
2020/12/06 - 2020/12/06
630位(同エリア1008件中)
yayoさん
今回は舞阪宿から浜松宿を歩きました。
其の一 沼津宿→三島宿(令和2年9月20日)
https://4travel.jp/travelogue/11647168
其の二 興津宿→江尻宿(令和2年9月22日)
https://4travel.jp/travelogue/11647728
其の三 金谷宿→島田宿(令和2年9月27日)
https://4travel.jp/travelogue/11649087
其の四 江尻宿→府中宿(令和2年10月3日)
https://4travel.jp/travelogue/11650364
其の五 府中宿→丸子宿(令和2年10月24日)
https://4travel.jp/travelogue/11655254
其の六 蒲原宿→由比宿(令和2年11月1日)
https://4travel.jp/travelogue/11657170
其の七 浜松宿→見付宿(令和2年10月11日)
https://4travel.jp/travelogue/11652275
其の八 岡部宿→丸子宿(令和2年11月21日)
https://4travel.jp/travelogue/11661991
其の九 掛川宿→日坂宿(令和2年11月23日)
https://4travel.jp/travelogue/11662585
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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午前8時45分舞阪駅南口スタート
本来であればこの日は、神戸の王子動物園ヘパンダを見に行く予定で入園予約もしていたのです。しかし、コロナが再び拡散中で緊急事態宣言が出た大阪をまたぐ上、神戸日帰りも結構ハードで体力を使いますし、12月は何かと慌ただしく疲れて免疫力が落ちてコロナ感染なんてことになったら大変です。この状況だとパンダのタンタンちゃんもまだ当面の間は日本にいてくれそうなので、今回は諦めて来月のチャンスを狙おうと思います。
というわけで、お手軽な東海道歩きに予定を変更ですが、今回はどこを歩きましょうか。
いくつか候補がありましたが、今回は舞阪宿から浜松宿の区間を歩くことに決めました。舞阪駅 駅
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駅から少し歩くと旧東海道です。
右手には松並木の道が。
ここから西へ700メートルくらい続いているようです。
しかし今回は東(浜松宿)へ向かうため、左へ曲がります。
松並木は次の機会のお楽しみとしましょう。 -
高札場跡
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ここにも高札場跡。
隣の木造屋形の鞘堂は、中に秋葉常夜灯が安置されているそうです。
この辺りの秋葉常夜灯は、このように木造屋型の中に安置されているのが多く見られたのが印象的でした。 -
パークウッド61バーガー
アメリカンな建物を発見しました。
ハンバーガーショップで、浜松餃子のハンバーガーもあるらしい。
人気のお店のようです。パークウッド ロクイチバーガー グルメ・レストラン
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愛宕神社
全国にたくさんありますね。
もう10年も前ですが、東京の愛宕神社に行ったことがありました。
https://4travel.jp/travelogue/11638521 -
高札場跡
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一里塚跡
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立場跡
ここは立場本陣とも言われ、大名など身分の高い人たちが多く休憩したとのこと。
それにしても「〇〇跡」ばかり。。 -
さわやか浜松高塚店
さわやかを発見しました。
さすがにこんな早い時間に人はいませんでした(午前9時42分)。
ここから、ずっと車と一緒に大きな通りを歩きます。さわやか 浜松高塚店 グルメ・レストラン
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麦飯長者跡
「昔、高塚に小野田五郎兵衛という長者がおり、明治維新のころまで、誰彼の区別なく街道を行き交う人々に湯茶を接待し、空腹時には麦飯を食べさせていた。いつとなく麦飯を下さる長者さまということで、麦飯長者といわれるようになった。
五郎兵衛の善行が浜松城下にも知られ、小野田の姓が許され、村役人、庄屋を務めた。そのため小野田家は代々五郎兵衛を名乗ってその歴史を今に伝えている」とありました。へぇ~!善意の人ですね。 -
高札場跡と秋葉灯籠跡
うっかり素通りするところでした。
アパートの目の前にありました。 -
堀江領境界石
ここ(高塚)は明治維新まで堀江領だった。 -
浜松境界石
浜松藩と堀江領の境 -
秋葉山常夜燈
ここも木造屋型。 -
松の木の切り株。
残念ながら切り取られてしまったのでしょう。 -
名残りの松
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何かあります!
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二ツ御堂
平泉の藤原秀衡が京で病に倒れると愛妾が京に向かい、ここで死去の知らせを聞き阿弥陀堂を建立し亡くなった。しかし、藤原秀衡が亡くなったというのは誤報で、その後病は回復し、帰国の途中ここでその話を聞き、愛妾への感謝の気持ちを込めて、南のお堂を建てたということ。
悲しい話ですが、当時の伝達手段は限られていたから、こんな風に正しい情報が伝わらないなんてケースはたくさんあったのかもしれません。
他に高札場跡と馬頭観音がありました。 -
美容院のようです。
お店のツイッターによると、旧旅籠宿の跡地なんだとか。 -
佐藤本陣跡
実はこの周辺にはいくつか本陣跡の札があったようですが、これしか見つけられませんでした。というかお腹が空いて疲れていたのでそこまで頭が回らなかったということもありますが。 -
今回初めて見かけた東海道案内の標識!
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それでは浜松城に行ってみましょう。
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浜松城は、浜松市役所中区役所の隣というか後方にありました。
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実は浜松城に来るのは今回が初めて。
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外にあるお手洗いも何気に雰囲気あります。
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春に来たら、桜とお城のコントラストが奇麗かもしれません。
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やはり石垣が凄い。
400年以上前の築城の頃そのままの形で残っています。 -
井戸
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浜松城は別名「出世城」とも呼ばれる。
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何故「出世城」と呼ばれるのか、それは歴代城主の多くが後に江戸幕府の重役に出世しているから。例えば、水野忠邦とか(浜松藩主→大阪城代→老中)。
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浜松城から浜松市街を眺める。
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築城者については諸説あるようで、今川貞相というのが有力のよう。
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実はこの浜松城、明治維新後に廃城となり破壊され、城跡は浜松城公園となりました。今あるこの建物は、昭和33年に復元され再建されたものなのです。
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別の角度から浜松市街を眺める。
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真っ赤な鳥居がありました。
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折角来たから建物の中に入ろうかな、と思ったら「天守閣リニューアル工事のため休館」ですって!!
残念。。。 -
1570年、徳川家康が浜松城に入城し、城域の拡張や改修を行い城下町の形成を進めた。
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建物は復元されたものだけど、この石垣は当時のままなんですよね。
でも、大地震が来たら崩れ落ちたりしないのだろうか。。 -
若き日の徳川家康公の銅像
打倒武田信玄のため、今まで住んでいた岡崎城を息子・信康に譲り、29歳から45歳の17年間をここ浜松城で過ごしました。 -
浜松城は思ったよりも規模が小さかったです。
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浜松城を後にしてお昼ご飯を食べに行こう♪
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高札場跡
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実は今回のランチは、こちらの鰻屋さんで柳川鍋をいただく予定でした。
開店の12時に合わせて来たのに、「本日は臨時休業」の張り紙が。。。
あ~、、ショックです。。
他に当てにしていたお店はなかったので、急いでスマホで調べました。
どじょうがダメなら、やっぱり鰻かな。柳川亭 グルメ・レストラン
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うなぎ八百徳
やって来たのが浜松駅近くのこちらの鰻屋さん。
立派なビルですね。八百徳 本店 グルメ・レストラン
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お昼時でしたが、店内は半分埋まっていたかどうかくらい。
「駅に近く人気のお店だから混雑している」と口コミにありましたが、コロナの影響が響いているのかな。 -
今回も朝からたくさん歩いたのでお腹が空きました。
メニューを拝見。
わ~、結構なお値段ですね。。 -
「お櫃鰻茶漬け」が人気のようですが、やっぱりうな重♪
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鰻はとても美味しかったです。
鰻も希少なので高騰しているのはわかるのですが、お値段がちょっと高く感じました。
それと満席でバタバタしていたわけでもなく、人手は十分に足りていたと思うのですが、店員さんがメニューを中々聞きに来ないので、こちらからわざわざ
呼びに行ったというのはマイナスポイント。愛想は悪くはないのですが。
御馳走様でした。 -
トゥルネラパージュ
鰻でパワーを回復した後は、コーヒーでも飲んでゆっくりしようと思ってきたのがこちらのお店。鰻のお店のすぐ近く。トゥルネラパージュ グルメ・レストラン
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このお店、ジャズ喫茶なんですが、評判がいいようで浜松に来たらぜひ行ってみたいと思っていました。
入口はカウンター席とテーブル席。
さらに奥に進むと半地下に、おひとり様専用ソファー席がありました。
もちろん奥のソファー席を陣取る。
ジャズとともにモノクロの無声映画も流れていました。 -
ここの特徴は、このホーン型の巨大スピーカー。
聞くところによると、1500万円以上するとか。 -
値段だけのことはあって、まるで生演奏を聴いているかのような音質でした。
-
店内は高級感があってお洒落な空間。
かといって敷居が高いわけでもなく居心地がとてもいい♪
ソファーのクッション度合いと背もたれの角度が絶妙で、気持ちよくなって眠ってしまいそうでした。
接客も◎です。 -
コーヒーは種類が色々あって、無難なものにしようと思いましたが、身体を温めるスパイスが入ったターメリックコーヒーにしましたが、これがオリエンタルな感じで美味しかったのです。さらに、金土日限定のお店のオリジナルチーズケーキも一緒に頼みましたが、これもとても美味しい♪
居心地が良すぎて1時間以上居座ってしまいました。
また浜松に来ることがあったら、ぜひ立ち寄ってみたいです。 -
ヤマハミュージック浜松店
浜松は大手楽器メーカーのヤマハの本拠地。
駅近くにヤハマの音楽ビルがあります。
1階が管楽器、ギター、ドラムの売場、2階は楽譜、CD売場、3階が鍵盤楽器、弦楽器売場、5階から7階は音楽教室、8階はホールというまさに音楽の宝庫。
ここでCDを買って帰りました。
舞阪宿と浜松宿区間は特にこれといって見どころはなく、ただひたすら歩いた感じでした。浜松市街で浜松城を見学したり、鰻を食べたり、素敵なジャズ喫茶に出会えたりと、単調な歩きの中にも楽しみがありました。つまらなくなりそうな区間は何か楽しみとなる目的を持っていた方が良さそうです。
舞阪宿→浜松宿 約11キロ
東海道500キロのうち、80キロ制覇
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