22　師走の北海道　ＪＲ北海道６日間周遊パスで釧路・遠軽から紋別までぶらぶら歩き旅ー１１

2022/12/16 - 2022/12/16

昨日の旭川での大雪がまるで嘘のように道東・釧路には雪がありません？…、太平洋沿岸は元々雪が少ないところですがこれほどまでに違うと北海道はデッカイドウ！～と言いたくなりますね（ちょっと古過ぎますが？）。

今日は気温も上がり久々の冬晴れの良い天気に成り最高の列車の旅日和です。
特に車窓が素晴らしい釧網本線の快速に乗車し、丹頂鶴が舞う釧路湿原を抜けて遠く斜里岳から知床連山を望みオホーツク海を間近に観る３時間の旅です。

網走駅では運よくキハ４０形気動車の普通列車に乗車し北見駅で特急・大雪４号に乗り換えて常紋峠を越えて遠軽駅で下車します。
キハ１８３形気動車もこれにて遂に乗り治めと成りました。

函館をスタートしたＪＲ北海道６日間周遊パスも本日、遠軽駅にて終了です。
雪の為に石勝線・根室本線経由の特急・十勝やおおぞらが利用出来なかったことが悔やまれますが…、こればかりはどうしようもありませんでした。

遠軽からはバスで最終目的地のオホーツク海の町・紋別を目指します。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ３３・パワーショットＳ９０

エリア 遠軽・留辺蘂(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

部屋の窓から朝陽に輝く街並みが観えます～、

雪が全くありませんね？…、釧路は雪が少ないと言われますが本当です。
昨日までの日々がまるで嘘のように良いお天気です！。

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ホテルアクシアイン釧路 宿・ホテル

朝食は１階の朝食会場で無料で提供されます～、

メニューはコンチネンタルブレックファーストなのでパン主体です。

おばさんが一人で頑張って補充などの世話をしてくれます。

取り敢えず全メニューを取ってみました～、

トースターで食パンやバケットを焼けば香ばしくいただけ喫茶店のモーニングだと思いえば野菜サラダとゆで玉子でいただけます。
但し、珈琲はどうしてどこもこう不味いのでしょうか疑問です？…。

ホテルの外観ですが意外にも普通で古くは観えないです？、

館内・部屋だけを利用すればザ・昭和の雰囲気がコテコテなんですがね？…。

まぁ寒いですが、思ったほどではなく今日は穏やかな冬日に成りそうですよ？。

１０分ほどで「ＪＲ釧路駅」に着きましたが雪が全くない風景です？、

空が透き通るように晴れたスカイブルーが北国の空そのものです～、そして、和３６年に改築されて以来ずっと見慣れて来た駅舎は道内で唯一現存する民衆駅です。

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釧路駅 駅

駅前広場には様々なオブジェやモニュメントが設置されてます、

丹頂鶴の光る風やＳＬの動輪碑と北・だいちのうねり、そして丹頂のオブジェなどが駅前を飾ります。

１番線ホームから釧網本線「快速しれとこ摩周号」 ８：５７発 網走行に乗車します、
たった一両のキハ５４系気動車ですがヘッドマークも付いて格好良いですすよ！。
ＪＲ北海道６日間周遊パスも本日が最終日の使用に成ります。

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快速しれとこ摩周号 乗り物

遠矢駅を過ぎ右へカーブすれば車窓には釧路湿原が広がります～、

シーズンを迎えれば草薫る湿原の大地が果てしなくどこまでも続きます。
勿論、観光客もドット増えて車内は通勤列車状態に成りますよ？。

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JR釧網本線 乗り物

何も無い湿原の中で時折り見掛ける掘っ建て小屋…、

放置されてるような廃屋を見掛けますが撤去しないのでしょうか？、不自然なようで無い方がいいと思いますが？。

細岡駅を出れば右側には達古武湖が観えて来ました、

キャンプ場が在るので何度か利用しましたが景観は朝夕夜と素晴らしいところですが、蚊や蠅などの虫が異常に多いので子供達がテントからでなくて困りました？。

細岡駅 駅

９：２７に「塘路駅」着ですが下り列車と行違いです、

なんと直ぐ横の農作地に丹頂鶴が数羽ですが遊びに来てました？…、列車の騒音にも慣れているのですね～、意外な光景でした。

塘路駅 駅

釧路川の蛇行と共に釧網線も沿って曲がりくねって走ります、

周辺には多くの沼や湖が多く車窓を楽しませてくれます～、塘路湖・エオルト沼・ポント―・サルルントー・シラルトロ沼などなど。

１０：４３に「緑駅」に着きました、

この駅は峠の分かれ目のような駅で相対式ホーム２面２線で広い構内です。また、旧釧路支庁と旧網走支庁の境界でもあり集落も在る避暑地の様な雰囲気がありますよ。

緑駅 駅

斜里岳を正面に望めば清里も真近です、

人家も増え始めて来ました、昨夜は桂台駅からどっと学生が乗車して車内は立席状態でしたが、知床斜里駅から清里駅の間に全ての学生さんが下車しました。
まさに網走の通学を間地かに観ることが出来ました。

斜里岳を大きくカーブしながら知床半島の付け根の町・斜里です、

世界自然遺産に登録されてからは知床の玄関口として駅舎や町も整備され何かと騒がしく成った様な気がします？。

車窓は一変してオホーツク海を望みます～、

波はありますが穏やかな海が冬の訪れを静かに待っているかのようです。

全面展望が可能な運転席の横で立って観ています～、

真直ぐ延びるレールがどこまでも続いて、並行するようにオホーツク海も続いてます。

今度は逆の全面展望が可能な後部へ来ました～、

真直ぐ延びるレールがどこまでも続いてその向こうには知床連山が続いてます…、つくづく列車の旅は好いなぁ～と思える瞬間の一コマです。

緩いカーブを描きながら国道と平行して走ってます、向こうには湯沸湖が観えてます。

左のバッグが気に成りますが？、乗り込んで来た乗務員さんのもので運転席で休憩してますよ。

北浜駅辺りはオホーツク海が最も近いところです、

だから６月頃から９月頃なら窓を開ければ潮風がいっぱい車内を吹き抜けて気持ちが好いのですが今は止めておきます。

北浜駅 駅

１１：５３「ＪＲ網走駅」に着きました、

３時間の列車の旅でしたが車窓が良いからあっと言う間でした…、昨夜に続いて戻って来ました３番線ホームです。

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網走駅 駅

向いのホームには普通列車が停車中です、

キハ４０系とキハ５４系の混合列車は面白い！、１２：５４発の特急大雪４号に乗る予定でしたが急遽、変更します。

車両中間位置には「遠軽ー網走」のサボがありました、

キハ４０ １７１６と４０系気動車の証もありました。

２番線ホームから「石北本線」普通列車 １１：５８発 遠軽行に乗り換えます、

勿論、乗る車両はキハ４０系気動車に決まってますよ！、出来る限り今の間に乗っておかないといずれは消えてゆく運命ですからね。

JR石北本線 乗り物

右側の窓から川が観えて来れば網走川です、

国道３９号線と並んで呼人辺りまで暫く仲良く共に走ります。

暫くすると視界が開けたら網走湖が観えます、

湖面は既に凍っていますが晴天で空が青い！～。

木立を抜ければそろそろ呼人・女満別と近い～、

湖岸に沿ってカーブを繰り返しながら軽快なエンジン音が響きます。

山間の一軒の農家がる風景を見つけました…、

冬を越して春が訪れば辺り一面が緑一色の大地に変わるんでしょうね～。

緋牛内を過ぎれば北見盆地にさしかかると空が急に広がります、

果てしない大空と　広い大地のその中で♪～と千春氏の歌を思わず口ずさんでしまいますね…、いつの日か幸せを　自分の腕でつかむよう♪その通りです。

１３：０７「ＪＲ北見駅」に着きました、

ここで一旦駅前に出てみます、気温も上がって暖かく道内とは思えないほどです？。
昭和５８年に改築されて以来の駅舎も古びて来ましたが駅前は都会的な景観で溢れていますね。

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北見駅 駅

構内は同じくクリスマスツリーは飾られてます、

そして、石北本線９０周年記念のペナントもありました。昔は待合室にキオスクや立ち食いそば屋も在ったのですが現在はベンチだけがもの哀しく在りました。

改札が始ったのでホームへ入ります、

昔ながらの長いホームが続いてますが、今では時の遺産に成ってしまいました。

往時は地北線の分岐駅でありその後のふるさと銀河線でした。

１番線ホームから「特急大雪４号」１３：２５発 旭川行に乗車します、

キハ１８３系気動車に乗るのもこれが本当に最後に成ってしまいました…、それでは難所と呼ばれる常紋トンネルに向けて頑張って走りましょう！。

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特急オホーツク 特急大雪 乗り物

１４：２０に「ＪＲ遠軽駅」につきました、

ここで”ＪＲ北海道６日間周遊パス”は終了、６日間どうも有難うございました！。
では、特急大雪４号をお見送りしてから改札口を出ることにします。

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遠軽駅 駅

構内には観たことのあるカーリングの選手達です、

オホーツクールＮＯＷ！というチーム名ですか？、では無くてロコ・ソラーレでしたね。
北見エリアはどこに行ってもカーリングで盛り上がってます。

駅前から駅舎を眺めたところです～、

道路よりも高い位置に建つ駅で昭和７年築で、三角ファサードが懐かしい雰囲気を与えます。
昔は名寄本線の終着駅でしたが現在は全ての列車がスイッチバックします。

駅前から真直ぐ延びる駅前通はどこまでも続いてますね～、

街が縦通りと横通りの十字なのはシンプルで判り易く十字街と呼ばれるのも道内では一般的で多いです。

国道２４２号線沿いに「遠軽バスターミナル」に立ち寄って行きます、

この後は紋別まで行くのでバスの時間を調べておきましょう！、２時間に１本ぐらいは有ると思うのですが？…。

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北海道北見バス 遠軽ターミナル 乗り物

向い側に建つ「コープさっぽろプラザ店」で買い物します、

美味しいパンが食べたくてコープベーカリーでしっかりと買っていきます、地域応援クーポンが毎日期限切れに成るので勿体ないですから。

大通南１丁目交差点から道道２４４号線を観たところです～、

方向的にはサロマ湖・芭露から湧別や常呂への抜け道です。

随分と寂しく成った商店街です…。

３００ｍほどで「ＣＩＴＹ遠軽店」にも立ち寄って行きます、

大型店のようで食品売り場も広くて見易く買い易いです、明らかにコープとは違った品揃えで特売などもあって価格もメリハリがついてお得感があります。
買物客もそれなりに多くて活気がありますよ！。

駅前通は愛称・連帯通りと看板が上がってました、

と言うことはこの先に陸上自衛隊・遠軽駐屯地が在るようですね、道内には自衛隊の町が他県よりも圧倒的に多いのは広い土地が確保出来るからでしょうね。

大通南１丁目交差点まで戻って来ました、

正面には遠軽駅が構えて観えますね！、しかし、両側の商店街はどこへ行ってしまったのでしょうか？…、人までも見掛けません…。

「遠軽バスターミナル」に戻って来ました３時半頃でしょうか？、

小腹も空いたのでベンチに掛けておやつタイムとしましょう！～、コンビニも無かったので自販機の缶コーヒーで我慢です。

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北海道北見バス 遠軽ターミナル 乗り物

コープさっぽろのベーカリーで美味しそうだったので買ってしまいました。

”たっぷりクリームの北海道シュークリーム”って名前からして誘惑されますよね？。

大きさも握り拳ほどでデカイ！、お味は名前通りで美味しいです！…。

１番ホームから　１５：４０発　紋別行に乗車します、

北紋バスだと思ったら北見バスが運行してるんですね？…、では、湧別を経由して１時間半掛けてオホーツク海の町・紋別を目指します。
因みに運賃は￥１３３０とびっくり価格です？…。

北海道北見バス 乗り物

「紋別バスターミナル」に１７：１５頃に着きました、

旧名寄駅近くに出来た”オホーツク交流センター”内に付随してましたが一面雪です…、たった５０ｋｍしか離れてないのにこれほど天候が違うとは？。

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紋別バスターミナル 乗り物

今夜の宿は直ぐ側に建つ「ホテルオホーツクパレス紋別」です、

市内一の高層ビルでどこからも観えるランドマーク的な存在で、外観からしてシテイホテルの雰囲気がしますよ。

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ホテルオホーツクパレス紋別 宿・ホテル

ロビーの一部は吹抜けで温かいデザインの落ち着いた雰囲気です、

師走を飾るクリスマスツリーも勿論演出されてます、フロントの応対も丁寧できちんとしたホテルに相応しいものでした。

リクエスト通りの最上階、禁煙・シングルルームです、

レイアウトも至ってシンプルな感じでそれなりに年季は入ってますが特に問題も無い様です。
冷が温かいだけでも幸せな気分に成れますね…。

ベッドはシングルサイズで今風ではありません、

昨今の新しいホテルや大手チェーン展開ホテルなどは１４０ｃｍのセミダブルをシングルとして使用していますからね。
但し、ベッドの高さが異常に低いのとスプリングが緩いのが難点です…。

デスク周りは一般的なサイズと備品などが配されてます、

液晶ＴＶが小さいのと、加湿空気清浄器が無いのはこの季節として欠点ですね？…。

また、照明が暗いので仕事には不向きかも知れません。

トイレ＆バスルームはユニットタイプですが年季が入ってます、

段差が低く成ってる逆タイプで要注意かも？…、アメニティーやシャンプー類は意外にも安っぽいものでちょっと残念です。

予約の際に眺望選べずプランでしたがオホーツクビューです、

窓からは紋別の街灯りがポツンと観えて随分と暗いです？…、夜だから仕方がありません。
明日の朝に期待をしましょう！。

まだ夕方だと言うのに周辺には誰一人としていませんね？…、

まるで深夜の時間帯のようですが、広場のイルミネーションが師走を物語るようです。

では、セイコーマートへ買い物序に夜の街をぶらぶら歩きましょう！～、

紋別の飲屋街と言えば本町・幸町界隈ですが「はまなす通り一番街」とネオンゲートがピンクぽっい？～。

＊クチコミ新規登録は飲み屋街なので却下でした…

メイン通りですが思ったよりも暗めですよ？…、

店舗の灯りが点いてないのはコロナ禍の影響なのか、単なる寂れてしまったからなのかは判断がつきませんね？…。

路地を入れば風情ある景色が残ってました…、

週末の花の金曜日ですが客の気配を感じないのはどうしてでしょうか？。

はまなす通り２番街のゲートが妖艶過ぎます…、

おやおやタクシーが通りに入って来るのは客を運んできたからでしょうか？、６時半頃ですからね。

こちらの路地には全く灯りが点いてません？…、

それとも８時頃からの営業なのでしょうか、スナック・ラウンジなら遅めですからね。

雑居ビルは楽天地とありますが２階廊下に灯りが点いてます…、

が店舗の看板には灯りが全く点いてないのは何故？…、まだ時間が早過ぎたのかそれとも定休日なのか？…。

通りの街灯だけが明るく照らしてます…、

人通りも無く夜の静寂だけが時を告げているようですが？…。

はまなす通り３番街野ゲートまで来ました、

どうやらこの辺りで店が終わりのようですね？…、昭和の頃は眩しいほどの灯りと客が通りまで溢れるほど活気があって、酔っ払い同士の喧嘩も多くてよく絡まれましたね？。

ぐるっと回ってホテル前まで戻って来ました、

平成までは毎夏家族でキャンプに訪れていたのでこれほどまでに寂れていなかったのですが？、街中の空洞化が増々進んでいるようですね。

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ホテルオホーツクパレス紋別 宿・ホテル

夕食は遠軽で買ったものとセイコーマートで買ったものです、

コープさっぽろのベーカリーのパンとホッケフライ、セイコーマートのペペロンチーノとグラタンにポテトサラダでちょっと食べ過ぎかも？…。
全て地域応援クーポンで購入しました。

この後は、オホーツク海と流氷の町・哀愁の紋別市街をぶらぶら歩き旅ー１２へ続きます。