20 北海道・初夏薫る帯広　トテッポ通り・緑ヶ丘公園からやよい乃湯ぶらぶら歩き旅ー５

2020/06/09 - 2020/06/09

帯広３日目は初夏を感じさせる実に爽やかな日～、街を散策するには最高の一日に成りそうです！。

帯広駅南口から公園大通りを、トテッポ通り沿いにぶらぶら歩いて行きます～。
北口方面はショッピングやグルメにバスターミナルが在る街の繁華街といったメイン界隈ですが、南口方面は駅前の長崎屋を除けば普通の住宅地が広がるエリアです。
ゆえに確たる観光名所は少ないのですが、緑の散策には最高のトテッポ通りや広大な敷地を持つ緑ヶ丘公園を有する市民の憩いの場とも言えるエリアです。

緑ヶ丘公園内にはサッカーグランドのような芝生の広場や野外ステージにパークゴルフ場・児童遊園、そして博物館や美術館に動物園・野草園など充実した公園には羨ましい限りです～。

午後からは市内の日帰り温泉”やよい乃湯”でほっこり・湯ったりと夕方まで天然温泉の湯に浸かって来ます～、市内の銭湯や日帰り施設はどれも天然温泉ばかりで泉質も良いので温泉好きには堪らないです！。

夜は旧歓楽街の名門通り界隈をぶらついて、夕食をいただいて来ます～。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＺ１・ＩＸＹ２００Ｆ

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

６/９（火）　今朝も好いお天気で、最高気温２９℃と夏日の予想です～、

大陸性の気候は湿度が少ないので意外と爽やか～、初夏の薫りが実感できる帯広です。

ホテルパコ帯広駅前 宿・ホテル

駅から１０分足らずで「トテッポ通り」の入口に来ました、

ここから１８７０ｍは緑地として整備された旧十勝鉄道跡地なので、十勝の鉄道・ポッポ屋だからトテッポの愛称なんです？、なるほど！。

＊詳細はクチコミでお願いします

トテッポ通り 名所・史跡

五つの小径に分かれているようで、ここからは「出会いの小径」、

いったいどのような出会いがあるのか楽しみです？…、心躍るワクワク感！。

実にお洒落で美しいエントランスを持ったお店ですね！～、
と思ったら、ここが「十勝トテッポ工房」ですか？、十勝産の素材に拘ったお菓子とチーズの専門店で人気上昇中の店です。

＊詳細はクチコミでお願いします

十勝トテッポ工房 グルメ・レストラン

街中にこのような遊歩道が在るとは素晴らしいですね！～、

爽やかな風光る中を鳥の鳴き声と共に散歩が出来るなんて心地良いです…。

通り沿いにシックで洒落た雰囲気は「北海道ホテル」～、創業１２０年以上もの歴史を持つ道内でも屈指の老舗ホテルです、

モール泉も良いのですが、やぱっり食事が美味しいホテルとして好きですね！、ガーデンカフェからの眺めは特別ですよ！。

森のスパリゾート 北海道ホテル 宿・ホテル

西南通りを越えると「思い出の小径」だそうです～、

これはまさにトテッポです！～、旧十勝鉄道の蒸気機関車と客車が保存展示されてます、しかも屋根付きなのは市民から大切にされている証しです。

旧十勝鉄４号道蒸気機関車＋コハ２３号客車は今にも動きそう！～、遊園地のＳＬサイズみたいです？。

共に大正時代に製造された北海道製糖(株)の専用鉄道として開業した殖民軌道です。
当時の開拓民には無くてはならない生命線だったことが伺えます。

緑あふれる静かな本当に心地いい小径です～、

更に、せせらぎの小径・ささやきの小径・いこいの小径と続くようで南３１丁目で終わりです。
左手には旧マイカル帯広店が在りました、懐かしいです。

明星通りから「緑が丘公園」に来ました～、

キャンプ以来なので１５年ぶりぐらいでしょうか？…、とても懐かしい気がして、当時のことが蘇ってきそうです？。

＊位置情報がずれています　詳細はクチコミでお願いします

緑ヶ丘公園 グリーンパーク(400mベンチ) 公園・植物園

見て下さい！、この広い広場…、どこまでも芝生が広がっています～、

総面積が５０haもある広大な敷地の公園で、このグリーパークだけでも１/６は有りそうです？…、まさにでっかいどう！ほっかいどう！です。

この木のベンチはずーーーーーーーーーーっと向こうまで続いてます！、

その長さ”４００ｍベンチ”として昭和５６年、且つてはギネスブックに掲載されました～、でも、所々傷んできてますね？。

緑ヶ丘公園の名前の由来なんですが？～、地名でも通り名でもなく、緑が多いからでもないんです…、
まさに公園開設に弄走した当時の帯広町会議員で北海館（北海道ホテルの前身）経営者でもあった小泉碧氏の名にちなんで付けられたそうです。

園内へ入って行く”まっすぐな径”と呼ばれてる通り～、

赤い看板はウォーキングコース・スタートで、青い看板はとジョギングコース・スタート＆ゴール１２６０ｍと標されてます。

直ぐ右側に建つ石碑は「十勝監獄跡」、北海道集治監・分監のことです、

１００年以上も前、この辺り一帯は十勝監獄が在り、多くの囚人が労役として十勝・帯広の基盤整備に携わっており、当時の開拓には欠かせなかったものと考えられます。

その前に建つのは「十勝監獄石油庫」、明治２８年設置の北海道集治監・十勝監獄の灯火用保管庫です。
帯広産の煉瓦で明治３３年築で、市内で現存する最古の建物と言われてます。

＊位置情報がずれていますご注意を！

緑ヶ丘公園 グリーンパーク(400mベンチ) 公園・植物園

ここからは白樺の木立ちが美しく北海道らしい雰囲気です～、

観るからに心軽やかにテンションもアップしますね！～、実に好い環境です。

白樺並木が在るとほっとします…、

ずっしりとした大木は数十年もこの地で育まれて来たのでしょう～。

歩きながら両手を広げて思い切り深呼吸をしましょう！～、

爽やかや空気を体いっぱいに入れ込むと自然の恵みでパワーアップ！、心もリフレッシュします！。

園内の中程に池が在ります…、十勝池という名があるそうです～、

当時囚人たちによって手掘りされたもので、外郭は十勝を表し、池内の小島は帯広市を模したようです…、歴史を感じます。

帯広池の周辺には季節の花々が植えられています～、
道内では春と初夏が同時に来るので本州とは違ったお花見や雰囲気が味わえます、

花菖蒲やツツジに囲まれた十勝池のシンボルは噴水です。

池のほとりに「報徳庭」と刻まれた石碑が在ります、どうやら日本庭園のようですね～、

それにしても柵がない開放的な日本庭園のようです？…。

普通ツツジと言えば赤系統なんですが黄色なんですね？…、鮮やかです！、

その奥には茅葺の門は出入口なのでしょうか？、出来れば東屋も一緒に欲しいところですが。

小さいながらも岩を組んだ滝があり、小石で固めた小川が流れ、石橋も渡されてます～、
その周辺には石燈篭が配置され日本庭園の雰囲気を出してますが、ちょっと違和感を持ってしまうのは本州人だからでしょうか？…。

過去に都合が合わなくて来れなかった「帯広百年記念館」、今回は楽しみにして来ました～、
依田勉三卒いる晩成社一行が帯広に入植してから１００年目にあたる昭和５７年に開館したから百年記念館だそうです。

＊詳細はクチコミでお願いします

帯広百年記念館 美術館・博物館

吹き抜けのロビーは開放的で明るいです～、

館内には有料の帯広百年記念館と、アイヌ民族文化情報センターや埋蔵文化財センター・創造活動センターなども入ってるようです。
では、受付で入館料￥３８０を支払って見学します。

入って直ぐはイントロダクション～「マンモスがいたころ」、

十勝平野の基盤が出来た原始の頃は人類がマンモスを追っていたそうです…、その様子をジオラマで表現してますが、マンモスのレプリカは国内では貴重だそうです。

「開拓の夜明けと発展」は、何と言いても依田勉三卒いる晩成社一行がこの帯広に入植したことから始まります～、

その貴重な資料が展示されています、これは必見の価値あり！。

当寺の開拓・開墾の苦労が伺えます～、

その日用品・用具なども展示されてました。

「十勝の自然」は大パノラマ的なジオラマで森が作られ、その中に野生動物達の剥製が自然に展示されています～、
ヒグマやエゾ鹿は勿論ですが、熊笹の陰にこっそりとエゾリスがいました…、可愛くて北海道の野生動物で一番好きです。

「先住の人々・アイヌ文化」は、道内では必ず先住民族として紹介されるアイヌの人々の暮らしです～、

この帆掛け船もアイヌ伝統の織物で帆が造られています、今夏は白老町のウポポイがオープンされるので楽しみにしています。

「十勝の暮らし」は、実際に使用された生活用具などを展示したコーナー、

特に厳しい冬には無くてはならないストーブは驚きで、簡便な物で暖をとっていたんだとつくづく感じ入りました？…。

昭和の時代を伝えるものや帯広の街の移り変りが展示されてます。

特にスクターは懐かしい！、子供のヒーローだった少年ジェットが乗ってました。

「十勝農業王国の発展」は、開拓時代の人力から馬力・畜力での大地で生きる、

近代に入っては動力・エンジンを使った大規模機械化農業への変遷を農機具などで紹介されてます。

管内のアイヌ民族文化情報センター「リウカ」も立ち寄ってみます～、

正面にはチヂリが展示されています、チヂリとは木綿布に直接刺繍を施したものでアイヌの伝統手工芸でもあります。

白樺の木立に陽が射すと本当にコントラストが綺麗です、

とても爽やかな気持ちに成るのは不思議です？、白樺の木の魅力でしょうか…。

では、駅前まで戻ります。

駅前バスーターミナル内の十勝バス案内所へ伺いました、
”日帰り路線バスパック”の「おびひろ遊湯バスパック」￥６００を購入する為に～、
これは市内の日帰り温泉施設＋往復の乗車券が付いたお得なもので、近場で温泉を楽しむにはお薦めです。

＊詳細はクチコミでお願いします

十勝バス (定期観光バス 路線バス) 乗り物

西１８条２バス停がら近い「ますやパン・ボヌール店」でランチします、

工場横なので焼立てがいただける店として人気が高い～、店内へ入ると香ばしいパンの好い香りが堪らないですね！、

＊詳細はクチコミでお願いします

ますやパン ボヌール店 グルメ・レストラン

どれにするか見るだけで迷ってしまいます？…、

コッペパンにバタークリームを挟んだ昔ながらクリームサンドは懐かしい！、あの甘さがシンプルに堪らないので、１個お買い上げ！。

メロンパンは好きでは無いのですが、鉄板に焼かれたまま置かれるとクッキー生地の香りが引き立ったままです…、

つい負けてしまい…、１個お買い上げ！。

チーズが香ばしく溶けて堪らない！～、我慢出来ずに１個お買い上げ！、

で会計の際にサービスの珈琲を頂きましたが、店内では飲食が出来ないと言われたので仕方なく、入口横のベンチでいただくことにしました～、懐かしい味です。

遊遊バスッパクの日帰り温泉施設の「やよい乃湯」に来ました。

帯広市内の銭湯（公衆浴場）は大人￥４５０で、日帰り温泉施設も￥４５０と統一されてるようです？。

＊位置情報が間違っていますご注意下さい！　詳細はクチコミでお願いします

天然温泉 やよい乃湯 温泉

フロントと休憩室です～、入浴のシステムは一般的で変わりません、

タオルや石鹸・シャンプーは当然ながら持ち込みで、１００％地元客ですが、コロナウイルスの影響で空いてました…、

こちらは食事も出来る休憩室でTVや漫画本などもありました…、

おびひろ遊遊バスパックなら￥２９０もお得なので、使わない手はないですね！、では、夕方までゆっくりと湯を楽しんで来ます～。

今夜の宿はＪＲ帯広駅横の「コンフォートホテル帯広」、シャープな外観が印象的で目を引きます～、
バスターミナルからは本当に近い！、セイコマートに寄って行きます。

＊詳細はクチコミでお願いします

コンフォートホテル帯広 宿・ホテル

コンフォートホテルは全国展開チェーンなのでシステムや館内はほぼ同じ～、

５年ほど前に利用しただけなので今回は久々ですが、宿泊に特化したシンプルなビジネスホテルです。

チェックインはスムーズで支払いをして鍵を貰って終わりです…、

フロント横が朝食用のレストランで、それ以外はフリースペースと成ってました。

ＷＥＬＣＯＭＥ珈琲がいただけました～。

全館禁煙～、ツインルームにアップグレードしてくれました、

シングルよりは広いですが、ベッドが広くてやや硬めで熟睡が出来そうです。

デスク周りは至ってシンプルで使い勝手も好いです～、

仕事でも観光でも対応出来るように配置されて余裕のスペースが確保されてました。

バス＆トイレはユニットタイプですが広いので圧迫感はありません～、

ただ残念なのは、シャンプー＆リンスで安ものを使ってること？…、せめてコンデイショニングやアメニテイーは置いてほしいですね？…。

部屋は広いですが窓が意外にコンパクト過ぎるのが惜しい？…、だから部屋が明るくないのです？…、

眺望ですが～、ＪＲ帯広駅方面が見渡せます。

更に正面はバスターミナルやセイコーマートが観えます…、

ちょっとお菓子タイムをして休憩します…、その後、夜の旧歓楽街にぶらぶら散策に行こうと思います。

西１条通りでとにかく目立ちたい！と主張するド派手な電飾の居酒屋・魚の一心？…、帯広で居酒屋は魚系では無く肉系なんですがね～。

直ぐ隣が若とりの鳥せい、地元では人気のある鳥料理で庶民的です。

魚の一心 グルメ・レストラン

その並びに観光ガイドブックにも紹介された「いきぬき通り北の屋台」、平成１３年にオープンした屋台を集合させた十勝型オリジナル屋台といってますね～、

ようするに観光客やインバウンド狙いの飲食施設ですね。

北の屋台 名所・史跡

その向かい側にも新しいのが出来てます？…、「十勝乃長屋」と看板が上がってますが？、

これも観光客・インバウンド狙いなんでしょう？…、風情なるものを感じませんから！。

＊位置情報がずれてますご注意を！

十勝乃長屋 グルメ・レストラン

やはり昔ながらの名門通り沿いの旧歓楽街、飲屋街にやって来ました～、

昼間とは違って灯りが点くと化粧したかのように本領を発揮します。

「八丁堀」を覗いてみると何とも言えない哀愁を掻き立てる風情です…、

昭和のわび・さびなのでしょうか？…。

通り沿いにイルミネーションが哀しいほど安っぽく映ってしまいます？…、

このセンスの無さが逆に似合っているから溶け込むのでしょう～。

「新世界小路」は他とは違った独特のうらぶれた侘しさを感じます？…、

逆にこの雰囲気が妖艶に感じさせるのかも知れません？～。

暗闇に照らし出される品の無い黄色い看板が似合います？…、

客引きも無く…、店から漏れる演歌も無く…、静かな佇まいが好い～。

やはりリニューアルされているので妖しさが消えてしまいました？…、

変に造り直すとこのような結果に成る悪い見本ですね？…。

レトロに造り過ぎた感はありますが、ネオンに照らされると映えますね？…、

これがもし本物なら、自然に醸しだす風合いと呼ばれて良いスポットに成るのでしょうけど？…。

クラブ・ラウンジ・パブが犇めく雑居ビルの１０丁目界隈とは違い静かなもんですね～、
昭和の雰囲気が残るのも遺構のひとつかも知れません、けして消えさせてはいけない様な気がします。

この雰囲気なら映画のセットとして利用出来そうですね？…、

健さんがチンピラに絡まれて殴れれて～、日陰者はただ我慢するだけ…、
しかし、堪忍袋の緒が切れて遂に手を出してしまい死なせてしまった…、なんてよくあるシーンです。

大通りからいなり小路を観たところ～、

レトロ感を醸し出す雰囲気はあるのですが、なんか出来過ぎた不自然さが目立ちます？…。
でも、これからも生残って欲しい光景です。

広小路アーケードを越した名門通りを南下します～、

店頭に置かれているトラクターがオブジェとして目を引くのは「十勝農園」はダイニングレストランで、お洒落ですが観光客相手のツーリストプライスです。

過去に一度だけ来たことが有りますが、見合ってないので止めました…。

十勝農園 グルメ・レストラン

通りの向かいには帯広では珍しい韓国料理店を上げる看板です…、あんじゅとはハングルで酒の肴・おつまみとかですね？、

それなりに老舗らしい雰囲気が漂いますが、インバウンドで韓国の方々が少ないと経営も大変でしょうね？～。

で最後の夕食はド派手な居酒屋「魚の一心」で魚をいただきます～、

店頭のメニューボードにお刺身８点盛￥５００！が目に付いたので、なら試してやろうではないかと決めました…、で肝心の料理は如何に？…、

＊詳細はクチコミでお願いします

魚の一心 グルメ・レストラン

交差点から平和園の灯りが観えます…、

明るすぎず、暗すぎる…、好い塩梅に控えるところが昭和なのかも知れません。

酔いも回ってるので部屋に戻ります～。