
2022/04/17 - 2022/04/25
114位(同エリア292件中)
j-ryuさん
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☆今回は我が旅行記では定番中の定番である天栄村の涌井の清水のリュウキンカと
大滝川渓谷のコミヤマカタバミの花園をご紹介します。
涌井の清水は四季折々、美しい景色を見せてくれますが、
何と言っても一番お薦めなのは清水周辺を埋め尽くす
リュウキンカの黄金色のお花畑です。
こんなに素晴らしい花園なのにこの日も貸し切り状態。
大滝川渓谷のコミヤマカタバミは前回の旅行記でも少しご覧いただきましたが、
こんどは前回より上流にある秘密の花園です。
秘密と言うほどですから、ここでももちろん貸し切り状態。
園芸植物の美しい花園は全国に数多ありますが、
自然のままの花園にはそう簡単には行けないのが常ですが
涌井の清水も大滝川渓谷も我が家から車で20分ちょっとだし、
駐車場の直ぐ傍なのでモノグサで軟弱者の私にぴったしの花園。
近場の自然なのでインフレにもコロナ渦にも優しい小さな癒し旅です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
☆涌井の清水へのルートマップ。
※Google Mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.2871358,140.113621,10104m/data=!3m1!1e3
福島県天栄村の涌井の清水へは国道294号線が羽鳥湖方面と猪苗代湖方面に分岐する八十内集落の少し手前の京谷原集落を目指します。
京谷原集落に入ると防火用水のある分岐路に涌井の清水への看板があるので、それに従い500mくらい進むとダートの無料駐車場(約15台分)あがり、その右奥手が涌井の清水です。
トイレはありません。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
駐車場から左手に砂利道を10mほど進むと涌井の清水が見えてきます。
清水と言うと山肌から湧き出していたり、
小さな泉から湧き出しいているようなイメージかと思いますが、
涌井の清水は沼状の湖底から湧き出す湧水の他に裏山から流れ込んでくる
”せせらぎ”が流れ込み面積約500㎡ほどの清らかな沼で出来ています。
裏山から流れ込む”せせらぎ”も湧水です。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
沼状の清水では沼底の至るところからブクブクと湧水しています。
沼底が白っぽい部分は特に湧水量が多いポイントで
頻繁に気泡が湧き上がり水面に波紋が広がります。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
沼状の清水の最奥に沸湯御前神社があり裏手は深い森になっていて
その森の最深部からも清水が湧き出していて
ごらんの”せせらぎ”となって涌井の清水に注ぎ込んでいます。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
湿地部分にはミズバショウ(水芭蕉)も自生していますが
数はそう多くないし既に見頃は過ぎ大きな青葉だけが目立ちます。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
山奥からの”せせらぎ”が沼状の清水に流れ込む50mほどが
湿地状になっていて、リュウキンカはその辺りに一番多く群生しています。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
”せせらぎが涌井の清水を半周するように流れ
清水本体に注ぎこんでいます。
この写真上部が森、下左手方面が涌井の清水。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
湿地には大きな倒木が横たわっています。
倒れたばかりの頃はかなり目障りでしたが
倒れて10年くらい経ち風化が進んできたせいか
次第に風景に馴染んできました。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
この細い枝は生きている木で
これから新緑が芽生えてきます。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
20年ほど前までは湿地辺りに観賞用のウォークボードがありましたが
朽ちて壊れ現在は撤去されています。
湿地に咲くリュウキンカはこの写真手前の土手から見学します。
下手に湿地に近づくと泥にはまるのでご注意を。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
リュウキンカ((立金花/キンポウゲ科リュウキンカ属)は本州~九州の
山あいの湿地や沼地に自生し、
光沢のある黄色い花はまさに金のごとく華やかで
山野草の中でも一際存在感のある花です。
ハナビラに見えるのは萼片(がくへん)で、これはキンポウゲ科の花に
多くみられる特徴です。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
リュウキンカは高地や冷涼な気候を好みますが
涌井の清水の標高は400mと高地とは言い難いです。
でも常に冷涼な湧水が流れているので
リュウキンカにとっては居心地のいい楽園なのでしょう。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
涌井の清水は森に囲まれているので
優しい”せせらぎ”の水音にウグイスなど野鳥のさえずりがこだまし
イオンとナチュラルサウンドに満たされた
まさにヒーリングのサンクチュアリ。
目的は写真撮影ですが撮影している間に
知らず知らずのうちに癒され
いつしか清らかな自然に抱かれています。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆2019/6/23(日) ポルドイ峠 (標高: 2,239 m)
◎カルタ・パルストゥリス(キンポウゲ科リュウキンカ属)
3年前に訪れたイタリアアルプスのポルドイ峠の湿地でも
リュウキンカの群生が見られました。 -
☆2019/6/23(日) ポルドイ峠 (標高: 2,239 m)
◎カルタ・パルストゥリス(キンポウゲ科リュウキンカ属)
日本のリュウキンカより花が少し大振りで
北海道に自生するエゾノリュウキンカに似た印象です。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
明るい湿地は様々な湿地植物の楽園ですが
しだいに葦や芦が進出しやがて陸地化することもあります。
でも涌井の清水は森に囲まれ半日陰状態。
半日陰だと葦や芦は進出できません。
できたとしても拡大増殖は難しいでしょう。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
リュウキンカは冬から春は明るい湿地が好きですが
夏場は半日陰でも大丈夫なので
葦や芦に勝てているのだと思います。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
キンポウゲ科の中にはニリンソウやユキワリソウ、キクザキイチゲ、
アズマイチゲのように雨や雪が降ったり気温が極端に下がったりすると
ハナビラ(萼片)が閉じたり、半閉じになる種がけっこう多いのですが、
リュウキンカは一度開花すると花が散るまでずっと咲きっ放しなので
撮影する側としては天気や時間帯を気にしなくて大丈夫なので
助かります。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
芽生えたばかりの新緑も美しいです。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
かなり大きな株に見えますが、
1株でこの大きさではなく数株が寄り添っているので
全体として1株に見えています。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
一部の地方ではリュウキンカの若葉を谷地蕗と言って
山菜として食べるようですが
当地では自生地が限定的なこともあり食べる習慣は聞いたことがありません。
でもリュウキンカはアルカロイド系の毒性があるので基本的には食べない方が無難です。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
涌井の清水のリュウキンカは土手際の湿地に咲いていて
標準レンズでも十分な大きさで撮ることができます。
でも私は背景ボケやボケ玉狙いもあるので
200mmクラスの望遠で撮っています。
望遠で撮ると被写界深度が深くなり背景の光の元(水面や滴など)が
ボケ玉になり幻想的な写真が撮れます。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
倒木も風化すれば
見ようによっては芸術的なオブジェのようなります。
あと5,6年すればもっと風景に馴染んでくることでしょう。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
涌井の清水近くの農家のお婆ちゃんから聞いた話では
以前は涌井の清水の他にも田んぼの畦や谷地でも見られたので
ヤジバナ(谷地花)と呼んでいたそうです。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
湿地が好きなな植物はたくさんありますが
ここは95%がリュウキンカで残りが5%がミズバショウって感じ。
よほど生育条件がリュウキンカに合っているのでしょう。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
早春に咲く花は。キクザキイチゲはカタクリやニリンソウなど
スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)と呼ばれ
落葉広葉樹林などで春先に花を咲かせ、
夏まで葉をつけたあとは地上部は枯れ地下で過ごす草花の総称で
「春の儚いもの」「春の短い命」というような意味で、
「春の妖精」とも呼ばれています。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
リュウキンカは花が終わっても葉っぱが枯れることはなく
霜が降りる頃まで葉が茂っているので
他の植物が入り込む余地がなく、
厳寒期以外はほぼ独占状態です。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)&ショウジョウバカマ
沼状の清水の東側寄りに小さな中島があり、
その小島の周辺にもリュウキンカやショウジョウバカマが咲いいます。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
リュウキンカは水辺や湿地を好みますが、
栽培する場合は鉢植えでも大丈夫です。
完全に水切れさえしなければ水に漬けておかなくても
ちゃんと生育し花も咲かせることができます。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
でも自然界では水辺から離れることはりません。
水辺じゃなくても生きていける能力はあっても
水から水辺から離れる選択はしないようです。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)&ショウジョウバカマ
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☆黄金色の花園~涌井の清水のミズバショウ(水芭蕉)
清水の南岸辺りはミズバショウ(水芭蕉)が群生しています。
ミスバショウ(水芭蕉/サトイモ科ミズバショウ属)は主にシベリア東部、
サハリン、千島列島、カムチャッカ半島と
日本の北海道と中部地方以北の湿地に自生します。
白い花びらのように見えるのは仏炎苞(ぶつえんほう)で実際の花は
真ん中の円柱状の花序に小さな花がたくさん集まっています。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のミズバショウ(水芭蕉)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のショウジョウバカマ
沼の縁ではショウジョウバカマ(猩々袴/メランチウム科ショウジョウバカマ属)も花盛りでした。
ショウジョウバカマは日本全国の低地~高山まで広範囲に分布し、
やや湿った林縁、林床、土手、湿地などに自生します。
花色は薄いピンクや濃いピンク、薄紫など自生地でビミョウな違いがあります。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のミズバショウ(水芭蕉)
ミズバショウの英名はAsian Skunk Cabbage。
ミズバショウはいい香りなのに
嫌な臭いの座禅草(Eastern Skunk Cabbage)の仲間だってことで
アジアン・スカンク・キャベツと安易な命名は失礼ですよね(^_^;)。
どちらも虫をおびき寄せるための香りですが
正反対の匂い作戦をとるのはなんとも不思議です(^^ゞ。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
沼状の清水本体も山奥から流れてくる”せせらぎ”も
未だかつてどんな干ばつの年でも干上がったのを見たことがなく
常に清らかな水が流れています。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のミズバショウ(水芭蕉)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のミズバショウ(水芭蕉)☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
ミズバショウは終盤ですがまだわずかに白い苞が残っていました。
でも近年、以前はいなかったイノシシが出没し
ミズバショウの新芽を食い荒らし迷惑しています。
涌井の清水周辺の奥山ではニホンジカも現れるようになったそうです。
自然が回復しているのか、自然のバランスが崩れ始めているのか
難しい問題です。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のミズバショウ(水芭蕉)
涌井の清水とは(案内板より)
涌井の清水は、湧水量毎分2,200L、面積約500㎡と言われ、
水底から途切れることなく砂が浮き上がる様子は神秘的で、
日照りで降雨の少ない気候でも水量に変わりなく、魚も生息し、
昔から魚を獲ったり、池をかき回すと洪水となって襲ってくると言い伝えられ、
人々から恐れられていました。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
涌井の清水とは(案内板より)
また、その昔、成務天皇のころ(4世紀半ば?)、この沼に住む大蛇が水を湯の如く熱し人々に害を与えるので、
この池を治めた石背国造初代の建美依米命がこれを憂え、
沸湯御前神社を祀り、人々の平和を願ったといわれています。
江戸時代には、この沼が雨乞いの霊地として領主の白河藩主の耳にも入り、
慶安元年(1648年)の大早魃のときに藩主榊原忠次の命により、
また、宝永元年(1704年)の旱魃には
藩主松平基知らが領民を救済するために、大祈祷を行わせた記録があります。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のミズバショウ(水芭蕉)
ミズバショウは芽出しの頃はイノシシなどの食害に遭いますが
ある程度大きくなると美味しくないのか食害は無くなります。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
リュウキンカは芽出しの頃も食害は殆ど見られないので
害獣もリュウキンカが有毒であることを学習しているのでしょう。
人間は山菜として食べますが、野生動物の方が毒に敏感なのかも。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)&ショウジョウバカマ
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
これだけ素晴らしいリュウキンカの花園なのに
毎年他の鑑賞者に出会うことはまずありません。
認知度が低いのか、興味のある人が少ないのか・・・・
田舎だけどアクセスはいいし、駐車場もあるし
無料だし・・・(^-^;。 -
☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
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☆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ(立金花)
今年もリュウキンカの美しい花園を独り占めし
大満足のひと時でした(^^♪。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村)大滝川渓谷ルートMap(※Google mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.3228896,140.2077449,3938m/data=!3m1!1e3?hl=ja
4/25,須賀川市(旧岩瀬村)の大滝川渓谷にミヤマキケマンとコミヤマカタバミを
見に行ってきました。
大滝川渓谷のコミヤマカタバミは前回も少し紹介しましたが
今回はさらに上流にある秘密の群生地です。
コミヤマカタバミは奥羽山系の渓谷では良く見られますが
今回紹介する場所は私が知っている中では一番大きな群生地です。 -
☆須賀川市(旧岩瀬村)大滝川渓谷ルートMap(※国土地理院地図に加筆)
https://maps.gsi.go.jp/#15/37.323810/140.202971/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
須賀川市(旧岩瀬村)の大滝川渓谷にミヤマキケマンやコミヤマカタバミを
見に行ってきました。
まずはミヤマキケマンです。
3年前は同じ自生地に出向いたのですが
誰かが花を切り取った跡や穴があり
残念ながらこの場所では花は見られませんでした。
ミヤマキケマンは2年草(越年草)なので今咲いている個体は
もう来年は咲かないし、株ごと盗掘すると実ができず
結果として花が絶えてしまう怖れがあります。 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
『手に取るなやはり野に置けれんげ草』
江戸時代に滝野瓢水が詠んだ俳句が有名ですね。
遊女を身請しようとした友人を止めるために詠んだ句で、
蓮華(遊女)は野に咲いている(自分のものではない)から美しいのであって
自分のものにしては、その美しさは失われてしまう。
という意味だそうです。 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
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☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
ミヤマキケマン(深山黄華鬘/ケシ科キケマン属)は近畿以北の
日当たりの良い山地の崩壊地,谷川の礫地,林の縁などに生え越年草で
関東以南でよく見られるキケマン(黄華鬘)に似ていますが
全体に小ぶりで寒冷地適応型です。 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
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☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
当地でミヤキケマンが自生するのは標高450m~700mほど、
大滝川渓谷も標高450~500mで我が家から一番近い自生地です。 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
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☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
山地の崩壊地,谷川の礫地に多く見られると言うことは
水はけが良くそれでいて水分が豊かなな土壌ってことで
さらに陽当たりを好むと言う、けっこう気難しい条件を好みます。 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
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☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
花色は基本的にはレモンイエローですが
自生地によっては濃黄色も見かけます。 -
☆キケマン属色々
当地で見られるキケマン属は
◎ヤマエンゴサク(山延胡索)
◎ササバエンゴサク(笹葉延胡索)
◎オトメエンゴサク(乙女延胡索)
◎ムラサキケマン(紫華鬘)
◎ヤブシロケマン(藪白華鬘)
◎ユキケマン(雪華鬘)
◎ナガミノツルキケマン(長実蔓黄華鬘)
などがあります。 -
☆ナガミノツルキケマン(長実の蔓黄華鬘/ケシ科キケマン属)
当地で見られるケシ科キケマン属は多くが春に咲きますが
唯一晩夏から秋に咲くのがナガミノツルキケマンです。
ナガミノツルキケマンは冷涼な谷沿いや、湿った林縁などに自生し
成長とともにヒョロヒョロと他の植物にもたれかかって伸びていきます。
(蔓っぽいですが蔓ではありません)。
北海道~九州に分布しますが西日本では稀なようで山梨、愛知、山口、福岡では
絶滅危惧種1類に、福島県でも準絶滅危惧種に指定されていますが
里山の谷地やあまり直射日光の当たらない林縁に自生しています。
この写真の赤紫の花はツリフネソソウ(吊り舟草)です。 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
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☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
葉っぱは、ぱっと見セリ科の植物のようすでが
ケシ科特有のアルカロイド・プロトピンを含み有毒なので
誤食すると嘔吐・酩酊・心臓麻痺などを起こすので注意が必要です。 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
-
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
花は複雑な構造なので分解しないと外部からだけでは
分かりづらいです。
苞は披針形。萼片は2個で小さい。
花弁は4個、上側の1個は下側のものより長く、後方は距となる。
内側の2個は同形でやや小さく、先端で合着する。
雄しべは2個、花糸は3裂して外側の2個の葯室は1室、中央の1個は2室。
子房は1室。 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
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☆白河・天狗山のミヤマキケマン (※- 2021/04/15 撮影)
大滝川渓谷のミヤマキケマンは葉っぱや茎は緑色ですが
白河・天狗山のミヤマキケマンの葉っぱや茎はやや赤みを帯びています。
花 -
☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
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☆花咲く渓谷~大滝川渓谷のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
花は美しいけど、この場所は一昨年生まれて初めて熊と遭遇した場所なので
再遭遇しないうちに早めに撤収します(^-^;。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
上記ミヤマキケマン咲く渓谷沿いから下流側に100mほど行くと
コミヤマカタバミの秘密の花園があります。
奥羽山系ではコミヤマカタバミはそう珍しいわけではありませんが、
ここは私が知っている中では最大の群生地です。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
コミヤマカタバミの漢字表記は小深山傍食と書く場合と
小深山片喰と書く二通りあります。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)は北海道~九州の
山林や渓流沿いのやや湿り気のある半日陰に自生します。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
山林や渓流沿いのやや湿り気のある半日陰なら至る所にありますが
大きく群生するほどの草地はそうそうありません。
コミヤマカタバミは草丈が5,6cmしか無いので
他の山野草に覆いつくされることが多く
1m四方くらいの群生はありますが、
ここのように幅7,8m、長さが10mにも及ぶ大きな群生地は
ありません。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
ここにはコミヤマカタバミの他にキクザキイチゲやコチャルメラソウ、
ササバエンゴサク、ニッコウネコノメソウなど草丈の低い植物ばかりなので
コミヤマカタバミも覆われることなく群生できるのです。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
コミヤマカタバミも平地の道端などで良く見かける黄色いカタバミの仲間ですが
黄色いカタバミは抜いても抜いても生えてくるやっかいな雑草で
コミヤマカタバミは山あいの限れれた場所にしか自生しない貴重な山野草です。
花に罪は無いのですが、やはり所かまわず出しゃばるのは
人間でも植物でも嫌われますね(^^);。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
カタバミは片喰の漢字も使われるように
夜になると葉を中央で折るように閉じるという就眠運動をします。
その葉の様子が、葉の半分が食べらられたような形なので
片方喰(は)む→片喰み→片喰、でカタバミの名前になったと言われます。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
コミヤマカタバミはキキザキイチゲやニリンソウと同じく
雨天や夜~朝にかけて花は全開しません。
全開の花を見るなら晴れの日の昼頃からがベストです。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
-
☆天栄村立矢川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
このコミヤマカタバミは奥羽山地でも分水嶺を越えた
日本海水系の立矢川渓谷に自生しているコミヤマカタバミ。
多くのコミヤマカタバミのハナビラは丸みを帯びていますが
ここのコミヤマカタバミは細長いハナビラです。
ハナビラの形による分類は無いようなので
こちらも一応コミヤマカタバミです。 -
☆天栄村立矢川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
また、大滝川渓谷などで見られる一般的なコミヤマカタバミの
中心部はやや黄色みを帯びていますが
立矢川渓谷のコミヤマカタバミは黄色くありません。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
-
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
コミヤマカタバミの仲間にミヤマカタバミがあります。
コミヤマカタバミの葉は丸みを帯びていますが
ミヤマカタバミの葉は真っすぐ切ったような形をしています。
しかし、当地ではまだ見たことがありません。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
-
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)&ササバエンゴサク
この群生地はコミヤマカタバミが60%ほど、
他にはササバエンゴサク、キクザキイチゲ、ニッコウネコノメソウ、
タチツボスミレ、コチャルメラソウなどが混生しています。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
-
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
秘密の花園と言いなが、すぐそばを林道が通っています。
ただ林道からは高低的に直接見えないし、
駐車スペースも無いのでほとんどの車は通り過ぎてしまうので
訪れる人はほとんどいません。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
-
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
そんな立地条件なので人に踏み荒らされることもなく
渓流沿いとしては貴重な草地が広がっています。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
林道と草地の間にはこの小高い土手があるので
林道から草地は見えません。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
この草地は窪地状なので雨が続くと水没するような場所です。
湿地ではありませんが水分が溜まりやすい場所だし、
陽が燦燦と射す場所でも無いので生きていける植物は
限定的なようです。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のニッコウネコノメソウ(日光猫目草)
ニッコウネコノメソウ(日光猫目草/ユキノシタ科ネコノメソウ属)も咲いていました。
本州東北南部~四国に分布。イワボタンの変種。
主に太平洋側の山地や沢沿いに生える多年草。
名前の由来は日光国立公園の塩原で発見された事から。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
コミヤマカタバミは小深山傍食と書く場合と小深山片喰と書く二通りあります。と
上記で書きましたが、中国名の『深山酢漿草』をそのまま
ミヤマカタバミと読む場合もあります。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
『深山酢漿草』この漢字から推察されるように
カタバミの仲間はシュウ酸を含むため、
食べると酸っぱい味がするので酢漿草と呼ぶようです。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
-
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
酸っぱいほどのシュウ酸を含むせいか
コミヤマカタバミは害虫に強く、
虫食いのほとんどない美しい葉をしています。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミ(小深山片喰)
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☆白き花園~大滝川渓谷のコチャルメラソウ(小哨吶草)
コチャルメラソウ(小哨吶草/ユキノシタ科/チャルメルソウ属)
本州~九州の山地の沢沿いや湿った林内などに自生。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のコチャルメラソウ(小哨吶草)
一見地味で小さな花ですがクローズアップで見ると
雪の結晶のような、原始動物のような、とても個性的な花です。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のニリンソウ
コミヤマカバミ群生地の少し下流側にはニリンソウの大きな群生地もありますが、
終盤を迎えていました。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のニリンソウ
超レアな山野草はありませんが、
近場でこれだけ豊かな野の花が見られることは
まだまだ自然が豊かで嬉しいことです。 -
☆白き花園~大滝川渓谷のニリンソウ
これで◆黄金色の花園~涌井の清水のリュウキンカ&白き花園~大滝川渓谷のコミヤマカタバミはお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
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