりやすい・・・・駐車場は全て無料。そしてレンタサイクルはなし。村上って、レンタサイクルで回るのにちょうどいい広さのように思うのですが。。。
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何はともあれ、最初に行くべきなのはやはりここ。イヨボヤ会館です。「日本最初の鮭の博物館」ですか。今では北海道に複数の鮭に関する展示が売りの施設があります。
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こういう掲示を見ると、日本の施設やお店の人は大変だなぁ、と思います。
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受付で入館券を購入。
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おおおお。美味しそう。食べた~い。
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最初にビデオを見てから見学開始です。鮭のミニ孵化場が一階にあるので、季節が合えば孵化の様子を観察できます。他に、淡水魚が飼育されています。これはチョウザメ、その卵は言わずとしれた世界三大珍味の一つ「キャビア」です。日本にも明治頃までは野生が遡上してきていたそうですが、すでに絶滅。
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面白い形をしています。
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こちらはイトウ。日本最大の淡水魚で1~2mに成長するそうです。昔は本州北部にもいたようですが、今は生息が確認されているのは北海道だけ。以前、テレビでこのイトウを追い求める漁師さんの話を見たことがありますが、見つけるのも大変そうでした。
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さてさて、こちらがここの目玉、生態観察です。シロザケ、普通に鮭と呼ばれている魚で日本の本州以南で遡上してくるのは大半がこれ。シロザケではない種は日本の魚屋やスーパーでは紅ザケとか、銀ザケと書いてあります。
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B1Fに作られた人工河川で鮭の生態を観察できます。1~9月は稚魚が元気よく泳いでいるだけですが、10月以後は成長した鮭の産卵なども見る事ができます。
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村上といえば鮭、村上の鮭といえばこの人。身分が基本的に固定されていた江戸時代にあって、「三両二人扶持」から七十石取りに出世したお方。
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まぁ、その程度の昇進は当然でしょう、と思わせてくれるグラフです。
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そしてB1Fをずっと進んだ先には、本当の種川(三面川の分流)があります。
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残念ながら前日に雨が降って、川の中を観察するには不向きでした。
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青砥武平治という家臣がいたおかげで、鮭資源が枯渇しかけていた村上藩は長期的に救われることになりました。しかし、そんな下級武士の提言を聞き入れ、藩を挙げて実行した当時の上役達もえらいもんです。
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三面川の鮭漁に関する展示です。鮭の伝統漁法は日本各地で様々な物がありますが、村上では「居繰り網漁」という方法で、秋の風物詩の一つになっているとか。いずれ秋に来ることになるので、そのときは是非見学したいと思います。
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さて、次へ行きましょう。おっと、これは鮭とは何の関係もないですが、スノーボードのハーフパイプで金メダルを取った平野歩夢選手、村上の出身だったんですねぇ。私たちも自宅でテレビ観戦してましたが、確かにあれはすごかった!しっかりと出口に当時の新聞を張ってアピールです。
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