横浜中華街発の家庭中華料理店「山東」～横浜中華街のお店で唯一ミシュランガイドに掲載されている水餃子が有名な人気店～

2019/10/05 - 2019/10/05

150年を超える歴史を持つ横浜中華街には、260店を超える中華料理店があると言われていますが、グルメな街のイメージに反し、ミシュランガイドに掲載されているのは、中国の家庭料理を主に扱う1985年創業の「山東」のみです。ミシュランが「山東」の料理で美味しいと太鼓判を押すのは、どちらと言うと地味なイメージの水餃子です。

日本で餃子と言えば、ほとんどの場合は焼き餃子ですが、本場の中国では焼き餃子よりも水餃子の方がよく食べられています。皮が厚い中国の水餃子は、中国の北方でよく食べられていますが、大連等の主要都市を訪問したことがある人は、水餃子の専門店で食事をしたことがあるかもしれません。焼き餃子と水餃子の優劣についてたまに見聞きしますが、個人的には優劣を問うよりも、別の異なる料理として捉えた方がすっきりして、どちらをも美味しく味わえるのではと思います。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

地下鉄の元町中華街駅で下車しました。

都内の平均的な地下鉄の駅とは少し違ったつくりです。

駅にあった横浜中華街に関する案内図です。

地下の通路です。

中華街の東門です。

午前11時の少し前だったので、まだ混雑していませんでした。

お店によっては、すごい行列が出来ていました。

「聘珍樓」は130年超の歴史を持つ、中華街最古の中華料理店です。

「山東」がある路地です。

こちらは「山東1号」です。すぐ近くに2号店があります。

ぐっさんも来店歴があります。

1号店の人に2号店に行くように言われました。

このお店の名物はやはり何と言っても餃子です。

店内です。

3階席で食事をしました。

メニューです。

台湾産のウーロン茶に関する案内です。

水餃子が看板料理です。

水餃子に関する説明です。

餃子以外にもいろいろとお勧めの料理があります。

点心類のメニューです。

炒飯とスープもいろいろあります。

このお店に来たからには、水餃子を食べないわけにはいきません。

餃子のタレです。

お茶です。

水餃子の具ですが、豚肉とニラです。非常にシンプルですが、厚めの皮と具材はうまくマッチし、食がすごく進みます。

タレを付けなくても、そのままでも十分美味しいと思います。

炒飯も頼みました。こちらは水餃子ほどは感激しませんでした。

日本で食べるチャーハンはどこも炒める際に油を使いすぎる感じです。香港の高級中華でよく出るあっさり系のチャーハンの方が好きですね。

店内です。

中華街で唯一ミシュランに掲載された際の地元の新聞記事です。

水餃子はたしかに同じレベルのものに遭遇するのは滅多にないと思いますので、選ばれたのは妥当な判断だと思います。

台湾産のウーロン茶についてはあまり知りませんでした。

階段を下ります。

店内の装飾は中国色たっぷりです。

2号店の方が1号店よりもキャパがありますね。

1号店を横目にしながら、路地を歩きます。

香港路の入口です。

三国志とは関係なく、中華料理店です。

中山路の電灯です。

お土産屋さんです。

台湾小籠包の専門店です。

横浜博覧館です。商業施設です。

「萬珍樓」も老舗です。120年超の歴史がある中華料理店です。

善隣門です。

正面は、「四五六菜館」です。

鎌倉にあったアップルパイのお店ですが、どうもこちらが本店のようです。なぜ中華街で出店したのかがよくわかりません。

お昼になると人が増えてきます。

「萬珍樓」は明治25年創業のお店です。開業当時の味と同じなのか、変わったのかについては関心がありますね。

関帝廟通りです。

タピオカドリンクのお店はいくつか見ました。

関帝廟です。

中国建国70周年が話題になっていましたが、こちらは台湾（中華民国）の建国を祝っています。

焼き物がおいしいと評判のお店です。

北京料理のお店です。

地上通りです。

赤提灯は中国ではよく見ますね。

池波正太郎がお気に入りだった、焼売が有名なお店です。

公園です。

正面の横浜大世界は、複合商業施設です。

台湾系のお店のようです。

「招福門」は時間無制限の飲茶食べ放題で知られているお店です。

肉まんのチャンピオンのお店です。

お土産屋さんです。

焼小籠包の専門店です。上海で食べましたが、おいしいですね。

北京ダックのお店です。

老舗の豚まんのお店です。

焼売で有名な「崎陽軒」の新業態です。

なぜか中華街に「すしざんまい」があります。

長い行列が目に止まったのですが、「すしざんまい」を待つ人ではありません。

行列は、このお店への入店を待つ人です。

前日に「孤独のグルメ」でこのお店が取り上げられたため、すごい列が出来ていたのです。この時のエピソードをテレビで観ましたが、おいしそうだったので、一度は試してみたいと思いますが、この列だとしばらくは無理そうですね。

こちらは1955年創業の「状元樓」です。上海料理のお店です。

中国だと普通の光景ですが、日本では一般的でないですね。

似顔絵です。

台湾の旗で眩しいです。

香港の九龍半島を感じさせる通りです。

この名物料理については知りませんでした。

こちらは「崎陽軒」の支店のようです。

中国らしさが溢れている壁アートです。

中華街は一大観光スポットです。事前に調べていないと、たくさんのお店の中から本当に美味しいお店を見つけるのは至難の業だと思います。

お土産屋さんです。

東門まで戻ってきました。

この旅行記へのコメント （5）

• papapuさん 2019/10/30 18:42:09

  崎陽軒本店

  Antonioさん、はじめまして。拝見しました。水餃子とても美味しそうですね。ぜひ行ってみたいと思いました。
  ところで崎陽軒本店は中華街ではなく横浜駅の端っこにあるはずです。
  

  Antonioさん からの返信 2019/10/31 00:55:14

  Re: 崎陽軒本店

  こんばんは。コメントありがとうございます。山東の水餃子はおいしいと思いますので、ぜひ試してみてください。
  崎陽軒の本店は横浜駅ですか。存じていませんでした。新幹線でたまに崎陽軒の焼売弁当を食べる人がいますが、あの臭いに弱いので、食べることはなさそうです。

• ピンクパインさん 2019/10/28 21:52:50

  良く行きます。

  
  こんばんは！
  Antonioさんのブログで知っているお店が紹介されると、嬉しくなります。
  中華街では色んなお店に行きましたが、最終的に食事に行くお店は
  山東と横浜大飯店の２店舗になりました。(笑)
  山東も行き始めた頃は、座る椅子も拭きたくなるような年季の入ったお店でしたが、
  今は改装され、安心して椅子に割れるようになりました。(笑)
  いつも食べるのは、水餃子と牛バラあんかけご飯。
  あのココナッツ風味のタレは苦手なので、酢醤油で食べてます。
  チャーハンは残念でした…次回は牛バラあんかけご飯を頼んでくださいね。
  
  これからも美味しいお店、お待ちしていま～す。
  
  　　　　ピンクパイン

  ピンクパインさん からの返信 2019/10/28 21:59:43

  Re: 良く行きます。

  
  間違え発見…「椅子に割れる」ではなく、「椅子に座れる」です。
  すみません…(汗)
  
  　　　　ピンクパイン

  Antonioさん からの返信 2019/10/29 00:20:18

  Re: 良く行きます。

  こんばんは。コメントありがとうございます。
  山東の水餃子はおいしかったです。あのタレを付けなくても、そのままでも十分味わえると思います。ココナッツは好き嫌いが分かれますね。東南アジア料理でカレー等でココナッツ風味を利かしたのは好きですが、ココナッツジュースをそのまま飲むことは出来ないです。
  炒飯に関しては、日本で食べると皆の好みがあるので、どこで食べてもあのような感じになってしまうと思うので、仕方がないです。