但馬・香住　天空の駅・餘部鉄橋跡と秘境の鎧駅をぶらぶら歩き旅

2019/05/18 - 2019/05/19

毎年この季節に成ると親戚の居る香住へ帰ります～、というのも”らっきょ”の季節なんですね！。
らっきょの収穫期に入るので、今年もまた図々しくもお願いをする為に、去年漬けてもらった瓶を返しがてら挨拶に行くという魂胆なんですが？…。

その親戚の娘が鳥取に嫁いでいるんでらっきょ農家に知り合いがいて、”砂丘らっきょ”が安く手に入ることからそのおこぼれを少し分けて頂こうということで、今年も４Kｇのらっきょの漬けをね？～。

その序と言ったら何なんですが～、余部鉄橋周辺が「空の駅公園」として綺麗に整備されたと聞いたんで、ちょっと足を伸ばして来ました。

初めて”餘部鉄橋”を渡ったのが５０年以上も前で、その頃はまだ蒸気機関車（C57形やC58形）が客車を引っ張ってました。
その後はＤＤ５４形やDF50形ディーゼル機関車が顔と成って走り続けていましたね！～。

その橋を渡って直ぐが「餘部駅」、当時から何も無い無人駅でした。
が集落から山沿いへ向かったところに「公営・余部Y・H」が在ったので何度か利用しました。夏以外はいつも空いて静かなＹ・Ｈでしたね…。
今は跡形も無く、余部ＩＣに成ってしまいましたが？。

その後、列車転落事故などを経て老朽化も伴い、遂に平成２２年７月１６日に１００年余りの歴史にピリオドを打ちました。
２代目の橋梁はスマートなコンクリート製で、防風壁や騒音軽減、落雪防止など各種対策が施されいますね。

また、旧橋梁を保存するか否かには随分と議論があったようです～、
その安全性や維持費、整備費などについて町・県・国とＪＲにおいて結果的に県が主導で総工費５億５千万円掛けて「空の駅・餘部鉄橋」が施設されたそうです。
お陰で”町一番の観光スポット”に成りました！、感謝ですね。

エリア 香住・余部(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: るるぶトラベル

５/１８（土）　「道の駅あまるべ」に着きました。

いつも素通りで、たまにトイレ休憩ぐらいしか利用しません。

今回は「空の駅・餘部鉄橋」、ここを目的に来ました。

道の駅 あまるべ 道の駅

駐車場から見上げるとそれなりに迫力がありますね！、

現在の餘部橋梁は２０１０年に完成した２代目、一般的なコンクリート橋で出来たものですね。

余部鉄橋(余部鉄橋空の駅) 名所・史跡

赤い鉄骨で組まれた橋梁跡が初代の餘部鉄橋です。

明治４５年に完成し、当時としては東洋一の高さ４１．４５ｍを誇る橋梁だったそうです。
その後、１００年以上も山陰本線を支えてきたんですね～。

２年前に完成したエレベーター「余部クリスタルタワー」。

地上４０ｍの高さまで６０秒の速さで一気に上がります～、前面ガラス張りなので眺望は最高です！。
これなら誰でも利用出来るので安心です。

降りたとこが”旧餘部鉄橋の線路跡”～、

以前はその左側にホームが在り、木造の小さな待合室と公衆電話ボックスが在りましたが、現在の新駅はホームが右手に代わったようですね。

「現餘部駅」のホーム先端から上り京都方面を見たところ～、

全く風情も何も無い普通の橋梁の風景ですね？…。

＊プチ情報　ここから展望台へは行けません、一旦下ってからです。

餘部駅 駅

ホームを歩いてやっと”駅名標（駅名板）”を見つけました～、

餘部橋梁を建設するにあたり駅も新駅、駅名の漢字も変わりましたね？…、
以前の餘部駅の風情はどこかに消えてしまいました…。

そのホーム下、旧線路跡脇に「余部鉄橋　空の駅」の石碑。

以前から有った歩道を降りて行きましょう！、
すっかりと整備されて歩き易く成ってました。

＊詳細はクチコミでお願いします

余部鉄橋(余部鉄橋空の駅) 名所・史跡

途中、余部集落を眺めたところ～、

長閑なところにも、昭和６１年１２月に「余部鉄橋列車転落事故」という大惨事が発生しました。
その教訓がずっと活かされることを願ってます。

赤い鉄骨の旧橋脚を間近で見ると迫力ありますね！、

何といっても当時、３年の歳月と３３万円（現在換算で４２億円）の巨額を投じ、延べ２５万人の労力を費やして完成した橋梁ですからね～。

以前はここから１１連の橋脚のトンネルが見えたんですよ！、

それは赤い鉄骨の幾何学的な模様が出来て良かったのですがね？…、
ちょっよ残念です。

中ほどまで降りて来ました～、

赤い鉄骨の旧橋梁と、最新設備のクリスタルタワーに、２代目余部鉄橋が
仲良く一望できますね！。

遊歩道を降り切ったところ、旧橋脚の下に黄色の菖蒲。

集落の方が植えれたのでしょう！、季節を感じるにはぴったりです！。

では、道の駅でちょっと買い物して、隣の鎧駅へ向かいます～。

余部から車で１０分ぐらい～、”秘境の駅”として脚光浴びる「鎧駅」。

どこにも在る様な無機質な駅舎でここも無人駅です。

全但バス停が在りますが？…今は無いです？。

鎧駅 駅

ホームから下り鳥取方面を眺めたところ～、

餘部駅が出来るまで住民は、列車の合間を縫って、鉄橋・トンネル・線路を歩いて最寄りのこの駅まで向かったと聞いてます、大変だったんですね。

ホームから上り京都方面を眺めたところ～、

カーブを超えるとまたトンネルです。
トンネルに挟まれた駅ゆえに”秘境感”を醸し出すのですね～。

ホーム設置されている上り列車用の反射鏡～、

その中に見える風景は変わらぬものであってほしいですね。

下りのホームのみで上下運用されてますね～、

上りホームの線路はもう撤去されて有りません？…、
それにしても、こんなに長いホームはもう不要でしょう？…。

旧上りホーム側に在る海の見えるベンチと「天然記念物　釣鐘同門」の石碑、

海を見下ろす駅としてドラマ「ふたりっ子」の最終回のロケ地にも成ったそうですが、ＮＨＫは見ないので解りません？。

美しい小さな入り江を持った魚村の風景～、

とても穏やかで静かな好い絵になりますね～、時折、鳶の鳴き声が空に舞ってます。

暫し、ぼーっとしていたい気持ちに成ります～。

今夜の宿は、常宿の「豊岡グーリンホテルモーリス」。

部屋も良いですが、ロビーなどのパブリックスペースが気に入ってます！。

＊詳細はクチコミでお願いします

豊岡グリーンホテルモーリス 宿・ホテル

ここで一番気に入っている”ライブラリーコーナー”、

上質な椅子に掛けて、上質な本を読んでいると贅沢な気分に成りますよ！、
意外に好いジャンルの本が揃ってます。

”ビジネスコーナー”も自由に使えるＰＣ３台と、無料のプリンアウト、

とても使い勝手が好いのが特徴で気に入ってます。

部屋は毎回、９階の”角部屋”を利用させて頂いてます～、

顧客管理がしっかり出来ているので、リクエストしなくても対応が可能なんです。
チェーンホテルで、ここまで管理要望が出来るところは少ないですね？…。

窓際いっぱいのデスクは広くて使い勝手好い！、

おまけに２重シェードに成っているのが心憎い？…。

また、お茶意外にインスタント珈琲も置いて有ります。

バス＆トイレですが、毎回大浴場を利用すれのでバスは使いません。

アメニティーは揃ってますが、リクエストカードを利用すればお気に入りのシャンプー類などは可能です。

では、２階の大浴場で暫しリラックスして来ます～。

夕食は久しぶりに「里休」でイタリアンを頂きます～、

今日は偶然にも誕生日？、なのでワインで乾杯します。
せめて、イタリアの国旗でも揚がっていれば判るのですがね？…。

＊詳細はクチコミでお願いします

里休 グルメ・レストラン

メニューはマスターお任せで～、魚と貝と肉をメインにお願いしました。

写真は「若鶏のグリル・バジルオリエンタルソース」、ワインにもバケットにも合います、旨いです！。

＊写真は滅多に撮らないのですが、マスターからお許しが出たので！、詳細はクチコミでお願いします

５/１９（日）　豊岡郊外に在るＪＡ直売所「たじまんま」、

新鮮な野菜などを買って帰ります～、
でも、相対的に他より価格が高いんですよね？～。

＊詳細は過去のクチコミでお願いします　

たじまんま グルメ・レストラン

店内は鯉幟が泳いでます～！、

時期的なのか、野菜や山菜の種類が意外に少ないです？…、
帰り道すがら、他にも寄って行きましょう！。

また、どこかで「秘境駅」に寄ってみたいと思います。