私の温泉宿１００選＊＊＊＊和倉温泉・加賀屋・能登渚亭でお正月（石川県）

2021/12/31 - 2022/01/02

以外にもコロナが落ち着いてる年末が近づいてきたので急いで温泉旅行を計画しました。
考えることはみんな一緒でなかなか年末の宿が取れない。
そこで少人数のツアーを発見。
２泊３日で初めての加賀屋へ行ってきました。
しかも憧れの雪景色の加賀屋に宿泊できたのはラッキーでした。
評価が真っ二つに分かれる名宿・加賀屋はあまりにも有名なので期待しすぎるとかえって評価が悪くなるのだと思いました。
予備知識なく泊まったなら温泉も接遇も食事も特別欠点もなく高得点だと思います。
今回泊まった部屋は能登渚亭と言う標準的な部屋でした。
良かった点は高塩分の温泉です。少し残念だったのは夕食が２日ともほぼ同じパターンの食事だったこと。
その他、加賀屋流と言われるお出迎えなどの接遇はほぼ想定内でした。
何はともあれコロナ禍なのに和倉温泉で雪の正月を迎えることができた健康に感謝しながら無事帰ってきました。

１２月３１日
岡山＝新大阪＝金沢＝和倉温泉、加賀屋泊
１月１日
和倉温泉・加賀屋～雨晴海岸～高岡～五箇山～和倉温泉・加賀屋泊
１月２日
加賀屋～食祭市場～気多神社～金沢駅＝新大阪＝岡山

エリア 和倉温泉(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

天気予報は全国的に大雪注意報
JRの遅れを想定しながら早め早めの電車に乗り、岡山から新大阪に来ました。
１２／３１大晦日、新大阪１１：４６発サンダーバード号で金沢へ向かいます。
新大阪の構内は結構な人出です。

正月旅行は今まではほとんど南の方へ向かっていましたが、今回は初めて北国へ行きます。
岡山南部では雪が積もるのは年に一回ぐらい。
雪国への旅行が憧れでした。
大雪の中の旅行はどのようになるのか想像がつきません。
というか、大雪の個人旅行は自信がないので今回は１０人ほどの小ツアーに参加！

電車が京都を過ぎて琵琶湖の北に来ると一面雪景色！

雪が珍しくて車窓からシャッターを切りっぱなし、
嬉しくてはしゃいでいました。

新大阪から２時間４0分で金沢へ到着、
金沢で１５：００発　特急・能登かがり火号に乗り換えて和倉温泉に向かいます。

金沢からの七尾線が雪で運休だったらタクシーで和倉温泉まで行くかもしれないとツアー添乗員が話していたが、少しだけ遅れながら何とか走ってるとのこと。
ほぼ定刻に特急・能登かがり火号が入ってきて一安心。

金沢から先も　車窓から雪景色を見てるととても楽しくて昼寝をする間もありません

金沢から約一時間、わずか遅れただけで終点・和倉温泉駅に到着
この頃雪は降ったり止んだり

歓迎わくら温泉の案内版を見てわくわく！

明後日の帰りはバスで金沢まで行くので　和倉温泉駅は見納めとなるなので写真を撮ります

駅には和倉温泉の旅館のお迎えが多数来てます。
加賀屋は小型バスが３台来ていました。
そのうちの１台に乗り、これから加賀屋へ向かいます。

迎えのバスが加賀屋に到着、

この寒い中、スタッフが一列になり　玄関で加賀屋のお迎えです。

彼女たちは部屋担当のスタッフです。

私たちの部屋担当のスタッフもこの中にいますがまだどの人かはわかりません。

玄関を入ると広いロビー
絨毯も豪華
天井からの提灯が印象的
ここでもわくわくします

ロビーの正面は七尾湾に面したラウンジです

このロビーで私たちツアーに女将さんから歓迎のご挨拶です

その後　部屋に案内されます。

今日の部屋は能登渚亭・４階です。

ロビーのある棟のエレベータで上がります。

エレベーターの中から提灯を見ながら上がって行きます

４階　エレベータを降りたところ

４１７号室です

本日のお部屋です。

１０畳、4畳、4畳ぐらいの３つの部屋です。

和室とテーブルの部屋とベッドルームです

腰痛のため是非ベッドの部屋をとお願いしました。
小さな寝室ですがベッドがあるから十分です。

私にとって部屋の窓からの景色が重要です。

七尾湾に面し、能登島にかかるツインブリッジが見えます。

高層階もいいですが、低層階は海が目の前で迫力があります。

低層階もいいなと最近思うようになりました。

こちらに見えるのは加賀屋・雪月花の建物です。

私たちの能登渚亭の建物とは１階２階でつながっています。

大浴場は雪月花の２階３階に見えています。

お茶請けのお菓子

冷蔵庫は有料

洗面台は普通に綺麗です

大浴場へ行くので部屋のお風呂は全く使いません

女性用浴衣

男性用浴衣

まず温泉大浴場へ入ってきます。

能登渚亭からは１階のお土産街道を通り雪月花の棟に来て、２階へ上がり・・・

そこで女性はもう１階上へ、
男性は半階下へ行く感じ、
説明するのが少しややこしい、

そして男性の方は中でまた１階と２階に湯船があります。

部屋でスタッフの説明を受けた時もさっぱりわかりませんでした。
とにかく入ってみてやっとわかった！

温泉分析表
泉温　８５度
無色透明
強塩味

もちろん源泉掛け流しだが、とにかく塩辛い！！
今まで入った温泉の中でも一番塩辛いかも、

でもいい湯でした。

ジュースのサービスです

風呂上がり館内を探索します

錦小路と名を付けているお土産街道

能登渚亭の棟と雪月花の棟をつなぐ１階の通路がこのお土産通りです

時間がないのであまりゆっくりとは見ませんでした

「すがぬけ」

茅でできたこの輪っかをくぐると1年の間に起こった悪かったことが流れ、新しい年がやってくるというもの

加賀屋の中には壁や天井やあらゆるところに美術品が飾ってあり美術館巡りをしてるようです

加賀友禅が多く飾ってあります。
館内は美術館めぐりツアーというサービスもあります。

雪月花棟の１階フロアーです。
宙に浮いたラウンンジがあります

祭り小屋というイベントの部屋がります。
今日は和太鼓だそうです。
無料です。

温泉に浸かり、お土産屋も覗いて、これから部屋で夕食です。
お品書きを見て、期待　大ですが、食べ切れるかどうかいつも心配します。

部屋担当の中居さんに私たちは小食ですので・・・
と先に伝えます。
まずカニからですね！

「くちこ」

なまこの卵巣を干したもの。
能登の高級珍味、酒の肴に出されます。

お造りも上品でよろしい

のどぐろの煮付けです

鮑です。
その他写真を撮るのを忘れています。

お肉も上等なものです。
しかしこの頃はもうお腹がいっぱいで食べきれません。

お米もさすがにおいしい、石川県産コシヒカリだそうです

デザートは少しでいいです

結構急いで夕食を済ませました。
夕食後８時３０分から館内でのマジックショーを予約しました。

なぜか一番前の特等席です。
テレビではよく見ますが、目の前で見るのは初めてかも・・・。

昨年はコロナのせいで、昨年の正月は加賀屋もショーは中止だったそうです。
でも今年はやってます。

ショーを見て部屋に帰る途中、外に出てライトアップの加賀屋の写真を。

玄関には雪が残っています。
明日は大雪の予報です。
明日は日帰りで合掌作り、雪の五箇山見学の予定ですが、行けるかな～？

2022年元旦
朝、テレビをつけると　富士山の初日の出の中継をやっています。
今年はめずらしく山梨県は快晴で　ダイヤモンド富士とやらが見えたそうです。

昨夜は七尾湾へ吹き付ける風の音がすごかった。
部屋の窓から外を覗いてみると雪が昨日よりは多く積もっています。

朝食前に加賀屋の外をひと回りしてきます。
このころ雪がひどく降ってきました。
雪の加賀屋を見て大喜び！！

加賀屋の目の前は和倉港です

七尾湾にかかるツインブリッジが見えます。
右手が能登島です

ぼんやり加賀屋を眺めていると、

どんどん雪が降ってき始めました

いいぞいいぞ！！
雪をみるのが珍しくて、嬉しくて、はしゃいでいます。

雪景色の加賀屋は最高の思い出になりそう

加賀屋の前の植木や、

加賀屋の前の源泉や、

加賀屋の前の石碑や、

加賀屋の前の公園も雪で案内板が読めません

加賀屋の前のメイン通りをバスがゆっくりと走ってきています

加賀屋周辺の雪景色を見てきました。
部屋で元旦の朝食をいただきます。

元旦の朝食です。
まずは能登ミルク。

食事は毎回部屋食です。

テーブル、イスですので楽でいいです。

お正月です

かじきの昆布締め

お雑煮のかわり

お屠蘇は口をつけるだけにします

カレイやシャケの干物ですが、朝食もお腹が一杯で食べきれません。
その他いろいろ出ます。

朝食後楽しみにしていた雪の五箇山合掌作りの村へこの貸切バスで日帰りしてきます。

雪の中、加賀屋のスタッフがお見送りです

期待していた通り、大雪です

高速道路の五箇山インター

インターを降りるとしばらくして五箇山の合掌作りの集落・菅沼集落が川沿いに見えてきます。
菅沼集落の方は車窓から見るだけで、相倉集落へ向かいます。

五箇山インターを降りて約２０分で相倉合掌作り集落の駐車場へ到着。

加賀屋から直行だと片道二時間ぐらいです。

相倉集落へ着いた頃は雪が止み、青空も見えてきました

豪雪の五箇山合掌作りですが、私たちが見学してる間だけ雪が止んで最高です

夏の五箇山もいいと思いますが、やっぱり雪にうもったこの景色が最高ですね！！

約５０分の五箇山滞在でした。

それでは加賀屋へ帰ります。

バスは加賀屋へ帰ってきました

時間も遅かったので、加賀屋へ着いたらすぐに、夕食です。

元旦の加賀屋の夕食です

部屋食です。

前菜です。

いつも家内は言います、前菜でお腹が一杯になると。

正月ですが、お造りもまずまずです

鮑が毎日でます

お肉も毎日出ます。

五箇山日帰りツアーで少々疲れたので温泉に入ってすぐ寝ます。

１月２日朝

昨日と打って変わって窓の外は快晴。

風も波も全くありません。

正月２日の七尾湾です

全く静かで昨日の大荒れが嘘のよう

このテーブルに大変おせわになりました。
食事が楽でした。

１月２日の朝食です。

昨日とそれぞれ少しずつ変わったものが出てる。

２泊お世話になった部屋です。
３部屋があり、いい部屋でした。
能登渚亭でも十分です。
では帰宅の準備をします。

朝食の後、雪解けした加賀屋の周囲を一回りします。
玄関脇にある神聖な大岩です。

加賀屋の向かいにある源泉

湧浦の湯壺とかいてあります。
和倉温泉源で湯煙が常に上がっています。

晴れ上がった和倉港から加賀屋をカメラに納めてきます

左が能登渚亭、右が浜離宮のタワーです。
廊下で繋がっています。

夕方はスタッフが門の中に並んでお迎えをしていますが、
朝は門の外にスタッフが並んでお見送りです。

こんんな感じで全てのお客を見送っています

そして私たちのバスが出発の準備をすると・・・

一人のスタッフがバスに乗ってきてマイクでご挨拶です

最後まで女将が手を振っています

２泊３日の加賀屋を出発して、金沢駅に向かいます。
途中　まずおみやげ店に寄ります。
能登食祭市場というところです。
加賀屋から２０分ほどのところです。

日本一大きいひちりんが入口に置いてあります

魚からお菓子まで地元のお土産が揃ってる結構大きなお土産やです

お土産を買った後、気多神社へ参拝に向かいます。
気多神社は石川県では一番由緒ある神社だそうで、初詣のお客で渋滞が予想されますとのこと。
案の定、神社手前で大渋滞！
バスは別の通路へ誘導され、運良く駐車場へ入れました。

ところが神社の鳥居近くから長蛇の列。
せっかく近道で駐車場まできたものの本殿まではそうとう時間がかかりそう。

どうしようもなく参道は動けません

結局　鳥居越しに手を合わせ、健康を祈願してバスに乗ることになりました

あとは金沢駅へ一直線です

金沢駅前のホテル金沢・最上階のレストランで昼食です。

こちら側は金沢駅が綺麗に見えます。

反対側は白山方面

デザートが一番美味しかったです

世界で最も美しい駅の一つに選ばれた金沢駅を初めて見ることができました

よくテレビで見る相撲力士、この３人は石川県の出身だそうです。

金沢駅に飾ってあります。

金沢駅１４時５７分発サンダーバードが入ってきました。
それではこれから新大阪経由で岡山へ帰ります。

コロナが瞬間落ち着いた年末年始、２泊３日で豪雪の加賀屋、五箇山へ行ってきました。
雪景色を存分に楽しんで久しぶりに大満足の正月旅行でした。