新宿発の飲茶店「ティムホーワン（添好運）新宿店」～東京に飲茶ブームを巻き起こしている香港でミシュラン1つ星を獲得した有名店の国内2号店～

2019/06/12 - 2019/06/12

昨年春に日比谷で営業を開始して以来、毎日行列で賑わっている香港発の飲茶店「ティムホーワン（添好運）」ですが、先月満を持して2号店を新宿のサザンテラスにオープンしました。この調子で全国展開を図るのか注目されるところですが、急速に拡大成長を図ると、某ステーキチェーンが辿った道を踏みかねないので、慎重にマーケットを見極めて、マクドナルドが日本でハンバーガーを広めたように、飲茶が日本で広く知れ渡るように頑張って頂きたいものです。

ネット情報では、オープンしてまだ一か月も経ていない新宿店は日比谷店ほどの行列は出来ないということで、食事をしてきました。

食後の感想ですが、同店のオリジナル商品とされるチャーシュー入りのメロンパンは他では見ない味でなかなかよかったです。本場の飲茶を日本でもお手頃価格で食べてみたいという人には、お勧めしたいお店です。

エリア 新宿(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

JR新宿駅南口方面の交差点です。

「ティムホーワン」の2号店は新宿サザンテラスにあります。

以前はクリスピークリームドーナツの店舗があった施設です。食ブームの新旧交代を感じさせますね。

30分くらいの待ち時間と言われました。テーブル席に座れるまで45分は待ったと思います。

待っている間に注文を記載するようにと言われ、チェックを入れました。

このスタイルは本場と同じです。

店内です。本店付近の写真でしょうか。

満員です。

賑わっていますね。男性よりも女性の方が多いです。

こちらがメニューです。

お茶です。

サービス料の請求があるので、その中に含まれているのでしょう。

飲茶では、定番中の定番と言える「海老の蒸し餃子（ハーガオ）」です。

唐辛子ソースです。これを少し付けて食べるのが好みです。

「鶏肉と生姜の蒸しご飯」です。飲茶では珍しいメニューです。

アイディアとしては素晴らしいです。ただ、鶏肉を少し蒸し過ぎのように感じました。ジャスミンライスも水気が多く感じられ、日本人の好みを意識しているのかもしれません。

看板商品の「ベイクド チャーシューバオ」です。

この一品も飲茶では見ることがないですね。パン生地の仕上がり具合は、メロンパンと同じです。

中にチャーシューが入っています。

やはり、同店はこのパンが一番のお勧めですね。

最後に「ポークと海老の焼売」です。

焼売は日本でよくある焼売とは異なり、本格的な味で、豚肉を挽肉状態にしていません。ただ、海外でおいしいと感じた焼売と比べると、ジューシー感に欠けるように感じました。

本店は、直近のミシュランガイド香港でも1つ星を維持しています。

https://guide.michelin.com/hk/en/hong-kong-region/hong-kong/restaurant/tim-ho-wan-sham-shui-po

同店のロゴです。

チャーシュー入りのメロンパンは、テイクアウトも出来ます。

高島屋新宿店方面です。

この高島屋はタイムズスクエアビルに入居しているので、タイムズスクエア店になっています。

NTTドコモのビルです。エンパイアステートビルに似ていることで知られています。

新宿駅の南方面はニューヨークを感じさせる建物の存在感が光ります。

JR新宿駅南口方面です。

お店の裏です。

近くには、シェイクシャックがあります。最近店舗数を増やしています。

21時30分過ぎです。この時間になると、もう閉店準備のため、人を受け付けていませんでした。

サザンテラスの歩道を歩きます。

正面は小田急百貨店です。

JR新宿駅南口です。

初回訪問時に食べれなかったものが忘れがたく、再訪しました。

前回よりも早めの時間帯だったので、待ち時間がもう少し長かったです。1時間位待って、座れました。

中国語圏の若い人が目立ちました。

「マーライコウ」と呼ばれる蒸しパンです。こちらもあまり飲茶では見ないです。

二回目の訪問では、これが一番おいしかったです。

「温レタス」です。飲茶では珍しい一品です。

レタスチャーハンのレタスと同じ食感です。

「湯葉巻きオイスターソース蒸し」です。味付けは本格的です。

湯葉の中の具材がインパクトに欠け、少し残念でした。

最後は「スペアリブの蒸しご飯」です。

こちらも前回食べた「鶏肉と生姜の蒸しご飯」と同様で、少し蒸し過ぎの感じで、スペアリブのお肉の旨味がなくなっているように感じられ、残念でした。

店内です。

日本の飲茶は今までどちらかと言うとホテルの高級中華か横浜中華街で食べるのが定着していたように思いますが、「ティムホーワン」のような専門店がこれだけ人気を博すと、それに続くところが出てくると思います。もっとおいしいお店がたくさん出現するのを願いたいですね。

インテリアです。おしゃれですね。

女性に人気があるのは、雰囲気や内装の要素もあるのは確実ですね。香港にある昔ながらの個人店の雰囲気だと、ここまで人気は出ないでしょう。

夜光り輝くこのビルは、どうしても目に入ってきます。

いつまでこの人気が続くのか、注目したいです。