2023/04/07 - 2023/04/07
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kirinbxxさん
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泊まった宿のセールスポイントは、「外宮/内宮ともガイド付き」です。内宮参拝は早朝から。日本にせよ、海外にせよ、宗教施設の見学は早朝に限る、と思っているのでこれはとても有り難いことです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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わが家の自宅での起床は5時半、この時期の日本では5時にあたります。当然、5時ごろになれば自然と目覚めてしまうので、早朝参拝はまったく苦になりません。支度をして5時半に宿を出ました。しかし、今日も雨模様・・・・ちょっと残念です。スカッとした青空でお伊勢さん詣でをしたかった・・・
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これはまた風情のある郵便局ですね。五十鈴川郵便局、テレビ東京によるとこれは前回の式年遷宮の時に建てられたらしいです。局の前にある郵便ポストは、1871(明治4)年4月20日に東京・京都・大阪の3都市に設置されたものを模して作成されました。
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猿田彦神社から内宮へのこの石畳の道路が「おはらい町」と呼ばれているんですね。歩行者専用道路ではありません。まぁ、車が通れなければ、多くの飲食店や土産物屋が営業するのは無理でしょう。
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これもまたよい景色の建物です。百五銀行、1872年の国立銀行条例によって作られた、所謂「ナンバー銀行」の生き残り、最後が百五十三なのでかなり後の方ですね。1878年、旧藤堂藩の武士達が創立、この地方の小銀行をどんどん買収、合併してその名を保っています。
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もう商売の用意を始めたお店もあります。
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傘とカメラを持って歩くのは不便です・・・
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灯りがともるこちらは伊勢と言えばここ、というくらいの有名店、赤福本店。小学校の修学旅行で伊勢に来たときは、赤福餅はあらかじめ注文しておき、学校に帰り着いたときに配られました。「これ、お土産言うてええんかなぁ・・」と思ったのはもう何十年も前。
驚きの午前5時開店です。まぁ、閉店も午後5時と早いのですが。しかし、内宮の参拝時間は午後6時、夏場は7時なんですが・・繁忙期はそのあたりまで営業するのかな? -
創業宝永4年・・・1707年。赤穂浪士の討ち入りから5年後、富士山が噴火した年です。そして11年後、おかげ参りが大流行。きっと大儲けしたはずです。
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これが五十鈴川です。
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石畳は濡れるといっそう情緒がでます。
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おお、伊勢うどん!もちろん開いてません。
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こちらは松阪牛!こちらもまだ開いてません。
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朝ご飯も食べてませんし、食べ物屋の看板ばかり見て歩くとお腹が空きます。まぁそうこうするうちに内宮に到着。
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駐車場はさすがに広々としていますが、まだ一台も駐まってはいませんでした。
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わりと寒いので、先に用を足しておきます。トイレは他の駐車場脇にもあります。
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高さ7.4mの堂々たる大鳥居です。この柱は、実は式年遷宮で廃材となった前の正宮殿の棟持ち柱(両脇から建物を支える太い柱)を流用したものだそうです。
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内宮の入り口となる宇治橋、ちゃんと左右に分けてあり、「右側通行」と書いてあります。
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宇治橋の上流にはこのような柱が8本あります。橋を掛け替える際の橋脚かと思いましたが、そうではありません。掛け替えは下流に仮橋を架けて行うタイプの工法で、宇治橋の位置は変えないのです。
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この柱は「木除杭(きよけぐい)」といい、五十鈴川の増水や氾濫の際に、上流から流れてくる流木が橋脚へあたることを防ぎ、橋を守る役目があります。
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現在の宇治橋は、式年遷宮に先駆けて平成21年11月に掛け替えられたものです。
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池垣も砂利道も綺麗に整備されています。
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伊勢神宮の公式サイトなどにも「起源はよく判らない」とありますが、「内宮は右側通行、外宮は左側通行」と言われます。参拝前に清めを行う御手洗場の位置が理由、という説もあります。ともあれ、ちゃんと石を並べたセンターラインまであるので、守って進みましょう。
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これだけの樹木、池垣の手入れ、大変だろうなぁ・・・・と、狭い庭の手入れさえ怠りがちな怠け者は感心してしまいます。
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手水舎はCOVID-19対策で利用できませんでした。
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雨はやんだり降ったり。この先にはトイレはないそうです。もともとの立て札に加えて、雨が降っている時だけ出すらしい白い看板。よっぽど滑りやすいのでしょう。注意してゆっくりと渡ります。
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こちらの鳥居も、宇治橋の外側の鳥居同様、古い正宮の廃材を利用しています。
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ここは御手洗場とよばれ、お清めができます。手水舎は使用中止ですがこちらは自然の川、そんなことはありません。みなさん、ここで手を清めました。
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参道から降りて行ったところにある五十鈴川。元禄5年(1692)徳川綱吉の生母、桂昌院が寄進したといわれる石畳を敷き詰めた御手洗場があります。
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五十鈴川の御手洗場の近くにある瀧祭神です。五十鈴川の守り神として古くから大切に祀られてきたとのこと。
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御垣と御門のみで社殿はなく、石畳に祀られています。
伊勢では毎年8月1日(八朔)に五十鈴川で汲んだ水を瀧祭神にお供えし、家に持ち帰った後、神棚で無病息災を祈る風習があります。 -
雨があがった参道をガイドさんについて進みます。
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受付は午前8時からですが、すでに灯りがともって用意が始まっています。
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伊勢神宮のご祈祷は、大きな団体以外は予約できません。まだマスク着用が必要なんですね。
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ちょっと神楽殿をのぞいてみました。
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いよいよ、正宮へ。正式名称は、皇大神宮といいます。写真撮影は、この石段の手前まで。
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石段を登り、鳥居の前で一礼。通常、一般人は白い布(御幌という名前がついています)の前までしか行けませんが、手順を踏んで初穂料を納めると、額によって定められた場所まで入っていけるそうです。
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そういえば内宮はこのように、ここからは立ち入り禁止、という場所が沢山ありました。
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苔むした趣のある岩です。
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ここから先も入れません。
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御稲御倉という建物です。伊勢神宮には、神嘗祭を中心に年間1500回に及ぶお祭りで供える食品は神宮神田、神宮御園、御塩浜などと呼ばれている「料地」で自給自足しています。その神宮神田で収穫し、三節祭でお供えされる御稲が奉納されるのがここです。
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小さなお社ですが、神明造という様式で、内宮の所管社です。
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外幣殿はかつて天皇以外のものから奉られた幣帛も納めた建物です。内宮は正宮御垣の外にあります。
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神霊の勇猛な側面を荒御霊と尊称しますが、ここは天照大御神の荒御霊を祭っている別宮です。いくつもある別宮の中ではもちろん第一位、殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次いで大きなものです。どうやら、個人的なお願いごとはここでするみたいですね・・・・
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四至神(みやのめぐりのかみ)という、神域の境界を守護している神様を祀るお社だそうですが・・・。
社殿がなく、石段を囲うように注連縄が張られているだけのものでした。 -
落ち葉を掻いている人がいました。動きがとても速くて、いい加減にやっているようにも見えるのですが・・
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あっという間に集め終えて次のポイントへと移動して行かれました。おみごとです。
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五十鈴川砂岩のほとりにやってきました。
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次に訪問した所には、たくさんののぼり・・足神さんとあります。
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またまた、結界がはられた小さなお社です。
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わらじがたくさん奉納されていました。
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宇治神社に祀られている神様は、古事記で天地が初めて開けた時に4番目にお生まれになった神様とのこと。
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蓬莱稲荷神社。おいなりさんらしい赤い鳥居です。
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ではそろそろ宿へ戻るとしましょう。8時を過ぎるとすっかり明るくなり、営業を始めたお店も増えてきました。
なんとスターバックスも伊勢造りです。 -
おかげ横丁名物のひとつ、招き猫。招き猫めぐりをする人達もいるそうです。
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これで伊勢ともお別れです。次回の式年遷宮が終わった頃、また来られるといいなぁ。
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