2023/04/08 - 2023/04/09
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kirinbxxさん
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この日は日間賀島から、新潟県新発田市への大移動です。
日間賀島から船で河和へ、河和からは名鉄で名古屋へ。そこから新幹線と在来線を乗り継いで新発田へ。日間賀島を8時20分に出発し、新発田へ着いたのが15時20分、7時間ひたすら移動し続けました。
それもこれも、絶品お鮨のためならば!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
名鉄河和駅から列車で名古屋へ。
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Series1200というプレートが。名鉄1200系という車両のようです。なかなかかっこいい。
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名古屋からは、10時31分発のひかり644で東京へ向かいます。JRパスでは「のぞみ」は利用できません。もっとも10月からの改訂で追加料金で乗れるようになるそうですが、一回につき東京ー名古屋でも4180円、そしてパスそのものが大幅値上げ、さて、外国人観光客の皆さんはどう受け取るのでしょうか。
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名古屋ー東京の旅の楽しみはやはりこれ。もう何十回も見てますが、やはりここに来ると、ワクワクします。
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いい具合の雪の残り方です。やっぱり日本一のお山です。
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無事に東京駅につきました。乗り換え時間は30分近くあり、余裕をもって上越新幹線の乗り場へ移動できました。12時40分発のとき321号へ。
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グリーン車はガラガラでした。本当の色は落ち着いた濃紺。
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さすがにたっぷりと雪が残っています。
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まったく、列車のトイレの進化もすごいですね。車いすが楽に入れる多目的トイレです。
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新潟駅では10分で在来線に乗り換えです。14時57分発のいなほ7号。
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「いなほ グリーン車」で検索すると、鉄道マニアの皆さんのブログがいろいろでてきますので、他にはあまり見られないタイプなのでしょう。まず目立つのは、車両まるごと、2列並びの席と1列の席に分かれていること。そして各座席にはパーティション。これは若い一人旅の女性なんかには喜ばれそうです。
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私が一人旅をするとき、ちょっと心配なのは荷物です。(まぁ大抵は親切な心身が助けて下さるのですが)この最後尾がとれれば心配ないですね。機内持ち込みサイズなら、横に置いても悠々。
ただ、車両本体は昔の列車の再利用なので、コンセントなどはありません。 -
でも、この路線を旅するときに、スマホだのパソコンだのいじる必要もなさそうです。共有ですが、こんなスペースが用意されているので、のんびり外を眺めた方が楽しそう。
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ちょいと日本海など眺めながら、飲み物を(うちなら日本酒やなぁ・・)片手にくつろぐのにもってこいです。そして、独り占めして長居しないように、完全な椅子にはしないところもいいですねぇ。
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ふむふむ、これはE653系、というのですね。「フレッシュひたち」で活躍していたE653系をリニューアルし、グレードアップさせて誕生した車両、だそうです。
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午後3時すぎ、予定通り新発田駅に到着です。
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駅前にある新発田ニューホテルプラザに宿泊しました。
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お値段の割には部屋は広めでした。
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部屋の窓から外を見るとこんな風景が。
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新発田の桜はもう終わりなのですね。
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そしてなにやら由緒ありげな建物が。蔵春閣、開館準備中とあります。まぁ明日の朝にでも見にいってみましょう。
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新発田でするべきことは、晩ご飯を食べることだけ。それまでかなり時間があるし、何より肩も腰も疲れ果てている、ということでネットで探したマッサージ屋さんに行くことにしました。バスに乗るために駅前に。東京まで行く高速バスもあります。
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市内を循環する100円バスもありますね。
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kirinがいろいろ調べてくれたのですが、バスを降りて寒い寒い新発田の町を、てくてくと。私は薄手の上着1枚、寒くて寒くて仕方がありません。やっとのことで到着。しっかり揉んで貰いました。余りにも寒いので近くのWorkmanで、何とか厚手の作業服を見つけて購入。近くのスーパーマーケットと薬局で買い物をし、時間をつぶし・・・
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ついた先はまだ準備中。ほんの数分ですが、寒いので「只今支度中でございます。開店までしばらくお待ち下さいませ」の立て札がいかにも恨めしい・・・他のお客さんもぼちぼちとやってきて寒そうに待っていました。
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やっと開店!本当に「営業開始時間ぴったり」にしか開きませんでした。「お寒い中お待たせして~」とは言われましたが、さすがに冬は少し早めでも客がいたら開けてくれてもいいんじゃないの、と思ってしまいます。本当に周りには時間を潰すところはありません。寒い時期は車でない限り、ぴったりに来るしかないですねぇ。
新発田に来たのは、ここ、寿し登喜和さんがお目当てでした。 -
このお店、kirinと一緒に初めて来たのが7年前。その後一人で一度来て、これがCOVID-19騒ぎ以後最初の訪問です。その間に、お店は「完全おまかせコース」だけになり、さらには一斉スタートという、私があんまり好きじゃない形態になりました。でも、あの大変だった騒ぎの中、店を維持し、自分が納得するものを、この値段で提供するにはこれしかなかったんだろうなぁ、と理解はできます。
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目に見えるとても大きな変化もありました。器をいくつか陳列し、ワインが置いてあります。シャンパンのボトルも見えますね。なんで光を当てているんだろう?まぁ、うちはここでワインを飲むことは永久にないだろうし、かまいませんが。
但し、お店がワインを推している、というわけではありません。ちゃんと「中でも日本酒はお薦めでございます」とされています。でも、ワインを飲みたがる人、多いですし、商売としては悪くないですね。 -
さて、私たちは当然ながら日本酒で。新潟の酒に詳しい訳でもないし、自分で注文しないので何が出てくるかもわからない。当然ここはいつものように、「料理に合う新潟のお酒をお任せで」ということになります。勿論、「淡麗辛口や甘いのはパス」ということはお伝えして。
で一本目は無想。村上の大洋酒造さんのもの。あ、これ・・・明日出て来そうな・・・案の定、明日は新多久さんへ、とお話すると大将も「あー、多分出て来ます」と。美味しいからいいけど。。。 -
ということで、以後のお酒は「新多久さんでは出てこなさそうなものを」出していただけました。当然村上市のお酒はなし。
妙高市の蔵元、鮎正宗酒造の純米酒です。どちらかというとあっさり、出だしにはいいかも。(といっても2つめ)
なお、わが家の旅行記にはお鮨の写真はほとんどありません。出されたらすぐ食べて、ご主人や女将さんとお話をするのに忙しくてそれどころじゃないんです。 -
石本酒造、昔、新潟といえばこれ、という感もあった越乃寒梅。ですが純米大吟醸でラベルが独特、初めて見ました。FROM NIIGATA 2020・・
限定900本、一般販売なし、ミシュラン掲載店のみへの提供、だそうです。
日本酒の世界も、ちょっと(といっても3年)日本に来られないでいる間にいろいろ変わっているんでしょうね。このあとも、そんなことを思わせるお酒が続きました。 -
加茂市の加茂錦酒造の黄水仙。大吟醸、無濾過生原酒しぼりたて。
新潟ってほんと、日本酒の本場ですね。昔、大阪のお店で出される新潟酒=淡麗辛口みたいな時期もあり、長いこと離れていましたが、こちらと村上の新多久さんのおかげで毎回初めてのお酒が飲めるようになりました。いや、ありがたや。勿論、好みじゃないものもありますが、基本的な質が高いのでそれも悪くない。 -
最後にあっと驚く、京都は伏見の酒。しかも2020年創業の新しい蔵元です。伏見は慣れ親しんだ土地ですが、そこで、しかも老舗の蔵元を辞めた人が作ったお酒に新潟で出会うとは・・・
夜は全20種のつまみと握りのみ、昼は13種のおまかせ握りもあります。料理だけの値段はそれぞれ19800円と8800円・・・・・冗談?といいたくなるような、とんでもないお値段です。どうしてそんなことができるのか??
お酒もどんどんいただきましたが、当然、お料理に見合ったリーズナブルなお値段でした。大将も女将さんも、相変わらず、なかなかの話し好き、とても楽しいひとときを過ごしました。 -
一夜明けて、朝食を仕入れがてらホテルの近くを散歩しました。まずは昨日部屋から見えた建物。
気になったのは、かなり古い建物のように見えるのに、以前来たときには全然気づかなかったことです。 -
由緒を知ってみれば納得です。この建物、2022年、(公財)大倉文化財団から新発田市に寄贈され、大倉喜八郎翁ゆかりの東公園に移築されたばかり。大倉・・・
1912年(明治45年)に東京の向島、隅田川沿いに建てられた大倉喜八郎の別邸です。当時は、政財界の大物や、海外からの賓客をもてなすための迎賓館として、歴代首相や渋沢栄一も訪れた事があるそうです
。 -
大倉喜八郎、幕末維新の頃の名うての武器商人。後に帝国ホテル、帝国劇場、鹿鳴館設立に関与、現在の大成建設を創業など、現在も残る大企業多数の創業に関わった財界人ですね。新発田の出身とは知りませんでした。
この大倉翁、というのは彼が祖父を讃えるために作ったもののようです。 -
蒸気機関車もあります。羽越線、信越線を走っていた車両だそうでうすが、説明板によると、配属から廃止まで32年間同一の機関区で活躍していて、それは珍しいケースなのだとか。
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やっぱり迫力ありますねぇ。
蔵春閣やこのD51がある東公園そのものも、大正時代に大倉喜八郎が寄付して出来たのだそうです。毀誉褒貶ある(維新の頃の経済人や政治家はみんなそうですが)人ですが、故郷にはしっかり貢献してます。 -
お向かいには立派な鳥居が。諏訪神社とあります。新発田氏により諏訪山から遷座し、新発田城内や付近を何度か遷ったあと、ここへ落ち着きました。1756年に建てられた社殿が長く残っていたそうですが2001年に焼失してしまいました。残念。
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見事な扁額です。
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堂々とした社殿です。
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真新しい樹もありました。
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正面から見てもとても立派な社殿です。
このあとコンビニで朝ご飯を調達し、次の目的地へと向かいました。新発田に二人で来るのは二度目、随分間が開いてしまいましたが、困難な時期を乗り越えて登喜和さんは健在でした。これからも目が離せません。機会を見つけて通いたいものです。
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