2022.3 妹と甥っ子と東京国立博物館へ

2022/03/12 - 2022/03/12

東京国立博物館で3月1日から開催されている、特別展「空也上人と六波羅蜜寺」。「ぴろぴろさん（空也上人立像）が見たい」という妹と仏像大好きな甥っ子ともちゃんを連れて東京国立博物館へ行ってきました。
HPより～
2022年は空也上人没後1050年に当たります。空也上人が十一面観音立像を本尊として京都東山の地に創建した六波羅蜜寺（創建時は西光寺と称した）には、現存最古となる上人の像が伝えられています。念仏を唱え歩いた姿を目の当たりにするような写実的な像は、仏師運慶の息子である康勝がつくりました。同寺は運慶一門にゆかりの深い寺でもあり、運慶作の地蔵菩薩坐像などが残されています。
本展覧会では、東京では半世紀ぶりの公開となる空也上人立像をはじめ、六波羅蜜寺の創建時につくられた四天王立像、定朝作と伝えられる地蔵菩薩立像など、平安から鎌倉時代の彫刻の名品が一堂に集います。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 2.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 新幹線

三島から新幹線で向かう私と大船からJRで来る妹たちと上野で待ち合わせ。
東京国立博物館へ行きます。

三島駅 駅

「空也上人立像」 は、びじゅチューンでベーカリー空也で知っているともちゃん。
妹は十数年前、一緒に行った六波羅蜜寺で、見て以来、勝手に「ぴろぴろさま」（口から何かがぴろぴろ出ているかららしい）と名付け、お気に入りらしい。
2人ともキャーキャー大興奮でみていました。撮影は不可なので展覧会の写真はありません。

東京国立博物館 美術館・博物館

「大日如来坐像」平安時代
総合文化展（常設展）で少し仏像など見ていきます。

埴輪を見つけて大喜びのともちゃん。

開幕直後に見に来た、特別展「ポンペイ」
面白かったと話たら、妹とともちゃんも見たいということで入場します。

会場各所には、4K、8Kといった高精細映像や最新テクノロジーを駆使した、ポンペイを知るための映像上映スポットがあります。こちらでは、79年の噴火の様子がCGで再現されており、ともちゃんも興味深そうに見ていました。

女性犠牲者の石膏像（79年　ポンペイ出土）
噴火の死の灰は町を一気に飲み込み、噴火によって命を落とした人々の姿までをも、そのままの形で封じ込めています。

ポンペイ遺跡の膨大な遺物を収蔵するのがナポリ国立考古学博物館が誇る名品がかつてない規模で出品される展覧会ですが、素晴らしいことに会場内の全作品撮影OKです。

ポリュクレイトス「槍を持つ人」（前1世紀～後1世紀　ポンペイ「サムニウム人のパラエクストラ」出土）部分拡大

ビキニのウェヌス（前1～後1世紀　ポンペイ「ビキニのウェヌスの家」出土）
サンダルをぬぐ女神ウェヌスを表現した大理石像。

マケドニアの王子と哲学者（前60～前40年頃　ボスコレアーレ「アプリウス・ファンニウス・シュニストル荘」出土）部分拡大

ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱（部分拡大）
・・・なんで？

ともちゃんも面白かったらしく、GWに大塚国際美術館へ行ったときに、ポンペイの遺跡を復元した部屋を見た時は「ポンペイだ！！」と大喜びしていました。

有名な「アレクサンドロス大王のモザイク」のうえに立つともちゃん
大塚国際美術館でこちらの陶板画を見たときに「ポンペイ展で見たね」としっかり覚えていました。

踊るファウヌス（前2世紀　ポンペイ「ファウヌスの家」出土）
サテュロスとも同一視された牧神ファウヌスの躍動的なブロンズ像の部分拡大

ネコとカモ（前1世紀　ポンペイ、「ファウヌスの家 」出土）部分拡大
ポンペイ行きたくなってしましました。

ともちゃんも疲れてきたので、東京駅でランチを食べ帰ることに
馳走三昧というランチビュッフェをやっているお店へ

馳走三昧 大丸東京店 グルメ・レストラン

料理は色々ありました

お寿司や中華などもありました

大人は・・・・でしたが、ともちゃん、喜んだのでまぁいいか

妹とともちゃんとは東京駅で別れ、少し時間があったので三菱1号館美術館へ。

東京駅 駅

「上野リチ：ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」2月18日（金）～5月15日（日）開催。初めて聞いたお名前だったのですが、ウィーン生まれの女性デザイナーで、留学中の建築家･上野伊三郎と出会って結婚し来日、第二次世界大戦前は京都とウィーンを往来して活動を続け、戦後は京都で主に教育者として後進の指導にあたっています。世界初の包括的回顧展で楽しめました。

三菱一号館美術館 美術館・博物館

沼津に戻ると河津桜が満開でした。

あゆみ橋 名所・史跡

今年は例年よりやや遅め