銀座発の中国宮廷料理店「厲家菜 銀座」～清の西太后が愛した長寿食を提供する中国宮廷料理の専門店。ミシュランガイド東京1つ星獲得店～

2019/05/09 - 2019/05/09

中華料理と言えば、「脂っこい」料理としてのイメージを持つ人が大半なのではと思います。炒め物が多いので、たしかに「脂っこい」料理が多いのですが、そのような定説を覆す料理も多くあります。北京に本店がある銀座の「厲家菜」は、中国の清朝に起源があり、中国の3代悪女の一人として知られている西太后や当時の皇帝に実際に提供された料理を今に伝える貴重な料理店ですが、その料理の多くは健康や長寿に配慮したものであり、意外にもあっさりした味付けに特徴があります。

身体に優しい、あっさりとした味付けだからと言って物足りないわけではなく、素材の旨味を引き出すように調理された品々の味はすごく繊細であり、たくさんの食通の支持を得ています。ミシュランガイドは、北京本店と銀座支店のいずれも一つ星店として掲載していることから、同店の味を高く評価していることが伺えます。あっさりした中華を食べたいと思っている人にはぜひお勧めしたい名店です。

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

銀座中央通り沿いのポーラビルです。

銀座にある平均的なビルと同様にエレベーターを利用します。

今回の目的地は9階にあります。

おそらく西太后の衣装のレプリカでしょう。

西太后が好んだ食べ物を食べられるのがこのお店のセールスポイントです。

店内です。

テーブルです。

メニューの表紙です。

ランチは4種類のコースの中から選ぶことが出来ます。

お腹一杯食べれそうでもなかったので、一番安いのにしました。

窓際に近い席でした。

普通の高級中華のお店とは趣が違います。

この日のコースの内容がわかるように用紙を渡されました。

急須です。

ジャスミン茶です。

前菜5品です。どの一品もあっさりしています。

豚バラ肉の燻製です。

厲家菜の代表作 翡翠豆腐です。

にんじんの炒め物です。

牛肉のスパイス焼きです。

海老の錦糸卵巻き揚げです。

一皿目の主菜です。

鱈の揚げ物です。しょうゆベースのソースです。

ご飯です。これは日本米です。

二皿目の主菜です。

豚肉と白菜の煮込みです。この一品もお店の名物の一つです。

胡瓜の漬物です。

デザートです。

ようかんです。

ヨーグルトです。

一番安いコースは、ボリューム的に少なめに感じる人は多いかもしれません。ただ、味的にはすごく満足しました。脂っこい中華ではないので、お腹がもたれることはないと思います。

中央通りの裏です。

ポーラビルの一階にお店の歴史についての説明書きがありました。

本店は北京にあります。

北京の本店でも食べてみたいですね。