2022/10/23 - 2022/10/23
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+mo2さん
国立西洋美術館で開催中の「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」に行ってきました。「近代絵画の父」と呼ばれ、4名の芸術家に共通して影響を与えたセザンヌに光をあてた第1章を経て、2章から4章までは、ピカソの画業に着目した空間になっていました。
ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展(1)パブロ・ピカソ https://4travel.jp/travelogue/11789155
続く5章は、クレーの作品展示となっています。クレーの作品は、アーティゾン美術館が2019年に、24点の作品をまとめて収蔵し、特別展示もありましたが、今回は、それを超える彼の画業を包括する34点もの作品が見ることができます。クレーの展覧会といってもいいほどのボリュームでした。
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Ⅴ. クレーの宇宙
パウル・クレーは、1879年12月18日、ドイツ人の音楽教師の父とスイス人のオぺラ歌手て?あった母との間に、スイスの首都ベルン近郊の町ミュンヘンブーフセゼーに生まれます。1900年にミュンヘン美術アカデミーに入学し、フランツ・フォン・シュトゥックの教室に学びます。ミュンヘンを拠点に、分離派展や芸術家ク?ルーフ?「青騎士」の活動に参加し、ヴァシリー・カンディンスキーやフランツ・マルクらと交流します。第一次大戦後は、ヴァイマールの国立造形教育学校バウハウスに招聘され、1921年に正式な教授に就任。造形理論の研究、講義、著述を行ないながら、自らの芸術の革新に努めました。1931年にバウハウスの教職を辞した後は、デュッセルドルフ美術アカデミーの教授に就くも、ナチ党か?独裁色を強める中、1933年にト?イツを離れてベルンに移住。1935年以降は皮膚硬化症と闘いながら、スイス南部の町ロカルノ=ムラルトの療養所で没する1940年まで、旺盛な創作を続けました国立西洋美術館 美術館・博物館
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パウル・クレー 「黄色い家の上に咲く天の花(選ばれた家)」 1917年
空へ向かって歯を広げ、天辺で大らかに花を咲かせる植物は、よく見ると黄色、灰色、緑色をした簡素な家々の屋根から伸びています。無機物である建築がいつしか生命的な植物に変容するというクレーらしい想像力に溢れる作品。 -
パウル・クレー 「青の風景」 1917年
第一次世界大戦期は、クレーは兵役の一方で、ベルリンのヘアヴァルト・ヴァルデン主宰のシュトルム画廊での展覧会への度重なる参加の他、チューリッヒ、ドレスデン、ミュンヘンなど主要都市でもさくひんが紹介されました。 -
パウル・クレー 「運命のファゴット・ソロ」 1918 年
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パウル・クレー「塔の理念」 1918 年
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パウル・クレー 「カモたち」 1919 年
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パウル・クレー 「黒魔術師」 1920 年
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パウル・クレー 「目覚める女性」 1920 年
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パウル・クレー 「イレーネが成長した時のための象形碑文(no.1)」 1920 年
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パウル・クレー 「雄山羊」 1921年
クレーは1921年、ヴァイマルのバウハウスに着任しますが、本作はその時期に制作された作品。 -
パウル・クレー 「暗い扉のある部屋の透視図法」 1921年
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パウル・クレー 「夢の都市」 1921年
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パウル・クレー 「知ること、沈黙すること、やり過ごすこと」 1921年
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パウル・クレー 「薬草を調合する魔女たち」 1922年
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パウル・クレー 「小さな城 黄・赤・茶色」 1922年
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パウル・クレー 「緑の風景」 1922年
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パウル・クレー 「平面の建築」 1923 年
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パウル・クレー 「少女たちの光景」 1923 年
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パウル・クレー 「北の地」 1923 年
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パウル・クレー 「中国の磁器」 1923 年
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パウル・クレー 「朱色のアクセントのある方形の抽象的な色彩調和」 1924 年
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パウル・クレー 「口数の少ない倹約家」 1924 年
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パウル・クレー 「ジンジャー・ブレッドの絵」 1925年
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パウル・クレー 「3掛ける3の十字」 1925年
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パウル・クレー 「朝食時の観察」 1925年
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パウル・クレー 「港の船Ⅱ c 」1925年
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パウル・クレー 「野蛮な―古典的―祝祭的」1926 年
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パウル・クレー 「Gの一角」 1927年
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パウル・クレー 「植物と窓のある静物」 1927年
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パウル・クレー 「ネクロポリス」 1929 年
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パウル・クレー 「封印された女」 1930 年
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パウル・クレー 「モスクの入口」 1931年
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パウル・クレー 「時間」 1933 年
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パウル・クレー 「夜明けの詩」 1938 年
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パウル・クレー 「子どもの遊び」 1939 年
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