25 北海道　遅春の釧路　衰退歓楽街の末広・栄町とデイープスポット・鉄北センターをぶらぶら歩き旅ー３

2025/05/19 - 2025/05/20

この季節の道内はどこへ行っても観光客が少ないので旅するには最適です。が札幌や函館などの人気観光スポットはインバウンド客が押し寄せて最悪の状態です…。

道東はそれほどインバウンド客が多くは無いので街中を歩いていても見掛けることはありませんが、それでも和商市場や幣舞橋辺りでは見掛けます？。

観光スポットである釧路湿原・阿寒湖・摩周湖・知床などは団体客も含めて
インバウンド客が多いと聞きました。特に大きな声で歩く騒ぐ中華系は厄介です。
国もオーバーツーリズム対策として入国制限などの規制をしないと国が崩壊しますよ？…。

日本人が日本を旅することが難しく成って来たのはやはりどこかが間違ってるように思えて成りませんね？～、そんなことを思いながら気ままに街をぶらぶら散策します～。

撮影使用カメラ　パワーショットＳ９０・ルミックスＦＸ３７

エリア 釧路(北海道)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Yahoo!トラベル

５/１９日（月）　ぬさまい広場の「Ｃｏｏｌ ＫＵＳＨＩＲＯ」です、

昨今はどこにでも文字モニュメントが記念撮影スポットの役割をしています？。
Ｃｏｏｌには格好良い！、涼しい！とかの意味合いなのでしょうか？。

＊詳細は以前のクチコミでお願いします

cool KUSHIRO 名所・史跡

その前に在るモニュメントは「釧路の夜歌碑」です、

ご存じ美川憲一の昭和４３年に大ヒットしたご当地ソング第三弾で！、作詞家・宇佐英雄も釧路の出身だそうです。
歌碑の前に立てば歌が流れる仕組みなのでちょっと聞いて見ませんか♪～。

釧路の夜歌碑 名所・史跡

釧路の歓楽街である「末広・栄町」は直ぐ近くです、

北国、港町、盛り場と演歌調のヒット曲の三要素が揃う釧路は演歌ブルースがよく似合う町です。

＊更に詳細は過去の釧路旅行記でもご覧ください

既に廃墟と成ってるパッションビルです、

元バーやラウンジが入居する華やかな不夜城と呼ばれた飲食商業ビルでしたが、もはやその面影もありません…。

隣接するＶＩＩＬＡも廃墟です、

前にはバリケードまで設置されて栄華の名残もありません…、産業の衰退が著しい為に人口減少になり盛り場までもこの有様なんですね？…。

この雑居ビルはまだ営業の雰囲気があります…、

何件かは夜の明りを灯しているんではないでしょうか？、やはり夜に来るべきでした（次回は夜の街を撮ります）。

バラック建ての路地は昭和のままです…、

昭和４０～５０年頃は名も無き横丁や小路がいくつも在りました、まさに昭和演歌の全盛期でしたからね！。

リニューアルされた雰囲気があります？、

風情ある路地が続く「栄楽街」も健在ですが店舗のリニューアル化が進んでました？。

路地に入れば一転しますね？…、

昭和の時代に引きずり込まれた裏ぶられた雰囲気が残っています…。

外壁などはリニューアルしています…、

それでも昔ながらの雰囲気だけはどこかに残るものですね？…、バーユニティーとあります。

振り返ってみればこの景観です、

昭和５０年代までの活気があった釧路の盛り場はもう遠い過去のお伽話に成ってしまいました。

十字路なのですが更地に成っていました…、

ぽっかりと空いた空間が昔ながらの風情を壊してしまいました…、残念です。

漁師の銅像が在る通りです、

昼間なので路上駐車は少ないですが、夕方に成れば溢れるほど多くなるのが不思議です？…。

可愛い銅像は「漁の名人」とありました、

歓楽街界隈にはこの手の野外作品がいくつも在りました？、釧路は街全体を野外作品の展示場として利用しているんでしょうか？。

ツツジの花も北海道ならではの品種でしょうか？、

一般的にはエゾムラサキツツジらしいのですが、大きくて優しい色です。

この外観が好いですね！、

敢えて掘っ立て小屋風に見せる演出効果が効いてます！。この炉ばたの看板を多く見掛けますが、炉ばた発祥が釧路で、店舗名も炉ばたです。

炉ばた釧路しつげん グルメ・レストラン

通りから赤ちょうちん横丁を観たところ～、

昼間なので間が抜けた様な普通の景観でしかないのですがやはり夜は演歌そのもので、夜霧が発生すれば正しく釧路の夜♪ですね。

国道４４号線を渡れば「栄町平和公園」です、

界隈のオアシスとして戦後の昭和２２年に戦災復興土地区画整理事業により開設された公園です。

＊詳細はクチコミでお願いします

栄町平和公園 公園・植物園

園内中央には噴水も整備されてます、

市内の公園では昭和５０年に初めて噴水が設置されて話題に成りました、当時私も旅人として多くの市民が押し寄せていたことを記憶しています。

実に綺麗に手入れがされています、

陽射しも暖かいのでベンチに座って珈琲タイムと思い、近くのセイコーマート末広4丁目店で買って来ました。

３色のチューリップが満開です！、

北海道でチューリップと言えば上湧別チューリップ公園が一番で、スケールの大きさ、品種、美しさ、人気などで今月が見頃でしょうか？。

駅前周辺では大型スーパー「ビッグハウス旭町店」です、

近くのザ・ビッグ川北店と並んで買い物には便利でいつも利用しています。ですが価格的にはザ・ビッグに押されていますね？。

お昼は「インデアン釧路あさひ町店」でいただきます、

帯広本店のカレーショップで昔ながらの欧風カレーの味がまた食べたく成る美味しさの記憶が蘇ります。

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カレーショップ インデアン 釧路あさひ町店 グルメ・レストラン

注文はインデアンルーのインデアン￥６３８です、

このカレーはトッピング無しでストレートに味わうのが流儀です！、昭和２２年創業の大阪インデアンカレーの味を引き継ぐ美味しさです。

以前から気に成っていた「元釧路まきばユースホステル」です、

ほど近い川北町の通り沿いに今も当時の原形を残して在りましたがとても懐かしい！。

周辺は牧場では無く当時から住宅地でした、

でも建て方が北海道らしく牧場を意識したこの外観が多くのホステラーから人気でしたね。

裏側から観ても当時のままです…、

昭和４５年～５５年頃に釧路に来た際は毎回利用しました…、釧路ＹＨも在りましたが民営のこちらの方がスタッフも含めて好きでしたね…。

公園から観た全景ですが思い出が甦ります…、

平成１８年に閉館され３４年間の歴史に幕を閉じました、お元気だったペアレントの太田さんは惜しくも数年前に亡くなられたそうです…、心から一礼合掌です！！。

横に在る空地は「川北公園」に成っていました、

園内にはタンポポが一面に咲いて黄色いカーペットを敷き詰めた様です。

デイープスポットである「鉄北センター」です、

廃墟が埋めく釧路でも昭和の遺構として最もデイープな界隈で、この先どうなるかが予断を許さないスポットです。

＊更に詳細は過去の釧路旅行記でもご覧ください

２つの通りを有し、アーケードが有る通りです、

まさにタイムスリップをしたかのような空間が広がります…、数軒はまだ営業継続であり人の営みも有るようです。

釧路駅・北口へと続く通りです、

が以前よりも手前の商店など廃墟数軒がすっかりと更地に成っていました…、いずれは更に整備されてゆく運命なのでしょう。

その裏通りに隠れていた路地を見つけました！、

過去２度も散策に来ましたがこの路地は知りませんでしたので新たな発見です！。

実に素晴らしい景観だ残っていたんですね！、

昭和３０年代の看板建築を模したバラック建てによる歓楽街を最大に表現しています。

戦後の旧赤線・青線を踏襲する雰囲気が堪りません！、

この通りの店は２階でのちょんの間営業をしていた名残が滲み出ています…、。

更に奥へと足を踏み入れば素晴らしい景観！…、

入口に鑑札は見当たりません？…、ならば旧青線による営業かも知れませんが昭和の遺構として残して欲しいです。

ディープな景観でも見上げれば青空です、

様々な理由でやって来た女達はここから抜け出そうとして、辛いときはきっと空を見上げたのではないでしょうか？…。

右手側は既に更地に成っています、

元は店がぎっしりと軒を並べる陽の当たらない薄暗い路地だったのでしょう？、ならば同様の路地や飲み屋がもっと犇めき合う密集地帯が想像出来ますね？。

北口前に残る骨董屋の廃墟です、

元は日用雑貨店だったらしいのですが？、私も当時の印象が残っていません…。閉店前までは何でも買い取りの骨董屋と聞きました。

北口から南口へ向かう「釧路地下歩道美術館」です、

単なる通り抜け地下道が釧路の障害のあるアーティスト製作した作品を全道・全国のボーダレスアートとして作品展示しています。

Kushiro Under Ground Art Museum 美術館・博物館

１００ｍほどの歩道に一杯に展示されています、

一つ一つに込められた作品から見ている私にその思いが語り掛けるようで美術館の作品よりも判り易くて暖かい気持ちになれて好きですね！。

駅横の「釧路駅前バスターミル」です、

宿まで帰る鳥取大通り方面の時刻を探しましたが行ったばかりでした…、仕方なく列車で新富士駅まで行くことにしました。

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釧路駅前バスターミナル 乗り物

昭和の遺構である「釧路駅」の構えです、

その駅前にいくつかのモニュメントが設置されています、昭和の雰囲気が残る唯一の駅舎・駅前はいつまで残るのかが愉しみです。

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釧路駅 駅

券売機で新富士駅まで乗車券￥２１０購入しました、

２・３番線ホームにやって来ました、不使用のレールを曲げて溶接して造られたフレーム構造が今では貴重な遺構に成りました。

左側は改札口の在る１番線ホームです、

左側は２番線ホームで主に下り普通列車が利用します。

ホームの根室方面側に在る石炭の塊です、

太平洋炭鉱の海底炭が展示されてますが、且つて太平洋釧路沖地下で採掘を行っていた企業で、現在も釧路コールマインが引き継ぎ国内で唯一石炭採掘をしています。

その先には湿原の鐘が有ります、

誰でも自由に鐘を鳴らすことが出来るのですが誰もいなくてもちょっと恥ずかしくて一度も鳴らしたことが無いです？…。

３番線ホームに到着した当駅止まりの普通列車です、

もはやキハ４０形気動車の姿はなくＨ１００形気動車ＤＥＣＭＯに置き換えられました。

２番線ホームから上り普通列車 １５：３９発 芽室行に乗車します、

この車両は観光列車兼用車両として花咲線・釧網線をイメージした前部・側面のラッピングデザインが施されてます。

JR根室本線 乗り物

１５：４３「新富士駅」に到着しました、

僅か４分の列車の旅でしたが、ＤＥＣＭＯの加速・減速・静粛性と乗り心地は快適過ぎて物足りなさを感じてしまうほどです？。

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新富士駅 駅

では、ホームの先端から跨線橋を渡りましょう！、

２番ホームに着くという事は行違う為に通過列車待ちでしょうか？。特急・おおぞらか貨物列車のどちらかです。

途中で見つけた季節の花です？、

住宅地の片隅に咲いていたサクラソウの花が満開でいっぱいでした！、こんなにもボリューム感があるのは初めて観ました？。

今夜も連泊なので「ホテルマーシュランド」です、

こちらが本館で後に増築した一般的なビジネスホテルのタイプです、なので価格は安くないので別館ほどのメリットはありません。

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ホテル　マーシュランド 宿・ホテル

ロビーはこの通り広くて贅沢なほど？～、

無料マッサージチェアーも有りますが年代物なので故障中や利用すると体が痛く成りますのでご注意を？。
漫画本・観光パンフレットコーナーもありますが今一です？…。

部屋は「ホテルマーシュランド別館」です、

２階から渡り廊下のまま繋がってますが、別館の階段を更に上がった３階全室がアウトバス・トイレなので引き続き格安で利用出来ます。

ホテルマーシュランド別館 宿・ホテル

本日は３階の洋室シングルを予約です、

和室よりも幾分か狭いようですが？、セミダブルベッドに窓側がテーブル兼用に成っています。冷蔵庫はありませんがストーブがあるので有難い。

ベッド枕元側がオープンクローゼットです、

棚板も有るので荷物は置き易いです！、ベッドは経年劣化なのかスプリングが柔らかい腰痛持ちには堪えるタイプです…。

窓側横一面に長デスクタイプは使い易い！、

備品などは同様で、小型ＴＶとテッシュボックス・ストーブのみで、後で電気ケトルを持ってきます。

大浴場は本館・最上階に男女別で在ります、

１６時～翌日９時まで深夜の時間を除いて利用出来るので最大に有難いです！。

５時頃ですが既に数人利用しています。

脱衣場は広くて２カ所の棚が用意されてます、

今日はよく歩いたので疲れた足と身体を湯の中で揉み解しましょう！…、湯上りは汗が出るほど温まります。

夕食は直ぐ前の「居酒屋 釧之助」でいただきます、

で先ずは生ビールを注文して一気に喉へ流し込みました、プァ～！、海鮮でお刺身と思いましたが冷凍物ばかりでがっかり？…、やはりこの手の店は駄目でした。

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居酒屋 釧之助 グルメ・レストラン

ならば温まる”あんかけ焼きそば”にしました、

￥１１５５にしてはボリュームもあり味も普通に美味しくてとろみ餡で体も温まりました！。但し、海鮮の味が弱くてインパクトに欠ける様でしたが？…。

５/２０（火） 　朝食は１階レストランです、

今朝も６時半からの営業なので皆さん静かにスタンバイして集まっています。このレストランは以前は釧路かに本陣だったそうです。

ホテル　マーシュランド 宿・ホテル

今朝も無料サービスとは思えない内容です、

メニューの一部は変えて飽きない工夫がされてるのは嬉しい限りで、朝カレーもあったので一緒に美味しくいただきました。

この後は、遅春の浜中　花咲線にて霧多布界隈・Ｍonkey Punch Collection をぶらぶら歩き旅ー４へ続きます