2023/03/30 - 2023/03/31
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kirinbxxさん
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この日の最終目的地は、雲仙温泉です。昔は「温泉山」とかいて「うんぜんさん」と読み、山の神が住むといわれて信仰の対象となっていたとか。
明治時代にやってきた「お雇い外国人」の中で最も有名なドイツ人ベルツ博士(宮内省侍医として明治天皇の主治医を務めました)の進言によって、県によっての開発が進められ、さらには上海の新聞や、ヨーロッパの研究誌に紹介され、インドのダゴール、中華民国の蒋介石が、国内では皇族、北原白秋、吉井勇、斎藤茂吉らが訪れた超がつくほどよく知られた温泉地です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝からしっかりお魚を食べ、今日も元気に出発です。まずはここ。国指定重要文化財の祇園橋です。見た感じ、ただの素朴な石橋なんですけど。
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・石造桁橋では国内最大級である。
・多脚式は珍しい。たしかに、角柱を5本1列にして9つの橋脚を作っていますね。
・建造されたのは1832年(天保3年)
・藩や幕府ではなく、当時の庄屋を発起人とし庶民の協力で作られた。
なるほどなるほど。天草の乱ではこのあたりは唐津藩VSキリシタン軍の激戦が繰り広げられ、死屍累々だったそうです。 -
次の目的地へ。建物への階段を上りきり振り返ると見事な桜です。お天気はちょっと怪しげですが。
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天草と言えば、誰もが中学2年生で習う「天草の乱」。この天草キリシタン館に立ち寄らない訳にはいきますまい。
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小規模な施設です。300円払うと、2階の展示室の観覧ができます。入館や展示室以外の部分を利用するのは無料。
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下には、キリシタン墓地があります。その中央にある白い像は「キリスト平和像」とよばれているものです。
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ここでも沢山の桜に出会えました。残念ながら館内は撮影禁止。高校の日本史の教科書に載っていた天草四郎陣中旗などもありました。天草四郎は実在しなかった説がありますが、それに関する記述などもあってなかなか面白い展示でした。
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トヨタレンタカー天草店で車を返し、道路を渡ってすぐのバス停で鬼池港行きのバスに乗りました。バスが少々遅延、おまけに降りる時に初めて乗ったらしい少年が少々手間取ったりしたので、本当に出航時間ギリギリに。kirinは荷物を持って乗船場へ、私は乗船券を買いにダッシュ。
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冷や冷やしながらドタバタして、どうにか無事に島原鉄道が運航しているフェリーあまくさⅡに乗船しました。
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反対側からやってきた船とすれ違い。
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なんと言うこともなく、口之津港に到着しました。
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さて、ここからはバスで移動です。島鉄バス、という路線バスがあり島原駅前行きは11時27分発。今は10時50分なんでちょっと時間があります。
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ということで、口之津歴史資料館へやってきました。実はこれ、新口之津ターミナルビルの2階です。分館も共通で200円。小さな資料館ですが、分館というものがあり、そちらは旧長崎税関口之津支署庁舎を改修して使用しているとのこと。受付の方はとても親切でした。もう一人の職員が帰ってきたら車で送ってさしあげるのですが、とのこと。古い建物を使用しているならぜひ見たいとは思うのですが、今回は諦めます。
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バスがやってきました。当初の予定では、一度乗り換えて雲仙までバスで行くつもりでした。二人とも左党ですから、一滴でも飲んだら運転できない日本では、できる限り公共交通機関を使いたい。が・・・・・ちょっと疲れてきました。接続の良くない地方の公共交通機関を使って、そこそこ嵩張る荷物を持っての旅に・・・ましてや雨模様。ということで急遽、バスが走る国道沿いにあるレンタカー屋を検索。こういうときこそ、Google mapの出番です。
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これがその時借りた車です。ダイハツの軽自動車ですね。近くにあったイオンでちょっとお買い物。やれやれ。これで自由に動けますよ。いざ、雲仙へ!
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と、その前に・・・無事に車を借りたらもう1時すぎ・・・お腹すいた・・・ということで、またまた活躍Google map。幸い、すぐ近くに「にこり」という手打ちそばのお店がありました。
kirinは鴨汁もりそばを注文しました。1650円です。美しいおそばです。鴨と葱って本当によくあいます。 -
私はこちら。梅干し、わかめ、大根おろしに天かすが少し入った梅おろしそば。さっぱりといただけました。1100円。
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温泉神社って日本に沢山あるようですが、その中でもわりと有名なところの一つ、雲仙の温泉神社です。
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ここの駐車場に車を駐めて、地獄巡りを始めます。
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いろんなものがあります。
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参拝もいたしましょう。
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温泉と言えば温泉たまご。最近は1個300円もするのですね。温泉神社の鳥居が令和三年の豪雨土砂災害で流失したそうで、寄金を募っていました。
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このあたりもかなり被害を受けたようです。
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しゅわしゅわと煙があがっています。
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ああ、やっぱりかなりひどかったんですね。
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では、地図に従ってまいりましょう。まずは「清七地獄」です。地獄というのは、温泉や噴気が集まり、盛んに湯煙を上げたり、音をたてたりしている場所を指します。人の名前がついた地獄は珍しいですね。これは、江戸時代に清七というキリシタンの男が処刑された時期に噴出が始まったからだそうです。別にここで処刑された、というわけではないのですね。
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湯けむり橋、と名付けられた橋を渡ります。
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ぼこぼこぼこぼこ。
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ぐつぐつぐつぐつ。
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そういう音が多い中で、このあたりはピチピチピチピチ。だから雀地獄です。
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ちょうど写真撮影をお願いされたので、私たちも撮ってもらいました。
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おお、ここのマグマだまりはすごいですね。三つも温泉を作ってます。
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被害が大きかったところは、このようにして通行止めになっています。
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随分あがってきました。
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こういうのを、ぜひオーストラリアの人達にも見せてあげたいものです。においもかがせてあげたいなぁ。。。。
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大叫喚地獄! 別に誰かがここで叫び喚いたわけではなく、噴気孔から聞こえてくる低温を聞いた人が、アー、オーと叫んでいるように聞こえたから。そういう音がするのは、火山ガスが勢いよく通るからで、つまりは現在のところ、もっとも活発であるということですね。
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動画にすればよかった、とあとで後悔。かなり大きな音でした。
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湯煙の勢いもすごいです。地獄は、「火山活動が地表からそう遠くはない場所で起きている」証拠ですから、物騒なものではあります。国交省によれば、<この地では、家族に向かって「地獄に行ってきます」と言うことは決して珍しいことではありません>とのこと。例えばこの地に嫁いで来たりしたばかりの人はびっくりしますね、きっと。
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ぼちぼち戻りましょう。
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見事に緑色。温泉にはいろんな色のものがありますが、青と並んで緑はメカニズムが完全には解明されていません。
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地獄巡りを堪能してこの日の宿に到着しました。
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青雲荘というところです。雲仙温泉街をおそった土砂崩れで元総支配人一家がお亡くなりになり、宿の一階も1mを越える土砂が流れ込んだりして大変だったそうです。それから7ヶ月休館し、昨年3月にリニューアルオープン。コロナに豪雨土砂災害と本当に大変だったんですね。
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多くの人がいたのでロビーの写真は撮りませんでしたが、真新しくとても綺麗でした。
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部屋もひろびろ。
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すぐ近くに外湯(共同浴場)があるそうで割引券を貰いました。これは嬉しいサービスです。
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さっそく行きましょう。
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バイカーや家族連れが来ています。木造の建物は秘湯気分になれます。
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建物は築24年の木造建築で、外観が真っ黒なのは老朽化ではなく、温泉の成分で変色したとのこと。
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小地獄温泉の歴史は古く、享保一六年(1731年)に湯治場として開かれました。嘉永六年に吉田松陰が来た・・・って佐久間象山先生と黒船を見にいった年ですね。翌年には密航未遂事件を起こして投獄されてますが・・・
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さて、ではひとっ風呂。硫黄の香りに満ちた白濁の湯です。一カ所に泊まるだけで違う泉質の温泉を楽しめるのは嬉しいですねぇ。
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こちらは青雲荘本館のお風呂です。
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ソファや窓際のテーブル席など、いい眺めを楽しみながらゆったりくつろげます。
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木を使った室内で落ち着けます。
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この先に露天風呂があります。
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こちらはレストランアマリリス。日帰り入浴のお客が湯上がり後の休憩に使うこともできます。
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ちょっとメニューを見てみましょう。うわ、「五島うどんで作った地獄ナポリタン」という、ルックスも不思議なスパゲティメニューが!
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大浴場の入り口です。
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さて、時間が来たので夕食会場へ。こちらは「エーデルワイス」という名前がついています。衝立が置かれていますねぇ。
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夕食は3つのプランがありましたが、わが家は「季節の特選会席」を選んでありました。残念ながら魚だけのプランはなかったので、和牛が少し入ったもので。これが最初のセッティング。手前の小鉢に鯛の昆布締め、お重の横には平目とマグロのお造り、右手に生ハムとトマトのカルパッチョ、それに長崎和牛の陶板焼きです。
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お重には、イカの木の芽和え、めかぶ、鯛の子の旨煮があり、さらに下にはサザエ、桜餅、湯葉が入っていました。
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向こうの窓から桜が見えます。
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温かい料理はもちろん後から出てきました。長崎県産の甘鯛のムニエルです。これはよく出来たお料理でした。
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天ぷらも当然あと出し。穴子になすにアスパラ。
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殆どが脂の長崎和牛。でも、全部で100gもないので美味しくいただけます。もっと高温で焼ければより好みなんですが、旅館の陶板焼きでは仕方ないですね。
刺身盛り合わせを別注することもできます。 -
翌朝、例によって5時前に行ってみました。
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予想通り、誰もいません。更衣室は広くてくつろげます。
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大浴場はこんな感じです。露天風呂もあります。
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部屋に戻って出発準備。日本の宿だと大抵はゴミは2種類に分けて捨てますね。燃えないゴミの方がかなり大きい。
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朝食は7時、8時、9時から選んでチェックイン時に申告します。サラダ、卵、飲み物などはビュッフェ形式で。
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あらかじめセットされていたものと合わせてなかなかバランス良く、たっぷりの朝食となりました。もちろん、席についてから御飯とお味噌汁が提供されました。お腹いっぱいでございます。
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