2021/02/11 - 2021/02/11
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yayoさん
東海道五十三次を歩く旅、今回は小田原宿から箱根宿の東坂のうち、芦ノ湖から箱根峠を観光を兼ねながら歩きました。
其の一 沼津宿→三島宿(令和2年9月20日)
https://4travel.jp/travelogue/11647168
其の二 興津宿→江尻宿(令和2年9月22日)
https://4travel.jp/travelogue/11647728
其の三 金谷宿→島田宿(令和2年9月27日)
https://4travel.jp/travelogue/11649087
其の四 江尻宿→府中宿(令和2年10月3日)
https://4travel.jp/travelogue/11650364
其の五 府中宿→丸子宿(令和2年10月24日)
https://4travel.jp/travelogue/11655254
其の六 蒲原宿→由比宿(令和2年11月1日)
https://4travel.jp/travelogue/11657170
其の七 浜松宿→見付宿(令和2年10月11日)
https://4travel.jp/travelogue/11652275
其の八 岡部宿→丸子宿(令和2年11月21日)
https://4travel.jp/travelogue/11661991
其の九 掛川宿→日坂宿(令和2年11月23日)
https://4travel.jp/travelogue/11662585
其の十 舞阪宿→浜松宿(令和2年12月6日)
https://4travel.jp/travelogue/11665577
其の十一 神奈川宿→保土ヶ谷宿(令和2年12月12日)
https://4travel.jp/travelogue/11666720
其の十二 平塚宿→藤沢宿(令和2年12月19日)
https://4travel.jp/travelogue/11667982
其の十三 鳴海宿→知立宿(令和2年12月27日)
https://4travel.jp/travelogue/11669280
其の十四 興津宿→由比宿(令和2年12月29日)
https://4travel.jp/travelogue/11669604
其の十五 鳴海宿→宮宿(令和3年1月3日)
https://4travel.jp/travelogue/11670794
其の十六 蒲原宿→吉原宿(令和3年1月9日)
https://4travel.jp/travelogue/11671814
其の十七 掛川宿→袋井宿→見付宿(令和3年1月11日)
https://4travel.jp/travelogue/11672159
其の十八 吉原宿→原宿→沼津宿(令和3年1月17日)
https://4travel.jp/travelogue/11673211
其の十九 新居宿→白須賀宿→二川宿(令和3年1月31日)
https://4travel.jp/travelogue/11675093
其の二十 三島宿→箱根宿(令和3年2月6日)
https://4travel.jp/travelogue/11676050
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午前8時15分
JR三島駅南口スタート。
今日はバスで終点の元箱根まで行き、前回終了した箱根峠までを歩きます。
小田原から箱根峠までも相当厳しい道のりになると思われます。
恐らく芦ノ湖周辺を散策している時間はないと思うので、2回に分けて、今回は歩く距離は短く設定し、久しぶりに芦ノ湖周辺を観光しようと思います。三島駅 駅
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午前9時5分
元箱根港到着。
バス料金は1050円でした。元箱根港 乗り物
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箱根神社大鳥居
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久しぶりの芦ノ湖。
何年振りだろう。 -
この眺め、とても落ち着きます。
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箱根は好きな場所の一つです。
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先ずは箱根神社へ参拝。
箱根神社 寺・神社・教会
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箱根神社も何年ぶりだろう。
私の中で最強パワースポットの3本の指に入る場所でした。 -
一本の大きなスギの木が真っすぐ天に向かってそびえたっていました。
こんな木あった?記憶にないなぁ。。 -
「幸せの大きなかしわの木」
これも以前からあったのかな?? -
それでは本殿を参拝しましょう。
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隣の九頭龍神社新宮も参拝しよう。
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九頭龍神社新宮
九頭龍神社の本宮は、芦ノ湖の湖畔にあり、ぽつんつ佇むとても小さな神社なのです。この九頭龍神社は、金運UP,商売繁盛、開運、運結びなどの御利益で知られており、特に縁結びの神様として、東京大神宮と並んで関東の超人気パワースポットなのです。
本宮まで歩いて行けないことはないのですが、箱根神社から徒歩で30分くらいかかりやや不便な場所にあります。そして、毎月13日には「月次祭」という九頭龍神社の行事が本宮で行われるため、それに合わせその日だけ、元箱根港から本宮までの船が出るため、参拝したい人はそれに乗って本宮まで行くことが出来ます。縁結びの神様として超有名ですから、月次祭には良縁祈願を求めて全国から若い女性が大勢集結します(笑)
私もかってパワースポット巡りにはまっていた時は、九頭龍神社本宮へ何回か足を運びました。もちろん、月次祭も何回か参加したことがあるし、一人のことが多かったけど、友人と参加したこともありました。月次祭以外の日に、歩いて本宮まで行ったことも何度かありました。今思えばとても懐かしいのですが、今はコロナの影響で本宮までの船は出ていないでしょうね。
この日も徒歩で九頭龍神社本宮まで行こうかと思いましたが、帰りのバスの時間の関係もあったのでやめておきました。 -
九頭龍神社は水の神様ですから、境内から湧き出る水「御神水」をペットボトルに入れて持って帰ることも出来ます。
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これは安産祈願の御神木だったかな。
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芦ノ湖に面した鳥居は立入禁止になっていました。
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ところで、この日は時々雷のような地鳴りが響いていました。
空を見ても雲一つない晴天なので、雷ということはないでしょう。
まさか箱根山噴火??
気になって調べてみたら、どうやら自衛隊の東富士演習場の訓練の音のようです。
この日もちょうど訓練の日だったので、おそらくその音だったと思われます。 -
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今日は海賊船は運航しているのでしょうか。
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関所方面に向かいます。
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芦ノ湖と箱根神社の鳥居と富士山♪
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一里塚跡
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旧東海道箱根杉並木を歩きます。
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江戸時代のものがそのまま残っているようです。
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当時の旅人気分が味わえます。
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箱根関所
関所とは、交通の要所に設置された微税や検閲のための施設。
箱根の関所は、主に「入鉄砲」と「出女」を厳しく取り締まっていたようです。
「入鉄砲」とは江戸に武器を持ち込まれること、「出女」とは江戸屋敷に人質として置かれた大名の妻が領国に脱出することです。
現代は、お金を支払えば関所を通ることが出来ます(笑)
見学しようかな、と思いましたが、箱根峠までの時間が読めず、1時間に1本のバスに乗り遅れたくなかったので、今回はパスしました。
迂回して国道1号線に出て行きましょう。
まさに関所破り!箱根関所 名所・史跡
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江戸時代、関所破りは重罪でした。
見つかれば磔の刑です。
それでも関所を破る人はいたようで、どのような手段を使っていたのか調べてみました。
①迂回路を通る。
関所周辺の生活道路や山道を組み合わせて歩けば、関所を通らなくても通行は可能でした。地元のお百姓さんが小遣い稼ぎに抜け道を案内してくれる場合もあったとか。万一見つかっても、道に迷ったといえばよほど悪質でない限り許してもらえたそうです。
②仇討ち承認証明
江戸時代、敵討ちは法的に認可されていました。
藩発行による敵討ちの許可証を入手できれば、関所はパスできたので、中には許可証を偽造し、それらしい姿やフリで関所を通過して人もいるとか。
③賄賂やコネ
関所の役人への賄賂も有効だったとか(笑)
正当な通行手形を持つ女性でも、厳しい取り調べで裸にされるのを避けるため、袖の下を使ったそうです。
また、関所近くの宿屋の主人に心づけを渡し、宿屋の使用人になりすましてラクラクと関所を通過できたそうです。
④芸人特権を濫用
落語師、講釈師、義太夫師、太神楽など芸人は、芸そのものが手形のようだったようです。関所の役人を楽しませる芸を見せれば、通行可能だったそう。
⑤お伊勢参りや湯治にかこつける
江戸幕府は伊勢神宮参拝や温泉湯治などを行う者には比較的寛容だった。
そのためも幕府発行の「書替手形」があれば、身元確認済みということで関所を通過しやすかったようです。
抜け道手段はこのように色々あったようですが、箱根で関所破りで磔の刑に処されたのは、250年間で6人だけだったようで、実際に関所を破る人は少なかったのではないかと考えられているようです。 -
ところで、現代では珍しくない女性一人旅。
当時の女性が旅をする場合には、女手形(関所通行手形)を必ず携帯する必要がありました。手形には、旅する女性の素性や、旅の目的、行先を始め、髪型、顔、手足の特徴などが細かく記載されており、この記載内容と一致しなければ関所は通れませんでした。手形は現代でいうところのパスポートと入国カードみたいなもので、関所は出入国審査みたいなものでしょうか。
一方男性は、手形がなくても関所を通過で来たそうですが、実際は関所役人に不審者と判断され、通過できないことを恐れたため、さらに手形を持っていないと入念な検査をされるといった煩雑さを避けるため、手形を持っていた人が多いようです。 -
関所の反対側にやってきました。
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排水溝の蓋は関所バージョン。
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雲助だんご本舗
ここで少し一休み。雲助だんご本舗 グルメ・レストラン
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雲助セットを注文しました。
団子は、餡子、みたらし、黒ゴマきなこから選ぶことが出来ましたが、みたらしが人気ということなのでそれにしました。
みたらし団子は久しぶりに食べましたが、美味しかったです。
個人的にはお団子より、羊羹の方が美味しく感じました。
全体的に観光客向けのお店のように思いました。
店内には中国語表記もあったので、きっとコロナ以前は中国人観光客もたくさん訪れていたのでしょう。 -
箱根駅伝ミュージアム
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箱根駅伝芦ノ湖ゴール地点
今年のゴール地点は寂しいものでした。
仕方ないですが、再び大勢の人にゴールを迎えてもらえる日が来るといいですね。 -
反対側には、日本体育大学優勝祈念樹が植えられていました。
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三島宿まで14.5キロ(苦笑)
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箱根東坂最後の向坂地区の坂を歩きます。
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芦川の石仏群
箱根で最も古い万治元年(1658)建立の庚申塔 -
なんだか鬱蒼としてますね。。
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向坂
ここから自然のままの杉並木と石畳道が続きます。
ちなみに上り坂です。。 -
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ちょうど国道1号線の下をくぐって出てきたところを撮影したものですが、背丈が低いので長身の方は注意した方がいいかも。
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結構な上りで、息が上がってしまいました。
写真もブレブレ。。 -
釜石坂
この坂道に残る杉並木は江戸時代のものなんだそう。 -
ここ、本当に東海道?と思ってしまうくらいでした(笑)
人一人がやっと通れるくらいの幅で、反対から人が来たら譲りあって通行しないとですね。。 -
獣道なんじゃないかと思いました。人が誰もいなかったのがかえって怖いくらいで、早くこの道を抜けたかったです。。昔の人も怖い思いをしたんじゃないかな。。
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風越坂
江戸時代、石畳が敷かれた場所は坂道だけで、集落の中や平坦なところには、石畳は敷かれなかったとのこと。 -
少し道幅は広くなって安心しましたが、足場はゴツゴツしていていました。
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最後の木段は、傾斜がほぼ直角なんじゃないかと思うくらいきつかったです。
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やっと広い道路に出ました。
ここから先は歩道が狭く、横断歩道がない場所もあるので、車には気を付けて歩きます。 -
再び箱根峠までやってきました。
静岡県との県境、標高846メートル。 -
今回の東海道歩きはここでおしまい。
バスで三島まで向かいます。 -
うなぎすみの坊本町店
三島まで下ってきました。
前回、バスに乗っている時に鰻のいい香りがしてきたのはこちらのお店からでした。あまりの疲労困憊で食べる気力もありませんでした。
三島は鰻で有名ですが、東海道歩きでまだ三島にて鰻を食べていません。今回がラストチャンスなので、こちらのお店で決まり!
三島には桜家という断トツで有名なお店がありますが(行ったことはありませんが)、すみの坊も有名で人気のお店のようです。
外で15分くらい待ちました。店内は狭く、座席数も少なかったように思いました。うなぎ すみの坊 本町店 グルメ・レストラン
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うな丼(3260円)を注文しました。
鰻がふっくらしていてとても美味しかったです♪
ご飯にかかっているタレの塩梅も◎。
また機会があれば来たいけど、桜家の方も気になります。 -
電車でJR静岡駅まで来ました。
食後のデザートは、駅ビルの珈琲館にて。
前回、メニューにあったコーヒーのパフェが気になったので、それにしました。
さっぱりして美味しかったです。
さて、この日から2か月ほど東海道歩きは中断してしまいました。小田原→箱根の後編は今年の秋冬にまた挑戦したいと思います。
再開した東海道歩きはまた後日ということで。
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