22　師走の北海道　オホーツク海と流氷の町・哀愁の紋別市街をぶらぶら歩き旅ー１３

2022/12/17 - 2022/12/18

午後からは市街地の中心であるオホーツク氷門の駅から歩いて近い紋別公園へと出掛けてみます。

雪でオホーツク庭園は埋もれていますがその分、白銀の世界に建つ赤色が鮮やかな紋別灯台や市内から遠くオホーツク海に知床半島まで見渡せる流氷展望台まで上がってみようと思います。

２月に成れば名の如くオホーツク海一面に押し寄せる流氷が展望出来るのですが、天候次第では吹雪の中を坂道を行くのは厳し過ぎますよ？～。
遭難することはありませんがホステラー達で行ったことが昨日の様に思い出します。

今回は紋別に２泊３日と滞在しましたがそれでも時間が足りませんでした…、また来ることを楽しみにして翌日紋別を後にしました。
それも朝から吹雪いて大雪に成っていました…、一歩また一歩と雪を踏みしめながら思い出と共にバスターミナルへと進みました。

ＵＡ特典航空券を利用したＨＯＫＫＡＩＤＯ ＬＯＶＥ割の１０日間の旅もこれで終わりです。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ３３・パワーショットＳ９０

エリア 紋別(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

市街地の中心に在る「オホーツク氷紋の駅」からぶらぶら歩き始めます～、

旧紋別駅跡に建てられた複合商業施設で主に観光施設として利用されていますが、意外にも地元の方々の利用も多く見られました。

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オホーツク氷紋の駅 お土産屋・直売所・特産品

壁面に紋別駅とありますが「旧名寄本船・紋別駅跡」に出来た証しです、

平成元年５月に名寄本線廃止に伴い６８年の歴史に幕を閉じた内容が解説された案内板や旧鴻之舞金山・鴻鮫軌道記念碑などが往時の面影を今に伝えています。

施設内に在るスーパーマーケット「しめまる」で買い物します、

地元密着型のスーパーとして地元客から観光客まで幅広く利用出来る買い易い店ですよ。
惣菜も手作り感があって美味しかったです！。

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スーパーマーケット しめまる スーパー・コンビニ・量販店

入口付近には道産野菜が並べられていました、

寒玉キャベツを見ると”にしん漬け”を思い出して血が騒ぐのはどうしてでしょうか？…、キャベツの食感が堪らないですからね。
肝心の総菜コーナーの撮影を忘れてしまいました…。

左端にはスーパー銭湯「くつろぎ湯処 紋太の湯」が在ります、

温泉では無いですが午後１時から営業なので市民にとっては銭湯感覚で利用出来るのが好いですね！。
昔は何軒か銭湯が在ったのですが今はここだけです。

紋太の湯 温泉

通りから大きな鳥居が在るのは「紋別厳島神社」です、

明治９年創祀され祭神は市杵島姫命、昭和3年に郷社に成り昭和21年に北見開拓の神社として北見の国魂神となったようです。
隣にも”太平山三吉神社”という小さな神社もあります。

鳥居をくぐったところからオホーツクの海が観える神社です、

境内には社殿・斎館・手水舎・社務所などが比較的に新しく建てられた印象を受けました。

坂の町である紋別はどこからでもオホーツクの海が身近に観えます、

緩やかな坂道が函館や釧路などと似てますね。

境内の中を歩きながら神社に参拝して旅祈願を合掌！～、

少し高台に成ったところから紋別港が広がり観えます！、手前は先ほど見学したまちなか芸術館も観えます。

神社の横道から上がれば広い駐車場が在りました、

下には厳島神社の境内が観えますが雪の為に階段が行き止まりで、急がば回れでしょうか？。

市の中心に在る小高い丘「紋別公園」に上がって来ました、

標高８０ｍほどですが市街地からオホーツクの海が眺望出来るビュースポットです。
市街地から近いのでちょっと時間があれば利用出来る公園として憩いの場です！。

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紋別公園 公園・植物園

神社の裏手から近いのですが雪の為に回って来たので遠回りかも？、

園内に在る「オホーツク庭園」も雪をかぶって残念ですがこの通りでした。

オホーツク庭園 公園・植物園

ここには二つの慰霊碑が海に向かって建っていました、

紋別市港湾殉職者慰霊碑（左）と紋別市海難殉職者慰霊碑（右）です、立止まって合掌です。

坂道が大きくカーブして更に上がって行きます、

端を歩かないと滑って転びそうでちょっと怖いです？、しかも車が普通に通るんです？。

園内には白と赤の「紋別灯台」が建っています、

見つめるその先には遥かに広がるオホーツクの海を見守る様です！。

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紋別灯台 名所・史跡

海上保安庁・第一管区海上保安本部・紋別海上保安部の案内板によれば～、

昭和３５年初点灯であり塔高１３．４ｍ、灯火標高８０．４ｍ、光達距離22.5海里は約 42 km、とあり、６月に開催される”春だ！ワッショイ！！公園まつり”に合わせて一般公開だそうです。

園内の一番高台に在る「流氷展望台」に着きました、

昭和の雰囲気が漂う６面体デザインのノスタルジックな展望台ですね！、しかも最上階はオープントップなので撮影にもぴったりです。

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流氷展望台 名所・史跡

入場は無料開放で２階の展望室に上がったところです、

ベンチや望遠鏡も設置されて観光シーズンに成れば流氷見学の観光客で賑やかな人気スポットなんでしょう！。

誰もいない展望台で一人寂しく興奮してます…、

余りにも良いお天気と市街地や紋別港にオホーツクの海が美し過ぎますよ！。

滅多に来ない紋別の街に数十年ぶりに訪れてこの天気とは恵まれ過ぎです。

３階屋上の展望オープンデッキからの眺望は更に素晴らしい！～、

オホーツクの海から紋別市街を一望出来ます！、遥か遠くは知床連山まで見渡せる大パノラマが楽しめます。

少し左に目をやれば紋別港が一望の如く広がります、

学生の頃に何度か流氷を観に来ましたが白銀の世界と思いきやアイスブルーなんです。
それをここではオホーツクブルーと呼ぶそうですよ。

更に左へ目をやれば紋別灯台から市街地・潮見町が観えます、

そして、穏やかなオホーツクの海も広がります。

風が強くて寒いと思ったのですが意外なほどに何ともありませんでした…。

展望台を出て来て来ました、

「紋別公園」の石碑が建っていますが余りにも地味ですね？…、周辺の景観に合わせて現代彫刻でオブジェ的なものにすれば映えるかも？。

では、そろそろ降りて行きましょうか？…、

何となく気に入った景観だったので撮影しました、右の大木が決め手かなぁ？。

樹木の生命力を感じる

来た道を下って行くと海が観える景色は心が和みます…、

紋別が他の町と違って良いのは観光客と殆ど合わないこと～、まぁ地元の人にも合わない程ですからオフシーズンは最高ですね！！。

一旦、「ホテルオホーツクパレス紋別」に戻って来ました、

朝から荷物を預けていましたので引き取って行きます、場所的には申し分のない立地条件だと思います。

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ホテルオホーツクパレス紋別 宿・ホテル

折角なので「はまなす通り」を歩いて行きます～、

昼間はご覧の通り飲食店が建ち並ぶ普通の通りです。

＊クチコミ新規登録は飲み屋街なので却下でした…

はまなす通り２番街野ゲートが観えます、

飲み屋街の昼間の景観は気が抜けた様な雰囲気しかありませんね？…。

小さな路地が在りました…、

しかも年季の入ったハーモニカタイプの雑居ビルにはスナックが並んでます。

スナックすきやねん、いなかっぺ、とは好い名です。

この路地は昨夜来たところです、

風情は有りませんが、昼間でも北の酒場らしい雰囲気は十分にありますね！。

店名も節子・天然なちゅらる・無有・戎家と昭和の臭いがぷんぷんします。

建ち並ぶ雑居ビルのデザインが昭和ワールドで懐かしいです、

映画やドラマのロケにこのまま使えそうなほど雰囲気が好いです。

この路地もドン突きが判らない印象を受けます？…、

袋小路の飲み屋には手を出すな！と言われるほど危ないので注意が必要…、そんな時代も今はもう無いのかも知れませんが？。
Ｃｈeｒｒｙ・縁・五木・なごみも昭和を代表するような店名ばかりです。

この路地は昨夜来たところです、

灯りが全く点いていなかったところですが、昼間は普通に見えるから不思議です。

店名が姫・Ｂｒｉlｌｏ・みやび・日和・チャチャチャも昭和でした…。

向かいに建つ超年季が入った雑居ビル・楽天地は一番です、

昨夜も来ましたが昼間も凄いとしか言いようが無いほど風情を感じる景観です。

紋別の昭和遺構として後世に残して欲しいほどです。

中を覗いて観れば堪らないほどいい雰囲気です！…、

れいこ・澪・君・ＬＩＦＥ・ロッチと素晴らしい店名ばかりに歴史を感じます。

通りを振り返って観ればこの景観が素晴らしいです！、

紋別における昭和の時代を担ってきた名残りが感じ取れるような通りです。

はまなす通り万歳！＼(^o^)／と叫びたい！。

今夜の宿は場所を替えて「紋別プリンスホテル」です、

あのプリンスとは全く関係がない紋別だけの宿で愛称・紋プリと言うそうです。
バス通り沿いの判り易い増築したシックな外観が目立ちますね。

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紋別プリンスホテル 宿・ホテル

玄関には大きなクリスマスツリーが飾られてます、

リーフなどの小物も演出されて準備万端といったところでしょうか？。昨日のオホーツクパレストは違った印象がする紋プリですね。

ロビーは吹抜けのように開放感ある空間です、

チェックインまで少しソファーに座って待たせて頂きましょうか？…、と思っていたらどうぞと声を掛けられました。
ではお言葉に甘えてチェックインをさせて頂きます。

館内もシックなデザインやカラーで仕上げた大人の雰囲気です、

フロントも対応が好くて親切な接客が好感アップに繋がってます。何となくですがルートインの館内と似た雰囲気がしますね。

エレベーター前にはアメニティー類のセルフサービスコーナー、

色々と揃っているので必要分は頂いていきましょう！、インスタントのスティック珈琲・紅茶などもありました。
選べる枕棚は各フロアーごとにあるようです。

部屋は最上階の６階の端部屋でした、

増築の為かエレべーターからは一番離れたので毎回ちょっと面倒でしたね。

室内はご覧の通りで昭和レトロな安っぽい質感の雰囲気が堪らないでしょう！。

ベッドはダブルサイズなので余裕の広さですね～、

館内着も用意されてるのでこれで寛ぐことが出来るのは楽で有難くて好いです。

クローゼットのハンガー掛けがこんな所にあります？…、

普通はあり得ないところに設置されてるのは理解し難いです？…、と言うか初めて観ました。
使い勝手も本当に悪いしね～、フロントで聞いてみましょうか？。

窓際に在る長デスクも幅が狭いので使い辛いし寒いです…、

この季節の必需品の加湿空気清浄器も無いので困ったなぁと思ってましたが？、何とかなるものですね？。

トイレ＆バスルームは旧式のユニットタイプでした、

だから仕方がないのですが狭くて使い辛いのは当り前でした…。シャワトイレですがやはり旧式のものでした。

では、２パック買った残りのシュークリームと珈琲を淹れていただきます！、

クッキータイプのシュー皮にたっぷりカスタードクリームが入った道内の乳製品を使ったものは何でも美味しいんです！。

部屋の窓から観えるオホーツク海と漁港に町並み～、

雲の隙間から陽が射し照らされた雪の町がとても静かに思えるひとときです。

実にまったりとした～、午後の時間です。

ホテルから徒歩で１０分弱の「イオン紋別店」に買い物に来ました、

ずっーと前はニチイ紋別店でした、その後はマイカルとして紋別サティ店に成りポスフール紋別店に成って現在のイオン紋別と改称の連続だったようですね。
昭和・平成の頃は唯一の都会的な場所だったように記憶しています。

１時間半ほどして戻って来ましたが丘の上なので風が吹いて寒い…、

紋別は坂の町なのでちょっとでも風が吹けば本当に寒いところですね？、駐車場も凍って滑り易いのでそれなりに危険ですよ？…。
手がかじかんで早く温泉に入りたいです！！。

紋別プリンスホテル 宿・ホテル

地下１階に在る自慢の天然温泉「美人の湯もんべつ温泉」です、

日帰り温泉施設として一般客も利用可能なので夕方以降はそれなりに多いようです。
有料ですがランドリーやマッサージチェアなどが揃えられています。

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美人の湯もんべつ温泉 温泉

雑誌や漫画本コーナーも小さいながらも棚に揃えてあります、

そして、貴重品ロッカーも用意されてるので安心です。

時間的に早いので利用客もまだ少ない様でした。

「ミニフィットネスコーナ」も在り無料で利用出来ます、

貸しシューズもサイズを揃えてあるので致せり尽くせりと万全です。

では、天然温泉を湯っくりと湯ったりと楽しんで来ましょう！～。

陽が暮れ始めて来ました、空が染まって来ました…、

ＴＶでは夜から明朝にかけて大雪と予報がありましたが窓から観る限りは信じられませんね？…。

夕食は地元スーパーで買った総菜の数々をいただきます、

しめまるで買ったメンチカツは肉とタマネギの甘味がなまら旨い！、カレーコロッケはカレー味が物足りないかも？。
全ての地域応援クーポンで買い物をしておきました。

１２/２１８（月）　今朝カーテンを開ければこの通りです…、

吹雪いてます…、昨日の晴天がまるで嘘のような変わり易さにびっくりです！。

チェエクアウトまでゆっくりと寛ぐことにします。

紋別プリンスホテル 宿・ホテル

「紋別バスターミナル」から空港へは無料シャトルバスで向かいます、

市内の主要ホテルを回って乗客を拾って行くようですが雪のこともあったので取り敢えず来ました。
このバスを逃すと他の方法がありませんので乗車は必須条件です！。

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紋別バスターミナル 乗り物

１１：５０発の 空港行シャトルバスが来ました、北紋バスが代行運行する路線用バスです～、

ここまでＵＡ特典航空券を利用したＨＯＫＫＡＩＤＯ ＬＯＶＥ割の１０日間の旅も終わりです。
ぶらぶら歩き旅を長ーくお付き合い頂きまして感謝致します。

この後は、師走・日本列島　ＵＡ特典航空券で５レグでＩＮ函館ＯＵＴ紋別　トランスファー羽田・石垣までぶらぶら空旅ー１です。

北紋バス 乗り物