大森発の中華料理店「くろさわ東京菜」～蒲田の人気店「聖兆」のシェフが独立してはじめた創作中華のお店。ミシュランガイド東京ビブグルマン掲載店～

2018/09/02 - 2018/09/02

羽田空港国際線ターミナルのオープンを控えた頃から京急蒲田駅周辺は、再開発が行われ、界隈は整備された一方で、以前は感じられたゴミゴミした下町的な雰囲気のある場所が無くなりました。京浜蒲田駅西口前の京急蒲田あすと商店街にあった「聖兆」は、かなり庶民的なお店が集まる中で、フレンチのような感覚で創作中華を提供する人気店として名声を轟かせていました。同店は、中華料理の世界大会で第二位のシェフが腕をふるう実力店でした。

知らない間に「聖兆」があった通りから全てのお店がなくなり、ついに訪問をする機会を逃したと悔やんでいたら、何と大森のジャーマン通りに同店の黒澤シェフがはじめたお店があると知りました。大森駅からは少し離れた、どちらかと言うと地元の人でなければ知らないローカルな場所に「くろさわ東京菜」として営業しています。

一昨年になりますが、食事をして来ました。食べた物は全て美味しく、なぜミシュランに掲載されないのかと不思議でしたが、お店で食事をした数か月後に発行されたミシュランガイドではビブグルマンのお店として掲載されていました。おめでとうございます。

エリア 大森・大井町(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

大森と言えば、モース博士が発見した大森貝塚で知っている人は多いかと思います。

JR大森駅西口の横を通る、池上通りです。

ジャーマン通りで左折しました。

途中にあった中華のお店です。

昔、東京ドイツ人学校があったため、ジャーマン通りと呼ばれています。

少しわかりにくかったですが、お店の場所を見つけました。

なお最近になり知りましたが、去年10月に「聖兆」が6年半ぶりに営業を再開したようです。黒澤シェフは「聖兆」の料理長を務めていましたが、元料理長で、同店の代表だった前田シェフが新生「聖兆」の厨房で腕をふるっているものと思われます。機会があれば、同店でも食事をしたいですね。

ランチメニューがボードに書かれていました。

外観です。

固定メニューはないようで、その日によって内容は変わるようです。

ランチコースにしました。

お茶です。

前菜盛り合わせです。シェフのセンスが感じられます。

店内です。

この後に他のお客が入店してきました。

カウンター席もあります。

スープです。

カポチャのスープです。中華に創作料理のセンスを活かした一品です。

炒めものです。

帆立と野菜の炒め物です。

さらに炒め物です。具材と味付けを変えています。

烏賊と野菜の炒め物です。

豚肉料理です。

豚の角煮とパイナップル等にソースがかかっています。

麺料理です。

青のりの中華スープに中華麺が入っています。

デザート盛り合わせです。

乾燥したフルーツです。

素晴らしい料理の数々でした。

お店の近くにあるインド料理店です。

池上通りまで戻りました。

大森貝塚の記念碑を見ることにしました。

JRの線路沿いにあります。

まっすぐ進みます。

電車からは見えないと思いますが、このような記念碑があります。

モース博士と貝塚について記されています。

英語でも書かれています。

すぐ隣は、JRの線路です。

貝塚の記念碑から北へ歩いて数分のところに大森貝塚遺跡庭園があります。

庭園の中を歩きました。

庭園の案内図です。

銅像らしきものがありました。

モース博士の像です。

品川区はアメリカのワシントン州ポートランド市と姉妹都市のようです。

結構大き目の庭園です。

丘を降りた所に何かありそうでした。

展示物がありそうだったので、覗きました。

貝塚に関する解説です。

30分毎に霧が出るようになっています。幻想的な効果を出すのが目的のようです。

縄文時代のこの一帯に関する想像図です。

モース博士の略歴です。教科書には必ず出てきますね。

縄文式土器のレプリカです。

庭園の入口です。この庭園の存在については、この日はじめて知りました。