2023/04/05 - 2023/04/06
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kirinbxxさん
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今回の日本旅行、前回の訪問のあと老健施設に入所した叔母に面会できることになりました。その場所が吹田なので前後の空き時間にどこかで花見もしたいもの。弁天さんとちょっと迷いましたが、箕面の勝尾寺に寄ることにしました。
勝尾寺は今や花よりも勝ちダルマで有名なお寺で、近隣の受験生や高校、大学の運動部、在阪のプロ野球選手やサッカー選手など必勝祈願で訪れる人も多いところです。桜情報を調べるとちょうどいい感じのようす。吹田からはすぐですし、今ならそれほど混雑してはいないはず。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さくら544号で予定通りに新大阪駅に到着しました。
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既に午後1時を過ぎているので新大阪駅内にあるしのぶ庵というお店で、お蕎麦をささっと食べました。
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この日は吹田の老健施設に入所している叔母との面会があります。電車とバスで行くのも面倒なのでレンタカーを借りる事にしました。ところが、「新大阪」にはトヨタ系のレンタカー屋がた~くさん!トヨタレンタカーとトヨタリースがあり、新大阪店だの、新大阪駅前店だの新大阪新幹線口店だの・・ああ、ややこしい。あっちへ電話しこっちへ回されと妙に時間がかかってしまいました。で、なんとかここにたどり着いたのは2時前。
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やっと車を借りだして出発です。
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コロナ感染防止とやらで、面会はビニールシート越しでたったの15分。他に特に用事もないことだし、と吹田からほど近い桜の名所に行ってみることにしました。
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箕面市にある勝尾寺、その名の通り勝運祈願、あと水子供養で北大阪では何十年も前からよく知られたお寺です。桜はもちろん、秋の紅葉が見事で、日本にいた頃は豊中市、高槻市、茨木市に住んでいたので、小中学校の遠足や、大人になってからも何度か来ています。とはいっても、もう長いこと来ていませんが・・・
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行ってびっくり。駐車場はとても広くなり、拝観受付のある建物はとても大きくゴージャスに。境内ではまだ改装工事が行われているようでした。
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久しぶりに来ましたが、相変わらず沢山の桜です。
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こんなに人が少ない花見時は初めてです。まぁ、昔はこの時期の平日に来る事なんてありませんでしたが。
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そして境内は塗り直されてとても綺麗になっていました。
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ここの桜は、緋寒桜、枝垂れ桜、八重桜、里桜、山桜など種類も豊富です。
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もう一つの名物。小さいものはどこに置いてもいいので、散策していると唐突にダルマの群れが現れます。
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長く来ないあいだに、境内をかなり整備されたのですね。
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敷地は八万坪もあるそうです。
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立ち並ぶ石灯籠にもちっちゃなダルマさん。
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またまたダルマの群れがでてきました。
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階段を上がっていくとあるのが多宝塔です。大日如来像が祀られています。
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桜とならび、春の勝尾寺を彩るのはシャクナゲ。
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願いが叶った勝ちダルマは基本的には奉納棚へおさめます。どれほどの物語がこの棚に収められているのか。勝利のためにどれだけの努力をしたのか。多くの人の思いがつまった棚です。
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馬酔木を見つけました。
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これはシャガ(著莪)というアヤメ科アヤメ属の森林に多く自生する多年草です。
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石垣は時代を感じさせます。
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三宝はらい荒神堂、荒神さまです。どうも東の人達には馴染みがないようですが、大阪人にはおなじみの神様です。多いのは兵庫県ですが、勝尾寺の荒神さまは日本で最古なのだとか。何しろ1300年前、ですから。
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そしてこちらが本堂。本尊の十一面千手観世音菩薩を祀っています。
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1603年(慶長8年)に豊臣秀頼により再建されました。1999年に改修されています。
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鎮守堂に生前と並んだダルマたち。
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弘法大師を祀った大師堂です。四国八十八カ所の霊場からもってきた砂がおさめられているので、ここだけで八十八カ所を回ったと同じ御利益がいただける、とても便利なお堂です。昔、母がこの説明を読んでちょっと呆れていたのを思い出しました。多分30年くらい前のことです。
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うわぁ・・・・
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おおお・・・・
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小ダルマと花と石造りの塔と
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多宝塔に桜。絵になります。
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もうじきに散り初めるでしょう
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これは・・・花蘇芳というようです。中国北中部を原産とするマメ科の落葉樹で観賞用に江戸時代までに持ち込まれました。
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何度同じ事をしても飽きないこと、というものがありますが、桜も何度見ても、毎日見ても飽きません。
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おやおや、こんなところに。ちょっと変わったデザインですね。
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北摂の足はこれ。
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レンタカーを帰してこの日の宿へ向かいます。
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別に和歌山に行くわけではないのですが・・・大阪駅に新しくうめきたエリアなるものが完成し、くろしおが停車するようになった、というので。
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ちょっとだけ乗ってみました。
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なるほど、これは新しいホームですね。フルスクリーンホームドア、というそうです。
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なんだかエスカレーターも近未来風です。
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ほほーーーー、と感心したのですが、人がいません・・
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さて、大阪での夕食です。やってきたのはホテルにJR福島駅からほど近い、ちょっと判りにくい裏通り。フィットネスが2階にある建物の1階、よさげなお店が2軒ならんでいます。
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私たちが入るのは右側のお店、おおきさん。これで2回目の訪問です。前回、〆に食べたお蕎麦以外は大いに満足したので再訪しました。
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予約してあったカウンターに陣取り、お品書きを拝見。これ以外にグランドメニューもありますが、そんなのいりません。これと、カウンターにかけてあるボードがお目当てです。
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オープンの厨房。
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突き出しはこんな感じ。季節がよく出てます。
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春らしい彩りのお造りです。
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天然シマアジは熊本から。
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おあげの炊いたん。オーストラリアでは美味しいお揚げさんが手に入らないので、この何気ないお総菜もお宝です。
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静岡産うなぎの白焼き。鰻重はごくたまに食べると美味しいと思いますが、酒の肴としてはこれに限ります。
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徳島からの竹の子さん。アデレードでは絶対に食べられない、その日に掘った竹の子さん。
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千葉のレンコン。これもオーストラリアから来たものにとっては、珍しくて美味しいお宝野菜です。
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こういう盛りつけも日本ならでは。
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京都や大阪で飲むなら外せないのがだし巻き卵。
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この日の〆はご飯で。
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素朴な味噌汁も美味しい出汁が出ていました。
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なんだか今日は疲れました。本来なら大阪には昔良くいったバーもあれば、前回、おおきのご主人に紹介して貰ったバーもあり、バーホッピングなどしたいところですが、その気力が沸かず。おやすみなさい。
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大阪の宿は、ダイワロイネットホテルのDELstyleというところでした。
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朝ご飯は近くの喫茶店で。
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モーニングサービス、というと名古屋が有名ですね。大阪はどうなのかよくは知らないのですが・・・
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とりあえず、これにちゃんとマスターが入れたコーヒーがついて450円ってびっくり値段ですね。今度オーストラリアの友人と日本で会うことがあったら、絶対モーニングサービスを体験させてあげたい、と思うのでした。
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