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2月22日。猫の日に合わせて『古書と茶房ことばのはおと』に出かける予定でしたが、小梅ママに急な来客があり予定を変更。<br />この日は小梅パパがひとりで京都御苑に出かけました。<br />2月23日。一日遅れで『ことばのはおと』へ。<br />2月29日。大阪の病院に見舞いに行きがてら、小梅パパがレトロな建物が残る北浜周辺のひな人形飾りを見て歩きました。<br />3月1日。永々棟のひな飾りを見学に行きました。<br />

3月3日は桃の節句 2月22日はニャンコの節句?

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2024/02/22 - 2024/03/01

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koume

koumeさん

2月22日。猫の日に合わせて『古書と茶房ことばのはおと』に出かける予定でしたが、小梅ママに急な来客があり予定を変更。
この日は小梅パパがひとりで京都御苑に出かけました。
2月23日。一日遅れで『ことばのはおと』へ。
2月29日。大阪の病院に見舞いに行きがてら、小梅パパがレトロな建物が残る北浜周辺のひな人形飾りを見て歩きました。
3月1日。永々棟のひな飾りを見学に行きました。

  • 2月22日。小梅パパがひとりで京都御苑に出かけました。

    2月22日。小梅パパがひとりで京都御苑に出かけました。

  • 桃の花はちらほらと蕾が綻び始めた状態。

    桃の花はちらほらと蕾が綻び始めた状態。

  • 三輪咲いていました。<br />桜では標本木で5輪以上咲いていれば開花宣言が出されるようですが、ちょっと足りない。

    三輪咲いていました。
    桜では標本木で5輪以上咲いていれば開花宣言が出されるようですが、ちょっと足りない。

  • 梅林はこんな感じ。<br />まだ満開にほど遠いようですが、南(写真の正面方向)に向かうほど開花が進んでいました。

    梅林はこんな感じ。
    まだ満開にほど遠いようですが、南(写真の正面方向)に向かうほど開花が進んでいました。

  • 白梅。

    白梅。

  • 紅梅。

    紅梅。

  • このあたりの紅梅はけっこうにぎやかです。

    このあたりの紅梅はけっこうにぎやかです。

  • 幹の下の方から出てきた真新しい枝に開花間近の蕾がひしめき合っています。

    幹の下の方から出てきた真新しい枝に開花間近の蕾がひしめき合っています。

  • 白梅も南へ行くほど開花が進んでいます。

    白梅も南へ行くほど開花が進んでいます。

  • 紅梅のような白梅のような。

    紅梅のような白梅のような。

  • 梅の花見をそれなりに楽しんで帰途についた小梅パパでした。

    梅の花見をそれなりに楽しんで帰途についた小梅パパでした。

  • 2月23日。開店時間の午前11時30分の5分ほど前に『古書と茶房ことばのはおと』に到着。

    2月23日。開店時間の午前11時30分の5分ほど前に『古書と茶房ことばのはおと』に到着。

  • 玄関前の明りが灯り開店。

    玄関前の明りが灯り開店。

  • 本日のランチメニュー。

    本日のランチメニュー。

  • 暖簾が掛けられます。

    暖簾が掛けられます。

  • 文字どおりの招きネコ。

    文字どおりの招きネコ。

  • 店内の様子。

    店内の様子。

  • たくさんの本。

    たくさんの本。

  • この辺りはネコ関係の本がいっぱいありました。

    この辺りはネコ関係の本がいっぱいありました。

  • 正面が私たちの席。<br />ここだけが椅子席。あとは座敷の席です。

    正面が私たちの席。
    ここだけが椅子席。あとは座敷の席です。

  • ジオラマもありました。

    ジオラマもありました。

  • 京町屋名物の急な階段。二階席はありません。

    京町屋名物の急な階段。二階席はありません。

  • 小梅パパのランチが到着。

    小梅パパのランチが到着。

  • 本来ランチタイムはパフェの提供はないのですが、この日はほかにお客さんがいないので特別に作っていただきました。<br />ということで、これが小梅ママのランチ。

    本来ランチタイムはパフェの提供はないのですが、この日はほかにお客さんがいないので特別に作っていただきました。
    ということで、これが小梅ママのランチ。

  • 私たちの背後にジオラマがありました。

    私たちの背後にジオラマがありました。

  • ネコたちに見送られてお店を後にします。

    ネコたちに見送られてお店を後にします。

  • 2月29日。病院に見舞いに行く前に大阪の北浜界隈に寄り道しました。<br />この日は、船場のおひなまつりというイベントが催されており、レトロな建物が残る街の各所に、かつての大店が所有しているひな人形が展示されていました。<br />こちらは三菱UFJ銀行大阪ビルのエントランス。

    2月29日。病院に見舞いに行く前に大阪の北浜界隈に寄り道しました。
    この日は、船場のおひなまつりというイベントが催されており、レトロな建物が残る街の各所に、かつての大店が所有しているひな人形が展示されていました。
    こちらは三菱UFJ銀行大阪ビルのエントランス。

  • なかの様子。<br />こちらのひな飾りは撮影禁止と表示されておりませんでしたが、念のため遠景の写真を掲載します。

    なかの様子。
    こちらのひな飾りは撮影禁止と表示されておりませんでしたが、念のため遠景の写真を掲載します。

  • こちらは芝川ビル。<br />このビルを建てた芝川又四郎は、明治16(1883)年に大阪・伏見町で生まれました。芝川家は又四郎の曽祖父が唐物商(欧米品の輸入業)を興し繁盛していたようですが、祖父の代に、近代社会の急激な変化に唐物商の危険性を感じ、土地経営に商いを転換したしたとのことです。<br />昭和2年に竣工したこのビルは、当時では珍しい鉄筋コンクリート造りの建物だったようです。<br />このビルの4階にひな人形が展示されているとのでしたが…3階までしかないような。

    こちらは芝川ビル。
    このビルを建てた芝川又四郎は、明治16(1883)年に大阪・伏見町で生まれました。芝川家は又四郎の曽祖父が唐物商(欧米品の輸入業)を興し繁盛していたようですが、祖父の代に、近代社会の急激な変化に唐物商の危険性を感じ、土地経営に商いを転換したしたとのことです。
    昭和2年に竣工したこのビルは、当時では珍しい鉄筋コンクリート造りの建物だったようです。
    このビルの4階にひな人形が展示されているとのでしたが…3階までしかないような。

  • 取りあえず中に入ってみます。

    取りあえず中に入ってみます。

  • 外からは見えませんが屋上に建物がありました。<br />このなかに立派なひな人形が展示されていましたが、撮影禁止でした。<br />

    外からは見えませんが屋上に建物がありました。
    このなかに立派なひな人形が展示されていましたが、撮影禁止でした。

  • 屋上から見える御堂筋(奥の左右に続く道路)を撮影。

    屋上から見える御堂筋(奥の左右に続く道路)を撮影。

  • 階段には展示されている人形の写真が飾られていました。

    階段には展示されている人形の写真が飾られていました。

  • パティスリーアンシャンテ。フランス菓子のお店も入っていました。

    パティスリーアンシャンテ。フランス菓子のお店も入っていました。

  • 入居者のポスト。レトロチックで素敵です。

    入居者のポスト。レトロチックで素敵です。

  • 芝川ビルをあとに次の目的地へ。

    芝川ビルをあとに次の目的地へ。

  • 途中にあった浪速教会。

    途中にあった浪速教会。

  • 船場倶楽部のある伏見ビル。<br />こちらに飾られたひな人形も一応遠景で撮影。

    船場倶楽部のある伏見ビル。
    こちらに飾られたひな人形も一応遠景で撮影。

  • 次に訪れたのは神農さんの名で親しまれる少彦名神社。<br />この辺りは道修町と呼ばれ、豊臣時代の頃から薬種業者が集まっていた地域で、江戸末期に大坂でコレラ(虎狼痢)が流行した際、虎の頭骨などの和漢薬を配合して「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきうおうえん)」が作られたそうです。そのときこの薬とともに張子の虎が配られたことから、虎が神社のシンボルになっています。<br />そうした由緒から、この神社は日本医薬総鎮守、病気平癒・健康成就の社されています。<br />ということで病気平癒のお守りを買って病院に向かいました。

    次に訪れたのは神農さんの名で親しまれる少彦名神社。
    この辺りは道修町と呼ばれ、豊臣時代の頃から薬種業者が集まっていた地域で、江戸末期に大坂でコレラ(虎狼痢)が流行した際、虎の頭骨などの和漢薬を配合して「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきうおうえん)」が作られたそうです。そのときこの薬とともに張子の虎が配られたことから、虎が神社のシンボルになっています。
    そうした由緒から、この神社は日本医薬総鎮守、病気平癒・健康成就の社されています。
    ということで病気平癒のお守りを買って病院に向かいました。

  • こちらの神社のひな飾りは撮影OKということでした。

    こちらの神社のひな飾りは撮影OKということでした。

  • 地下鉄北浜駅に向かう途中にあったビル。

    地下鉄北浜駅に向かう途中にあったビル。

  • かつての大阪証券取引所は、東京証券取引所との統合によりなくなってしまいました。<br />そのため看板から証券の文字はなくなってしまいました。<br />それでもビルの名前は大阪証券取引所ビルのままのようです。<br />

    かつての大阪証券取引所は、東京証券取引所との統合によりなくなってしまいました。
    そのため看板から証券の文字はなくなってしまいました。
    それでもビルの名前は大阪証券取引所ビルのままのようです。

  • ビルの広いエントランスホールにひな人形が飾られていましたが撮影禁止になっていました。

    ビルの広いエントランスホールにひな人形が飾られていましたが撮影禁止になっていました。

  • 3月1日。<br />北野天満宮の西側にある永々棟にひな人形を拝見しにいきました。

    3月1日。
    北野天満宮の西側にある永々棟にひな人形を拝見しにいきました。

  • 永々棟は大正から昭和にかけて活躍した日本画家・山下竹斎の邸宅兼アトリエとして大正15年に建築されました。<br />現在は数寄屋や社寺建築を設計・施工する会社によって、京都の新しい文化拠点として再生されています。

    永々棟は大正から昭和にかけて活躍した日本画家・山下竹斎の邸宅兼アトリエとして大正15年に建築されました。
    現在は数寄屋や社寺建築を設計・施工する会社によって、京都の新しい文化拠点として再生されています。

  • 二階にステンドグラスの窓があります。

    二階にステンドグラスの窓があります。

  • 一階に飾られたひな人形は撮影可能です。

    一階に飾られたひな人形は撮影可能です。

  • この人形が乗っているのはエラールというフランスの工房で作られたピアノです。<br />1752年に生まれた工房の創業者セバスチャン・エラールは、フランス王妃マリー・アントワネットが声域が狭くて普通の譜面で歌うことが難しいことからどんな調にも移調可能な「トランスポージング・ピアノ」を考案して献上したとのことです。なおこのピアノは1922年製です。<br />全景撮影しておけばよかったと後悔。<br />この上は吹き抜けになっていて二階部分にステンドグラスの窓がありました。

    この人形が乗っているのはエラールというフランスの工房で作られたピアノです。
    1752年に生まれた工房の創業者セバスチャン・エラールは、フランス王妃マリー・アントワネットが声域が狭くて普通の譜面で歌うことが難しいことからどんな調にも移調可能な「トランスポージング・ピアノ」を考案して献上したとのことです。なおこのピアノは1922年製です。
    全景撮影しておけばよかったと後悔。
    この上は吹き抜けになっていて二階部分にステンドグラスの窓がありました。

  • わが家にお似合いの可愛いひな人形。<br />もちろんサイズ的にはということで、金銭的には無理でしょうが。<br />二階にはたくさんの歴史を感じさせるひな飾りの他、西洋人形も展示されていました。

    わが家にお似合いの可愛いひな人形。
    もちろんサイズ的にはということで、金銭的には無理でしょうが。
    二階にはたくさんの歴史を感じさせるひな飾りの他、西洋人形も展示されていました。

  • ひな人形に見送られて永々棟を後にしました。

    ひな人形に見送られて永々棟を後にしました。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • ondine24さん 2024/04/05 21:41:01
    お雛様
    koumeさん、こんにちは。
    koumeさんのお名前と同じ、可愛いらしい梅の花のお写真がいっぱいですね!
    白梅も紅梅も、鮮やかで見事です。
    梅は、小さなぼんぼりの様に枝に咲いているのが、何とも愛らしいです。
    そういえば、我が家の近くにも大きな県営の公園内に梅林がありますが、20年くらい前に行ったきり…来年は行ってみようかな~?
    お雛様も、今や自宅に段々を組んでフルセット飾るのは難しくなりました。
    せめて、男雛女雛だけでも出してあげようかなと思うのですが…
    夫が、3月3日には雛あられを買って来て「ハイ、おひね様」と言って私にくれるのが、毎年恒例の我が家のひな祭りです。

    ondine24

    koume

    koumeさん からの返信 2024/04/06 05:55:11
    RE: お雛様
    ondine24さん おはようございます。

    小梅はわが家の女の子のワンコの名前です。
    名前にちなんでというわけでもないのですが、梅の咲くころは京都御苑によく散歩に通ったものです。京都市内の数少ない梅の名所なのですが、この日は残念ながら満開とはなりませんでした。
    今年の冬から春への変わり目は少し変でしたよね。暖冬で京都のわが家の周辺では積雪が全くありませんでしたが、3月には冷たい雨が降り続き桜の開花がずいぶん遅れたりと。
    3月の後半、春休みを利用して長女家族が帰省し、そのとき長男家族も日帰りでやってきました。おかげで久しぶりに5人の孫が勢ぞろい。
    遅ればせながらの、私たちにとってのひなまつりとなりました。

     Koume

  • うふふ♪♪さん 2024/03/30 00:33:26
    パフェが可愛い!!
    koumeさま☆☆

    夜分、失礼致します。
    うふふ♪♪です♪

    ことばのはおとさん、もしかしたら知ってるかも・・です・・
    似たお店と勘違いしているかもしれませんが・・
    (うふふ♪♪が知っているお店は鞍馬口を西へ行ったところですが・・
     違うかな??)
    パフェ、可愛すぎます~💕💕

    北浜には”北浜レトロ”といって、
    旧いビルを利用したカフェもあります☆
    おいしいですよ!

    他のビルは全然知りませんでした。
    京都人のkoumeさまに大阪を教わるとは・・
    勉強になります!

    アンシャンテさん、すごく気になります。
    行ってみます。

    京都御苑は梅も桃もあるんですね。
    来年は京都御苑に行きます。
    3日に大阪城の梅園と花桃を少し観て来ましたが、
    大阪城って・・周囲が・・景色が・・
    そこだけは緑でも、目に入る周りの景色が・・
    おんなじ理由で、
    毛馬桜ノ宮公園という延々桜が川沿いに続いているところがあるのですが、
    周囲が・・
    川底の泥をさらう浚渫船や高速やビル群が・・・

    という訳で、今年も京都に桜を観に行きますが、どこにしようかな??
    すっごく混んでそうですし・・

    いつもながら、可愛くて素敵な旅行記をありがとうございます♪

                        うふふ♪♪💛💛

    koume

    koumeさん からの返信 2024/03/31 13:50:34
    RE: パフェが可愛い!!
    うふふ♪♪さん こんにちは。

    ようやく春らしい気候になりましたね。

    北山レトロにはぜひ行ってみたいと思います。

    ことばのはおとは仰るとおり堀川鞍馬口を少し西に向かい、ちょうど島津製作所の工場の裏通りを南に行ったところにあります。

    今年は大阪に行く機会が増えましたので、数十年ぶりに造幣局に出かけて見ようかと思っています。こちらも京都に負けないほどの混雑でしょうけれども。

     Koume

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