今出川・北大路・北野旅行記(ブログ) 一覧に戻る
昨年秋の紅葉狩りに続いて、桜の名所巡りに行ってきました。京都に桜満開宣言が出たのが3月30日、京都を訪れたのが4月1日から7日までということで、どこに行っても桜は満開で、桜の美しさを堪能することができました。<br /><br />1日目は平野神社、京都府立植物館、蹴上インクライン、円山公園<br />2日目は醍醐寺周辺と高瀬川沿い<br />3日目は哲学の道周辺と平安神宮周辺、祇園白川<br />4日目は上賀茂神社と千本釈迦堂、渉成園<br />5日目は原谷苑と大徳寺周辺<br />6日目は吉野山<br />7日目は泉湧寺周辺、を訪れました。<br /><br />この旅行記は4日目の記録です。<br />

春の京都、桜の名所を巡る旅☆上賀茂神社・千本釈迦堂・渉成園

1いいね!

2022/04/01 - 2022/04/07

3167位(同エリア3398件中)

旅行記グループ 京都の旅行記

0

21

ぷーちゃんさん

この旅行記のスケジュール

2022/04/04

この旅行記スケジュールを元に

昨年秋の紅葉狩りに続いて、桜の名所巡りに行ってきました。京都に桜満開宣言が出たのが3月30日、京都を訪れたのが4月1日から7日までということで、どこに行っても桜は満開で、桜の美しさを堪能することができました。

1日目は平野神社、京都府立植物館、蹴上インクライン、円山公園
2日目は醍醐寺周辺と高瀬川沿い
3日目は哲学の道周辺と平安神宮周辺、祇園白川
4日目は上賀茂神社と千本釈迦堂、渉成園
5日目は原谷苑と大徳寺周辺
6日目は吉野山
7日目は泉湧寺周辺、を訪れました。

この旅行記は4日目の記録です。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 朝、上賀茂神社に行きました。国宝2棟、重要文化財41棟を所有する、7世紀末には創建されていた、京都で最も古い神社の一つです。バス停そばに建つ大きな朱色の鳥居から参道が伸びています。<br />

    朝、上賀茂神社に行きました。国宝2棟、重要文化財41棟を所有する、7世紀末には創建されていた、京都で最も古い神社の一つです。バス停そばに建つ大きな朱色の鳥居から参道が伸びています。

    賀茂別雷神社(上賀茂神社) 寺・神社・教会

  • 桜の名所巡りをしていて訪れた上賀茂神社の参道両側に、桜がきれいに咲いていました。

    桜の名所巡りをしていて訪れた上賀茂神社の参道両側に、桜がきれいに咲いていました。

  • 大きく枝を拡げた御所桜が満開で見事でした。

    大きく枝を拡げた御所桜が満開で見事でした。

  • 上賀茂神社の境内にある結婚式場細殿の前に立て砂があります。祭神の賀茂別雷神が最初に降臨した神山にちなんだものです。神が降りられる憑代です。鬼門や裏鬼門に砂を撒き清める風習は、この立砂信仰が起源です。清めの砂の始まりです。<br />

    上賀茂神社の境内にある結婚式場細殿の前に立て砂があります。祭神の賀茂別雷神が最初に降臨した神山にちなんだものです。神が降りられる憑代です。鬼門や裏鬼門に砂を撒き清める風習は、この立砂信仰が起源です。清めの砂の始まりです。

    上賀茂神社の立て砂 (盛砂) 名所・史跡

  • 朱色に輝く楼門、二葉葵の文様が刻まれた金具が飾られた社殿、小川が流れる境内など見どころも多くあります。

    朱色に輝く楼門、二葉葵の文様が刻まれた金具が飾られた社殿、小川が流れる境内など見どころも多くあります。

  • 上賀茂神社から神官たちが社家を構えた明神川に沿って、大田神社方向に5分ほど行ったところに藤木社が建っています。上賀茂神社の末社で、明神川の守護神として信仰されていて、社を覆い隠すように樹齢500年と言われる大きなクスノキが生育しています。小さな社ですが、葵祭の時は神興渡御が行われ地元の人に守られている神社です。川沿いに土塀の家々が建ち並ぶ風情ある町並みは、静かで気持ちよく散策しました。<br />

    上賀茂神社から神官たちが社家を構えた明神川に沿って、大田神社方向に5分ほど行ったところに藤木社が建っています。上賀茂神社の末社で、明神川の守護神として信仰されていて、社を覆い隠すように樹齢500年と言われる大きなクスノキが生育しています。小さな社ですが、葵祭の時は神興渡御が行われ地元の人に守られている神社です。川沿いに土塀の家々が建ち並ぶ風情ある町並みは、静かで気持ちよく散策しました。

    藤木社 寺・神社・教会

  • 明神川沿いをさらに進んだ住宅街に、大田神社があります。創建年代は不詳ですが、賀茂の最古の社です。朱色の鳥居から社殿まで参道の両側に大木が茂っています。静かな境内で鳥が鳴いていました。鳥居の横に大田の沢があり、国の天然記念物に指定されたカキツバタの群生があります。青々とした葉が育っていました。静かな境内で観光地化されていない京都を感じました。<br />

    明神川沿いをさらに進んだ住宅街に、大田神社があります。創建年代は不詳ですが、賀茂の最古の社です。朱色の鳥居から社殿まで参道の両側に大木が茂っています。静かな境内で鳥が鳴いていました。鳥居の横に大田の沢があり、国の天然記念物に指定されたカキツバタの群生があります。青々とした葉が育っていました。静かな境内で観光地化されていない京都を感じました。

    大田神社 寺・神社・教会

  • 今出川通の上七軒バス停から、住宅街を数分歩いて千本釈迦堂にやってきました。1227年に開創されました。<br />

    今出川通の上七軒バス停から、住宅街を数分歩いて千本釈迦堂にやってきました。1227年に開創されました。

    千本釈迦堂(大報恩寺) 寺・神社・教会

  • 山門に向かい石畳の参道を歩いていくと桜が咲いていました。

    山門に向かい石畳の参道を歩いていくと桜が咲いていました。

  • 千本釈迦堂前に阿亀桜と名付けられた立派なしだれ桜が咲いていました。

    千本釈迦堂前に阿亀桜と名付けられた立派なしだれ桜が咲いていました。

  • 千本釈迦堂です。この本堂の前におかめ塚があります。本堂造営の際に、過失で柱を短く切ってしまい悩んでいた棟梁に、妻のおかめが斗栱を使うことを話した結果事なきを得たものの、上棟式の前におかめは自刃し、夫の名声を守ったことから、おかめの徳を偲ぶために建立されました。堂内に全国から奉納されたおかめ像や面などが多数あり、おかめ坐像もありました。本堂の柱に応仁の乱の時につけられた刀と槍の傷跡があり、遠い過去を生々しく感じました。

    千本釈迦堂です。この本堂の前におかめ塚があります。本堂造営の際に、過失で柱を短く切ってしまい悩んでいた棟梁に、妻のおかめが斗栱を使うことを話した結果事なきを得たものの、上棟式の前におかめは自刃し、夫の名声を守ったことから、おかめの徳を偲ぶために建立されました。堂内に全国から奉納されたおかめ像や面などが多数あり、おかめ坐像もありました。本堂の柱に応仁の乱の時につけられた刀と槍の傷跡があり、遠い過去を生々しく感じました。

  • 参道の桜です。

    参道の桜です。

  • 予約していたランチまで時間があったので、上七軒交差点から北野天満宮まで天満宮の表参道にあたる上七軒を歩きました。通りの両側には格子造りの飲食店や老舗の和菓子屋、漬物店などが並んでいました。店の軒先には秀吉がもてなされた団子が気に入り、茶店の許可を与えたとされる五連団子がデザインされた提灯が飾られていました。訪れた時は人通りも少なく、落ち着いた通りという印象を受けました。<br />

    予約していたランチまで時間があったので、上七軒交差点から北野天満宮まで天満宮の表参道にあたる上七軒を歩きました。通りの両側には格子造りの飲食店や老舗の和菓子屋、漬物店などが並んでいました。店の軒先には秀吉がもてなされた団子が気に入り、茶店の許可を与えたとされる五連団子がデザインされた提灯が飾られていました。訪れた時は人通りも少なく、落ち着いた通りという印象を受けました。

    上七軒 名所・史跡

  • 北野天満宮に来ました。学問の神様・菅原道真を祀る神社として知られています。受験間近の頃や修学旅行生が多く訪れる時期は大変な賑わいになる神社で、昇殿して祈願するにも待ち時間が出るほど混み合います。今回は新学期が始まる時期だったため、合格したお礼に訪れる人がいる程度で、それほど混雑はしていませんでした。これまで人が多くじっくり見学することができなかった、彫刻や飾金具が施された国宝の本殿をじっくり眺めてきました。<br />

    北野天満宮に来ました。学問の神様・菅原道真を祀る神社として知られています。受験間近の頃や修学旅行生が多く訪れる時期は大変な賑わいになる神社で、昇殿して祈願するにも待ち時間が出るほど混み合います。今回は新学期が始まる時期だったため、合格したお礼に訪れる人がいる程度で、それほど混雑はしていませんでした。これまで人が多くじっくり見学することができなかった、彫刻や飾金具が施された国宝の本殿をじっくり眺めてきました。

    北野天満宮 (天神さん) 寺・神社・教会

  • 烏丸七条バス停から北東へ5分ほど歩いたところにある渉成園にやってきました。東本願寺の飛地境内で、東本願寺13代宣如上人が1653年に退隠して隠居所にしました。池泉式回遊式庭園で、見どころの多い建物が建っています。受付から入ってすぐの石垣は長い切り石や石臼や自然石などで組まれていて芸術的な美しさを感じました。<br />

    烏丸七条バス停から北東へ5分ほど歩いたところにある渉成園にやってきました。東本願寺の飛地境内で、東本願寺13代宣如上人が1653年に退隠して隠居所にしました。池泉式回遊式庭園で、見どころの多い建物が建っています。受付から入ってすぐの石垣は長い切り石や石臼や自然石などで組まれていて芸術的な美しさを感じました。

    渉成園 (枳殻邸) 名所・史跡

  • 満開の桜林と池に流れる水路です。

    満開の桜林と池に流れる水路です。

  • 草花や木々は手入れがされていて、四季折々の楽しみ方ができるようになっています。

    草花や木々は手入れがされていて、四季折々の楽しみ方ができるようになっています。

  • 園内に楼門造りの建物や、茶室や、大広間などがあります。この傍花閣は楼閣造りで左右側面に山廊と呼ばれる階段の入口があります。珍しい建物です。

    園内に楼門造りの建物や、茶室や、大広間などがあります。この傍花閣は楼閣造りで左右側面に山廊と呼ばれる階段の入口があります。珍しい建物です。

  • 池の周りのモミジの若葉がきれいで、鳥が鳴いていました。

    池の周りのモミジの若葉がきれいで、鳥が鳴いていました。

  • 園内を歩いていたら、警備点検のスタッフが、「縮遠亭の点検で戸を開けます」とアナウンスしていました。どの建物も外観のみで戸が閉まっていて内部を見ることはできませんでしたが、点検中は撮影禁止でも見ることはできるとのことでした。スタッフが数分作業している間、印月池の北大島の上に建つ茶室の中を見ました。

    園内を歩いていたら、警備点検のスタッフが、「縮遠亭の点検で戸を開けます」とアナウンスしていました。どの建物も外観のみで戸が閉まっていて内部を見ることはできませんでしたが、点検中は撮影禁止でも見ることはできるとのことでした。スタッフが数分作業している間、印月池の北大島の上に建つ茶室の中を見ました。

  • 大広間のある閬風亭の前に広がる芝生です。一番驚いたのは入園料を払うとカラーの立派なガイド本をくれたことです。2人で入ったので、渉成園の名物と建築物についての本と園内の木々草花の本をもらいました。保存版です。

    大広間のある閬風亭の前に広がる芝生です。一番驚いたのは入園料を払うとカラーの立派なガイド本をくれたことです。2人で入ったので、渉成園の名物と建築物についての本と園内の木々草花の本をもらいました。保存版です。

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

京都の旅行記

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP