2019/09/17 - 2019/09/17
8位(同エリア168件中)
とーりさん
ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国(スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア)となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/12)羽田 ⇒ 北京
2日目(9/13)北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目(9/14)ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目(9/15)ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目(9/16)ハイキング、ツェルマット移動
6日目(9/17)ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目(9/18)ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目(9/19)ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目(9/20)リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目(9/21)チューリッヒ市内観光、チューリッヒ ⇒ フランクフルト ⇒ 北京
11日目(9/22)北京散策、北京 ⇒ 羽田
※ MHGP=マッターホルングレッシャーパラダイス
今回は6日目①です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて今日の始めはツェルマットリゾートの白眉、ゴルナーグラート観光です。まずはゴルナーグラート鉄道の始発列車(7:00発)で終点ゴルナーグラートを目指すため、ホテルを出発します。時刻は6:30過ぎ、ヨーロッパの朝は遅く、まだ陽は昇っていません。
(ホテル6:40 ⇒ 6:48駅) -
ホテルから見る夜明け前の藍色の空に眠るマッターホルン。真上に輝く月もあって幻想的な眺めです。
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だんだんと空の色が薄くなり、マッターホルンが浮かび上がって来ます。
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ホテルから10分ほどでゴルナーグラート鉄道始発駅ツェルマットに到着しました。切符は事前にweb購入しています。半額バスで片道CHF24.5(約2,800円)でユングフラウヨッホの時のようなモーニングチケット割引はありませんでした。
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路線はこんな感じ。起点のツェルマットから終点ゴルナーグラートまで総延長は9.3kmと短いですが、その間約1,500mも登る登山鉄道です。ベルナーオーバーラントのユングフラウヨッホには及びませんが、終点ゴルナーグラートは標高3,089mと3,000mを超えた高所にあります。
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車両は赤系統の角い無骨な感じで山岳列車にはぴったりです。
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発車10分くらい前に着いたので既に車内は混雑しています。失敗しました、やはり観光路線、混雑期は過ぎていますが朝イチはやはり混みます。ようやく通路側の一角に座ることができました。
(ツェルマット7:00 ⇒ 7:33ゴルナーグラート) -
定刻に発車しました。既に明るくなっており、マッターホルンもよく見えます。
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ここから見るマッターホルンはお腹が大きくてちょっと格好良くはありません。
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暫くすると急角度で市街地を見下ろすように登って行きます。
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市街地が途切れると荒寥とした風景が広がり、別の星に来たような錯覚を覚えます。
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しかしマッターホルンは目立つ山です。
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リッフェルベルク駅に到着。何組かのハイカーが下りていきます。
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続いてローテンボーデン駅、ここでもまた下車客があります。みんな終点まで行くものと思っていましたが、思ったよりも下車客は多いです。
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ツェルマットから30分ほどかけて終点ゴルナーグラート駅に到着しました。終点なので皆下り、かなりの人でホームは埋め尽くされました。
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駅からその上の高台にお城のような建物があります。マッターホルンとモンテローザを臨むクルムホテルでその裏手に展望台があります。まずは急いでそちらを目指します。
(駅7:34 ⇒ 7:36展望台) -
こんなところには似つかわしくない巨大高級ホテルですが、泊まってみたくもあります。
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案内版が絵入りで作られているのでわかり易いです。
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エレベーターと階段を利用し、ホテルの脇を通って裏手上の展望台を目指します。
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展望台に到着しました。急いで来ましたが既に先客は3組いました。
(展望台7:36~7:51) -
展望台からは眼下に流れるゴルナー氷河が大迫力で迫ります。
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そのゴルナー氷河が流れ出る山々、写真左手双耳岳がモンテローザ。右耳にあたるプンタデュフールが4,634mでスイス最高峰です。そして写真中央がリスカムで4,527m。写真で見るとリスカムの方が高そうに見えますが、実際は左側モンテローザの方が100m以上も高いそうです。
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しかし氷河とはまさに凍った川です。こんな氷の塊でも少しずつ流れているそうです。
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アップで見るとこんな感じ。美しいとはいえませんが自然の雄大さを感じます。
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さて別方角を眺めると美しいアルプスの山並みが続いています。
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マッターホルンも綺麗に見えます。
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先ほどのお腹の大きい山容から少し尖った形に見えます。
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