2022/05/03 - 2022/05/04
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yakkunnさん
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ゴールデンウイークに群馬県の2つの温泉へ行くことを決めました。
一つは私が以前から行ってみたかった法師温泉・長寿館。そしてもう一つは家内が以前から行きたいと言っていた草津温泉です。
まず1日目は法師温泉です。
法師温泉は思ってたより交通の便がいい処でした。東京駅から上越新幹線に一時間乗り、上毛高原駅で降ります。上毛高原駅からバスもありますが今回はタクシーを利用し、35分で法師温泉に到着です。
法師温泉・長寿館は一軒宿でして周囲には何もありません。こんな山の中で100年もよく続いてるものだと感心します。
その長寿館は国鉄時代のフルムーンのポスターでお馴染みの宿です。高峰三枝子と上原謙が二人で登録文化財の木造混浴風呂に入ってるあの有名な温泉宿です。
私の温泉宿100選にどうしても入れたいとの思いがやっと叶いました。
どこかの本で読んだことがあります。
こんな人におすすめ:快適な秘湯、しっとりとしたレトロな内湯が好きな人
こんな人は他の宿を:旅は食事が一番で露天風呂が大好きな人
私はこんな人におすすめの方です。
2日目は
私の温泉宿100選***草津温泉・望雲(群馬県)
https://4travel.jp/travelogue/11756873
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線
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-
5月3日ゴールデンウイークに2泊3日で群馬県の2つの温泉に出かけます。
今日は私が行ってみたかった法師温泉・長寿館を目指します。
明日は家内が行ってみたいと言う草津温泉です。
岡山の自宅を朝7時に出て、新幹線で東京にきました。
初めて上越新幹線に乗ります。 -
東京発12時40分です。
短い乗り継ぎ時間でしたが急いで駅弁を購入。
八戸駅の穴子づくしフルコース弁当と奈良の柿の葉寿司です。
どちらも結構美味しいです。 -
1時間5分で上毛高原駅に到着。
あっという間です。 -
上毛高原駅の標高は450mぐらいだそうです。
これから行く法師温泉は標高800mです。
そして明日行く草津温泉は標高1200mだそうです。 -
法師温泉へ上毛高原駅からバスを乗り継いで行くと約一時間ですが便数が少ないので今日はタクシーで行くことにしました。
タクシーだと35分で行けます。 -
途中、赤谷湖と言う大きな池があり、たくさんの鯉のぼりを湖の上に吊るしてありました。
-
この湖を過ぎると猿ケ京温泉郷です。
猿ケ京温泉を過ぎると次第に家もまばらになってきました。
桃の花や桜が道端をピンクに染めていて綺麗です。 -
猿ケ京温泉郷を過ぎて5分ぐらいで左に法師温泉の看板が見えてきました。
ここを左折して5分ほどで一軒宿の法師温泉に着きますが、ここからが道が狭くなります。 -
乗用車がすれ違うことができないところもあります。
2台ほどすれ違いましたが、法師温泉・長寿館の日帰り入浴のお客だと思います。 -
オー!! 見えてきました。
一度は来てみたかった法師温泉・長寿館です。
予想していたとうり秘湯感いっぱいの一軒宿です。
岡山の自宅を出てちょうど7時間です。
2時40分に着きました。
法師川という小川にかかる橋を渡ると・・・ -
秘湯 法師温泉 長寿館の看板がいい感じです。
宿も見えてきました。
このあたりが駐車場で、スタッフが立って待ってくれています。 -
母家が山の日陰になっています
-
駐車場から玄関まで歩いて2分ほどですがワクワクしてきます
-
左が母家の玄関で、渡り廊下の右の棟が今日私達が泊まる法隆殿の棟です
-
長寿館、玄関の全貌が見えてきました。
-
3時がチェックインです。
それまで長寿館の全景を外から眺めてきます。
赤いポストと秘湯を守る会の提灯が母家の玄関にあります。
中心の母家の棟には1階にロビー、食堂、そして3つの温泉(法師の湯、玉城の湯、長寿の湯)が有り、2階に本館6室があります。
母家の表側に渡り廊下が有り、法隆殿11室へ繋がっています。
すなわち母家の向かいが法隆殿の棟です。
母家の裏にも渡り廊下があり、別館10室と薫山荘6室のある棟に繋がっています。
すなわち、母家の裏側が薫山荘・別館の棟です。
法隆殿、薫山荘、別館は2階建てです。
母家の2階にある一番古い本館だけは部屋にトイレがなく、共同トイレです。
宿泊料は薫山荘>法隆殿>別館>本館ですが古い本館が一番人気だとのことです。 -
まず薫山荘です。
玄関前のこの一階が本日の私たちの部屋です。
ロケーションはいいです。
母家の玄関を正面から見るのには一番いい部屋でしょう。
古そうに見えますが平成1年の建築です。 -
この一階の方です。
後で部屋を紹介します。
礎に2つのパネルが嵌め込まれています。 -
日本秘湯を守る会会員一同の言葉
「山のいで湯守って」 -
日本秘湯を守る会元名誉会長の言葉
「秘湯をさがして」 -
母家と法隆殿をつなぐ玄関前の渡り廊下を越えて行ってみます。
振り返ると右に母家と二階の本館部屋が見えます。 -
左に見える二階建ての部屋は法隆殿の続きです。
一、二階の6部屋が見えます。 -
本館の続きに 今夜入るあの有名な浴室が見えます。
左手が法師の湯、右奥が玉城の湯です。
長寿の湯は左奥にありますが、こちらからは見えません。
後で紹介します。 -
母家の裏には法師川という小川が流れています。
これがまたいい感じの小川です。
母家からこの渡り廊下を渡ると別館と薫山荘があります。
右手が昭和15年建築の別館です。 -
その別館です。
窓の外には法師川が流れています。
後で紹介しますが別館からは小川の向こうに長寿の湯と母家の本館が見えます。 -
渡り廊下を渡って左手が薫山荘です。
中では一番外観が綺麗です。
昭和53年の建築です。
薫山荘からは小川を挟んで母家の食堂あたりが見えます。 -
駐車場の方からの角度では母家の一階の食堂の奥に薫山荘が見えています。
これでざっと長寿館の外観をひと廻りしてきました。 -
それではそろそろ中に入ってチェックインです。
この提灯はいつ見てもいいですね!! -
古くて読めなくなってきた看板が残してあります
-
こちらの看板も読めなくなってきてます。
玄関の扉がなつかしい。 -
こんにちわ!
受付です。
靴を脱いで上がります。 -
靴を脱いで上がると神棚の間です
-
神棚の間から売店、喫茶、ロビーへとつながります
-
売店と喫茶はほぼ最近改造されたらしくまだ白木がピカピカです。
-
清潔感があってよろしいが、周囲のの古い木造と馴染むには10年以上かかるでしょう。
売店と喫茶があまりにも新しいのが残念。
もう少し古色を出して欲しかった。 -
喫茶の前にロビーがあります
-
ロビーでチェックインを待ってる人が居ました
-
それでは部屋に案内してもらいます。
玄関からどの部屋に行くにもこの廊下を通ります。
廊下の両脇や天井には写真や記念品がたくさん飾ってあります。 -
中でもこのポスターが一番目を惹きます。
というよりもこのポスターに会いたくて来たのです。
1982年 まだ国鉄の時のフルムーン夫婦グリーンパスのポスターです。
高峰三枝子、上原謙の入浴シーンのポスターは当時話題となりました。
そして今日、このポスターのロケ地であるこの法師の湯に入るためにやってきたのです。 -
この廊下の両脇には記念の品が色々展示してあります
-
山本陽子さんも若い!
-
法師温泉ではたくさんのロケがおこなわれていたようです
-
最近ではテルマエ・ロマエのロケも行われたそうです
-
古い電話も懐かしいです
-
写真など見ながら廊下を進むとシカの剥製が現れてきます。
実はこのシカがいい目印になるのです。 -
このシカのところを真っ直ぐ進むと裏の別館と薫山荘のある棟になります。
私たちはこのシカのところを右に曲がり階段を上がっていきます。 -
この階段を上がると母家の二階となり本館の部屋があります
-
階段は2段階になっていますが、一つ目の階段を上がったところを左に曲がると本館の部屋があり、右に曲がると共同トイレです。
-
階段を上がって左が本館の部屋、
明治8年建築です。 -
本館の部屋にはトイレがありません。
階段右手の共同トイレを使います。 -
本館二階を横切って2つ目の階段を上がると・・・
-
法隆殿につながる渡り廊下となります。
長寿館へ到着した時、玄関の頭上に見えていたあの渡り廊下です。 -
この渡り廊下の窓からは向こうに駐車場方面が見え、右手に長寿館玄関、左手に法隆殿の私たちの部屋が見えます。
-
この窓からは母家玄関の屋根が見えますが、屋根には草が生えています
-
この渡り廊下の反対側の窓からの景色です。
右手に薫山荘の一部と左手に法師の湯の屋根が見えます。
中央の道の向こうは、この後 散歩する「逢い初の滝」の方面です。 -
キョロキョロしながら渡り廊下を渡ると新しい階段があります。
法隆殿二階部屋の人はこの階段を上がります。
私たちの一階の部屋はこの階段の下を潜るように右へ曲がります。 -
階段の下には大きなお皿が飾ってありますので、この新しい階段とお皿が見えたら私たちの今夜の部屋はもうすぐです。
-
私たちの部屋の前の廊下の窓から眺めると母家の玄関がまさに正面に見えますので一番のアングルだと思います。
右手に今渡ってきた、渡り廊下が見え、
左手に私たちの法隆殿の部屋が見えます。 -
ということでやっと私たちの部屋に到着しました。
まんさくという部屋です。 -
部屋に入るとまずこたつの間です。
小さな部屋ですが掘りこたつになっていますので楽です。
5月3日ですがまだこたつは必要です。
夕食と朝食の部屋食はここでいただきます。
テレビはこの部屋だけで見ることができます。 -
次の部屋に入るともう最初から布団が敷いてあります。
-
角部屋です。
椅子の間もあり楽です。
結局こたつの間、布団の間、椅子の間の3部屋です。 -
まずお菓子でお茶をいただきます
-
冷蔵庫の内は有料です
-
洗面所、トイレは本館以外は部屋にあります。
-
避難経路の地図です。
これをみて長寿館の配置を頭に入れるのですが結構難しくて理解するのに時間がかかります。 -
本館、別館、法隆殿、薫山荘の部屋割り、建築年度が書いてありました。
上の平面図と この宿泊棟の紹介の2枚が旅行記を整理するのに大変役に立ちました。 -
部屋の窓からの景色が大事ですので一番にチェックします
-
角部屋ですのでこちらの窓を開けてみますと駐車場から歩いてきた方向が見えます。
右に少し見えてるのは母家の食事処です。 -
そしてこちらの窓からは母家玄関がほぼ正面に見えます
-
部屋で休憩した後 別館、薫山荘のある棟を見学にいきます。
ロビーからこの廊下を真っ直ぐいくと母家の裏へ行く渡り廊下です。 -
こちらの階段は数段だけです。
階段を上がると左へ食堂の案内があります。
今日は私たちは部屋食なので、食堂を見学させてもらいます。 -
この廊下を突き当たってまた左に曲がると食堂になりますが食堂は母家の一階ということになります。
-
テーブルの席と堀こたつの席があります。
落ち着いた雰囲気の食堂です。 -
階段を上がった所へ帰ってきて渡り廊下の窓を覗いて見ますと・・・
-
右に本館の部屋と正面に長寿の湯が見えます。
本館は外から眺めてみると本当に古そうです。
明治8年建築で国登録有形文化財となっています。 -
渡り廊下中央付近から眺めてみると本館と長寿の湯が綺麗に見えます
-
渡り廊下はこの法師川を乗り越えているのです。
長寿の湯が見えていますが、その向こうに法師の湯と玉城の湯があります。
法師の湯の屋根が少し見えています。
いい感じのアングルです。 -
渡り廊下を渡ると右手が別館で、
-
左手が薫山荘です。
別館と薫山荘の中まではいきませんでした。 -
長寿館の中と外を検索したので お風呂に入る前に長寿館の裏山へ散歩してきます。
15分ほど歩くと滝があるそうです。
母家の前の渡り廊下をくぐって裏の方へいきます。 -
マキを積んだ倉庫があります。
スタッフの住居もあります。 -
法師川に架かっている小さな橋を渡っていきます
-
この橋から下流をみると左に玉城の湯が見えます
-
法師川の右手向こうには別館と薫山荘が少し見えます。
私はこの橋から見る小川の景色が一番好きです。 -
この橋を渡って進むと薬師如来堂もあります
-
この辺りは法師自然文化公園という名前がついています
-
植物園もきれいに整理されています。
向こうにまだ少しだけ雪が残ってる山が見えてきました。
三国山という山だそうです。 -
滝まで来ました。
「逢初の滝」という名前のかわいい滝です。
ここでUターンして宿へ帰ります。 -
ただいま16時30分です。
これからお風呂に入るのですがこの「温泉のご案内」がとても重要です。
今日明日入るお風呂の予定を立てます。
家内はこれから玉城の湯、20時から法師の湯、そして明日朝、長寿の湯に入る予定。
私はこれから長寿の湯、夕食後20時までに法師の湯、そした明日朝、7時までに玉城の湯に入る予定にしました。 -
日帰り入浴は基本的には11時~14時ですが、中止になることも多いです。
しかも女性は長寿の湯、男性は混浴・法師の湯だけです。
ですので宿泊客がチェックインしてる間は日帰り入浴客とは会うことはありません。
これはいい時間調整だと思います。
私はまず長寿の湯に入ってきます。 -
スリッパをみるとどれだけ混んでるかわかります。
先客がいましたので写真は断念しました。
長寿館のホームページ
http://www.hoshi-onsen.com/onsen.html#chojyunoyu
長寿の湯は小さな浴槽で3人入るといっぱいですがシャワーがあり頭を洗うことができます。
長寿の湯も源泉掛け流しで床の小石の間から湧いてきます。 -
お風呂の後 夕食です。
コタツの間で部屋食です。
日本語の上手なネパールの男性スタッフが夕食の準備をしてくれます。
ゴールデンウイークで満室のようです。
忙しいのでしょう、無駄口は言わず、手際よく準備してくれました。
基本的には地元の食材で山菜が中心です。 -
都会のホテルの食事を期待してはいけません。
秘湯の食事はどこもこんな感じです。
私たちはグルメ派ではないので十分です。 -
夕食を済ませ、20時までにいよいよ法師の湯へ入ってきます。
法師の湯は20時~22時が女性だけで それ以外は混浴です。
なんとスリッパがありません。
この時間は誰も入ってないのです。 -
脱衣場にある温泉分析表です。
PH8.5 泉温41.5度
加水はしておりません
冬季のみ加温しております
循環・濾過装置は使用していません
入浴剤は入れておりません
消毒剤は入れておりません。
と書いてあります
口に入れて見ましたが無色透明ほぼ無味無臭 -
やはり浴室には誰も入っていません。
1枚だけ写真を撮らせてもらいました。
法師温泉長寿館法師の湯です。
あのフルムーンの湯です。
感激しながら一人でゆっくり入ります。
浴槽は8つに区切ってあり温度が少しずつ違いますが全体的に暑くはない湯です。
床の小石の間から少しずつ湧いてきています。
浴槽へ出入りするのに木枠をまたぐ必要があります。
混浴は女性にとって敷居が高いと一番に感じましたね。 -
法師の湯を独り占めにして もう言うことはありません。
あとは夜の長寿館の写真を撮りに出てみます。
窓から見る玄関正面。 -
外に出て、玄関と渡り廊下
-
私たちの泊まってる法隆殿。
ゴールデンウイークだと言うのに全く静かです。
宿泊客はほぼ全員シニアカップル。
それではおやすみなさい! -
おはようございます。
腰痛を抱えているので本当はベッドがよかったのですが長寿館にはベッドの部屋はありません。
お願いして布団をたくさん重ねてもらいました。
おかげで腰は大丈夫です。 -
部屋の窓を開けてみると空気がきれいです
-
朝の7時から玉城の湯は女性専用になるのでそれまでに入ってきます。
ここでもスリッパがありません。 -
ラッキーです。
誰も入っていません。
写真を撮らせてもらいました。
長寿館のなかでは一番新しい浴室ですが素晴らしくいい感じの浴室です。 -
浴槽の向こうに露天風呂が見えます。
長寿館ではここ玉城の湯だけに露天風呂があります。
玉城の湯は洗髪できます。 -
法師温泉のイメージをこわさないようにデザインを考えたとのことです
-
朝の玉城の湯もよかったな~
朝風呂のあと朝食です。
朝食も部屋食です。 -
秘湯の朝食らしく質素で普通です。
でも十分です。 -
荷造りを済ませロビーでコーヒー飲みます
-
10時半がチェックアウトです。
おせわになりました。
楽しかったです。 -
お迎えのタクシーが来ました。
それではこれから山を越えて草津温泉にいきます。 -
法師温泉から草津温泉まで車で約二時間半の予定です。
途中 りんご畑から雪を被ったきれいな山が見えました。
おそらく草津温泉は彼方の方角だと思います。
ゴールデンウイーク2日目の始まりです。
私の温泉宿100選***草津温泉・望雲(作成中)に続く
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