21 北海道・陽春遠き釧路　漁港から発祥の地・元町界隈をぶらぶら歩き旅ー２

2021/04/09 - 2021/04/09

今日は昨年、行けなかった市内のところをぶらぶら歩いてみます～、

釧路漁港界隈の「釧路市水産資料展示室」、愛称はマリン・トポスくしろで予約が必要な為、水産課のご厚意で午前１０時からの予約をしました。

そこから市街地へ向かい～、釧路中央図書館の文学館に立ち寄り「映画に成った小説たち」の企画展を見学しました。
昨年封切りされた映画”ホテルローヤル”は釧路を舞台にしたもので是非観てみたいですね～。

幣舞橋周辺から釧路市生涯学習センター展望台からの眺望を観て、今一押しの”くしろ元町界隈”をぶらぶら一回って来ました。
要は米町公園周辺も含めてくしろ元町と呼ぶそうです。

その釧路発祥の地のメイン通りである南大通で見つけた昭和の遺構は鉃北センターにも負けず劣らずの哀愁を感じる雰囲気でした。

とにかく市内の西から南へ東へと一日よく歩いたので、早めのチェックインでホテル自慢の天然温泉パコ二湯で体をゆっくりと癒します～、だからこれで本日は終了です。

撮影使用カメラ　オリンパスＳＺ－１１・ルミックスＦＨ３７

エリア 釧路(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

４/９（金）　カーテンを開ければ今朝は好い天気です～、

齢を取るとどうも朝早く目が覚めていけません…、もっと寝たいのに寝れないんです？…、困ったもんです。

駅前ホテル　パルーデ釧路 宿・ホテル

釧路駅も気持ち良さそうな朝です！、

まさに北海道スカイブルーで、”北国の青い空♪”を口ずさみたく成りますが、奥村チヨ＆ベンチャーズのヒット曲ですが知ってます？…。

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釧路駅 駅

駅からぶらぶら歩いて１５分ぐらいで釧路港近くの海運通りです～、

マルハニチロ・釧路工場の前ではカモメ達がモーニングを待ってます。

そして、「副港緑地」までやって来ました、

後ろに観えるマリン・ポトスくしろの展示室見学が目的です、どうやらカモメもウエルカムのようです！。

時間まで少しあるので「釧路魚港」をぶらぶらしていきましょう！～、

岸壁には漁船が数隻、横付けされてますが、漁師さん達がいますね。

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釧路漁港 名所・史跡

大きな網を広げて準備をしているのでしょうか？…、

網からして底引き網なんでしょうか？、それとも巻き網でしょうか？。

漁港の遥か向こうには残雪の阿寒岳連峰が望めます…、

天気が好いとこれだけはっきりと観えるんですね！。

暫し休息の底引き漁船でしょうか？…、

第１０１明星丸は沖合底引き網漁業船とありました、１６０ｔとは大型です。

海を見つめながら人生でも語っているんでしょうか？…、

一匹狼ではなく一匹カモメのお兄さん…、人に慣れてますね。

こちらの岸壁は釧路市の魚揚場に成ってますね～、

２隻の漁船が横付けされてますが、ライトが点いてるんで荷揚げ中なのでしょうか？…。

マリン・トポスくしろは愛称で「くしろ水産センター」が名称です。

釧路市水産課が管理する水産業についての知識の普及と認識を深めると共に振興に資する施設です。簡単に言えば水産業のＰＲです。

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マリン トポスくし 美術館・博物館

３階に在る「釧路市水産資料展示室」が目的です、

今回は予め予約をしてからの見学に成ります～、特別ではないのですが貸し切り見学で入館は無料です。

既に担当の方が２名来られて準備をして頂いてました、

受付で記帳をして見学スタートです～、ちょっと興奮気味です！。

館内では釧路の漁業や水産に関する様々な事をコーナーごとに展示、

写真やパネル、ジオラマに実際に使われていた装置・器具などを用いて判り易く学習出来るよう展示され、映像や体験も出来利用に成ってました。

気に成ったのがこの三角の明治屋のような旗？…、ミツウロコ魚市場と紅い旗は釧路市漁業協同組合だそうです、
共に釧路の基幹産業といえる水産業を担ってきた企業・団体だったんですね。

今回は来た甲斐がありました、水産課のご担当者に感謝します！。

１階に在る「くしろ港町 釧ちゃん食堂」は魚が旨い人気店です、

水産加工の釧之介が経営する海産物が得意な庶民的な食堂です、が価格は庶民的ではありません？…。

くしろ港町 釧ちゃん食堂 グルメ・レストラン

通り沿いに在る「お弁当のヤムヤム海運店」、地元では超人気のお弁当屋です、

特に学生や若い方から絶大な支持がある”ザンギ弁当”は旨いがボリュームも凄いです！。

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通りの序に「釧路和商市場」に寄って行きましょう！～、

場内は相変わらず観光客目当ての品々と価格なので面白くないのでスルーします。

釧路和商市場 グルメ・レストラン

その向かいに在る庶民の市場は「くしろ丹頂市場」です～、

店舗も減少して、内容も和商市場と変わりないのでやはりスルーします。

くしろ丹頂市場 市場・商店街

街中のオアシス「幸町公園」です、

昨年来た時は子供達が遊んでいたのですが、寒いのか誰もいませんでした。

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幸町公園 公園・植物園

北大通沿いに一際目立つシャープな外観の「釧路市中央図書館」です、

敢えて街中に図書館という発想は利便性の立場に考えれば至極当然だと思います。

６階に在る「釧路文学館」に寄って行きます、

”映画に成った小説たち”の企画展が催されているので見ていきます、面白くて良かったですよ！。（但し、撮影は著作権の都合で禁止でした）。

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お昼は何を食べようかと思案して思い出したのが「かめや食堂」、

まだやっているんだろうか？…と心配に成りましたが暖簾がでてました、相変わらずの古めかしい外観が目印です？。

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かめや食堂 グルメ・レストラン

店内も昭和の時代が止まってます、で親父がひとりでやってます～、

カレーライスが無いのでカツ丼にしました、カツを丼露で煮込まないセパレートタイプで卵がふわふわ～、ですが味は昔しながらの旨さです！。

釧路川の畔・ぬさまい広場に出来た「ＣｏｏｌＫＵＳＨＩＲＯ」です、

昨年12月２５日に完成したモニュメントで、昨今どこにでも出来たアルファベッドの地名で、インスタ映えする撮影スポットを目論んでるのでしょうか？…。

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cool KUSHIRO 名所・史跡

その前に在るモニュメントは歌碑「釧路の夜♪」です、

ご存じ知美川憲一さんのヒット曲・釧路の夜が流れます♪～、女心も知らないで　貴方がにくい　貴方がにくい、懐かしくて聞き入れてしまいます。

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幣舞ロータリーから幣舞公園への「出世坂」です～、

ここでＦＭくしろの昼畑任三郎さんの生放送番組に遭遇？…、お昼に何を食べましたか？のクイズインタビューに出演してお礼に食事券を頂きました。

坂を登り切ったところに建つガラス張りの外観が目を引く「釧路市生涯学習センターまなぼっと幣舞」です、

市民の様々な学習文化活動と生涯学習の場として利用と、人と人とのふれあいを育むコミュニケーションの場として開館した施設とありました。

２階正面入口脇に”帆船・日本丸の模型”が目に付きます、

個人の寄贈でしょうか？、実に細部に至るまでよく出来てますね！～、まさしく趣味を活かした創作活動です。

ホールの頭上は　階まで吹き抜けに成っています！～、

１階市民展示ホールでは地元の小泉恒男氏の写真展が催されてたのでちょっと拝見して来ました。
アマチュアとありましたが、垣根無く良い写真は単純に素晴らしいのです。

１０階に在る「展望台」からの眺望です～、

正面からは釧路川とフッシャーマンズワーフ、全日空ホテルやプリンスホテルなどが観えます。

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釧路市生涯学習センター展望台 名所・史跡

左手は釧路港は広がっています～、入舟・大町辺りでしょうか？、

一番のポイントは太平洋に沈む夕日のスポットとして人気に成っています。

次回はここから夕陽を観てみたいですね！。

左手には釧路川沿いから久寿里橋に旭橋に、ＪＲ線が観えます～、

その向こうは釧路町、更には釧路湿原が広がっています。

波止場通から弥生米町通に来ました、

この坂道は地元では「ジブリ坂」と呼ばれているようで、映画の世界感があるようですよ？…。

赤い屋根の家・木々の碧・遥か向こうの海の蒼さ～、

そのコントラストや坂道からジブリ作品を感じるんでしょう…、素敵な光景です。

寺街通から観光スポットの中心「米町公園」にやって来ました、

灯台の形をした展望台や様々な石碑が立つくしろ元町散策の出発点です、１番・たくぼく循環線のバス乗り場も在ります。

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米町公園 公園・植物園

直ぐ近くの「佐野碑園」は釧路発祥の地とされてます～、元和９年に松前藩とアイヌ人との間で物々交換が行われた”クスリ商場”として幕府直轄と改められ、商人・佐野孫右衛門が運営を任され請負人として交易・漁業・交通の中心地となる釧路の礎に成って発展していくわけですね。

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佐野碑園 公園・植物園

南大通までお降りて来ました、

通りの角に建つ３階建ての洒落た窓を持つ商店は元スポーツ用品店ですが、それ以前は飲食店でしょうか？…。

１本裏通りを行くと既に廃業された商店はスーパーのようです？…、

ちょっと前までは各町内に個人スーパーが在ったのですが、本当に残念です。

実に好い雰囲気の路地を発見しました！、

間違いなく廃墟に成ってしまった元飲屋街ですね？…。

鉃北センターに負けない朽ち果てた感が侘しい！…、

それも３階建ては違法建築では有りませんかね？。

この狭い空間に荒れ果てた朽ちる感が堪りません！…、

風雪にさらされて錆びた色具合は自然が成せる技～、もしかすれば見納めかも知れません？…。

手前の家屋は住んでられるのでしょうか？…、

この境目が極端なのが目を引き付けて堪らないのです。

南大通の「啄木ゆめ公園」に出て来ました、

昭和初期まではこの南大通がメイン通りだったとは知らなかった？、その面影も今は何も残って無いですね？～。

南大通では大型ホテルの「釧路シーサイドホテル」ですが？…、

既に閉館されて、その後は賃貸マンションとして経営を続けていたそうですがそれも廃業で全くの廃墟状態です？…。

釧路シーサイドホテル 宿・ホテル

これも好く観れば素晴らしい意匠が施されてる商店か社屋です、

特に屋根の軒下の支柱が大正から昭和初期の様に感じますが、船具を取り扱う商店でしょうか？…。

この朽ち果てた長屋商店も健在でした、

いずれ間違いなく解体されて更地へと成っていくんでしょうが、昭和の遺構として残して頂きたいものですが？…。

釧路川に面する「港文館」に出て来ました、

啄木ファンには申し訳ないのですが、どうも好きにはなれない男なのでパスします…。

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港文館 美術館・博物館

釧路川の岸壁には漁船が停泊してます～、

元の釧路港（漁港も含めて）は昭和まではこの両岸一帯で、幣舞橋からも多くの魚船が停泊している光景が普通でした。

今では一部の漁船が停泊・係留されるだけなんですね～、

特に対岸のフッシャーマンズワーフが出来る前までは旧国鉄の貨物ヤードも在って、卸市場も活気があった時代でした。

今夜の宿は釧路川沿いに建つ「天然温泉ホテルパコ釧路」です、

道内にチェーン展開する温泉施設を持つ人気の宿、昨年の帯広に続いて温泉を楽しむことにします。

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ホテルグローバルビュー釧路 天然温泉 天空の湯 宿・ホテル

１階フロントやロビーは昨年６月にリニューアル・オープンしたそうで洒落た雰囲気ですね～、

シックで落ち着いた雰囲気の中にも温もりが感じられるデザインです。

しばしソファーに腰掛けると好い塩梅の椅子とクッション～、

段差を設けて椅子などの配置を工夫した機能的なロビーに仕上がってますね。

予約した部屋は西館スタンダードシングル禁煙室です、

白を基調とした中に木の温もりが感じられる家具と配置が好いですね！。

荷台や広くて使い易いデスクに窓際の棚までの統一感が好いです！、

備品も含めて使い勝手の好いレイアウトに成ってます。

ベッドも１４０ｃｍのワイドなので余裕です～、

スイッチ類や時計にスポット照明も全て枕元に集中管理させているのが好いです。

勿論、寝心地も枕の硬さも言うことはありませんでした…。

但し、この一点だけが許せない改善要望です！、

ラブホテルじゃあるまいし、窓一面に目隠しシールを貼るなよ！、外が観えないだけで閉塞感を感じてストレスが溜まります？。

トイレ＆バスルームはユニットタイプですが狭くは有りません、

また、シャンプー類は安っぽいものと別にポーラのロイヤルゼリーシリーズがありました（お薦めです）。

１２階に在る天然温泉施設”くしろパコの湯”です、

宿泊者は勿論無料ですが、ここのカウンターでルームキーを預けてロッカーキーを貸していただきます。

専用の階段を下りて男女別のフロアーから入ります、

女性はもう一階下なのでご安心ください、間違って入ることは無いようです。

脱衣場は全てロッカー使用に成っています～、

日帰り利用客も多い様で手前の大型ロッカーが与えられるようですね、ここもリニューアルしとばかりなので綺麗でしたよ。

こちらにはスキンケア用品や洗面台などが揃ってました、

冷水器もあるのでサウナ後の水分補給も大丈夫です。

＊浴場内詳細はＨ/Ｐでご覧下さい

こちらは同フロアーに在る「フリースペース・休憩場」として利用～

但し、翌日は朝食会場のレストランに成るので２６時までの利用です、ＰＣやスマホが利用出来るようにコンセントが常設されてました。

今夜の夕食は「カレーショップ インデアン釧路あさひ町店」です、

昨年、帯広で食べた味が懐かしくて、ここの店を思い出して来ました。

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カレーショップ インデアン 釧路あさひ町店 グルメ・レストラン

店内はどこも至ってシンプルな造りなんだけど？～、

壁面には必ず往年の名作、映画のポスターが貼られていますね～、どれも懐かしいものばかりです。

注文して５分ほどでシンプルベストな”インデアンカレー”、

カレーにトッピングは邪道なので、カレー本来の味が判るビーフタイプのインデアンカレーが一番～、やぱり旨い！、スパイシー！、満足です！。