2023観桜紀行（15）広島で家族とともに

2023/04/01 - 2023/04/02

さて、つぎは広島です。kirinの母と兄一家が海に近いところに住んでいます。私はまだまだ観光していない場所もありますが、今回は２泊しかしないので、買い出しと運転免許証の更新などに勤しみました。

たまに、子どもも含めて大勢でわいわいとやるのは実に楽しいものです。

エリア 広島西・佐伯(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

長崎ドーミーインは朝食付きプランで予約したので、開始時刻ぴったりの６時半に会場へ。昔、東京のドーミーインで10分遅かっただけでひどい目にあったことを私は忘れません。６時半だと、かなりの人がすでに来ています。二人で窓際の席に並んで座ることにしました。

卵は温泉卵、冷や奴は他のビジネスホテルよりは少し大ぶりです。ひじき煮や、にんじんの白和え、小松菜のお浸しなど野菜料理が充実しています。ただ、味はやはりわが家の好みよりは甘目です。

鮭と鯖、卵焼き、筍の煮物など。

さすが長崎、皿うどんも用意されていました。

コーヒーマシンなど、飲み物用の機械がずらり。コーヒーのこの提供法方はいいですねぇ。

kirinが選んだ料理がこちら。朝から結構がっつりですが、野菜をしっかりとってますね。

さて、本日最初に乗る列車はこれ。長崎駅を７時45分に発車する西九州新幹線、かもめ８号です。

N700S「かもめ」は2022年９月23日デビューしました。N700Sは東海道・山陽新幹線でも運用されていますが、外観は赤と白を基調としたオリジナル。ライトも赤ですね。

終着駅の車止めが見えました。それでは出発。

私たちが利用しているJRパスはグリーン車用ですが、残念なことにこの西九州新幹線「かもめ」号にはグリーン車がありません。仕方ないので、普通の指定席２号車を選んでいます。まぁ、距離が短いので、グリーン車無しもやむなし。

普通の指定席だと、朝早い便でも結構な数の乗客がいます。

馬鹿馬鹿しいことに、武雄温泉駅でこんなのに乗り換えないと博多に行けないのです。かもめから引き継ぐから「リレーかもめ」？

そしてなんと使う車両はいろいろ、だそうです。なぜかというと、九州新幹線が全線開業となり、余剰となった車両を使っているからなんですと。

私たちが乗ったこれは黒い787系。これは元は博多ー熊本ー鹿児島中央を走る特急「つばめ」用に作られた車両。

こちらはちゃんとグリーン席が用意されています。

まぁ、早く乗り継ぎなんかなしで博多につないでもらいたいものです。

お向かいにちょうどこんな列車も停まっていました。
特急リレーかもめ８号から、新幹線さくら548号への乗り継ぎ時間は1時間20分。その間に博多デイトスに行き、大急ぎで買い物です。kirinは明太子が好きなので、オーストラリアに持ち帰れる乾燥タイプのものを購入。私が欲しかった辛子蓮根は賞味期限の関係で買えず。

無事広島に定刻に到着。予約してあったこちらのお店に昼食をとりにやってきました。

前回、美味しい野菜に感動したこちら、トラットリアIl Gradoです。目立たないビルの２階、ちょっと見つけにくい。そして階段しかない・・・ここへ来るのは、広島のkirin実家へ行く途中、なのでいつもかなりの荷物があるのでちょっと辛い。

勿論、再訪のお目当ては「本日の野菜」です。前回は７月、今回は４月なので顔ぶれは当然違います。これをグリルにしてもらいます。

メインはやっぱりメカジキに峠下牛、以前来たときと同じですね。今日はメインはなしで行きましょう。

長いもはやめて、二色のアスパラ、しいたけ、新たまねぎ、ブロッコリーニ、芽キャベツ。美味しいけど、野菜の種類のせいもあって初回みたいに「感動」というほどではなかったかなぁ。

桜エビ、菜の花、チェリートマトのリングイネ。ちょっとしょっぱい。

カルボナーラ。うーん・・・さすがにこれはしょっぱすぎる気がするなぁ、と言いつつ全部食べてしまいました。

この日はいつものとおり、kirinの兄上のおうちで宴会でした。「やまや」で義兄と三人で酒を仕入れ、義兄夫婦が用意してくれた刺身やめばるの煮付けなどを堪能。普段から食事は二人きりですから、６人もでわいわいとやるのは珍しくも楽しいものです。

広島二日目、お昼ごはんは実家近くでお好み焼き。夕食もいつもの寿し若さんです。広島市中央市場の仲卸さんが経営しているとか。回転寿司ではなく、高齢者や子どもがいても気兼ねなく、お鮨を楽しめるお店があるのはいいことですね。

一年中ふぐが食べられるそうです。小学生の姪っ子が慣れた様子でタブレットで注文。まぁ、タブレットをいじること自体が楽しいみたいですが。

そういえば食べてない！と注文したのは鰺フライ。味は悪くないけど、海外暮らしの長いシニアとしては、やはりしっぽがついた、開いたまんまのがいいなぁ。

姪っ子の注文、サザエの壺焼き。渋い・・・・・渋すぎるかも。そして食べ終わった後の出汁を飲んで一言、「甘いからいらない」ときた。やるじゃないの。もはや将来は見えております。

光り物がずらり。わくわく。

岩牡蠣。これも姪っ子の注文。

あさりの酒蒸し。これも姪っ子がもりもり。貝類が好きな様子。

ほとんど毎日食べている気がするけど、全然飽きない。それがお刺身。

一方、二人だったら絶対頼まないこんなものが出てくるのも、小学生と一緒だからですね。

鰻の白焼き。ひとしきり飲んで食べた後、細巻きに赤だしで締めました。高齢者１、小学生１がいたとはいうものの、６人でさんざ飲んで食べて４万円しないのはお値打ちですね。

kirinの実家は目の前が海。起きてカーテンをあけるだけで眺められる朝日が見事です。